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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2011.2
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: 新潮選書
  • サイズ:20cm/213p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-10-603673-6

紙の本

諜報の天才杉原千畝 (新潮選書)

著者 白石 仁章 (著)

「命のビザ」は、類稀な外交官のインテリジェンスの賜物だった! 日本の「耳」として、戦火のヨーロッパを駆けずり回ったインテリジェンス・オフィサー杉原千畝の姿を、現存する史料...

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諜報の天才杉原千畝 (新潮選書)

税込 1,320 12pt

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商品説明

「命のビザ」は、類稀な外交官のインテリジェンスの賜物だった! 日本の「耳」として、戦火のヨーロッパを駆けずり回ったインテリジェンス・オフィサー杉原千畝の姿を、現存する史料を用いて明らかにする。〔「杉原千畝」(新潮文庫 2015年刊)に改題,大幅な加筆修正〕【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

白石 仁章

略歴
〈白石仁章〉1963年東京生まれ。上智大学大学院史学専攻博士課程修了。外務省外交史料館勤務。東京国際大学および慶應義塾大学大学院で教鞭を執る。

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評価内訳

紙の本

インテリジェンス・オフィサーとしての杉原千畝は同盟国ドイツからも危険視されていた!

2011/12/02 15:18

9人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:サトケン - この投稿者のレビュー一覧を見る

 国際連盟を脱退し情報収集の機会を大幅に狭められた日本にとって、優秀なインテリジェンス・オフィサーの活動に期待するところはきわめて大きかった。これが杉原千畝を活躍させた背景である。

 「命のビザ」によるユダヤ人救出は、対ソ連戦略の意味合いが濃い。これが本書を読んだ最大の収穫だ。この物語の伏線にポーランド亡命政府諜報機関との密接な連携がある。日本とポーランドはソ連(=ロシア)を挟んだ隣国だが、日露戦争以来インテリジェンスの分野で密接な関係を築いてきた。

 ロシア語以外にもフランス語その他をよくした語学の達人であった杉原千畝は、ソ連からだけでなく同盟国ドイツからも危険視されていたほど超優秀なインテリジェンス・オフィサーであった。この事実も、一般人の杉原千畝像を書き換えるだけのものがあるだろう。

 いわゆる「命のビザ」を発給したリトアニアのカウナス総領事時代のユダヤ人少年との切手を介した友情のエピソードは、まさにインテリジェンス・オフィサーの面目躍如といったところだ。小さなピースから大きな絵を再現するための情報収集でもあるのだ。

 いままでインテリジェンス・オフィサーとしての側面があまり語られてこなかったのは、たとえ身近な家族であってもすべてを語るわけにはいかないという守秘義務が理由であった。これは、医者や弁護士など守秘義務を守る職業には共通することだが、職業倫理は生活習慣が化しているのである。その意味では、膨大な外交文書からあらたな事実を掘り起こしてくれた著者の仕事には感謝したい。

 全体的にやや物足りない感がなくはないが、読み物としては面白いものがあった。ただ、あまりにもインテリジェンス活動を狭く捉えているのではないかという気がしないわけではない。これは著者があくまでも研究者であって、外交官や軍人、国際ジャーナリストといった実務家出身ではないためだろう。その点は割り引いて読む必要がある。またできれば、インテリジェンス活動にとって不可欠な地図をもっとふんだんに挿入して、理解の助けとしてもらいたかったところだ。インテリジェンスと地図は切っても切れない関係にあるからだ。

 「命のビザ」も、善意の行為としてだけで見るのはあまりにも一面的だ。何事であれ、世の中の出来事は複眼的に見なければ本質を見落としてしまう。それでもなお、杉原千畝の行為はすばらしいものであったというべきだろう。動機やキッカケはさておき、結果として多くのユダヤ人の命を救うことになったのだから、ユダヤ人にとってだけでなく、長い目で見れば日本の国益のために働いたと顕彰すべきであろう。

 プロフェッショナルの仕事とはどういうものか知る意味でも、ぜひ一読をお奨めしたい。

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紙の本

杉原千畝は真実をあの世に持っていったのか。

2012/01/08 08:47

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:浦辺 登 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 今では杉原千畝という名前を「スギハラチウネ」とスンナリと読めるほどになったが、それ以前、多くの日本人は知らなかった。「6000人の命のビザ」を発給した人道的な外交官として国内外に名前が知られるようになったが、バルト三国の一つリトアニアでユダヤ人に対して通過ビザを書いていた時代は注目されても、外務省に入省してからの経緯は知られていない。
 もともと、杉原は外交官として外務省に入ったのだろうが、インテリジェント・オフィサーとしての才能はどこで磨かれたのか。そのカギは杉原が学んだハルビン学院にあるのではと考える。このハルビン学院は日露戦争後の大正2年、後藤新平の発案で日露協会学校として発足している。上海にあった東亜同文書院と性格が似ているのではと思う。さらに、大正9年末に杉原は1年志願兵として陸軍に入隊しているが、これは特務機関員としての教育を受けていたのではと推察する。この年の10月、ハバロフスク特務機関長として樋口季一郎が着任しているが、極東ソ連、満洲域内での陸軍特務機関長を歴任した人物である。
 昭和12年、樋口季一郎はハルビン特務機関長になるが、翌年、ここでソ満国境でのオトポール事件というユダヤ人救出事件が起きた。杉原がカウナスでユダヤ人に通過ビザを発給する2年も前のことになる。このオトポール事件では南満洲鉄道総裁であった松岡洋右が樋口の要請で無償の救援列車を仕立てているが、このころ、杉原はソ連の日本大使館に転勤予定であった。しかしながら、杉原がハルビンで白系ロシア人と接触していたことを指摘されてソ連から着任を拒否されている。
 外務省入省後、不透明な杉原の経歴ながら、杉原がすでに樋口特務機関長の指令を受けてソ満国境のユダヤ人救出の情報収集にあたっていたのではと思える。さすれば、リトアニアで杉原が独断でユダヤ人に通過ビザを発給したという事実には伏線があったことになる。杉原の行動に松岡が激怒したとは伝わっているが、制裁を加えたとは聞かない。対ナチス・ドイツに対しての松岡のポーズだったのだろうか。
 本書は杉原にスポットを当てているので背景は詳しくないが、陸軍の統制派、皇道派の対立、陸軍省と外務省との対立の中でどれほど杉原を含む外務官僚たちが苦悩していたかが理解できるのではないだろうか。

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電子書籍

杉原千畝

2016/06/26 12:17

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:451 - この投稿者のレビュー一覧を見る

いままでの杉原千畝のストーリーとは異なる新たな視点を見ることが出来ました。以後に出た文庫版は若干の追加があるようです。

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2011/06/25 20:23

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2011/03/31 09:21

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2011/04/03 22:05

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2012/07/20 00:54

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2013/05/04 18:01

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