「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
紙の本
新アジア仏教史 13 民衆仏教の定着
著者 末木 文美士 (編集委員),松尾 剛次 (編集協力),佐藤 弘夫 (編集協力),林 淳 (編集協力),大久保 良峻 (編集協力)
人びとの社会生活のなかに支えられ、伝承されてきた仏教の歴史を広く思想と文化を統合する面からとらえ、現代における新しい仏教史の構築を目指すシリーズ。13は、近世日本の仏教を...
新アジア仏教史 13 民衆仏教の定着
民衆仏教の定着
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
紙の本 |
セット商品 |
- 税込価格:66,000円(600pt)
- 発送可能日:1~3日
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
人びとの社会生活のなかに支えられ、伝承されてきた仏教の歴史を広く思想と文化を統合する面からとらえ、現代における新しい仏教史の構築を目指すシリーズ。13は、近世日本の仏教を紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
「近世仏教堕落論」は超え難い大きな壁であったが、近年の新しい研究によりそれは乗り越えられつつある。
近世国家の幕開けとなったキリシタンとの邂逅、そして仏教との交渉、研究が進む寺檀制度の新たな姿、民衆の中に根付いた勧進の宗教者などの多様なアプローチ。
「近世こそが仏教が民衆化した時代である」。近世における民衆仏教信仰、寺院の生き生きとした仏教世界を探る。【商品解説】
目次
- 第1章 キリシタンと仏教
- 第2章 近世国家と仏教
- 第3章 仏教と江戸の諸思想
- 第4章 教学の進展と仏教改革運動
- 第5章 幕府寺社奉行と勧進の宗教者―山伏・虚無僧・陰陽師
- 第6章 「葬式仏教」の形成
- 特論Ⅰ 仏像を通して見る古代日本の仏教
- 特論Ⅱ 仏教建築の変遷
収録作品一覧
キリシタンと仏教 | 黒住真 著 | 13−75 |
---|---|---|
近世国家と仏教 | 曽根原理 著 | 81−122 |
仏教と江戸の諸思想 | 前田勉 著 | 127−177 |
著者紹介
末木 文美士
- 略歴
- 木文美士(すえき ふみひこ)
1949年、山梨県生まれ。東京大学文学部印度哲学科卒業、同大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学・東京大学)。東京大学大学院人文社会系研究科教授を経て、国際日本文化研究センター教授。専攻は仏教学、日本思想史。主な著書に、『日本仏教史―思想史としてのアプローチ―』『鎌倉仏教形成論―思想史の立場から―』『日本宗教史』などのほか、論文・共著・編著書等が多数ある。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
電子書籍
近世の仏教
2022/09/21 12:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
近世の仏教について徳川幕府の権威づけに神国仏国思想が使用されたり、庶民にまで仏教が浸透したり幕府の方針で統制された結果ではあるが学問が奨励され教学が盛んになったりと従来の停滞した近世仏教というイメージが覆される。一方で儒教や神道から攻撃されのちの廃仏毀釈の思想的根拠が準備されてきたことなど述べられている。仏教が元々持つ平等観が身分制社会のもとで批判されていたことなど興味深かった。