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- カテゴリ:一般
- 発売日:2017/11/27
- 出版社: 現代企画室
- サイズ:21cm/319,15p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7738-1722-5
紙の本
抵抗と創造の森アマゾン 持続的な開発と民衆の運動
大企業や国家による大規模開発と環境変化は、アマゾンに暮らす先住民や農民などの生活にどのような影響を与えたのか、また、持続的な資源利用を求める民衆の対抗運動はいかに展開され...
抵抗と創造の森アマゾン 持続的な開発と民衆の運動
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商品説明
大企業や国家による大規模開発と環境変化は、アマゾンに暮らす先住民や農民などの生活にどのような影響を与えたのか、また、持続的な資源利用を求める民衆の対抗運動はいかに展開されているのかをまとめた報告書。【「TRC MARC」の商品解説】
アマゾンには、古くから現在までの、コミュニティと文化が大地や森、自然の豊かさや資源に敬意を払い発展してきた幅広く多様な経験が存在する。〔......〕本書に綴られている 数々の教訓は、血と汗、時と記憶、夏と冬、長い年月に多くの人びとが経験した苦しみと希望で満ちている。その教訓は、それらが育まれた場所であるアマゾンの地と森林と同様に、 貴重な資源である。緊急性を持って、私たちの経験が役立てられることを願っている。[マリナ・シルヴァ(環境運動家、元ブラジル連邦政府環境大臣)]
地球環境に深刻な影響を及ぼすアマゾンの森林破壊には、私たち日本の消費者の行動も大きく関わっている。大企業や国家による大規模開発と環境変化は、アマゾンに暮らす先住民や農民などの生活にどのような影響を与えたのか、また、持続的な資源利用を求める民衆の対抗運動はいかに展開されているのか。 研究者と、現地で活動するNGOスタッフ、ジャーナリストが協働してまとめた 調査、研究、活動報告書。【商品解説】
収録作品一覧
日没する国から日出ずる国への教え | マリナ・シルヴァ 著 | 5−8 |
---|---|---|
アマゾン開発と民衆運動 | 小池洋一 著 | 11−35 |
アグロエコロジーがアマゾンを救う | 印鑰智哉 著 | 37−70 |
著者紹介
小池 洋一
- 略歴
- 〈小池洋一〉立命館大学経済学部特任教授。著書に「社会自由主義国家」など。
〈田村梨花〉上智大学外国語学部教授。共著書に「ブラジルの人と社会」など。
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弱者による「抵抗」と「創造」
2022/01/22 15:40
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投稿者:あ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本は10章に分かれており、別々の人がさまざまなアマゾン地域における取り組みについて書いていることが特徴である。大量消費社会による過度な需要は、大規模農家による単一作物の大量生産によって満たされる。しかし、単一作物の大量生産は土地がやせ細り、大量の農薬が必要になることから、生態系等に悪影響を与える。ここで、重要な鍵を握っているのが、社会的弱者である。彼らの中には、小規模農業や工芸品生産による持続可能な生活を送っている人もいる。この本はこうした弱者の視点によって、場当たり的な生活から次世代へつないでいける生活への転換を目指す取り組みを見つめている。アマゾンから遠く離れている日本においても、参考になる点は多くあるだろう。