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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2011.6
- 出版社: PHP研究所
- レーベル: PHPサイエンス・ワールド新書
- サイズ:18cm/243p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-569-79433-4
紙の本
物理学の原理と法則 これだけは知っておきたい (PHPサイエンス・ワールド新書)
著者 池内 了 (著)
浮力の原理、相対性原理、プランクの法則…。世界のなりたちをシンプルに表す物理学の原理、法則、さらに原則を、身近な具体例や歴史的エピソードなどをまじえて解説。【「TRC M...
物理学の原理と法則 これだけは知っておきたい (PHPサイエンス・ワールド新書)
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商品説明
浮力の原理、相対性原理、プランクの法則…。世界のなりたちをシンプルに表す物理学の原理、法則、さらに原則を、身近な具体例や歴史的エピソードなどをまじえて解説。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
文科系の人に是非!!
2012/01/20 00:37
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トグサ - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の池内了さんは、毎日か読売の書評で、興味深い書評を書かれていたので、名前は知ってましたが、本を読むのは初めてです。
扱ってる内容は、アルキメデスの原理等もあるので、小学生から高校物理まで。
高校物理を選択した僕でも、多くの理系出身者と同じく、理論としては頭で理解できても、どういう世界像か全く理解不能な不確定性原理などについては、それほど触れられていないのでご安心を。
池内さんは、一般の人にも読み易いようにと、物語絵巻のような感じで書かれているのですが、理系出身の僕らにとっては、数式がないと、少しピンと来なかったりしますが、文系の方々には読みやすくとっつきやすいのでは。
このPHPサイエンス・ワールド新書というのは、まだ創刊まもないのですが、サイエンス新書といえば、老舗の講談社ブルーバックスがあるのですが、この1冊のみで、講談社ブルーバックスと比べると、PHPサイエンス・ワールド新書は、図や写真が少なく、文字で理解させようとしているように見受けられるのですが、やはり一読者としては、図、イラスト、写真があった方が理解しやすいです。
店頭に並んでいるPHPサイエンス・ワールド新書の題名だけは、時折チェックしているのですが、想定している読者は、主に文科系の人々のようです。
その辺、まだ理科系よりとはいえ、最近、基礎系に重きを置いている講談社ブルーバックスと、読者層が重なるのかも知れません。
財政難の中、事業仕分けが顕著な例として、富に「科学の社会の貢献」が謳われています。
確かに物理学は、門外漢ですが特に、粒子などを分析する加速器など、宇宙物理にしても、物理学は気が遠くなるほどのお金が掛かります。
その点、僕が関わっていたバイオ、ライフサイエンスは、医療は別にして、それほどお金が掛かる訳ではありません。
桁が全然、違います。
まぁ、これは余談ですが。
しかし、我々、人類は「なぜ?」という疑問から大きく発展してきました。
少年時代、不思議に思い、「なぜ?」という素朴な疑問を抱かなかった人は少ないでしょう。
村上陽一郎氏の言うように、一見、「何の役に立つのかわからない」素朴な疑問から発した知的好奇心にも、「科学」は応えていかねばならないのも、また事実です。
昨年、新書大賞を取り、ベストセラーとなった村山 斉著『宇宙は何でできているのか』(幻冬舎新書) は、決して易しい内容を扱っているわけではありません。
サイエンスを扱う編集部は、[解りやすさ]が至上命題のようになっている昨今ですが、そういう人間が尽きない知的好奇心に、もっと応えてるように努力すべきであろう。
読者におもねってばかりでは、やがてネタが尽き、先細りになるのは目に見えている。