オンライン書店ビーケーワン
トップ 本 雑誌 音楽 TV&映画
  検索のヒント
ヘルプ Myビーケーワン 買い物カゴ
10,000円以上(税抜)購入でもれなくプレゼント!

> トップ > 書評一覧

1 - 30 / 82 件
右手に「論語」左手に「韓非子」 右手に「論語」左手に「韓非子」
六等星/韓非子もひとつくらいは覚えよう
今をさかのぼること2500年。儒教の始祖である孔子とその弟子達の言行をまとめた「論語」。本書にも取り上げられている -朋(とも)あり遠方より来たる -巧言令色、鮮(すく)なし仁 -過ちては改むるに憚(はばか)るなかれ -温故知新 -和して同ぜずなどは、一度は聞いたこともあるだろう。われわれ日本人にもなじみが深い。一方の「韓非子」。こちらも紀元前3世紀の思想家だが、一般の日本人にはあまり馴染みが深くは無いのではないか。韓非子について書かれている本書の後半部分をひととおり読んでも、知っていた言葉が見つからない。論語に比べて難解だ。それでも一つくらいは覚えておくべきだろう。例えば「戦陣の間は詐偽をも…  全文読む 評価する

人材空洞化を超える 人材空洞化を超える
六等星/人材育成力が企業を二極分化する
組織と人材という永遠の課題を、06年から07年にかけた日経ビジネスでの数々の事例取材記事をもとに、テーマごとに「抜け殻正社員」、「憂鬱なオフィス」などショッキングな章タイトルをつけて、まとめている。その中の一つ、第2章「育てず伸びずのデフレスパイラル」。今、企業は「即戦力を求める」傾向が強くなっていると言う。これは確かに実感があるし、理解できる。財務体質の強化を優先した企業は、人件費をぎりぎりまで押さえているので、現場では慢性的に人が足りていない状態にある。だから、じっくり育成するよりも、配属のその日から結果を求めるようになるのだ。それでも「この企業ならば成長できる」と感じて、高いモチベーショ…  全文読む 評価する

労働ダンピング 労働ダンピング
六等星/労働は商品ではない
本書は、非正規雇用の賃金格差に代表される雇用問題を「労働ダンピング」と呼んで、非常に幅広い視点から問題に斬り込んでいる。重く堅い内容だが、ダンピングの実態、実例を数多く紹介しているので、身の回りの労働事情や職場事情に当てはめながら読めば、専門知識を持たなくても、労働市場で何が起きどこへ向かおうとしているのかの大枠を捉えることは、十分可能だろう。制度面や雇用慣行などマクロな話が主体で、現場で出来る具体策が数多く示されているわけではないが、多様性の時代の働き方と、その金銭的価値すなわち賃金の関係を、構造的に考えてみることを教えてくれる。そして最終章で解決の方向性を示している。そのひとつ、そしておそ…  全文読む 評価する

ホワイトカラーは給料ドロボーか? ホワイトカラーは給料ドロボーか?
六等星/働き方、働かせ方をもっと考えよう
ホワイトカラーの働き方にまつわる話題を、各種データや関連する法制度を紹介しながら、多彩な切り口で語り、日本のホワイトカラーの生産性は決して低くない、と主張する。ホワイトカラーといった場合、正社員で比較的高報酬であっても、残業や転勤がついてまわり、さらに過労死などの問題がある、というイメージが一般的だろう。特に残業の話は複雑で微妙だ。残業代が出る出ないの、いわゆるサービス残業が昨今の問題になっている。本書でもサービス残業解消策の一つの可能性として、残業代割増率の増加案を紹介している。しかし年俸制・成果主義の世界では、残業という概念すら形骸化しているのも実態だ。何がサービス残業で何が本来の仕事かの…  全文読む 評価する

リーダーシップの旅 リーダーシップの旅
六等星/自分への問いかけを怠れば、リーダーシップは理解できない
リーダーシップ研究と実践の第一人者二人が、リーダーシップをコンピタンシーではなく、「見えないもの」を探し求めるプロセスととらえ、リーダーはなろうとしてなるのではなく、「結果として」なるのだと、説いている。理論書というよりはエッセイ的な、対談形式だが、それがゆえに、自然な発想と切り口で、リーダーシップ論を深堀りしている。だがあえて注文したい。両氏ともマネージャーとリーダーを区別することに力が入っているが、この区別を実際のシーンに適用することに、現実的な効用はあまりないだろう。ある人物がマネージャーなのかリーダーなのかを区別しても、その人は一人なのだから、結局両方の要素を持っているとしか言いようが…  全文読む 評価する

伝える力 伝える力
六等星/謙虚に物事の本質を理解するところからスタート
元NHK記者で、大人にも人気のある「週刊子供ニュース」で11年間お父さん役をつとめた著者が、コミュニケーション力のつけ方を指南する。単に話し言葉でのコミュニケーションに限らず、相手をひきつける方法やビジネス文書の書き方、上質なインプットを得ることなど、「伝える力」アップのためのヒントを総合的に与えてくれる、実用書だ。特に、冒頭で「日銀とは何か」をわかりやすく説明することの難しさを例に出すなど、まずは、物事をきちんと理解することの重要性を、説いているところが良い。「『自分がいかに物事を知らないか』を知ることからスタートする」ことを、「お父さん」は訴えているのだ。伝える側が謙虚な姿勢でないと、コミ…  全文読む 評価する

SO B.IT SO B.IT
六等星/真実を知ろうとすればするほど、現実を受け入れなければならない
「自分の出生の秘密を知らない」という現実に気がついてしまった主人公の少女は、非常に大事なことを知らない自分に、自己確認の危機を感じる。そして、知ろうとする感情、知りたいという欲求から、行動を起こす。少女にとっては純粋な気持ちからでたその行動は、しかしその結果において、傷つく人々をも出してしまうことになる。そして最後には、傷ついた人も、意図せずに傷つけてしまった少女本人も、ともに「全てを受け入れる」ことを学ぶ。人は真実を知ろうとすればするほど、現実を受け入れる局面に足を踏み入れる。その、現実を乗り越える過程でのみ、人は成長するのである。  全文読む 評価する

少数精鋭の組織論 少数精鋭の組織論
六等星/本物の味わいです。ボナプティ!
 「少数精鋭の組織論」というタイトルだが、「使える人材だけ集めて、勝てるチームを作れ」などという近視眼的メッセージでは、決してない。規模や世間体、流行に惑わされず、本質を追求しなさいという、玄人好みのプロフェッショナルサービス組織論なのだ。 料理の真理を求めてフランスに渡った著者だが、わかったことは、他人の真理は自分の真理ではなく、真理は自分で決めることだったという。「現役料理人には、時代のニーズに溶けこんで自分を変形させてゆく順応性が不可欠」と言って、常に向上心を忘れていないのだ。さらに、「本質を順守しているかどうか。優先順位は何か。それに即して力を注いでいるのか。そちらの評価軸の方が、外見…  全文読む 評価する

デキる社員は社長を使う! デキる社員は社長を使う!
六等星/多軸に応用できれば実用的でしょう
著者は船井総研の経営コンサルタントとして各界の経営者との接点が豊富で、また自身の上司も強烈な個性の持ち主であることもあり、使い方、使われ方の話が多彩だ。「社長」という会社の最終責任者の見方やものの考え方を理解し、行動を解釈できるように意識することの意味を、様々な実例をもとに本書は解説している。ところで会社という組織では、トップとボトム以外は、極端に言えば全員中間管理職だ。そしておおかたの中間管理職の悩みどころは、社長という縦軸に、部下という横軸の両軸を扱わなければいけないところにある。上を立てれば下が揺れるし、その逆もしかり。両軸の交点は常に揺れ動くのだ。これを如何に制御するか。まさに、本書の…  全文読む 評価する

社員をサーフィンに行かせよう 社員をサーフィンに行かせよう
六等星/パタゴニア的経営に共鳴できる株主は増えるか?
アウトドア用品の有名企業パタゴニア創業者の企業本。製品のデザインから、流通、イメージ、財務等、企業理念だけに200ページを費やす。環境を最優先にして、ここまで理念を語れる企業が、あるだろうか?自社のカタログで「少なく買う」ことを促し、アウトドア専門市場を越えて拡大することも望まない。株式公開もしない。あくまで地球環境最優先なのだ。一方で、表題の「社員をサーフィンに行かせる」ための、現実的オペレーション手法は、あまり書かれていない。さらに、「すばらしい事ずくめのようだが、現実にはほかの大半の企業と同じく、CEOをはじめとする多くの経営幹部を外部に求めざるを得ない。(中略)もしかしたら、私たち自身…  全文読む 評価する

頑固な羊の動かし方 頑固な羊の動かし方
六等星/クラシックな指摘。ベテランマネージャも一読を
リーダーを羊飼いにたとえた物語。平易な内容で、センスの良い挿絵もあり、読みやすい。羊飼いと羊の関係というシンプルな情景は、リーダーシップのとり方をイメージしやすくしている。たとえば、荒れた牧草地にやせ細った羊が半ば放置されているというシーンなどは、快適な職場環境を作ることがリーダーの仕事のひとつであることを、誰にでも理解させてくれる。人を活かすポイント「SHAPE」は読んでのお楽しみとしておこう。(どうせなら「SHEEP」としておけば、もっと面白かったかも。) このような「7つの知恵」を羊飼いはリーダーシップを学ぶ読者に与えている。「5つの○○」とか「7つの△△」の類の本は多いが、本書は押し付…  全文読む 評価する

甲子園への遺言 甲子園への遺言
六等星/真のコーチの生涯
自らはプロ選手として華やかな実績は残していないにもかかわらず、プロ野球7球団で30年間に渡って、イチローなど多くの選手を育ててきた、伝説の打撃コーチ・高畠導宏の生涯を描いた感動作。プロ野球の打撃コーチといっても、1年契約の専門職だ。チームの勝敗の全責任をとる監督と主役である選手の間に置かれ、バッティングという一部門をあずかる中間管理職ともいえる。そんな仕事を30年間続け、人を育てることに文字通り、命を懸けた職人の一生には、どんな理論よりも説得力がある。前半はプレーヤー高畠の話が多いので、野球に疎い人には少し読み進めにくいかもしれないが、そこを過ぎれば、後半はコーチ高畠、そして高校教師・高畠のエ…  全文読む 評価する

20代会社員の疑問 20代会社員の疑問
六等星/20代会社員の疑問は、いまさら聞けない永遠のテーマ
博報堂での人材開発の経験から、多くの20代会社員の言葉を聞いてきた著者。自身もまだ若いので視点が共有できるのだろう。説教っぽくなく、聞き、語りかけながら、当人たちに考えさせようという姿勢が貫かれている。「嫌な仕事はキャリアにならないか」「困った上司にはどこまで我慢すべきか」「やりたい仕事を探し続けるべきか」など、本書に挙げられた多くの疑問には、正解はない。にもかかわらず、20代会社員は問いかける。そして20代会社員が入社し続けるかぎり、これらの疑問は問われ続けるのだ。ということは、リーダーはこれらの疑問に常にさらされるわけだ。答えを常に持っておくことは必要ないし、安易な答えは彼らには通用しない…  全文読む 評価する

幸せ成功力を日増しに高めるEQノート 幸せ成功力を日増しに高めるEQノート
六等星/心のブレーキを緩めて快適な人生ドライブをしよう
EQ能力と目標達成力を同時に高める「5つのステップ」を教えてくれる。ビジネス、恋愛、夫婦関係、子育て等でうまくいかない理由は、無意識に潜む「心のブレーキ」が原因で、その「心のブレーキ」の外し方があるのだそうだ。手にした当初は、「望む人生」や「成功」を実現したい人を対象にしているという本書について、「そもそも望む人生や成功など、はっきりイメージできていない人も多い。自分もその一人だ。そんな人には、その実現方法についての本など助けにならないのでは」と思って読み始めたが、それは杞憂に終わった。まず具体的な事例をあげて、「日々のモチベーションを上げたい」など、些細だが当人たちにとっては現実的で、その日…  全文読む 評価する

バカな職場 バカな職場
六等星/おー人事、おー人事
プレジデント誌の連載からの精選集。心理学というサブタイトルはついているが、中身は実践的なアドバイスやオピニオン、評論集である。執筆陣も大学教授にコンサルタント、経営者や精神科医などバラエティに富む。多くの執筆者による連載物の精選なので、一冊の本としての統一性にはやや欠けるが、組織や職場の問題が全28項目にわたって解説されているので、企業一般の旬の問題を把握するのに都合が良い。自分が属する組織がバカな職場化していると思い当たる所がある人には、お勧めである。  全文読む 評価する

「責任」はだれにあるのか 「責任」はだれにあるのか
六等星/責任についての議論が喚起されれば
責任という、巻末で著者が自ら言うように、決して簡単ではない概念について多面的に深い考察を重ねている。イラクでの人質「自己責任」問題やJR福知山線脱線事故もとりあげて、具体的事例の考察も忘れていない。さらに哲学の世界で責任という概念がどう捉えられて来たかまで探求していても、「責任とは何か」という難問には、簡単な答えは出ない。その中では、責任概念はどのようにして立ち上がるか、ということに言及しているところ(168ページ)あたりが、責任の概念を判りやすく説いている部分かも知れない。責任について深く考えずにセンセーショナルに当事者の誰かしらかを常に非難するマスコミや、普段は社会での泥臭い問題に対しては…  全文読む 評価する

モチベーション入門 モチベーション入門
六等星/リーダーの知識整理に最適
部下のモチベーション維持向上というテーマは、大小を問わず企業の管理職の共通の悩みであろう。日本のリーダーの多くは、組織の中で長年築き上げられてきたしきたりや慣わしに、自分なりの微調整を加えて、「オレ流」采配を繰り返してきたのではないであろうか。リーダーシップというのはある意味正解はないので、自己流はあって当然で、むしろ教科書に書いてあることをいかに応用するか、が大事なのであるが、10年、20年と管理職をやっていると、基本的な考え方を忘れてしまうことにもなりかねない。そんな諸兄には本書がお薦めである。「人はなぜ働くのか」という基本的な問いかけから始まって、モチベーションの理論を平易に図解入りで解…  全文読む 評価する

日本人はなぜいつも「申し訳ない」と思うのか 日本人はなぜいつも「申し訳ない」と思うのか
六等星/本当は謝っていない、日本人の「申し訳ない」
本書では随所で日本の治安の良さを、日本人の罪の意識に起因して結び付けている。そのような具体的な論点では賛否両論があるかも知れないが、日本人の「申し訳ない」を古今東西の民話から忠臣蔵まで引用して、本質的な考察を繰り返している点で、本書の奥は深い。また冒頭から、日本の文化がベネディクトのいう「恥の文化」か「罪の文化」かの検証がなされている。日本人にとっての「申し訳ない」の基準は、社会の目にどう映るかだから、そういう意味では恥の文化だ。罪を神との契約違反と考える欧米とは、やはり違うということであろう。まぁ、その論戦には参加しなくても、日本人はいつも「申し訳ない」と思うという点については、確かにそうだ…  全文読む 評価する

商家の家訓 商家の家訓
六等星/現代の社訓は未来に残るか?
突出した商才と地道な努力で知られる近江商人、江戸時代に頭角を現した豪商や老舗、そして日本の経済の基礎を築いた近代の財閥、それぞれの家訓計30編を厳選しその教えを判りやすく解説している。どれも含蓄があり学ぶべき点が多い。そんな中、公共事業への貢献を重んじている家訓が、目立つ。植林で町を風雪から守った酒田の豪商・本間光丘、学校建設に私財を投じた吉野の土倉庄三郎、水質改善や道路建設などに積極的だった野田の醤油王・茂木啓三郎。こういった慈善事業の背景には、綿々と守り続けられた家訓の存在があるのである。M&Aばやりの経済システムでは、現代のベンチャー企業の中から百年後、二百年後に老舗して生き残れるところ…  全文読む 評価する

ハーバードからの贈り物 ハーバードからの贈り物
六等星/「まずい食事と真実」を得るために必読
ハーバード・ビジネススクールの教授陣の「最後の授業」の講義録などを基にした、エッセイ集。世界最高峰のビジネススクールで教鞭をとる指導者の言葉は、どれをとっても重みがあり、隙が無い。その中でも「剥製の鳥」は特に良い。教授自身がハーバード大学で動物学の期末試験を受けたとき、麻袋で覆われてわずかに羽の下の部分と細い足が見えているだけの剥製を観察して、レポートを書かなければいけないという課題を出された状況を例に、ごくわずかの信頼できる情報を基に、リーダーは結論を出さなければならないことがある、と教えている。また、「同窓会」も良い。ハーバードの同窓会にはでるな、人と比較する自分を発見するだけだ、リスクを…  全文読む 評価する

生き方 生き方
六等星/利他
ご存知京セラ名誉会長の稲盛さんの自伝。単純な成功本ではなく、むしろ、宗教本に近い。経営者、一般社員のどちらにもお勧めの一冊である。文体は易しいが内容は決して軽く読める本ではない。一言ひとことが重いので、寝る前に読んだりすると考えさせられて眠れなくなるかもしれない。朝の通勤電車の中で読んだ方が、目を覚まされてよい。京セラが小さかったとき福利厚生などに不満を言ってきた新入社員に「会社を立派にして自分でつくり上げろ」と叱り、入社式では「これからは社会人になるのだから、今度は社会に対してお返しをしていく番だ。『してもらう』から『してあげる』側へと立場を180度変えなさい」と諭すなど、「利他」の心を教え…  全文読む 評価する

人は仕事で磨かれる 人は仕事で磨かれる
六等星/DNAのランプ
自分は仕事に育てられた。だから、人を育てたい、人にも仕事を通じて自己を磨いてもらいたい、という思いのこもった本なのである。読み進めていくうちに、自然と引き込まれていった。「人間の能力はほとんど差がない」「ある日、必ずDNAのランプがつくと確信して努力する。」「DNAのランプが付くまで諦めるな」というメッセージは、サラリーマンへの叱咤激励ではあるが、同時に経営者への人材育成に関する、重要な主張であろう。個人の努力だけをひたすら鼓舞する経営者に対して、「人は育つ」という基本的発想を持つことを訴えているように思える。業績が低迷しているときは自ら無給にし、社用車ではなく電車通勤をし、社長六年任期を明言…  全文読む 評価する

考具 考具
六等星/最後の考具は、考えることそのもの
広告代理店勤務の著者の自らの体験に基づいた、考えることを促してくれる便利ツール集。まったく理屈っぽくなく、読んでいると、「考える」ということが楽しくなっていきそうだ。考えることが仕事の人にも、考えることにあまり慣れていない人にも、お勧めである。個人的には、マンダラートが気に入った。そんなツール集だが、やはり使うのは人間である。本書を一通り読んで役立ちそうな「考具」が見つかったら、まずは使ってみなければ始まらない。そして、考え、書き、並べ、比べ、積み重ね、使いまわしながら、自分の道具にしていくのが、良い方法であろう。そして最後は、見せる、つまり表現する。せっかくの考えも、アウトプットとして世に出…  全文読む 評価する

リッツ・カールトンで学んだ仕事でいちばん大事なこと リッツ・カールトンで学んだ仕事でいちばん大事なこと
六等星/仕事によっては、「ノー」も大事
ホテルの仕事は多くはB2Cだ。その時を楽しんでもらう仕事であるから、リッツの絶対ノーといわない、という考え方は大事なのであろう。同様のB2Cサービス業や営業の方々には、お勧めの一冊である。一方、世の中にはノーということも必要な仕事もある。コンサルティングはそのひとつだ。クライアントの要望を全て実現することが、結果的に、クライアントのためにならない場面がある。このように、職業によってはこの本を、自分の仕事にどう当てはめればいいのか、わからないケースもあるだろう。だから、こういうB2Cサービス業の本は、組織論を主軸に置くと読みかたが難しい。こういった本を教科書にするにはどうしたら良いか、などと読み…  全文読む 評価する

堀田力の「おごるな上司!」 堀田力の「おごるな上司!」
六等星/迷ったときに帰ってこられる良書
初版の単行本の方を、書棚の奥から引っ張り出して読み返してみた。少し古い本だが、上司は部下を育てなければいけない、上司次第で部下は育つ、という、当たり前だがなかなかできないことを、我慢強く説いている。リーダーのための発想集として、部下の指導に悩んだとき、迷ったときに帰ってこられる良書として、手元においておきたい本である。著者が法務省時代に作成した人事マニュアルを単行本化したものだが、意図的にであろうか「章」建てされておらず、無理な体系化をしていないから、どこからでも読めるし、どこへでも戻って読み返せる。成果主義や人事管理の理論書も良いが、本書のように現場のリーダーに淡々と語りかけるような本からも…  全文読む 評価する

頭の良くなる「短い、短い」文章術 頭の良くなる「短い、短い」文章術
六等星/書くように生きる
ブログの流行で、(自分も含めて)にわかジャーナリストが激増しているが、書く以上は質の高いものを書きたいと、だれもが思うことであろう。しかし熱い思いをキーボードにぶつけると、ついつい文章は長くなってしまうものだ。そんなブロガー達にも絶対に参考になるのが、本書である。短い文章でメッセージを表現することがいかに大事なことか、をわかりやすく解説してくれる。短く端的に書くことを意識すると、次に、(あるいはそれ以前のチャレンジかもしれないが)何を書くのかが問題になる。これについて著者は、書きたいことを見つけるには「書くように生きなければならない」と言う。要するにぼんやり生きていてはダメだよ、ということであ…  全文読む 評価する

よい上司ほど部下をダメにする よい上司ほど部下をダメにする
六等星/タイトルにひかれたが…
タイトルに興味を持って読んでみたが、期待したほどではなかった。書いてある内容一つ一つは、上司とて、リーダーとして気をつけなければならないことであるが、全体として目新しい、というか「耳新しい」ことは、原題のタイトルでもある「失敗おぜん立て症候群」という言葉だけであった。その中でひとつ役に立ちそうなエピソードは、オリンピックの水泳のリレーで、自由形選手が世界記録をだした、という話か。チームの目標に個人個人が挑戦すれば、結果的に個人としても目標を越えることができる、という例である。何かのときに使わせてもらおうと思う。  全文読む 評価する

堺屋太一の見方 堺屋太一の見方
六等星/堺屋さんの構想力が表現されず残念
堺屋太一氏の箴言集ということで期待して読んでみたが、正直な感想として、読み応え感を得ることができなかった。一つ一つの言葉からは鋭い感覚が読み取れるのだが、一冊の本としてのまとまりがない。これらの言葉は、堺屋氏本来の優れた構想力や情報収集力が表現されて初めて生きるのであって、ぶつ切りのコメントだけでは、論評を読み込めずに次の話題に移ってしまうので、消化不良を起こしてしまいそうだった。  全文読む 評価する

「決定的瞬間」の思考法 「決定的瞬間」の思考法
六等星/現場で葛藤するマネジャーに最適
一言で言って、感銘した。本書は、ある程度の責任あるポジションにつく組織人なら、誰でも直面するであろう意思決定の瞬間、特にどれも正しい選択肢から、ひとつの決定を下さなければならない瞬間を、"Defining Moment"(決定的瞬間 )と捉え、そのとき、どんな考え方で決定を下すべきかのアドバイスを、哲学的な理論立ても踏まえて、投げかけてくれる。著者のその答えは、ニーチェやアリストテレスやマキアヴェッリなどの思想に照らし合わされながら、最終的に2世紀のローマ皇帝で哲学者でもあったマルクス・アウレーリウスの教えを探求することで、まとめられている。それは、自他の経験から実例を汲み取り、さまざまな人々…  全文読む 評価する

質問力 質問力
六等星/対談と仕事の会話は違う
本書に掲載されいてる、お手本となる質問の多くは著名人の対談からの引用である。対談やトーク番組というものは、それ自体がエンターテイメントであることに商品価値があるから、意外性や、娯楽性が必要であるし、そこに狙いが定まっている。対談する側も仕事としてやっていて、対談が完結してもしなくてもよいから、ある意味気楽だ。「徹子の部屋」や「おしゃれ関係」が番組という商品として成り立つ所以だ。一方、ビジネスの現場では多くの場合、会話から商談や問題解決に繋げるという目的性を兼ね備えていなければいけないから、ダイアログを突拍子もない方向性に進めるわけにはいかない。会話の方向性と論理性を維持しながら本来の目的を達成…  全文読む 評価する

page: 1  |  2  |  3  |  次へ→

お問い合わせ会社案内利用規約個人情報保護方針お困りの方
著者・出版社の皆さまへ ↑このページのトップへ


Copyright(C)2000 bk1 All Rights Reserved.