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  • カテゴリ:小学生
  • 発行年月:2010.4
  • 出版社: 少年写真新聞社
  • サイズ:26cm/1冊(ページ付なし)
  • 利用対象:小学生
  • ISBN:978-4-87981-327-5
絵本

紙の本

トーベのあたらしい耳

著者 トーベ・クルベリ (さく),エッマ・アードボーゲ (え),ひだに れいこ (やく)

両親の言うことを聞かず、怒られるトーベ。もしかして…?難聴のトーベは補聴器をおしゃれに飾ろうと考えます。難聴の筆者の体験に基づいた絵本。【「BOOK」データベースの商品解...

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トーベのあたらしい耳

税込 2,090 19pt

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商品説明

両親の言うことを聞かず、怒られるトーベ。もしかして…?難聴のトーベは補聴器をおしゃれに飾ろうと考えます。難聴の筆者の体験に基づいた絵本。【「BOOK」データベースの商品解説】

トーベの耳は聞こえにくかったのですが、おとうさんとおかあさんは気がついていません。人のはなしをちゃんと聞いていないと思ったおとうさんがトーベと話し合ってみると…。難聴の著者の体験に基づいた絵本。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

トーベ・クルベリ

略歴
〈トーベ・クルベリ〉1973年スウェーデン生まれ。「トーベのあたらしい耳」で作家デビュー。
〈エッマ・アードボーゲ〉1982年スウェーデン生まれ。児童書や雑誌の挿絵画家、絵本作家として活動。

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評価内訳

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紙の本

福祉の中に文化が含まれ、文化の中に福祉が含まれていること

2010/05/09 15:57

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:wildcat - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、トーベという女の子の物語。

彼女は耳が聞こえにくかったのが、両親はそれに気づいていなかった。

両親は、トーベがちゃんと聞いていないと思っていたのだ。

実は、後ろの音しか聞こえなかったら、
前の音を想像してなんとか会話をしていたのだ。

~まと聞こえたら、「ぬま」かなと思っているから、
こんな会話になってしまう。

お父さんが「あした くまでも 見に いかないか?」
と言っているのだけど、

トーベは、
「なに、それ? ぬまなんて 見ても おもしろくないよ!」
と答えてしまう。

おとうさんが
「ぬまじゃなくて、くまだよ。どぶつえんに いこうか!」
と言って、トーベはここで、やっとわかる。

「あっ、くまね。うん、いきたい!」

動物園でも、両親の注意がよく聞こえないから、
楽しくしていたはずなのに、
両親は急になんであんなに怒ってるんだろうと思っている。

そのときは、一緒に木の馬に乗った妹のアンナを
ちゃんと支えてと両親は言っていたのだった。

とうとうお父さんは、
「おとうさんと おかあさんの いう ことを きかなきゃ ダメだろ。
きのうだって、ちっとも きいていなかったじゃ ないか。」
と注意する。

トーベは、
「きこうと したもん。でも きこえなかたの。
なのに、ふたりとも ガミガミ いってさ!」
と答える。

そのときお父さんは、はじめてトーベの耳が
よく聞こえていないのかもしれないと思ったのだ。

話し合った両親は、トーベの耳を検査してもらうことにする。

この検査の様子はかなり細やかに描かれている。

本書の約半分が検査のシーンなのだ。

お医者さんがトーベとお母さんに説明してくれた
耳の聞こえる仕組みも描かれている。

耳の各部の名称は専門用語を残しつつ、
それ以外は子どもにわかりやすい説明で、
耳の図も使って話されている。

そして、言語聴覚士は、トーベに
補聴器をつけた方がよいと伝える。

トーベにわかるように、
「耳の うらがわと、あなの 中に つける、もうひとつの 耳みたいな ものよ」
と説明し、

トーベが
「なに、それ? 耳に 耳を つけるなんて、ヘンなの!」
と答えると、

「ちっとも ヘンじゃ ないわ。ほら、これが ほちょうきよ。
なんしゅるいも いろが あるのよ。」

そして、おかあさんには特に気をつけなくてはいけないことを教えた。

トーベは、帰るときにどうだったかというと元気いっぱい。

「ほちょうき、みどりのが いいな。
むらさきの キラキラが はいった のりを ぬって かざるんだ」。

そういえば、表と裏の見返しは、カラフルな補聴器でいっぱいだったな。

本書は、作者の体験をもとに描かれた。

カバーの作家略歴には、次のように書かれている。

  トーベ・クルベリ(Tove Kullberg)

  1973年、スウェーデンに生まれる。

  2007年、本作で作家デビュー。

  難聴だったがために、孤独を感じることがあった作者は、
  さまざまな障害を抱える子どもたちを勇気づけたいと考え、
  この作品を書いた。

  同年、スウェーデン難聴者協会の「ストックホルムの貝殻賞」を受賞。

  本作はスウェーデンで人気を博し、
  2009年、IBBY(国際児童図書評議会)
  スウェーデン支部による国内推薦図書に選ばれた。

トーベは1973年生まれなので、本書に描かれているのは
1970年代のスウェーデンの医療と福祉ということだ。

また原本書誌情報、著作権情報の上には、こんな言葉が記されている。

  この書籍はスウェーデン文化庁の翻訳助成を受けています。

スウェーデンは福祉国家であるというときに、
まずは税金で福祉や教育を支えている体制がイメージされると思うのだが、

そういっ体制以前に、根っこにあるものとして、
福祉の中に文化が含まれ、文化の中に福祉が含まれていることが
その真髄ではないかと私は考えている。

障害者理解の助けになるようにと、
海外での本国作品の翻訳の助成をしているのだから。

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