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商品説明
ポリンキー、バザールでござーるからI.Qまで、CMプランナーとして、ゲームクリエイターとして新しい考え方で次々大ヒットを生んできた著者の処女集。研ぎ澄まされた感性と潔い文体を持って描いた短文集。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
佐藤 雅彦
- 略歴
- 〈佐藤雅彦〉1954年静岡県生まれ。東京大学教育学部卒業。フリープロデューサー、CMプランナー、コピーライター。電通を経て現在、企画事務所トピックス主宰。
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紙の本
人気CMプランナーならではのユニークな視点や表現に「笑い」を誘われる超・短編集
2006/12/04 23:56
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ますたぁ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ポリンキー」のCMや『だんご3兄弟』などを手がけた佐藤雅彦さんの「超短編」集です。数行のキャッチコピーからショートストーリー、さらにはちょっと変わった言葉遊びやイラストなど、アイデアにあふれた楽しい作品が63コも。「クスッとした笑い」が大好きな方にオススメの1冊。
佐藤雅彦さんといえば、数々のヒットCMやテレビ番組のコーナー企画などを手がけたCMプランナーとして有名。「バザールでござーる」「ポリンキー」などのCM、そして大ブームとなった『だんご3兄弟』などが、その代表作。
本書の題名「クリック」とは、そんな佐藤さんの頭の中でカチッという音がしたとき、すなわち何かいいアイデアがひらめいた時の様子をたとえた表現。本書には、佐藤さんの63コの「クリック」が収録されています。そのどれもが、「アイデアとは、こういうことなのか」と感心せずにはいられない作品ばかりです。
例えば、こんな感じ。『カメラはいつも眠っている/目をあけるのはほんの一瞬』。
誰もが知っているような事柄でも、ちょっと見方を変えるだけで全く違った印象・新鮮な印象を与えられるのだと気づかされます。
そしてまた、佐藤さんの作品は「笑い」を誘う楽しいものでもあります。ユーモアにあふれた、ユニークな視点や表現方法に思わず微笑んでしまうのです。
「クスッとした笑い」が大好きな方に、ぜひオススメしたい1冊です。
ますたぁ@BAYSIDE BREATH
紙の本
クリックの瞬間を大切に
2002/07/18 16:05
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:絵師K - この投稿者のレビュー一覧を見る
日常生活の中で、カチッという「クリック」の音と共に浮かんだアイデアの
詰まった文章が収められた、処女短編集である。
時には文章のリズムで、時には文字のレイアウトで、時にはかわいいイラス
トで、「ハッ」とするようなおもしろさを披露してくれることに、思わず
「ウ〜ン」と唸ってしまう。
手軽に読めて、再度読んでもまた楽しめるニクいヤツである。
紙の本
脳を刺激する「超・短編集」
2001/06/13 21:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:川原 いづみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
超・短編集。著者はあの湖池屋『ポリンキー』のコピーを考えた人であり、『だんご三兄弟』の生みの親なんですね。
例えば、
『拳銃を持った男がいた。
そこへさらに拳銃を持った男が帰ってきた。』
この2行のページのタイトルが『警察』だったり。
発想転換の妙がここにあります。短いフレーズや絵でいかに他人をあっと言わせるか。一つのものやことばをいろんな角度から見て形にする、コピーライターのお仕事。凄いなぁ。ため息が出ちゃいます。ちょっとした驚きを感じてみたかったら、どうぞ手に取って読んでみて下さい。
<初読:98/10/11>
紙の本
アイデアは多いが内容が少ない
2004/09/18 22:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:D.IKUSHIMA - この投稿者のレビュー一覧を見る
私の大好きな佐藤雅彦の短編集。
毎度のことながら、さすがにアイデアが効いてるのだが、
すぐに読み終えてしまう短さなので
値段とのつり合いがちょっと厳しい。
近くで持っている人がいたら
10分だけ借りて読破するとよい。
紙の本
びっくり仰天な発想の転換が詰まった作品集
2002/08/12 00:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:山村まひろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ポリンキー」や「バザールでござーる」などのCMプランナーとして有名な著者の、ショートショートより、もっともっと短い「超短編」が63個詰まった、びっくり箱みたいな本。
「超・短編集」ということで、一応「小説」のつもりなのかな、と思うけど、どちらかというと「詩」に近いと、私は感じました。
作家の本間祐さんも、今「超短編作家」として、がんばっていらっしゃるようですが、どうなんでしょう、「超短編」。
「小説」というには、なにかが欠けてる気がして、私としては物足りないのです。
それは、短いから、ということではなく、きっと全然違うモノなんだと思います。
でも、この島田氏の「クリック」は、CMプランナーというアイデアのひらめき勝負の世界を生き抜いて来られただけあって、インパクトがあります。
発想の転換を、目の前に突きつけられて、びっくり仰天な作品集、あっという間に読めるけど、読み終わったあと、また最初からページを繰ってしまう、繰らせてしまう作品集だと思います。
私は「国語教育」「切手」「さようなら」なんかがお気に入り。