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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.5 1件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2010.3
  • 出版社: 岩波書店
  • サイズ:20cm/344,15p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-00-022282-2
  • 国内送料無料

紙の本

江戸のみやび 当世謳歌と古代憧憬

著者 鈴木 淳 (著)

近世後期の江戸において、大名をはじめ、武家の奥方、文人、庶民に至るまで、人々は和歌や絵巻に描かれた古代世界を理想化し、「みやび」へのあこがれを深めていた。「みやび」への憧...

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江戸のみやび 当世謳歌と古代憧憬

税込 4,400 40pt

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商品説明

近世後期の江戸において、大名をはじめ、武家の奥方、文人、庶民に至るまで、人々は和歌や絵巻に描かれた古代世界を理想化し、「みやび」へのあこがれを深めていた。「みやび」への憧憬を切り口に、斬新な江戸の姿を叙述する。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

鈴木 淳

略歴
〈鈴木淳〉1947年生まれ。國學院大學大学院日本文学研究科博士課程単位取得満期退学。人間文化研究機構国文学研究資料館教授。著書に「橘千蔭の研究」ほか。

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みんなのレビュー1件

みんなの評価3.5

評価内訳

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  • 星 1 (0件)

紙の本

看板に偽りあり、これはあくまでサブタイトルで読むもの。そこらへん、出版社のセンスを疑います。よく内容を確認してから買わないと、失望ばかり大きくなる。それにしても、散漫な内容で、感心したのは一章だけとは、残念・・・

2010/12/24 12:05

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

〈江戸〉〈みやび〉ともに私が好きな言葉です。カバー折り返しには
             *
近世後期の江戸において、人びとは同時代の文化的繁栄を
謳歌する一方で、和歌や絵巻に描かれた古代世界を理想化
し、「みやび」へのあこがれを深めていた。大名をはじめ、
武家の奥方、文人、庶民に至るまで、伝統的な美の規範は
どのように摂取され広がっていったのか。「みやび」への憧
憬を切り口に、斬新な江戸のすがたを叙述する。
             *
とあるので、素直にこれは「江戸時代における〈みやび〉について論じるものだろ」と受け取ります。だから、こういうタイトルになります。ところがです、たしかに「みやび」は、けっして日本古代からの言葉ではない、ということが第一章の〈「みやびを」の誕生〉で述べられたあと、この本から〈みやび〉についての記述は殆ど姿を消します。

第一部に〈「みやび」を担う人々〉、第二部に〈輻輳する「みやび」イメージ〉とまで書いてあるのに、です。そのかわり、やたらと向島百花園のことが出てきます。当然、私としては〈みやび〉と向島百花園は結びつくものだと思うのですが、どうもそういうわけではありません。私の読み落としかと気になって何度か読み直しましたが、やはり、ない。これは何だろ、と思いました。

ところがです、巻末の〈みやびの在処――結語に代えて〉の、〈一 みやび男のとも〉にこんなことが書いてあります。
             *
本書『江戸のみやび』を編集、出版するに当たり、論じ残してしまったこととして、ふたつほどどうしても気掛かりなことがある。ひとつは、そもそも「みやび」そのものについての議論が足りなかったことであり、もうひとつは、「みやび」と茶の湯の関わりについてである。前者は、「みやび」が本書の核心を成しているものであるにも関わらず、語釈を別にすれば、正面切って論ずることを避けてきたという問題である。後者は、「みやび」が実践された典型的な場所として向島百花園を挙げながら、そこでの茶の湯と「みやび」の結びつきについては、やはり論を回避してきたという問題である。
             *
自分で議論が足りない、って認識してる。これは驚きです。驚きを通り越して呆れる。安直にWikipedia で調べると「鈴木 淳(すずき じゅん、1947年 - )は、国文学者、専攻は近世文芸。國學院大學大学院日本文学研究科博士課程単位取得満期退学。1997年「江戸和学論考」で九州大学文学博士。人間文化研究機構国文学研究資料館教授・副館長。」とありますが、著作はあまりない。でもです、これはないでしょう。一体、〈みやび〉はどこに行ったんだって。

これならタイトルを変えて、『江戸逍遥 みやびから北斎まで』とでもすれば、中身が美術を中心に江戸の文化を論じるものだから、全く違和感なく受け入れます。むしろ本の題として〈みやび〉を前面に押し出したことに問題があります。各章のタイトルをみれば、どれも面白そうなものではあります。ただし、実際に読んでみれば、第一章を除けば、ほほう、と思ったことは一つもありません。

岩波書店の編集部は、どういうつもりでこの『江戸のみやび 当世謳歌と古代憧憬』を採用したのでしょう。いや、副題の〈当世謳歌と古代憧憬〉にこそ目を向けて欲しい、〈みやび〉は前振りに過ぎないんだから、とでもいうのでしょうか。国文学研究資料館蔵の鍬形刑けい斎画「隅田川楳屋図」に、古郡博仙の題字をあしらったカバーは、いかにもらしいものではありますが、外見と中身がまるで違う、というのは止めましょうよ、岩波さん。最後に参考までに、魅力的な目次の丸写し。

 序
  第一部 「みやび」を担う人々
第一章 「みやびを」の誕生――真淵から千蔭へ
第二章 上野輪王寺宮の雅事――公遵親王と文人パトロネージ
第三章 松平定信の絵巻物フェティシズム――帝王学としての文化振興
第四章 打掛のシンボリズム――奥向きの女性たちのコスチューム
第五章 隅田川流域の雅事――向島百花園とパフォーマンス

 第二部 輻輳する「みやび」イメージ
第六章 『江戸名所図会』異聞――江戸のトポグラフィー
第七章 北斎絵入り狂歌春興帖『花の兄』の紹介と翻刻
     ―ー狂歌連とプライベート出板――
第八章 鍬形けい斎画「隅田川楳屋図」を読む――向島百花園再見
第九章 高尾太夫図と遊女花扇の賛――演出される「みやび」
第十章 渡海石版『絵本鴬宿梅』――絵手本の中の「みやび」
 みやびの在処――結語に代えて
 後記
 主要書名索引
 主要人名索引

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