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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2010/10/27
  • 出版社: 平凡社
  • サイズ:29cm/199p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-582-92174-8
ムック

紙の本

北斎決定版 (別冊太陽 日本のこころ)

著者 浅野 秀剛 (監修)

浮世絵界の巨人・葛飾北斎が90歳で没するまで描き続けた膨大な画業を主題別に最大公約数的に網羅し、代表作や本邦未発表作品を含む300点を掲載。巻末にフリーア美術館所蔵「雑画...

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北斎決定版 (別冊太陽 日本のこころ)

税込 2,860 26pt

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商品説明

浮世絵界の巨人・葛飾北斎が90歳で没するまで描き続けた膨大な画業を主題別に最大公約数的に網羅し、代表作や本邦未発表作品を含む300点を掲載。巻末にフリーア美術館所蔵「雑画巻」全図を収録。【「TRC MARC」の商品解説】

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みんなのレビュー6件

みんなの評価4.5

評価内訳

  • 星 5 (2件)
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紙の本

世界に誇る日本の画家といえば、実は村上隆でも写楽でもない、実は北斎なんです。その北斎の名画の数々を原寸に近いサイズと鮮やかな色彩で、しかも扱いやすい雑誌タイプで見せてくれる本がこれ、ちなみに私のお気に入りは「百物語 さらやしき」かな、ベロ藍の色も鮮やかで・・・

2011/08/30 20:41

8人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

そんなこと決めて意味があるのか、って聞かれると困るんですが、世界の十大画家というのがあります。たまたま私が見たサイトで選ばれたのは、ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロ、ルーベンス、ベラスケス、レンブラント、ターナー、ゴッホ、モネ、ピカソ。フェルメールやセザンヌがないぞ、とかボティチェリはどうなんだ、欧米人偏重の選出だとか異論はあるでしょうが、でもターナーについてはともかく他は一応は納得できるのではないでしょうか。

ところが世界の有名な絵画、と視点を変えてみると面白いことがおきます。この場合、さすがに10作品に絞ることは難しいようですが、十大作家のものはターナーを除いてそのまま入ってきます。それに、時代の影響でしょう、フェルメールのように近年、評価があがった画家やポロックのようなアメリカの現代作家の作品も姿をみせます。そして欧米人以外から一点だけ選ばれたのが北斎の「神奈川沖浪裏」です。「モナリザ」と「神奈川沖浪裏」をトップにあげる人もいるほどです。

日本人にとっては、北斎より写楽のほうが上という思いがあるような気がしますが、外国人にとってはそうではなさそうです。ちなみに、たまたま知人から贈られてきたオークションのカタログに、前述の世界的に有名な作品「神奈川沖浪裏」が出ていました。エスティメイト価格は4000万~5000万、落札価格は分かりませんが、私が知る浮世絵としては予想外に高い値付けでした。感心したのは作品についての説明文です。
                  *
浮世絵には、今日まで伝わる過程で余白部分が切り落とされてしまう作品がしばしば見られるが、本作品はオリジナルのサイズを保っているため、大判錦絵本来の魅力が伝わる。この画題は、メトロポリタン美術館や東京国立博物館など多くの美術館に収蔵されているが、本作品はそれらと比べても、空に施されたぼかしのピンク色がより良い状態で残る極めて貴重な一点と言えよう。
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ちなみに、浮世絵の色については、保存状態によってかなり差が出て、娘の知人などは月岡芳年の作品を額にいれて飾っていて、あるとき専門家に見せたら、買値の1/5の値しかつかなかったといいます。その理由が、色あせがあるから。好きな作品を毎日見て楽しんでいた本人は少しも後悔していなかったそうですが、薄い色はかなりの確率で褪せます。所蔵家がおいそれとは美術館や出版社に作品を貸さない理由はそこにあります。

閑話休題。2010年は北斎生誕二五〇年でした。実は、私、この本を手にするまで、そのことを知りませんでした。改めて調べると、浮世絵 太田記念美術館で『生誕250周年記念 北斎とその時代』、那珂川町馬頭広重美術館で『葛飾北斎生誕250年記念展―冨嶽三十六景と風景画―』、すみだトリフォニーホール『北斎の音楽(おと)を聴くII「人形浄瑠璃でみせる北斎の世界」』などそれに相応しい展覧会があったようです。

2011年に入ってもすみだリバーサイドホール1階・ギャラリーで『生誕250年記念 「北斎のバードアイ」展 』が、そのあと三井記念美術館で『特別展 ホノルル美術館所蔵「北斎展」』と続きます。でも、こういってはなんですが、三井記念美術館を除けばどれも聞いたことも無い施設ばかり。自分の無知をさておいて、やはり国立博物館クラスでの企画でないと社会的認知度はぐっと低くなるというのが現実ではないでしょうか。

ちなみに東京国立博物館で、特別展 北斎展が開かれたのは2005年です。五年後に生誕二五〇年がくるのが判っているのに、なぜそんな中途半端な時期に? なんて思ってしまいます。しかも、なぜか北斎生誕二五〇年の余韻が残る2011年の特別展が〈写楽〉というのですから首を傾げたくなります。おまけに会期が三井の北斎展とカブる。ま互いに盛り上げて多くの人が浮世絵に親しめば、それはそれ、素晴らしいことなんですが・・・

ついでに触れておけば、実際の浮世絵版画の多くは、約26×38cmという大きさ。これはあくまで商取引上の話ですが、一般的に画商が扱う絵の基本サイズ10号(53.0 x 45.5)に対して、面積でいえば半分以下の大きさ、ともかく小さいわけです。教科書の小さな図版と、ポスターで使われる大きな図柄しか見ていない私は、実物の小ささに呆れた記憶があります。海外作品の多くが思っているより大きいのとは全く逆です。

画集にある程度の大きさが求められるのは、そのような実物との溝を少しでも埋めるためです。たとえば、約26×38cmの浮世絵であればA4サイズで見開きにすれば原寸で本に収まります。見易さを考えて一頁に収めても、70%くらいの縮小率ですからほぼ原寸です。つまり、浮世絵を楽しむには大型本が絶対の条件になります。とはいえ、原寸で一頁に収めた上製本では、扱い難いうえに高価になる。その欠点を満たすのが雑誌形式・ムックで、代表的なシリーズが別冊太陽、ということになるのではないでしょうか。おまけに、この本、実に印刷がいい。出版社の HP を見ると、
           *
浮世絵界の巨人、葛飾北斎の生誕250年記念号。90歳で没するまで描き続けた膨大な画業を主題別に最大公約数的に網羅し、代表作や本邦未発表作品を含む300点を掲載。
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とあります。念のため巻末の掲載作品リストを数えると199点しかありません。これは数え方の問題でしょうか。それはともかく、今回の本はそのまとめ方に大きな特徴があります。目次を見ればわかりますがテーマ別です。そのため傾向が掴みやすいし、絵も探しやすい。そのかわり、作品の年代別変遷が分からず、70歳を超えてから傑作をいくつも生み出した北斎の本当の凄さが伝わってこない。内田千鶴子の『宇宙をめざした北斎』でそれを補うのがベストです。

さらに言えば、藤沢周平全集第一巻所収の「溟い海」と「旅の誘い」を読むことをお薦めします。前者は、息子の借金取りに追われる北斎の晩年の姿と広重に対する対抗意識が、後者は広重に風景を扱った浮世絵を書かせようとする版元の想いと、広重の北斎への思いが描かれた話で、併せて読めば二人の作品への理解と興味が一段と深まります。

ともかく、個別作品の解説は要領よく短くまとめられていて、なにより数多くの作品を鮮やかな色で楽しむことができる本です。雑誌スタイルですから気軽に扱えるのも嬉しい。この本を見て、北斎の偉大さを知り、興味をかき立てられた方は是非、近所の博物館に足をお運びください。私のお薦めは東京国立博物館の常設コーナー。北斎、広重、歌麿、清長の作品であれば一点以上が、いつでも展示されています。おまけに見ている人が殆どいないのがありがたい。

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2011/07/17 21:06

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2011/11/15 22:03

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2013/09/05 11:47

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2014/06/27 17:39

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2017/05/05 03:34

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