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紙の本
彼岸花 (光文社文庫 光文社時代小説文庫)
著者 宇江佐 真理 (著)
江戸の小梅村で庄屋を務める家に生まれたおえいは気の強い母親と一家を切り盛りしていた。武家に嫁いだ妹は時折物やお金を無心に実家を訪れる。そんなちゃっかりした妹が許せないおえ...
彼岸花 (光文社文庫 光文社時代小説文庫)
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商品説明
江戸の小梅村で庄屋を務める家に生まれたおえいは気の強い母親と一家を切り盛りしていた。武家に嫁いだ妹は時折物やお金を無心に実家を訪れる。そんなちゃっかりした妹が許せないおえいは、ある日母親の不在を理由に妹の頼みを断る。やがて妹の婚家から届いた知らせは—。嫁ぎ先でいじめ抜かれた妹に手を差しのべられなかった姉の後悔を描く表題作など傑作全六編。【「BOOK」データベースの商品解説】
収録作品一覧
つうさんの家 | 7−59 | |
---|---|---|
おいらのツケ | 61−110 | |
あんがと | 111−158 |
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紙の本
つうさんがいちばん
2016/03/21 20:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:szk - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんといっても『つうさんの家』が一番。老婆おつうとある娘が心を通わせて行くお話。つうさんの心情がたまらない。余韻がありすぎて、思い出せばいつでも泣けてしまうほどの切ない話。切ないけれど、つうさんの小さな望みが叶ったと思えばこの悲しみも乗り越えられるかな。まだ口も上手にまわらないおとちゃんが可愛すぎるでしょ、『あんがと』。『野紺菊』、母も年老いた義母が子供に戻って行く中で、一緒に寝ていた。赤ちゃんのようでかわいいと言っていた。何を想い、老婆は野紺菊を摘んできたのか。表題『彼岸花』は惨く辛い。おたかに合掌。
紙の本
彼岸花
2022/06/06 14:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yukko - この投稿者のレビュー一覧を見る
どの話も手放しでのハッピーエンドではなかったけれど
やれやれと一息つけたのが救いでした
毎日まじめに生きているつもりでも
あの時あーすれば良かった こーすれば良かったと
後悔する心情に共感できて切なく感じました