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商品説明
20世紀を代表する世界的小説家の精神の冒険と軌跡を、一人娘が、関係者への膨大な聞き取りから明らかにする。文章、写真、インタビュー集で立体的に迫る安部公房。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
安部 ねり
- 略歴
- 〈安部ねり〉東京生まれ。日本医科大学卒業。安部公房の一人娘、医師。「安部公房全集 全30巻」の編集に携わる。これまで父の思想を追って、エッセイを書いている。
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断片的な挿話は多いが、肝心の安部公房の統一的な姿(存在像)が脳裡に結ばないまま読了
2022/07/07 17:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Haserumio - この投稿者のレビュー一覧を見る
ところどころおかしい著者の日本語にもめげず読了(笑い)。写真も多く(尤も、『新潮日本文学アルバム』との重複も多い)、好著にして文学史的にも貴重な一冊であるとは思うが、結局のところ「安部公房」というのは(下世話な意味も含めて)どういう人間だったのか、脳裡の残像が散漫まま最後まで運ばれてしまい、残便感が残る読後感(あくまでも私見です・・・)。山口果林との不倫関係についても記載はなく(207頁と216頁にかすかな痕跡? なお、彼女の名前が出てくるのは298頁のみ。)、この点も肩透かし。