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紙の本
偽証 (実業之日本社文庫)
著者 深谷 忠記 (著)
一人息子を育てながら九年間の受験勉強を経て弁護士になった村地佐和子はミスばかり犯し、前途に悲観的になっていた。そんな折りに、タイ人女性と人身売買をめぐる殺人事件が発生し、...
偽証 (実業之日本社文庫)
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商品説明
一人息子を育てながら九年間の受験勉強を経て弁護士になった村地佐和子はミスばかり犯し、前途に悲観的になっていた。そんな折りに、タイ人女性と人身売買をめぐる殺人事件が発生し、佐和子は容疑者の弁護を引き受ける。しかし彼女の前には、容疑者である若者の頑な心など、幾多の難問が立ちはだかっていた—。【「BOOK」データベースの商品解説】
〔「悲劇もしくは喜劇」(2008年刊)の改題,大幅な加筆修正〕【「TRC MARC」の商品解説】
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法廷、謎解き、おもしろい要素がうまくかみ合っている。
2015/08/25 17:58
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投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
事件の真相を追う展開が二転三転して、おもしろかった。弁護士が調べるところあり、法廷での尋問あり、でもそれ以外の小説らしい部分もしっかりありで、出来栄えのいい作品。おばさん弁護士とその息子のやりとりもなかなか楽しく、作品の雰囲気をふっと緩める役割を果たしている。過去の因縁を生かすラストもよくできている。ただし、割り切れない気持ちの残る決着のつけ方が一部あるにはあったが、それは仕方ないことなのだろう。