スターバックス再生物語 つながりを育む経営

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面白かった。スターバックスが好きになった。この本読み始めてから、スターバックスにはまってしまった…。

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邦題では「スターバックス再生物語」だが原著タイトルは「Onward」つまり「未来へ」。

膨張によるブランド毀損＋外部環境悪化から陥った危機をいかに脱したかについて語られている熱いストーリー。

これから想いっきり力を入れて取り組んでいく自部門のタスクにとって、非常に参考になる。

・仕事には個人的な感情を抱かなければならない。私たちは自分の店を愛している。
・優れたブランドは様々な無形資産が集まって確立される。
・成功は小さな欠点を隠してしまう。自信は傲慢に変わる。市場で負けるのではなく、みずからに負ける。成長は発癌物質だ。
・金融界の人々と話をするときは、セールスマンにならないように気をつけること

・再登板後に成功を収めたCEOの3つの資質
　①現職CEOの評価を損なうつもりはなく、不本意ながら復帰
　②自身の評判を危うくしても、満たされないエゴの欲求を実現しようとはしないこと
　③前回築き上げたものが信仰の対象ではないのを理解していること

・見る。信じる。考える。行動する。（SYパートナーズ）
・象徴的なブランドは他社に破壊される前に、みずからを破壊する。
・（優れた戦略は）スタッフの心に情的資本（emotional capital）を注ぎ込む
・コミュニケーションは常に重要だが、問題が起っているときはさらに重要だ。

・革新とは、商品を見直すことではなく、関係を見直すこと
・中核となるお客様を守り、維持しなければならない。中核のお客様を失い、景気後退時に取り戻すのは、お客様に投資をし、維持するのよりずっと費用がかかる。

・企業が大きくなったからといって、成功を持続できるとは限らない。
・唯一大切な数字は「一」である。一杯のコーヒー、一人のパートナー、一人のお客様、一つの体験。

・リーダーの能力で最も重要なのは、正しい判断をすると同時に直感を大切にし、知識と知恵に基づいて土台をつくり、目的を達成するまで諦めないこと
・優れたリーダーの要素
　①自分の組織が正しいことを目指しているという揺るぎなき自信
　②人々を率いる能力
・リーダー能力とは、他の人に自信を与えること

・改革を進めていくには、最適な人材を最適なポジションに置かなければならない。

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この本を読んでスターバックスが好きになりました。
恐らくハワードの狙い通りに。

この本を読むと経営トップの思いの強さがいかに重要かが良く分かります。
今はかじってる段階ですが「ドラッカー」の経営理論に物凄く忠実なことをハワードは実践しているんじゃないかなって感じました（ある意味当たり前ですね）。

もう少し時間を置いてまた読んでも良いかなって思う１冊です。

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１、自動エスプレッソマシン導入により、スピード／効率性は増した。しかしロマンティックで劇的な要素がなくなってしまった。
２、物語として名高いスタバのCEOに戻るのではない。伝統が改革や革新に繋がらなければ成功は望めない。
３、象徴的なブランド（ビートルズ）は「歴史と遺産を混同せず、自らの価値を守る」「他者に破壊される前に自らを破壊する」「生き残るためには目の前の人気商品を犠牲にしても長期的な妥当性を重んじる」
４、新しいブレンドを作る。失敗を恐れて、負けないための挑戦をするのではない。勝つための挑戦だ。受け身で、言い訳に満ちていてはだめ。
５、ポールマッカートニー「ビートルズ分裂の始まりは、最も多くの観客を集めたニューヨークシェイスタジアムでの講演。観客の叫び声で芸術は消えた。人気に芸術が消されてしまったのだ。演奏する声も聞こえなかった。」
６、変革のためにはシニアリーダーが役割を認識し、実行し、皆に伝えていかなければならない。
７、イノベーションとは商品の見直しではなく、客との関係の見直しである。
８、スタバでも2008年まで古いPCで管理されていた。適正な情報管理ができず、従業員のモチベーションもあがらなかった。
スタバは全従業員に健康保険を加入させている。従業員を大切にしている。インスタントコーヒー参入について、新しい市場を創作すると言っているが、ビジョン（お客との絆）との乖離はないか。サードプレイスを与えるというところから離れるのが英断なのか。サードプレイスの概念が変わってきたというのであれば、他のアジェンダには適っており問題ないと思う。ITへの投資などは適正だった。

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リーマンショック以前まで急成長、急拡大を遂げてきたスターバックス。リーマンショック以降景気の低迷に伴い、米国民の節約志向、多すぎる店舗、IT技術の遅れ、位置取りの失敗(マクドナルドなどの台頭)により株価が暴落してしまう。本書ではスターバックスを衰退から救うために元CEO(当時会長)であるハワードシュルツがCEOに復帰し、現在のスターバックスの復活に至るまでの軌跡について述べられる。お客様との触れ合いの時間を増やし、品質の高いコーヒーを提供するスターバックス体験の更なる向上。従業員(パートナー)を大事にする風潮と制度の充実。ソーシャルメディアやカードを用いたハードユーザへの優待。生産法や配送法の改善によるコスト削減。以上の取り組みを続けることで過去最大利益を計上するほどの復活を遂げる。今後は中国市場を中心に事業を展開することで更なる成長を遂げていく。今後のスターバックスの動向にも注目である。

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同社の転落から復活までを経営者自らが纏めた一冊。どのような想いでどのような改革を進めて来たか知ることができる。カリスマと呼ばれる人はやはり並々ならぬ情熱があるのだなと感じた。この本でますますスタバが好きになった。経営者には絶対読んでしい一冊。

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世界有数の経営者がどのように苦しみ、どのように挫折し、どのようにそれを乗り越えたか、ということが分かる内容だった。
ハワードさんの体験談を通して、経営者は「情熱」と「人間関係」と「思いやり」を本当に大事にしてるんだと実感した。
細かい改革の説明は省くとして、文章を通してスタバの舞台裏を知ることができ、スタバがよりいっそう好きになりました。

本のボリュームは少し多めかもしれませんが、お勧めです。

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　スタバにつきましては、「スターバックス成功物語」を読み、創業からスタバが根を下ろすまでのストーリーを知りました。
　まったく知らなかったんですがリーマンショック以後、スタバも業績低迷に直面し、一度会長に退いた創業者のシュルツ氏がCEOに戻り立て直しを行っていたのですね。
　書かれていることは奇策やトリッキーな対策ではなく、スタバの良さ、スタバの本質を見直し、それを愚直に社内に再度訴えていったこと。洋の東西を問わず再生の本質は同じ、と感じました。
　想い、が伝わるのだと。

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2008年にシュルツに店舗maticを提案したかった…というのはさておき、物事の全体像をリーチ早く掴めるようになりたいと思ってた自分には良書だった。500ページ一気に読める。

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ここ1年で読んだ本の中で一番おもしろかった。一度CEOを辞めた著者が再びCEOに復帰して、一時傾いたスターバックスの経営を立て直すまでの話。普段消費者として接している会社だから親近感があることと、一杯数百円のコーヒーでビジネスをしている巨大企業は経営レベルではどんなことを考えているのかについて興味があったので、読んでみた。やっぱり愚直な努力しかないんだね。

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再生のための想い、行動、マーケ、商品、捨てたもの、大切にしたこと・・・がリアルに伝わってくる。愛だな。読んでよかった＆スタバ行きたくなった( ﾟдﾟ)_旦

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創業以来全てが順調なわけではなかった、確かに3年ほど前に渡米した時に現地の人からスタバが大量に閉店して厳しいと聞いた。それでもNYやLAには驚くくらいの店舗があったのでピンとこなかった。素人目には見えない所でドラマがあったのだなと、物語として面白かった。

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CEO交代ですぐに何かがどうなったわけではないが、企業として大事なものが何か、それを追求するのは短期的には厳しいが長期的に考えれば・・・ということを感じる。企業は人なり。ビジョン、チャレンジ、社会貢献、成長、腹落ち、諦めない、コアコンピタンス、誇り。

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スターバックスらしさが失われたことで「らしさ」を取り戻すためにCEOに復帰する。伝統を守るためには常に新鮮でなくてはならない。
「らしさ」を忘れてはならない。らしさが企業を引き上げ社員全員を高いモチベーションに導く。

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読み終わって時間が経ってしまって結構忘れてしまった．
ただ，お客様に喜んでもらうというコンセプトを再度徹底させることで，一度廃れたスターバックスが復活した，という話だった気がする．
結局，何を伝えたいか，その企業活動で何を伝えたいか，を徹底させることって本当に大事なんだなぁ．