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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2010.10
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: 新潮新書
  • サイズ:18cm/188p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-10-610390-2

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国家の命運 (新潮新書)

著者 薮中 三十二 (著)

国益を背負う外交の現場とは、いかなるものなのか。世界という視座から見た日本は今、どういう国なのか。40年余の外交官生活をふり返りながら、衰えゆく日本の国勢を転回させるため...

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国家の命運 (新潮新書)

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国家の命運

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商品説明

国益を背負う外交の現場とは、いかなるものなのか。世界という視座から見た日本は今、どういう国なのか。40年余の外交官生活をふり返りながら、衰えゆく日本の国勢を転回させるための針路を提示する。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

薮中 三十二

略歴
〈薮中三十二〉1948年大阪府生まれ。大阪大学法学部中退。アジア太洋州局長として六カ国協議の日本代表を務め、北朝鮮の核や拉致問題の交渉にあたる。外務事務次官を2010年に退任し、顧問に就任。

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みんなのレビュー78件

みんなの評価3.6

評価内訳

紙の本

外務省の前事務次官、薮中三十二(みとじ)氏が書いた日本外交論である。彼は国家の中枢で責任ある立場に立って日本外交を文字通り切り盛りした男だ。業務上知りえた秘密も多数あるだろうし、なかには墓場にまで持っていく類のエピソードもあろう。こうした暴露的なエピソードは本書には一切ない。

2010/11/25 14:40

27人中、16人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:塩津計 - この投稿者のレビュー一覧を見る

冒頭に薮中氏はかましている。「私は、外交インサイダーとしての立場を利して、個々の政治家について論評したり、暴露的レポートをお届けするつもりは毛頭ない。それは、一外交官としてのポリシーでもあるからだ」と。これは外務省の落ちこぼれが最近恥も外聞もなくメディア露出を決め込んで組織人としてあるまじき行動に出ていることへの痛烈な皮肉であろう。「外交インサイダーとしての立場を利して、個々の政治家について論評」は、おそらく外務省の落ちこぼれ1号天木直人のことを指しているのだろうし、「暴露的レポートをお届け」というのは、外務省の落ちこぼれ2号の佐藤優のことを指しているんだろう。本書は、いわば抗弁、反論することを封じられてきた外務省からの反撃の狼煙である。

外務省の中枢を歩んだエリート官僚による文章だけに内容は迫力に満ちている。

薮中さんは日本の外交の特色として以下の3点をあげている。「受け身の姿勢」「言い訳の姿勢」「小出しの姿勢」。日本では「もっと毅然たる外交を」という声が巷にあふれている。「NOと言える日本」など勇ましいタイトルの書物も人気を博したりしている。しかし、薮中さんは、こうした言論は、いわば頭の悪い国民に向けて発せられるガス抜き効果を狙ったものなのであって、いざとなると日本人自身が「毅然たる外交」に背を向けると喝破する。なぜ日本は堂々と自分の主張を行わないのか。それはカッコイイことを言えば、あらぬ逆ねじを食らって、必要以上の譲歩を迫られたとき、その用意も覚悟もないからだという。「お前が余計なことを言うから、米で譲歩を迫られたじゃないか。自動車産業のお蔭で農民が馬鹿を見るのか」と、こういう具合になるわけだ。日本社会の最大の欠陥が、ここに凝縮されている。日本人は、物事に優先順位をつけることが出来ない。何が一番重要で、何が重要でないかを判断することが出来ない。やろうとすると必ず起こるのが「強者の論理」「弱肉強食」という、例のアレだ。日本では全員がハッピーになる政策でなければ歓迎されない。というか、受け入れられない。自分で自分の政策に優先順位をつけられないのであれば外国と交渉なんか出来るわけがない。たかだかGDPの1.5%しかない農業なんか、本来日本にいらないのである。日本人は世界で一番競争力のあるトヨタやホンダの自動車を売って、そのお金で世界から食料を輸入することが「合理的」なのだが、こういうことを白昼堂々主張することが出来ない。出来にくい。大規模小売店法に関する規制だってそうだ。駅前商店街というのは、昭和30年代の消費行動を前提とした設計になっている。当時の日本人は三度三度の食事ごとに買い物をした。夕方に夕食で食べる分だけ買い物をした。だから買い物は買い物かごだけで済んだし、買い物は原則徒歩もしくは自転車ですんだ。いまは違う。昔は想像もしていなかった1リットル紙パック入り牛乳を三本も四本も買い、2リットル入りペットボトルのお茶を1ダースも買うようになった。こんな買い物、徒歩では出来ない。自動車がないと出来ない。ショッピングカードがないと出来ない。そうなると駅前商店街じゃ買い物なんか出来ない。大規模スーパーでドカンと買い物をして、駐車場に停めてある車に全部載せて自宅に帰るように出来ないと買い物なんか出来ない。だから消費者は駅前商店街に見切りをつけ、巨大スーパーの進出を歓迎したのだが、日本では商工族が邪魔をして大規模小売店法の改正が遅れた。これは時代の要請に合わなくなった駅前商店街の人々にとっては利益でも、日本全体からみれば明らかにおかしなことだった。もっと日本の消費者に合理的な買い物の機会が提供されてしかるべきだった。しかし日本の政府は「正しい選択」が出来ないでいた。だから外務省が「ガイアツ」を使って「正しい選択」を日本政府に迫る作戦を実行した。これがいまだに在日アメリカ大使館がそのホームページ上で公開している「年次改革要望書」の中身だ。これは日本自身による自作自演がその大宗を占めるものなのである。関岡英之、読んでるか?

しかし、これは何も日本政府に限った現象ではない。諸君の身の回りを見渡せば頻繁に起こっていることである。マンションの管理組合を見てみるがよい。理事長に大した権限は無く、司会進行役にすぎない。そして大規模修繕計画等ほとんど全員の利益になる事柄でも一部の少数のワガママが横車を押した途端、管理組合の審議はストップする。前に進めない。これが私たち日本人がつくってきた「社会」なのである。

薮中さんは日本と対照的な外交を展開する国として中国をあげる。中国外交の特色は「動じない」「言い訳しない」「相手を攻撃する」の3点だ。ただ日本のマスコミが言うほど中国の外交が「したたか」なのかというと、「そうではない」と薮中さんは断じる。自分の主張を強く出しすぎる結果、周囲から浮き上がり、嫌われ、孤立した揚句に自滅するケースが中国外交にはままあるというわけだ。最悪のケースが2009年12月にデンマークで行われた気候変動サミットだろう。中国は世界が苦労して漕ぎ着けようとした気候変動サミットの合意をぶち壊し世界を敵に回した。中国国内では「西欧の陰謀を打ち砕いた自主外交」という、いつか見たような拍手喝さいが巻き起こったが、気候変動サミットを契機にアメリカとEUは中国を敵視するようになったのは厳然たる事実だ。ダライラマにしても李登輝にしても、中国政府がシレっと無視していれば世界の誰も注目しなかっただろうに、中国が大騒ぎするものだから、世界は却って中国政府の姿勢に反対の意思表明をするようになる。今年のノーベル平和賞騒ぎも同じだろう。独りよがりで傍若無人な中国が世界中の人たちから嫌われ警戒されるようになった最大の原因は中国の外交姿勢にあるというわけだ。

海外からどう見られているかを気にしすぎるのも日本人の悪い癖だと薮中さんは言う。アメリカに対し毅然たる対応をしろと勇ましい声を出す奴に限って、年頭の大統領一般教書演説に日本への言及がないと、日本のマスコミはすぐに「ジャパンパッシング」「日本軽視」と大騒ぎを始める。じゃあ、同じ教書内でイギリスへの言及があったか、フランスへの言及があったか。無いのである。それで英仏のマスコミは自国軽視だと大騒ぎなんかしていないのである。日本のマスコミもきちんと冷静な己の目で世界を見る視点を養うべきだろう。

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紙の本

お役人の考え方がよく分かります

2011/01/16 13:24

7人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:マッシ - この投稿者のレビュー一覧を見る

外務省のお役人であった藪中三十二さんの新書を読んだ。ニュースの画面によく登場した人物である。

小一時間ほど読んで頭に残ったのは2点。

彼が国家公務員試験などの難しい試験でも、1ヶ月の勉強で合格してしまう、俗にいう秀才であること。本人の弁だとなぜか知らないが合格するとのことである。

もう一つは、(外交における)役人の考え方である。外国との交渉では、一方的な勝ち負けはないそうで、51:49の割合で勝つのが理想だそうである。

交渉の席では、防御だけでなく攻撃が必要だとといておられる。日本の外交は、それをしたいのだが、他のお役所との垣根がそれを邪魔をして、常に防御に回らされるということだ。

北朝鮮の拉致問題の場合は、相手が10年、20年の外交スパンで仕切っている以上、それに合わせなければ同じ土俵に立てないと言っている。

つまり、(相手の立場もあるので)何事もほどほどがよく、その中で自分の理想とする国家像、自分の頭に中にある理想的な国民に対して、精一杯の仕事をすれば、それでよいという考え方である。お役人一般に汎化できそうである。

間違ってはいない。だが、外務省の考え方がそれだと国を代表する立場としてはいかがなものか。拉致被害者は高齢化している。誰もいなくなれば自然と問題は解消する。それを見越した言い訳にも聞こえてしまう。

小泉元首相と小沢元自民党幹事長を褒めていた。どうやら役人は、いけいけどんどん、責任は俺がとる、といったタイプの人たちは大好きなようである。お役人の実態を垣間見た。違う意見もおありだと思うので一読を勧める。

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紙の本

外交交渉の要諦と、日本の国家戦略

2010/11/08 10:58

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:としりん - この投稿者のレビュー一覧を見る

 薮中三十二氏は、トップ外交官として外交交渉の第一線で活躍をした。
 本書は、著者の経験と見識から、外交交渉の要諦、心構え、交渉のロジック、さらには日本の国家戦略まで論じるものである。
 よく中国の外交はしたたかだと言われる。そうだろうか。
 薮中氏は、必ずしもそうとは言えない、とみる。最近発生した、人権活動家へのノーベル平和賞授賞をめぐる騒動などをみると、薮中氏の指摘も尤もである。
 本年9月に発生した尖閣諸島沖での巡視船と中国漁船との衝突事件をめぐる中国側の態度はどうだろうか。
 本書では、事件発生について簡単に触れるだけである。原稿締切の関係だろうが、やや残念である。できれば、その後の展開と日中両国の対応について、著者の見解を聞きたかった。
 余談ながら事件は、一般に非公開だったはずのビデオ映像が、ハンドルネーム「sengoku38」氏によりネットに流出されるという、予想外の展開となっている。
 なかなか痛快なことだ。
 これにより、中国側は従来の「巡視船の方から中国漁船に衝突してきた」とは主張しづらくなり、苦しい強弁に変化してきた。
 漁船船長が中国人の英雄なら、「sengoku38」氏は日本人の英雄である。

 さて本書は、最近話題の環太平洋経済協定(TPP)にも触れる。参加不参加をめぐって与野党ともに議論が割れる。
 国家戦略として、この問題は避けて通れない。
 11月8日付け読売新聞に、葛西敬之氏の論説が掲載された。TPP参加は、環太平洋諸国との連携を強め、中国への抑止効果も期待できるとするものである。
 尖閣事件での中国側の経済的な報復措置を忘れず、戦略的な観点からの決断が必要だろう。
 本書は、外交交渉の要諦に多くのページを割いているが、それらは国家間の外交にとどまらず、ビジネスなどいろいろな交渉事にも通じるところがある。そこが本書のポイントだろう。

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紙の本

外交官みずからが語る日本外交の弱点とその理由など

2011/05/28 23:50

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Kana - この投稿者のレビュー一覧を見る

2010 年までの 30 年以上 (?) にわたって外務省につとめてきた著者が,アメリカやアジアとの外交について,率直につづっている. 対米外交に関しては,なりふりかまわない要求をしてくるアメリカにふりまわされ,その要求を値切るのがやっとだった様子が書かれている. また,日本が ODA などによって海外でかさねてきた努力をうまく説明してこなかったことが評価をさげていたが,それをきちんと説明することで「知らなかった」,「すばらしい」とすなおにみとめられた経験が紹介されている.

この本にはそれほどあたらしいことが書かれているわけではない. しかし,これまで日本の外交の弱点とされていたことや,そうならざるをえなかった理由などを,実際にその最先端にいたひとのなまなましい筆致で確認することができる. それは,今後の外交をかんがえるうえでの原点になるだろう.

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