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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2011/06/07
  • 出版社: 小学館
  • レーベル: 小学館文庫
  • サイズ:16cm/252p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-09-408618-8

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文庫

紙の本

神様のカルテ 1 (小学館文庫)

著者 夏川 草介 (著)

栗原一止は信州にある「二四時間、三六五日対応」の病院で働く、悲しむことが苦手な二十九歳の内科医である。職場は常に医師不足、四十時間連続勤務だって珍しくない。ぐるぐるぐるぐ...

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神様のカルテ 1 (小学館文庫)

税込 682 6pt

神様のカルテ

税込 682 6pt

神様のカルテ

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商品説明

栗原一止は信州にある「二四時間、三六五日対応」の病院で働く、悲しむことが苦手な二十九歳の内科医である。職場は常に医師不足、四十時間連続勤務だって珍しくない。ぐるぐるぐるぐる回る毎日に、母校の信濃大学医局から誘いの声がかかる。大学に戻れば最先端の医療を学ぶことができる。だが大学病院では診てもらえない、死を前にした患者のために働く医者でありたい…。悩む一止の背中を押してくれたのは、高齢の癌患者・安曇さんからの思いがけない贈り物だった。二〇一〇年本屋大賞第二位、日本中を温かい涙に包み込んだベストセラー、待望の文庫化。【「BOOK」データベースの商品解説】

【小学館文庫小説賞(第10回)】〔2009年刊の加筆修正〕【「TRC MARC」の商品解説】

この病院では、奇蹟が起きる。

栗原一止(いちと)は信州にある「24時間、365日対応」の病院で働く、29歳の内科医である。ここでは常に医師が不足している。専門ではない分野の診療をするのも日常茶飯事なら、睡眠を3日取れないことも日常茶飯事だ。妻・ハルに献身的に支えられ、経験豊富な看護師と、変わり者だが優秀な外科医の友人と助け合いながら、日々の診療をなんとかこなしている。
そんな栗原に、母校の医局から誘いの声がかかる。大学に戻れば、休みも増え愛する妻と過ごす時間が増える。最先端の医療を学ぶこともできる。だが、大学病院や大病院に「手遅れ」と見放された患者たちと、精一杯向き合う医者がいてもいいのではないか。悩む一止の背中を押してくれたのは、死を目前に控えた高齢の癌患者・安曇さんからの思いがけない贈り物だった。
第十回小学館文庫小説賞受賞作。2010年本屋大賞第2位。

【編集担当からのおすすめ情報】
50万部を突破した感動のベストセラー待望の文庫化!
さらに映画化!櫻井翔さんと宮崎あおいさんが、
初の夫婦役で競演します。他豪華キャストで、
2011年8月27日、全国東宝系にて公開!
続編『神様のカルテ2』も大ヒット、シリーズ100万部突破!【商品解説】

収録作品一覧

満天の星 7−91
門出の桜 93−172
月下の雪 173−247

掲載中の特集

医療小説をテーマに10作品以上をラインナップしています。
ほかにもhontoでは無料の本を集めた無料漫画特集無料男性コミックを展開しています。

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みんなのレビュー954件

みんなの評価4.1

評価内訳

紙の本

読後の感想は「涼」です

2011/11/30 08:07

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:のちもち - この投稿者のレビュー一覧を見る

かなり話題になった本で、ドラマ(?)にもなったよう。映像は見ていないので先入観なしに読み始める。タイトルから容易に想像できるが「医者」が主人公である。前半中盤にかけては「神様の」という意味合いは出てこない。かなり個性的なキャラクターの主人公である。夏目漱石を敬愛して話し方も古臭い...ってなかなか小説に用いるのに出てくるアイデアではないよなあ、ってヘンなところに感心。

主人公は、田舎の病院に勤める若い医者。「24時間365日」という崇高なビジョンを掲げた病院で働くが、「理想と現実」はどこにでもある話で、そこで「24時間365日」働く側としては、過酷な環境。その環境に対しては違和感を持ちつつも、また、「もっと楽であろう」大学病院への誘いとの選択に悩みつつも、職場の仲間、住居(集合住宅みたいなもの)の仲間とのやり取りの中で、また当然に「仕事」を通じて、何が本質であるのかを見つけていく、という内容。

登場人物や背景については、「漱石」流になっていたり、消化器系の専門で、アルコール依存症の患者対応をしつつも、自身も「お酒大好き」なところがあったり、医者という側面と、個人としての側面が、離れているようで一致する方向に進むようで、コミカルに描かれている展開が心地よい。 過酷な勤務をこなし、その環境に必ずしも満足していないように見えつつも、「職務」については真剣であること。その「熱さ」故に、周囲から変人扱いされながらも、「自分のコア部分」を強くもっていて、前を見る視点にぶれがない。その中で、最後には、見つけるんですね。自分にとっての「方向」を。

小説の中ではあるけれども、こんなキャラクターに好意を抱くのは当然かもしれない。医者を職業にしていてもその中でいろいろな選択肢はある。「医学」を極める人もいるだろうし、目の前の苦しんでいる人を(たとえ自分の専門外でも)助けることに生きがいを感じる人も。それを最後に選択する。悩んだ末、というよりは、諸々の「事件」を経験する中で、自然と選択が固まったのだろうし、そもそも自分の中にあった結論を肉付けして表出しただけのような気もする。

そして、意外にも(想定していませんでしたが)、泣ける場面がありました。正確にいえば、涙がでてきてしまった場面が。電車の中でしたが耐えきれかなった。それくらいのめり込めるストーリーなのです。

専門的にみれば、地方の医者不足や、医療全体の問題、もっといえば「命の問題」も含めて、結構「重たい」テーマなのかもしれないが、キャラクターの設定もあってか、軽快で読みやすい。ドラマ化されるだろうなあ、っていうノリでもあるが、若い人も、若い「と思っている」人も受け入れられる内容です。

【ことば】...法は患者を守るための道具であって、法を守って患者を孤立させていては意味がない。そこを判断する裁量くらいは現場の医者にあってしかるべきである。

重篤患者の「親族ではない」人への情報告知の場面。「決まりだから」親族以外には話さないのが正しいとは限らない。その患者に「命よりも大切なものをもらった」非関係者に告知する場面。当たり前なのかもしれないけれど、法は何のために存在するか、という本質を見失わなければ、答えはでる。

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電子書籍

神様のカルテ

2012/05/28 22:40

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:3bikinokobuta - この投稿者のレビュー一覧を見る

よかった。

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紙の本

医療というより人の生き方を描いた物語

2017/02/27 02:44

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:りょう - この投稿者のレビュー一覧を見る

作品の解説にも触れられていたかもしれないが、よくある医療もののようなスーパードクターが難しい手術を神業でこなしていくような内容ではなく、人の命に対する考え方や、患者へ向き合う医師の人となりを描いた作品であると感じた。夏目漱石を敬愛する主人公は話し方が漱石っぽいのは面白い。私も漱石の作品は多少読んでいたのでそんな話し方になってしまう気持ちがわかるような気がした。あの時代の文学の回りくどいけど率直な文章の綴り方が好きだ。
人生において素晴らしい人格者に出会える事は幸福である。しかし、実生活で出会える人の中に本当にそこまでの人物に出会うことは稀である。小説はそれを可能にする最も良質な媒体である。神様のカルテに登場するイチさん、ハルさんもそんな素晴らしい人格の持ち主である。是非この素晴らしいお話に触れてみてほしい。

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電子書籍

感動

2016/10/24 17:14

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:どぅん - この投稿者のレビュー一覧を見る

知名度の高い作品なので知ってはいましたが、知り合いに勧められて今回初めて読みました。
語り口調も面白く、登場人物はみんな魅力的で、何より感動しました。
電車の中で読んでいたら涙が溢れそうで大変でした。
とても心温まる作品です。

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紙の本

心が温まりました。

2015/09/09 20:51

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:reika - この投稿者のレビュー一覧を見る

とても読みやすい医療もののお話でした。
読みすすむめるほどに、話の中に入り込んでしまうような小説です。
主人公と他の登場人物達とのやり取りも、楽しく心が温まるものばかりで、ふんわり幸せな気持ちになります。
患者さんが亡くなったりする悲しい場面もあるのですが、読み終わったときは、晴れ晴れとした気持ちになるような一冊でした。
世の中の底辺でも、一途に物事に取り組んで人間らしく生きれたら、幸せなんだと思いました。

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紙の本

読んでいる間は心熱く、読み終わると何故か清々しい気持ちになる

2015/09/05 18:51

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Miz - この投稿者のレビュー一覧を見る

この小説を初めて読んだのは4年くらい前だったと思う。医療モノの小説を初めて読んだ。
読もうと思ったのは(恥ずかしいことかもしれないが)、表紙の絵とタイトルに惹かれてだったと思う。自分好みの絵だったので思わず買ってしまった。
しかし、実際、読み始めてみるとまさに、本の世界に引き込まれるようだった。この物語は、現実の、医療現場の話であって、突拍子のない世界観でも、驚くようなアクションのある小説でも全くないのだが、当時の私はかなりの衝撃を受けた。
信州の豊かな自然、地酒、支え合う夫婦、そして、主人公一止の苦悩する姿ーー。一止と共に、医者としての不甲斐なさ、やるせなさ、残酷とも言える現実に対しての悲しみ、結論の出ない気持ちを感じつつ、読み終えた後になんとも言えぬ清々しさを感じたのは初めてであった。人間臭くも、スッと心の中に入ってくる作品である。

それ以来、新作が出るたびに買うようになった。余談だが、これを読んで夏目漱石の本にも手を出すようになった。ある意味、二重で楽しめる作品だと思う。

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紙の本

温かい物語

2015/07/20 13:59

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:マツゲン - この投稿者のレビュー一覧を見る

心が温まる物語。
イチさんの時代錯誤な話し方も、言葉遊びのようで面白い。
ハルちゃんのまっすぐな心が気持ちいい。

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紙の本

もう一度.....

2014/02/05 09:07

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あ~ちゃん0928 - この投稿者のレビュー一覧を見る

翔くん、あおいちゃんの映画観たくなりました!

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紙の本

爽やかさ満点の人情劇。

2021/02/27 12:28

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る

爽やかさ満点の人情劇。医学もの思ったが、何と医療を背景にした人情劇だったとは。しかも、一癖も二癖もありそうな登場人物達の会話はまるで漫才のように軽妙洒脱。にやつきながら読んでると意外な医療現場の現実、人間の死との向き合い方という真剣な問題を軽妙に描いてくる。手軽に読めて心温まる作品。夏目漱石に傾倒した奇妙な文章表現も笑える。直ぐに次が読みたくなる。

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紙の本

神様のカルテ

2020/11/10 13:24

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なみ - この投稿者のレビュー一覧を見る

初秋から冬の物語なのに、春の日差しを感じる雰囲気。「満開の桜」が出てくるせいもあるが。
主人公・一止の独特の話し方が、長野の景色と古風な御嶽荘に、妙にマッチしている。特に、御嶽荘での友人との語らいは、妙だけどアリ。これは映像化すべきではないと思う。
地域医療の厳しい現状も描かれているが、ふわっとした温かい読後感だった。

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電子書籍

古典(近代)文学と現在のテーマとの融合

2019/09/25 11:07

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:tomo - この投稿者のレビュー一覧を見る

夏目漱石に影響を受けた地方の総合病院で働く医者の物語。変人と称されるものの、マイペースで自分がしっかりしているため周りからの信頼も篤い。大きな事件が起こるわけではないが、めまぐるしい日常の中から紡ぎ出される命の物語がとても優しく感じる小説でした。

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紙の本

生きるとは何か、人の死とは

2013/07/20 13:10

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:h8441 - この投稿者のレビュー一覧を見る

毎日、目まぐるしく動く現実の世界では、生きるとは何か、人の死について立ち止まって考える余裕はない。この本を読みながら、ゆっくりと過ぎ去る時間を感じながら、そんなことをふと考えてみた。身近な人の死が近いからだろうか?

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電子書籍

栗原一止が個性的

2021/11/28 07:27

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る

若いのに夏目漱石を敬愛するとか、話し方とか、栗原一止みたいなドクター、現実にいるのでしょうか?周りも皆、魅力的で個性的ですね。ただ、泣けるページもあり、医療現場の大変さがわかります

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紙の本

松本の大自然と地域医療の厳しさ

2019/02/03 09:33

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Gluck - この投稿者のレビュー一覧を見る

舞台は長野県松本市、24時間365日で地域医療に奮闘する医師の話。
主人公の栗原一止は内科医で、所謂スーパー外科医が活躍するような内容ではありません。
置かれた環境の過酷さに悩み、徹夜明けのぼんやりとした頭で看護師に訳の分からない受け答えをしてたしなめられ、奥さんとの関係に悩むなど人間としての等身大医師が描かれています。
作者が医者だからこそ、なせる業と言えるでしょう。
医療とは何か?人は死とどう向かい合うべきか?
誰もが避けられない死について考えさせられる。

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紙の本

話題作

2018/10/29 11:23

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:melon - この投稿者のレビュー一覧を見る

一時期話題になっていた本作。主人公栗原一止は古風なしゃべり方をする変わった人で、地方の民間病院に勤務する医師である。そんな彼が住んでいるおんぼろアパートの住民との交流や患者との関係をゆったりと描いている。アパートの住民にはニーチェ研究に没頭している“学士殿”や絵描きの“男爵殿”がいる。学士殿は大学院に通っていると周囲に言っていたが本当は高卒であった。そして家族でそれを知っていたのは姉だけで、母は何も知らなかった。出雲の母が倒れても、自身の嘘を考えると会いに行けず、死に目に会えなかったことを後悔して自殺未遂を起こしてしまう。そんな学士殿に主人公は、学問への探究心は肩書きがなければならぬほどの脆弱なものなのかと励まし、そして男爵の絵と共に送り出したのである。主人公も大学病院から誘われて、行くか行くまいか思案していた。しかし患者の安曇さんを見取る経験を経て、自身の役割は高度医療ではなく、患者の孤独を癒すことだと再認識し、今の病院に残ることにした。
ゆったりとした展開であり、終始のんびりした雰囲気が漂っている印象である。主人公の人としての温かさ故のことだろう。

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