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商品説明
60年代から現在まで最も過激に時代をリードし、世界からも熱い注目を浴びる鬼才・若松孝二の文章と発言を収録。その実践、思想、感性の真実を鮮やかにしめす魂のドキュメント。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
若松 孝二
- 略歴
- 〈若松孝二〉1936年生まれ。「甘い罠」で映画監督としてデビュー。ほかの作品に「水のないプール」「実録・連合赤軍」など。著書に「時効なし」他。
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書店員レビュー
若松孝ニをピンク映...
ジュンク堂書店大阪本店さん
若松孝ニをピンク映画の巨匠だのパレスチナ闘争組織に参加するような闘争家などと規定するのはもうやめにしないか。
本書に見られる一見過激な発言を一冊通して見ていくと、決して声高に主張するでもなく自分を曲げない事が強面に受け止められているだけなのがわかる。「実録・連合赤軍」に関するトークイベントを店で行った時も、「ピンク映画また撮ってください!」という声に辟易していたように彼の作家性は反権力といったテーマだけで語るべきでない。「撮影時にはモニター見ながら役者さんに演技をつけますか。」という質問に丁寧に答えてくれたように、まず映画作家・若松孝ニを偏見なく享受すべきである。
ゴダールの「アルファヴィル」の如き異化された風景によって〈私)と〈世界)が対峙する。反権力といった政治環境などはあくまで背景に過ぎない。21世紀現在見直しても古さを感じない遠い視座。PFFで未ソフト化作品も含めて監督特集があるので是非目にしてもらいたい。
大阪本店 DはDynamiteのD