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商品説明
大和民族以外の民族は、どういう歴史を持ち、どのような経緯で日本人となったのか。アイヌからの簒奪、対米愚劣外交、倒幕思想のルーツなど、幕末前夜の「闇の歴史」を暴く。『週刊ポスト』連載の単行本化第17弾。【「TRC MARC」の商品解説】
幕末前夜の「闇の歴史」を暴く!
シリーズ累計430万部突破の歴史ノンフィクションの第17巻。
第1章では、東北地方から北海道、さらには千島列島まで、独自の文化を育んできたアイヌの歴史を照射する。和人が蝦夷地に進出する契機となった北東北の争いから和人の過酷な仕打ちに端を発した「アイヌ三大蜂起」。さらには、老中・松平定信が蝦夷地調査報告書を黙殺した理由にも迫る。第2章では、幕末に燎原の火の如く盛り上がった尊皇攘夷思想の源流ともいえる国学思想の成り立ちを荷田春満、本居宣長、賀茂真淵、平田篤胤ら「国学四大人」の軌跡を通じて解読する。第3章では、天保の改革に挑んだ徳川幕府が「祖法大事」と変革の波に乗り遅れる様を詳述。優秀な官吏が国の行く末を見誤っていく歴史をあますところなく活写する。第4章では「なぜ日本の道路舗装率が中国・韓国などより低いのか?」という命題からいたずらに開発に走らず、身の丈にあった暮らし、完全リサイクル社会を実現した江戸の暮らしに陽をあてている。【商品解説】
著者紹介
井沢 元彦
- 略歴
- 〈井沢元彦〉1954年愛知県生まれ。早稲田大学法学部卒業。作家。TBS報道局記者を経て執筆活動へ。80年「猿丸幻視行」で第26回江戸川乱歩賞受賞。著書に「天皇になろうとした将軍」など。
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