|
とある魔術の禁書目録SS
|
|
くまくま/数珠つなぎの短編集
|
平均すると1話10ページ程度の短編集。この分量から見て分かるように、1話1話それ自体に盛り上がりがあるわけではない。上条当麻の知らないところで起きていた、エピソードをいくつかの軸で連ねたものといった感じらしい。 この軸のうち、明示されているのは「原石」というもの。学園都市で育成されている、人為的に作られた能力者ではなく、自然発生した能力者が原石と呼ばれるらしい。学園都市に対抗すべく繰り広げられる大国の策動と、それに対するカウンター、という感じでまとまっている。 あと特徴的なのは、御坂パパママとか上条パパママとかが出てくるところ。子供たちが何かやっているだけでなく、親たちも何か関わりがありそう…
|
|
|
ぐらシャチ
|
|
くまくま/警戒しながら読まないと辛い
|
高校入学前の春休み。秋津島榛奈は近くの浜辺にオカリナの練習をしに行き、ウクレレを持った少年、黒田剛典に出会う。さわやかな外見ながら、それに似合わないマイナーな楽器を持った彼に共感を抱いた彼女は、同じ高校に進学すると知り、高校での再会を楽しみにしていた。 それから2週間ほどたったある日、オカリナの練習に来た榛奈は、高波にのまれてしまう。あわやの所で彼女を助けたのは、額に青い宝石をつけた、英語をしゃべるシャチだった。次の日は日本語をしゃべるようになっていたシャチに請われて、グラボラスという名前をつけた榛奈だったが、それが混乱と恐怖の始まりだった。 さわやかにはじまりながら、バッサリと切る様に落と…
|
|
|
狼と香辛料
|
|
くまくま/一人ではないからこその、面倒もあり、楽しさもあり
|
ロレンス視点の短編が2本、ホロ視点の短編が1本、そしてノーラが主役でエネク視点の中編が1本。 短編では、冒頭の出来事がきちんと下げにつながっていて、きれいにまとまっている印象を受けた。あと、何か今回はホロがいつもよりさらにやさしい様な気がする。ロレンスを追い込み過ぎていないというか、甘いというか。 中編は、ノーラが人間相手に語らない分、エネクを中心とすることで、彼女の気持ちが表に出てきていると思う。新しい街で彼女がどのような生き方を選択するかは、また別のお話。
|
|
|
クロノ×セクス×コンプレックス
|
|
くまくま/少年がのぞく少女の世界
|
三村朔太郎は中学校卒業式の日、教室で幼なじみの小町梅に心無い言葉をぶつけてしまう。後悔冷めやらぬ高校入学式の朝、奇妙な路地で少女とぶつかった三村は、体が入れ替わっていて、その少女ミムラ・S・オールドマンとして、時間を操る魔法を学ぶ学校に入学することになる。状況の認識も追いつかぬまま、ミムラと同率首席のお嬢様オリンピアと、監督生の座を争うことになり…というお話。 男子学生もいる学校なんだけれど、登場するのは女子学生ばかりで、まるで女子高に迷い込んだような雰囲気。(迷い込んだことはないけれど)未知の世界で冒険に挑む少女(少年?)を描いたジュブナイル小説という感じで、暗い雰囲気はほとんどない。 普…
|
|
|
ノーブラッド
|
|
くまくま/ハードボイルド・アクションを崩した感じ
|
吸血鬼が世界各地で組織を作り、人類社会と併存している世界。血が飲めず無能のために組織から放逐され、普通の高校生として生活を送っていた日下悠弥の前に、中学生程度にしか見えないエージェント、リゼット・ファン・ルクレールが現れる。彼女いわく、グールによる人間襲撃の容疑者として、彼を監視するという。 騒がしくも穏やかな高校生活が続くかと思いきや、グール事件の生き残りである佐伯綾香と悠弥が出会うことにより、ヴァンピールの共同体を揺るがす事件へとつながっていく。 赤いアルファロメオを駆り、ミサイルとか銃とか色んな兵器をぶっぱなしまくるアクション物。日常生活の描写に比べてアクション部分の描写はセンテンスが…
|
|
|
バクマン。
|
|
くまくま/苦しんでも苦しんでも何故か連載を目指す
|
服部哲から港浦へ担当が変わり、初連載への不安と共に、担当編集の言動一つ一つに揺れ動く真城と高木の二人。何とか連載までこぎつけたものの、アンケート結果はいまいち伸びず、それにも拘らず余裕をかます港浦への不信感は増していく。 その頃、福田組の一角、中井は、蒼樹紅との連載に向けて、命がけのアタックを試みていた。 漫画家サイドの不安感と、編集部サイドでの右往左往。アンケート結果という明らかな数字となって人気は現れるけれど、どうすればアンケート結果が良くなるのかは誰にもわからない。そんな中で何を求めてマンガを描くのか。亜城木、平丸、中井、いろんなタイプの漫画家が、思い込んだらまっしぐら突き抜けていくと…
|
|
|
PSYREN−サイレン−
|
|
くまくま/揺れる振り子の平衡点
|
シャイナとドルキの襲撃で壊滅状態に陥ったアゲハたちの前に現れたのは懐かしい人々だった。彼らのおかげで何とか危機を切り抜けたアゲハと雨宮は、彼らの口からリバースデイに起こった出来事を知る。その時、世界に何が起きたのか? 現代での行動が未来を変え、未来の出来事が現代に影響を及ぼす。何も変えられなかったというアゲハの後悔の念が、希望の兆しに変わるとき。現代と未来から、少しずつ変化の瞬間に迫っていく。
|
|
|
ご主人様は山猫姫
|
|
くまくま/ボトムアップの戦記もの
|
二正面作戦回避のため、シムールを味方に取り込みに大族長会議に乗り込んだ泉野晴凛だったが、ミーネ姫の秘策のせいで彼の嫁を決めるための料理決戦が勃発してしまう。普段は料理なんてしなさそうな二人が、晴凛のために一生懸命に創作料理を研究するのだが、その描写がかなり細かい。作者による料理のルーツ話も作品中に織り込まれ、架空戦記なのに歴史小説みたいな構成になっている部分もある。 一方、帝国側では、前線に物資を調達するための現金輸送任務に、晴凛の兄である光凛が抜擢され一苦労する。帝国サイドでは官僚組織の腐敗っぷりが問題で、平時の官僚機構は有事に対応する柔軟性が無く、軍隊の足を引っ張ると言いたいらしい。 振…
|
|
|
バーテンダー
|
|
くまくま/政治家の執念深さと禅僧の話
|
見習いバーテンダーがウロウロしているうちに、師匠の過去を知るというお話。でも、一話一話を引っ張りすぎて間延びし、話のキレが薄れてきている気がする。あんまりのんびり展開になると、グラスの絵の線のシャープさとのギャップを感じるようになってしまう。 それに、酒の話よりも人情話に重点が置かれるてくるならば、バーテンダーというこの作品と、他の人情話作品との差別化が図れなくなってしまう気がするのだが…どうでしょう?
|
|
|
王様の仕立て屋
|
|
くまくま/敵愾心から向上心への変換
|
ジラソーレのブランドとしての価値を確立する分岐点という事で、まるごとジラソーレのお話。幹部十二人が揃い踏みです。だから悠は今日も裏方さん。 個人的に興味深いのは、古美術商が掘り出し物の骨董品を売るためにコートを仕立てるお話。良い品だと認めさせるには、扱っている人間を信用させること。身だしなみはそれを計る一つのツール。悠の言い分も理解できるけれど、自分はファッションに興味がない方なので、着られればいいじゃん的な客の言い分はもっと理解できる。でも、そうじゃない世界に住んでいる人々が上客なんだから、そういう身だしなみのお約束に従うのも必要なのかなぁと思ったり思わなかったりの一話。
|
|
|
アスラクライン
|
|
くまくま/1巻に戻ったみたいな印象を受ける
|
読み終わって最初の感想は、これで完結なんだっけ?それともまだ続くの?という、不思議な感覚。短編とか後日談はあるらしいけれど、一応完結したらしい。本当にクライン・ボトルみたいな終わり方だった。以前にチョロっと登場したキャラが、結構重要な役回りだったことも分かったし。 一巡目の世界から二巡目の世界に戻ってきてからは一気に休む間もない展開、なんだけれど、世界に非在化を脇に置いておいてクリスマス・パーティの劇に打ち込んだり、かがやき(火玄)塔貴也の儀式を邪魔するのに樋口のキャラクターが役立ったり、最後までシリアスとコミカルが詰め込まれた作品だった。上手く調和していたかは判断の分かれるところだけれど。…
|
|
|
製鉄天使
|
|
くまくま/あなたのえいえんの国はどこにある?
|
「赤朽葉家の伝説」のスピンアウトらしいのだけれど、登場人物の名前が変わっているのはなぜだろう?70年代後半から80年代前半、赤緑豆小豆が中学校に入学し、製鉄天使というグループを立ち上げて四国地方を制圧していく歴史をひも解きながら、少女の変化と成長を、周囲の変化と対比させながら描いている。 中学生高校生の間にだけ存在する世界に生きながら、そこから出る時の選択にはいくつかタイプがあった様に思う。最後まで役をこなし、大人の世界でも同様の組織にエスカレーションしていった者。あるとき役から覚めてしまって別の道を選択した者。中学生までで引退しながらも、完全燃焼しきれず中途半端に引き戻されてしまった者。そ…
|
|
|
ラ・のべつまくなし
|
|
くまくま/物語がつなぐ青年と少女
|
純文学作家を目指して書生みたいな恰好をしている青年矢文学が、編集者の薦めでライトノベルを書いたら爆発的なヒットを生み、作中の舞台を巡礼に来ていた少女椎名明日葉に一目ぼれしてしまい、お近づきになろうとするのだが…という作品。 始まりと終わりがきれいにまとまっているし、相手に少しでも近付こうとして一歩一歩努力する結果として、自分の現在の状況を受け入れて行く、という変遷の描き方も面白いと思う。 一方で、恋愛という二人の関係性を描いた物語でありながら、矢文学サイドから見た描写がほとんどだった様な気もする。だから、彼が変わっていく姿は実感できるのだけれど、椎名明日葉の変化は、彼の目を通した姿でしか分か…
|
|
|
蘭陵王
|
|
くまくま/敵から見れば鬼、その仮面の下には美しき顔
|
隋建国の少し前、新三国時代の一角、北斉の皇族である高長恭(蘭陵王)の悲運の一生を、徐月琴という道姑を見聞者として、北斉の勃興から滅亡までと絡めて描いた作品。顔が美し過ぎて威厳を欠くので仮面をつけて戦った蘭陵王という若者が実在し、その知武によって国の運命が左右されたとまで言われた時代があったことは、素直に驚く。 現代戦争の勝敗が兵器の優劣によって決定的に定まるのと同じように、当時は将の知と兵の勇によって勝敗が決していたのだろう。ただ自分を鍛えあげ、その力を目の前の敵にぶつける。そういった、現代には少ない一種の単純明快さが、人の心の奥底にある本質的なものをくすぐり、長く惹きつけて離さないのだと思…
|
|
|
JESUS砂塵航路
|
|
くまくま/戦場の流儀
|
三つ子の魂百までというけれど、権威によって幼少期に与えられた概念は、後々まで人の思考を縛る。権威の形は人それぞれで、親、教師、先輩、宗教、死にまつわるイベントなどあるけれど、この権威によって常識として刷り込まれたものが、自分の判断の物差しになるわけだ。 この物差しは、人が内的に成長し自分の世界が広がっていく過程で更新されていくのが望ましいのだが、様々な事情でそれが出来ないケースも存在する。かつてジーザスが紛争地帯で出会った人間たちもその様なケースに該当し、自分たちの思想に従うように子供たちを教育して、権力者に従う人間兵器を作り出していた。そんな人々に自分で考え自分で判断する力をつける、という…
|
|
|
ノーストリリア
|
|
くまくま/何をもって人は人たり得るか
|
以前から購入リストに入っていたのだがなかなか見つからず、復刊されてはじめて絶版になっていたことを知る。日々数多くの本が出版されるのは良いことだけれど、簡単に絶版になるのは困りもの。こういうことが頻発するようになると、グーグルのやっていることは正しい気がしてくる。 一万五千年くらい未来、人類補完機構という組織が人類に規律を与えている世界のお話。ノーストリリアと呼ばれる惑星で飼われている巨大な病気の羊からは、ストルーンもしくはサンタクララ薬という不老長寿の薬を精製することができる。この薬はノーストリリアに莫大な富をもたらしたが、その富によって堕落し外敵に乗っ取られることを恐れた昔の人々は、惑星外…
|
|
|
天川天音の否定公式
|
|
くまくま/驚きの吸引力
|
否定公式とか、虚構式とか、領域とか、本筋に関わるお話はあまり進まない。最後に少しだけ変化があるけれど、あとは雪道にまとわりつく女性キャラが増えて、それに天音や瑛子が嫉妬するという様な展開なので、キャラ同士のやりとりを楽しむ感じ。 毎回いろんな話し方をするキャラを考えるのは大変だろうと思う。こうやってどんどん増やしていったら、大変なことになりそう。
|
|
|
ストーム・ブリング・ワールド
|
|
くまくま/深淵と向き合う時
|
騎士団の手でリェロンが処刑されたことにより、黒のセプターによる神殿の侵略は一気に進む。魔力を略奪され病床に伏す母を見、リェロンのグリマルキンの指導によって騎士団への反抗を企てるアーティミスとセプター候補生の学童たち。的確な戦術とアーティミスの指揮ぶりによって、それは成功する様に思われたが…その時。 黒のセプターがアーティミスを欲するのは何故なのか?白紙のカルドは何を意味するのか?そしていま、旅立ちの時が訪れる。 天は自ら助くるものを助くという。無能力でありながら父に振り向いてもらえるために努力を積み重ねるアーティミスは、確かに"自ら助くるもの"だろう。でも本当にそれだけで…
|
|
|
堕ちた黒い勇者の伝説
|
|
くまくま/優先順位の問題
|
ルシル・エリスがフェリスを守るために現在の様な化物になるまでの物語。リューラ・リュートルーの暗躍。いまの状態に至った理由は、結局のところ何を優先したのかということなのだ。 後半は短編集。とり伝的なネタだと思わせておいて、その裏面では女神が絡んでいるという感じのお話。
|
|
|
ソムリエール
|
|
くまくま/カナの武者修行
|
「お前はワインしか見ていない」そう言われて店をクビになったカナは、偶然の出会いという幸運によって、銀座のワインバーをまかされることになる。 1か月以内に黒字にできなければクビ。無茶とも思える条件を出されたカナの前に現われる、年下のギャルソン、会計士などなど。未だワインを語るしかできない彼女だが、あまりにも強力になりすぎた片瀬というキャラクターの呪縛から放たれた今、多くの客とその人生との出会いにより、一人のソムリエールが磨かれていく…のだろうか?それはまだこれからのお話。
|
|
|
PEACE MAKER
|
|
くまくま/力によりもたらされる平和、その対極にあるものは?
|
ビート・ガブリエルが一冊を通じての主役。彼の生まれ故郷であるサン・ジャシントとゆかりの深い真紅の処刑人ピーター・エンフィールドとの対決を通じ、銃士として大きな成長を遂げます。 平和を求める心を利用して自分たちの利益を得ようとする死の商人の暗躍により、世界はより混沌としていく。強力な武器が飛び交う前に、装飾銃一丁で平和を作り出すことはできるのだろうか?
|
|
|
ヘタコイ
|
|
くまくま/考えたくないことを考えてしまうのが
|
過去のあこがれをふっきり、静への気持ちを確認した流香だが、彼女の知らないところで事態は進行中。駒井家に居候している、かつてのあこがれの人ツッチーと、静の初恋の相手である島津。 恋人に裏切られ傷心の島津が側にいる状況で、ツッチーと流香が楽しそうにしているのを見てしまえば、頭の中の補間機能が考えたくもない妄想を作り上げてくれてしまいます。ああ、人間の脳って、変なところで高機能だ。 とてつもなくゆっくりと近づいてきた二人だが、離れるのは一瞬なのか?それとも…
|
|
|
剣の女王と烙印の仔
|
|
くまくま/奇策と超人技のコンボ
|
一万の聖王国軍を破り大教会を解放したものの、デュロニウス率いる二万の軍勢と遠征軍一万に包囲され、味方の軍勢に連絡を取ることもできずに孤立した銀卵騎士団。クリスを引き渡せばプリンキノポリは攻撃しないというデュロニウスの言に踊らされ、市当局と自警団はクリス狩りを始める。地下の一室に息をひそめて閉じこもるクリスとミネルヴァ。 一方フランチェスカは、ニコロの力を借りつつ、起死回生の一手を放つための準備を始めていた。 クリスが腹を決めて自分の道を選ぶという、作品的に大きな転換点になっていると思うのだけれど、クリスやミネルヴァのいちゃいちゃ描写よりも、フランチェスカの指揮官としての苦悩を描くのに紙幅が多…
|
|
|
漂う書庫のヴェルテ・テラ
|
|
くまくま/自由に本を読むために戦う
|
聖堂という中世の教会の様な国が教義の背く書物を焚く世界で、本好きで星導師という星の力を使う魔法使いの少年ジグウォルが、「万巻の書」という膨大な本を記録している精霊の少女レジィナと共に、「五賢七書」という星導術の本を求めて旅する物語。 同出版社の前作「ライタークロイス」に比べ、主人公の性格は真面目少年からエロ少年へ変わり、主人公ははじめから強力な力を備えていて、物語を構成する対立軸も分かりやすいものになっている。だから、一読すると、本当に同じ作者なのかと感じるところがなくもない。とても器用なのだろう。 今回は人物と能力を紹介する展開だったので、次巻以降で彼らが入り混じりながら対立し、ストーリー…
|
|
|
パズルの軌跡
|
|
くまくま/書き方の方針転換
|
映画化もされた「神様のパズル」の続編。前回は宇宙を作る話だったけれど、今回は内宇宙(=心)を改造する話。「メシアの処方箋」「僕たちの週末」も含め、技術サイドの話に終始して登場人物自身がほったらかしにされる傾向があるように感じていたが、今回は主な登場人物が綿貫と沙羅華の二人であり題材が内面の問題なので、そのあたりは比較的改善されているとは思う。途中、沙羅華が彼女のパーソナリティから考えてかなり支離滅裂な行動を取るけれど、それはきちんと理由のあることだったし。 題材的なドキドキ感は、他の作品よりは劣るかもしれない。発想に突飛なところは感じないし、やっていることは麻薬中毒者と似たり寄ったりな気がす…
|
|
|
神のみぞ知るセカイ
|
|
くまくま/終わっても消えてなくならない
|
今回は新たな攻略対象は年下の生駒みなみ一人だけ。描き方も攻略対象視点といつもと違うけれど、年下に対する桂馬の攻略後の感慨もいつもと少し違う感じがする。他には桂馬以外の協力者として、乳性飲料配りのおばちゃんが登場。ハクアのドタバタもあり。 番外編的な回としては、過去に攻略した中川かのん、高原歩美、小阪ちひろが再登場し、桂馬が家庭教師を引き受ける展開に。桂馬との記憶はないはずの三人だが、何もなくなったわけではない三人との関係にうろたえる桂馬。新地獄の様子も加えて、次の天理編につないでいる。
|
|
|
喪の女王
|
|
くまくま/押し止められない流れ
|
神ではなく人の力の偉大さを信じる方向へ進もうとするカリエだが、落陽、ユリ・スカナの政変は、ザカールを大国の中枢に近づかせる結果となり、再び女神の娘としての機能を期待される立場に追いやられてしまう。 リシクが飛ぶとき、今度も女神の束縛から抜け出すことはかなうのだろうか?
|
|
|
ブラボー!
|
|
くまくま/念には念を入れて、もう一つ念押しして
|
表紙を見れば最終的にどんな結果だったかは分かってしまうかも。表紙まで含めて一つの作品ということなのかも知れない。 中身では、県大会の演奏の様子と、書き下ろしとして普門館での演奏前の様子が描かれている。最後の最後までトラブルなしでは演奏できなかったみたいだけれど、そういう外側の要素を加えなければ、演奏の描写を盛り上げる事が出来なかったのかな? 後半、吾妻先生は、ただの良い指導者でした。
|
|
|
ハヤテのごとく!
|
|
くまくま/何でも持っているのにつかめない
|
ハヤテの持つ王玉を求める人々がミコノスに集まる中、それとは全く関係なく、ヒナギクの想いは若干暴走中。空回って誤解が誤解を生む展開に。一方で普通の歩は地味に、でも着々と迫っている感じ。 遠く離れたラスベガスでは、石は母から息子へ継承され…どう関わってくるんだろう?
|
|
|
スマッシュ!
|
|
くまくま/高校生バドミントン・プレイヤーの姿?
|
インターハイ団体決勝、ダブルス決勝がメインの試合。でも、この巻の本当のメインは試合の裏で繰り広げられている勝負の様だ。亜南と美羽とか、大和たちとか。 バドミントンという競技ではなく、高校生バドミントン・プレイヤーを描くことに主眼を置くなら、それが正解なのかも知れない。でも、どちらかというとバドミントン自体の戦略性などを緻密に描いた物の方が好みではあるけれど。 着々と高校生男子トップクラスの地歩を固めている翔太だけれど、新たに林健一という強いプレイヤーが立ちふさがるみたい。明らかに格上の相手にどうやって挑むのか、その作戦が見られる時は来るだろうか? おまけマンガは、イベント後の亜南と美羽、大和…
|
|