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SOCCER! SOCCER!
miyagiaya/おすすめアンソロジー。
 漫画「ホイッスル」のアンソロジーです。いわさき砂也さん、逢坂ナリさんなど14名の方が描いていらっしゃいます。オールキャラで、ギャグ中心。何冊かこのジャンルのアンソロジーを読んだ中では、個人的にはこれが一番笑えて良いかな?という印象を受けました。内容的に、やや女性向けだと思います。  全文読む 評価する

恋のウィークポイント♥ 恋のウィークポイント♥
miyagiaya/イマイチ、納得いかないものの…。
 役者を目指す祐也は、演劇科のクラスメイトであり既に人気俳優としても活躍している佐宗に憧れている。文化祭の劇で祐也と兄と弟の役を演じることになった佐宗は、演技の練習をしようと持ちかけてくるが、祐也には困った体質があり…。 正直、これはなぁ…。なんだか支離滅裂な印象を受ける本でした。佐宗と祐也が仲良くなるきっかけになったお芝居は、あらすじまで説明されていたのに結局上演されずじまいに終わっていたし、祐也の敏感体質についても彼らの関係を円滑にするための設定、という印象しか持てない。女の子の格好をしてアイドルをやることになった上、男を好きになった弟を祐也の姉が何も言わず暖かく見守っているのも理解不能。…  全文読む 評価する

危険な残業手当 危険な残業手当
miyagiaya/シリアスと見せかけて、コメディ。
 ある目的のために深夜まで居残った会社で何者かにレイプされた主人公の御厨。その時の写真まで送り付けて脅迫してくる犯人の正体をつきとめようとするが…。 描き方によってはバリバリのシリアスにもなりそうな設定ですが、表紙とうってかわって内容は軽い感じのコメディ寄り。レイプされてもめげることなく犯人探しに乗り出す御厨の威勢の良さに笑いました。小説としてはツッコミどころ多数で、だいたいこんなにホモばっかりの会社で大丈夫なんだろうか…とちょっと思ってしまったり。  全文読む 評価する

KAIRI KAIRI
miyagiaya/非日常的な設定だけど、違和感なし。
 ホテルKAIRIのオーナー廉は、裏の組織から逃れてきた人間を匿い保護してやる、という仕事を密かに行なっている。ある日やって来た青年、翔太は人懐こい笑顔で廉に近づいてくる。常に他人とは一定の距離を保っていた廉だが、彼には見事にペースを崩されて…。 非日常の空間が、この小説の中では違和感なく作り上げている……というような印象を受けました。非合法のホテル、オプション付きで客の夜の相手までするオーナー、あやしげな研究所などの設定が浮かないで自然に物語を作っていました。廉と先代のオーナーとの関係なんかも凄いですが、さらさらしてあまり生々しさがないのが良かったです。ちょっとH度高めでした。  全文読む 評価する

愛情鎖縛 愛情鎖縛
miyagiaya/個人的には非常にツボな1冊でした。
 「二重螺旋」の続編。父親の不倫を発端にゆがみ始めた兄弟の関係は、背徳から別のものに変わることはできるのか……? といったような内容でしょうか。 前作から引き続き、歪んでいく家族の絆は愛人の元に出て行った父親の影が見え隠れすることにより更に大きなスキャンダルに繋がる。その一方では真意の見えなかった雅紀の行動が、彼なりの尚人への愛情ゆえのものだったことがわかったり、わずかながらに篠宮兄弟の関係の再生への希望が見え始めたり、はたまた尚人のクラスメイトの桜坂がやたらと男前だったりで、個人的には非常にツボな、オイシイ1冊でした。 シリアスだけれど、先を読むのが辛いわけではないので嫌な暗さではないです。…  全文読む 評価する

白衣とダイヤモンド 白衣とダイヤモンド
miyagiaya/登場人物がそれぞれ魅力的。
 高校生の誓也は、酔っ払って公園で眠っていたのを見つけて目が覚めるまでついていてくれた自称医者の鹿野に興味を抱いて、なんとなく彼の病院に通い詰めてしまう。飄々としていてなかなか本音を出さない鹿野だがそのまなざしは優しくて、彼と一緒だと居心地が良いと感じ始める誓也だが、その頃人気モデルになった恋人の柳の態度がおかしくなり…。 誓也と鹿野のちょっとした会話が自然で、柳のクールなのか壊れているのか分からない毒々しさも魅力的に描かれていてスリリングだった。しかし後半、三角関係になるかと思えば皆が妙に恋愛に対しては淡白で、特に鹿野が最後まで本音をはぐらかしていて、何を考えているのかよくわからなかったのは…  全文読む 評価する

いつかの唇 いつかの唇
miyagiaya/運命を乗り越えて、手に入れる未来。
 未来に起こる出来事を夢でリアルに体験してしまう、という能力を持つ水沢は、そのため人間関係に対して常に距離を置くようになってしまっている。高校を卒業した頃から見るようになった、“知らない男に抱かれる夢”の相手がバイト先の店長だと知って怯えるが…。 長門の穏やかな優しさと、水沢の一生懸命な姿に好感を持てます。長門の手助けと自分の努力で本来の笑顔を取り戻すことができた水沢が可愛かった。  全文読む 評価する

Flesh & blood Flesh & blood
miyagiaya/なんてオイシイ展開…!
 毎回発売が待ち遠しくてしょうがないシリーズのひとつです。1冊ごとに物語と登場人物の魅力が増して、読むたびににんまり。3巻はクールなナイジェルの意外な姿にクラクラでした。ボーイズラブ、というジャンルより冒険ものと呼んだ方がしっくりくるほど恋愛面での進展は遅いですが、個人的にはむしろそれがたまらなくツボ。今後も焦らして引っ張って楽しませてくれることに期待v  全文読む 評価する

恋の勝者に祝杯を♡ 恋の勝者に祝杯を♡
miyagiaya/ロマンティック&スリリング
 “硝子の月”のナンバーワンホストである智明は、偶然知り合った同じマンションに住む高校生、冬樹の初々しいアプローチにすっかりはまりこんでしまう。素人に手を出すのは流石に、とためらう智明だが…。 見た目もステータスもばっちりな客に惚れられて可愛がられて充実した仕事ぶりの智明は可愛くて、智明に一目惚れ?な冬樹の朴訥ぶりがまた何とも微笑ましく、ああいい雰囲気、と思って読んでいたけれど、話はそのままほのぼのとは終わりませんでした。「あら? あら? ……アレ?」なんて、思わず呟いてしまうほど意外な展開。 ひとつだけ言うならば、正直私は日南田君な彼の方が好きだったんですけど…。でも、ちゃんと最後はハッピー…  全文読む 評価する

WHYDUNIT WHYDUNIT
miyagiaya/主人公の理屈っぽい思考についていければ。
 15才で大学を卒業して以来、5年間も読書三昧の快適生活を送っている蒋。年上の恋人との関係も順調で、平和な毎日だったが、妹の通う学校で首吊り死体が発見されたことから、事件に巻き込まれていく。 軽いノリでいながら、胸の痛いストーリーだった前作とはがらりと雰囲気の変わった第二作。ミステリーものです。主人公の語り口が独特なので、その理屈っぽい笑いについていけるかどうかが分かれ目ではないでしょうか。個人的には飄々とした会話は楽しかったので、むしろ三人称で書かれていた方が読みやすかったかな…という印象でした。  全文読む 評価する

ソムリエのくちづけ ソムリエのくちづけ
miyagiaya/上品な雰囲気がいい感じ。
 大きなコンクールでも優勝するほど優秀なソムリエ、実光に憧れて、彼の元でソムリエを目指して勉強中の陽。陽には一度飲んだワインの味を絶対に忘れないという才能がある。それに目をつけた社長の槌谷は、「君は天才ソムリエになれる」と豪語するが……。 若い陽には大人同士の駆け引きを楽しむような余裕はないけれど、その繊細さは彼が身を置くワインやフレンチの世界にぴたりとマッチしている。自信家のようで恋愛に臆病な面のある槌谷や、何事にも同じない大人のようでいて陽の一挙一動に反応せずにはいられない実光も、完璧に見えて実はそうでもない。そのあたりのもどかしげなやり取りも良かった。  全文読む 評価する

ラブコンプレックス ラブコンプレックス
miyagiaya/うらんでいたはずなのに?
 新入社員の高志は、新しい会社の先輩として現われた男が以前つきあっていた彼女を奪った相手だと気づいて仰天する。そのことをずっと恨んでいた高志だが、彼に仕事を教えてくれることになった長瀬の方は高志のことが「気に入った」といいつつからかってくるが…。 長瀬の態度にいちいち怒っている高志だがいつのまにか彼のことが気になりだして、最終的には思うツボ。社会人同士のお話ということもあり好きなタイプではありますが、後半に入ると時折「え?」と思うようなシーンも。高志が長瀬に構ってもらえなくなった女の子が腹いせに高志をホテルに誘い、あげくに「レイプされた」と訴えるくだりなど、ちょっと痛いです。最終的には四方丸く…  全文読む 評価する

ハッピータイム ハッピータイム
miyagiaya/お馬鹿なあぶなっかしさがカワイイ。
 見た目は文句ナシの美形なのに、営業の成績はどん底の会社員、七生はヤクザに400万の借金を負わされそうになったところを金融屋“ハッピータイム”の社長に助けられる。爽やかな笑顔でアルバイトまで紹介してくれた巽をすっかり信用した七生だが…。 二十歳も過ぎた社会人の七生がひたすらにお馬鹿さん。そりゃどう考えたってヤバイよ〜、という状況に持っていかれても、まだ親切にしてくれた巽を信じている。女々しくも子供っぽくもなく、ひたすらにお馬鹿なそのあぶなっかしさに読んでいてクスリとさせられてしまいました。悪いことやってそうなのに七生の前では甘々な巽もマル。続編希望です。  全文読む 評価する

Voice−ヴォイス− Voice−ヴォイス−
miyagiaya/「声」で人を操る社長と、それが効かない部下。
 大学の講堂でたった一言で皆を静めた見知らぬ人の「声」が忘れられない植月。社会人になり就職した会社の社長、嶋垣があの時と同じ声で人を操っている現場を目撃してしまい…。 人を意のままにできる声の主、という設定がとても面白い。そして、欲しいから「声」で相手をモノにして、それによってどんどん好きな相手を信じられなくなっていく……という嶋垣の矛盾もよく描かれていました。 この本に収録されているお話は本編も続編も、自分から手を出したくせにちっても信用はしていない相手に、主人公が頑張って頑張って気持ちを伝える…というようなもの。いくら人間不信に陥っているとはいえ、つきあい出してからの方が全然そっけない嶋垣…  全文読む 評価する

閣下とマのつくトサ日記!? 閣下とマのつくトサ日記!?
miyagiaya/特別編。
 今回はギュンターの日記の形式を取った特別編というか番外編というか、そんな感じの内容です。城の地下に棲みついているというモンスターを退治しに出掛けたユーリとヴォルフラムのお話、アニシナとグヴェンダルのお話、ユーリの魂を持ってアメリカに渡ったコンラッドのお話など。最後の1話でちょっとだけコンラッドとジュリアの関係の背景が分かったかな…。ちょっとです。まだ謎が多いです。 テンションはやや低め? 個人的には本編でガンガン暴れてくれる彼らの姿を楽しみにしていますv  全文読む 評価する

限りなく身勝手な愛情 限りなく身勝手な愛情
miyagiaya/ロクデナシどもに振りまわされて。
 前作「限りなくゲームに近い本気」で、会社の新人の高須賀にほだされてつきあい始めた堀。なくした携帯電話から、高須賀の元に彼の声で「別れてくれ」とメッセージが入り始める。高須賀は学生時代の悪友たちも使って犯人探しを始めるが、堀は誘拐されて…。 性格も態度も捻じ曲がってるけど堀には昔から参っていたらしい高須賀と、そのロクデナシな悪友たちに振りまわされる堀の日常は相変らず。ただ、明らかになった彼の家庭環境というのが結構重くてびっくりしました。今回あまり会社のシーンは出てきませんでしたが、テキパキ働く姿が相変らず楽しいです。  全文読む 評価する

情熱のゆくえ 情熱のゆくえ
miyagiaya/いじらしいほど奥手な二人。
 相手が自分を大切にしてくれていることはお互いに分かっているし、気持ちも伝え合った仲なのに、日常の中では「好き」の一言も満足に口に出来ない無器用な遥と佳人。ある日、仕事で離島に出掛けた遥が行方不明になり…。 見ている方が恥ずかしくなるほど奥手な二人の姿がいじらしいお話。ちょっと切なくなるほど繊細なやり取りが心地よい。派手でもなく地味でもない、しっとりした雰囲気で、遠野春日さんの本の中でも特に好きなシリーズです。  全文読む 評価する

眠り姫症候群 眠り姫症候群
miyagiaya/つかみどころのない感じが。
 今年で26になる鏑木は、昔からものすごく朝に弱い。隣りに住む幼馴染みの持田に起こしてもらわないと一日中頭がすっきりせず、ぼうっとしていることになる。そんな彼らの間には一つ約束があったが、鏑木がそれを破ったことから持田を怒らせてしまい…。 ストーリー的には面白いけれど、鏑木のキャラクターがイマイチはっきりしない。普段の行動だけじゃなく、思考も結構のんきなタイプのようで、なんだかよく分からない。持田にしても、鏑木が好きだというわりに消極的で、持田の同僚に至っては必要もないのにあえてイヤなタイプになってしまったような印象。当て馬にされた古雅君がお気の毒様でした。  全文読む 評価する

雛供養 雛供養
miyagiaya/不思議な読味のBLモノ?
 おもちゃ会社に勤める靂には美しい婚約者の日奈がいる。けれどある晩、日奈の家に泊まった靂は、彼女の弟の志筑に強引に抱かれてしまった。それ以来、靂は志筑の視線が気になって仕方がない。そして志筑の方も、靂に対する執着をあらわにするが…。 キレイで魅力的だが、どこか不安定な感じのする姉弟と、優柔不断な主人公の関係がなんだかいつまでも落ちつかずに「大丈夫かなぁ」とドキドキしました。最後に彼ら3人が選んだ未来のカタチというのが結構微妙で、個人的にはあまりボーイズラブ小説を読んだという気がしませんでしたが、とりあえずハッピーエンドに落ちついてくれたので良かったかな。  全文読む 評価する

丘の上の楽園 丘の上の楽園
miyagiaya/恥ずかしいほどに少女漫画なノリがv
 女子高の先生をやっている二人のお話。あまりにも純情。あまりにも天然。今時少女漫画だってこうはいかないでしょう、という彼らのほのぼのとした交流が優しくて、久々にいいモノを読ませてもらった…ってな気分にさせてくれます。まるで中学生同士のような恋愛模様が全然いやみじゃないのも嬉しい。メガネとスーツの似合う木嶋先生が美人!  全文読む 評価する

ガマンできないっ! ガマンできないっ!
miyagiaya/キレイな絵柄でサクサク読める学園もの。
 両親の転勤で昔住んでいた土地に戻ってきた僚太。幼馴染みの智樹と孝義と再開し、編入先の高校で同じクラスになれたことを喜ぶが、二人は犬猿の仲だった。かっこよく成長した智樹は僚太が義孝の話題を出した途端にキレてしまい…。 キレイな挿絵と軽いノリのボーイズラブ小説。気楽にサクサク読める反面、内容的にはお手軽すぎる印象も。 下見に来た高校の教室で男を押し倒してたのが幼馴染みだったというのもイヤですが、何がなんだかわからないうちにずるずると関係を持ったあげく、「そういえば、お前この間の恋人…?」とか今さら気にし始める主人公の天然ぶりも微妙。 幼馴染みとの再会、三角関係、学園ものと、三拍子揃っているのでそ…  全文読む 評価する

百年の満月 百年の満月
miyagiaya/謎の多い幻想的な物語。
 訳あって実家とは縁を切ったリュシアンは、ピアノ弾きをして生活している。しかしある日、ヴィクトルと名乗る青年が訪ねて来て、「ヴァイオリンでこの曲を弾いてほしい」と頼まれる。ある事件以来、ヴァイオリンを弾かなくなったリュシアンだが、彼の穏やかな笑顔に引き込まれ、つい楽譜を受け取ってしまう。その頃からリュシアンの周囲では不気味な出来事が相次ぎ…。 ボーイズラブではない、ミステリもの。謎めいたヴィクトルの言動から、リュシアンは彼の正体を危ぶむが実は…というお話。一昔前のパリ、切り裂きジャックや吸血鬼の話題などがごく自然に日常の中に溶け込んでいた時代の雰囲気が、よく出ていたと思います。全部が曖昧なまま…  全文読む 評価する

あのひと あのひと
miyagiaya/地味で繊細な、恋愛小説。
 大学の講師の松下に好意を伝えられ、半分なりゆきでずるずるとつきあい始めた門脇。自分の思いを受け入れられたと思い込み、嬉しそうにしている松下に「別れ」を切り出せずにいるが、彼自身は恋愛感情をまるで理解できなかった…。 木原音瀬さんというと、私の中ではかなり毒の強い、イタイ話を書く人、というイメージがある。しかしこの小説は全くタイプが違い、繊細な人達の淡々とした恋愛話だったので驚いた。実は読んでいる最中、この作者のことだからどこかですごい落とし穴があるのでは…とドキドキしてしまったけれど、大丈夫。地味でしっとり系のお話。ちょっと麻生玲子さんと雰囲気が似てました。  全文読む 評価する

有罪 有罪
miyagiaya/天才作家と編集者。
 出版社に勤める透也は、憧れていた作家穂高を担当することになり打ち合わせを楽しみにしていた。しかし実際の彼はつかみどころのない男で、原稿の代わりに身体を要求してくるような、透也には理解できない一面を持っていた…。 穂高の、板についた傲慢さが魅力的。透也もいやみのない美形で、なかなか見目麗しい組合わせです。穂高は性格が悪いといよりも実は…というオチも、可愛かった。延々とHシーンが続くのが平気なら、結構楽しく読めると思います。  全文読む 評価する

温もりのイイワケ 温もりのイイワケ
miyagiaya/お約束なラブラブ系。しかし…。
 社内ではクールな美人、で通っている本城だが、ある日酔っ払った勢いで同僚かつライバルでもある相川に抱かれてしまう。何の冗談かと頭を抱える彼に、相川の方は「三年前から好きだった」と迫ってきて…。 お約束な甘い展開。しかしこの場合、本城が相川を認めて付き合いだすまでの間に何かしらのやり取りがあるものではないだろうか…。反発しつつも「どうせ一度寝るも二度寝るも同じ」と翌朝その場で相川を受け入れてしまう本城がちょっと謎な感じでした。  全文読む 評価する

二重螺旋 二重螺旋
miyagiaya/シリアスかつドロドロがお好きならば。
 平凡だが円満な、6人家族。そう信じていたものが、父親が愛人を作って家を出たときに少しずつ崩壊し始めた。精神に異常をきたし、長兄を自分の恋人だと思い込んだ母親は、息子の雅紀との関係を娘に知られて自殺する。タブーを冒したせいで変わってしまった兄は、尚人に偏執的な執着を抱くようになり…。 色々な意味でインパクトのあるお話。小さないざこざはあっても機能していた“家族”としての絆がどんどん歪んでいく様子が、読み手の不安を煽る。その不安定なあやうさには、サイコホラーを見ているような印象を受けた。その後の展開の見えなさが、個人的にはツボでした。 それにしても、こんな所で終わるのか…!と思っていたら続編が出…  全文読む 評価する

会議は踊る! 会議は踊る!
miyagiaya/働く姿がカッコイイ。
 国際会議を企画、運営する会社のディレクターをやっている滝沢は、社長の息子を新人として教育するように任される。全くの素人な上に自分のことを口説いてくる彼の扱いに頭を悩ますが…。 バリバリ仕事ができて部下にも頼りにされている受、というのが好きだ。仕事の内容についても企画や下準備など、実に細かく丁寧に描かれていて、実際こんな仕事もあるんだな、と楽しく読めた。 ただしこの滝沢さん、実はあまり褒められた性格はしていない模様。まず新人の有吉にしょっぱなから冷たい。片腕として働いていた同僚の移転と引き換えにやってきた新人に、お前なんかで役に立つかとばかりに決め付けて、何かと冷淡なのが上に立つ者の態度として…  全文読む 評価する

ねじれたEDGE ねじれたEDGE
miyagiaya/恋愛への臆病な態度が歪みを…。
 屈辱的な一夜を優しく救ってくれた斎に自覚のない恋心を抱いていた咲坂だが、偶然に教師と教生として再会した時に感じたのは喜びよりも自分の性癖を周囲に知られてしまうことの恐怖だった。その臆病な態度が、同じように咲坂に対し漠然とした好意を抱いていた斎に苛立ちを与える。ねじれてしまった二人の関係は……。 臆病、みっともないと言われても仕方のない咲坂の姿は、誰もが持っているマイナスの面を正面から見せつけられたような、ちょっと痛い感じがする。この手のタイプを被害者としてではなく潜在的な加害者(……といっては言いすぎですが)として描かれているのが、ちょっと身につまされる思いだった。このカップルが今後のほほん…  全文読む 評価する

甘い毒 甘い毒
miyagiaya/さりげなく色っぽい。
新作の香水を作るため、幻の蘭を求めてボルネオの奥地まで赴くことになった神崎浩基。正面から口説いてくる案内役でもあるプラントハンターの渡名嬉雅也に惹かれつつも、プライドが邪魔をして彼の言動を受け入れられないが…。 恋愛ものとしても面白く、ちょっとした冒険ものとしてもまた面白い所が実に、松岡さんらしい。仕事ができて気が強い美人の神崎が渡名嬉に乱されていく様子がとても色っぽい感じでドキドキものでした。  全文読む 評価する

迷彩天国 迷彩天国
miyagiaya/自衛官3人の三角関係!?
 自衛隊に入るのは受験よりも簡単だし、お金も貯まる! そんな軽い思い込みで自衛官になった藤崎賢吾。しかしそれが思い違いだったどころか、訓練はキツイ、外出はできない、おまけに上官に目をつけられるで散々。こんな生活からはさっさとおさらばしたいと願う藤崎だが、なんだかんだでそれも叶わない。やがては上司と同僚にはまされ三角関係に…。 結局、悪態をつきながらも人のいい藤崎が二人にほだされてだんだん丸くなっていく様子が楽しかった。まだまだ続きそうなところで終わっているので、もしかしたら続編もあるのかも。  全文読む 評価する

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