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聖なる谷の淑女 下 (ヴィレッジブックス)
後見人の遺言の内容は驚くべきものだった。遺産が一族に分与されるためには、1週間以内にリチャードがカトリオーナとの結婚に同意しなければならないというのだ。リチャードは日ごろ...
聖なる谷の淑女 下 (ヴィレッジブックス)
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商品説明
後見人の遺言の内容は驚くべきものだった。遺産が一族に分与されるためには、1週間以内にリチャードがカトリオーナとの結婚に同意しなければならないというのだ。リチャードは日ごろ華やかなロンドンの社交界で浮名を流している男。一方、カトリオーナはスコットランドの領地から離れるわけにはいかない。だから、彼がカトリオーナと結婚することはありえない。しかし、彼女はお告げにしたがい、リチャードの子供を身ごもる決意を固めた。そして、ある夜リチャードにこっそり薬をのませてから、意識朦朧としている彼に抱かれるのだが…。【「BOOK」データベースの商品解説】
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家族のやりとりが微笑ましい・・・。
2010/01/22 22:33
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:めるる - この投稿者のレビュー一覧を見る
後見人の遺言の内容は驚くべきものでした。遺産が一族に分与されるためには、1週間以内にリチャードがカトリオーナとの結婚に同意しなければならないというのです。リチャードは日ごろ華やかなロンドンの社交界で浮名を流している男。一方、カトリオーナはスコットランドの領地から離れるわけにはいかない。だから、彼がカトリオーナと結婚することはありえない。しかし、彼女はお告げにしたがい、リチャードの子供を身ごもる決意を固めます。そして、ある夜リチャードにこっそり薬をのませてから、意識朦朧としている彼に抱かれるのですが…。
カトリオーナと結婚するにあたり、リチャードは誓いをたてます。
主導権をにぎらない、カトリオーナの役目を奪わない、谷を管理する彼女のやり方に口だししないと。
しかし、そんなリチャードの想いと、カトリオーナの彼を無理に留まらせてはいけないという想いが、勘違いを生んでしまいます。
二人がそんなすれ違いを、自分の考えを素直に話し合い、協力していく姿にほっとしました。
そして後半、シンスター一家が谷にやってきて、カトリオーナを家族として受け入れ、カトリオーナも家族の絆を感じるようになります。その様子がとっても心温まるもので、読んでいて微笑ましかったです。
さて、シリーズ第四作はデーモンことハリーの登場です。運命がシンスター家の人間にしかけた罠から逃れるつもりの彼が、どんな風に罠に落ちるのか楽しみです。