紙の本
すぐに実践できるマーケティングのノウハウが満載されています!
2018/09/02 08:50
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、ストーリー仕立てで編集されたマーケティングのノウハウを教示した画期的な書です。ストーリーは、あるイタリアンレストランの社長を突然任された若手女性社員が、優秀で凄腕と評判のカリスマコンサルタントに頼み、どのような業界でも必ず成功を収められるマーケティングの方法を教えてもらい、それを実践しながら、どんどんラストラン業務を成功に導いていくという内容になっています。ストーリーを楽しみながら、同時にマーケティングの知識も学べる良書です。
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「戦略BASiCSの伝道師」佐藤義典さんの最新著書。
戦略BASiCSを軸とし、マインドフロー、プロダクトフロー、等の「売れる仕組み」を一貫性・具体性を伴った形で文脈の中で紹介。
純粋にストーリーとしても面白いため非常に頭に残りやすく、かつ戦略思考自体も実行可能なアクションまでブレイクダウンされているので単なる理論に留まらず、明日から活用出来るようになる一冊。
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イタリアンレストランの若社長がマーケティングコンサルタントと相談しながら、経営を立て直していく小説形式のマーケティング戦略本。
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サブタイトルに「明日から使えるマーケティング戦略」とあるように、読み進める中で自然にマーケット戦略の手法を学び取ることができる面白い本です。
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イタリアレストランを舞台にした小説。
佐藤さんのマーケティング理論が実践でどう
使われるのか、がわかる。
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これも終始論文執筆のために、長いこと積読本となっていた本。初心者向けのマーケティング戦略の本で、ストーリーがおもしろいので楽しみながら学ぶことができる。
ストーリーがおもしろいので、編集さんがご尽力されたのではないかという、邪推も出てくる。
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マーケティング戦略の本。
ひとつのフレームワークを1冊使って物語り形式で説明しているので
とっつきやすいし読みやすい。
2時間程度で読み終わるので、通勤の友に良いんじゃないかと。
読みやすいだけで読み流してしまわないように注意。
内容は...
・競合を見極める
・強み/弱みを整理
・ターゲットを明確化
・一貫性を持って対応
・戦略立案→数字で評価→改善のサイクルをまわす
・購買フローを整理して対処
...と言ったところ。
並べて書くと目新しさは無いけど、よく整理されているので理解しやすい。
問題は、これをどう業務に生かすか…
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とてもわかりやすい
手法を端的にまとめてあり、ストーリー仕立ての内容なので、
読みやすい
売れ仕組み:BASICS
(競合を見間違えないことも大事)
評価:せ・す・じ・評価のサイクル
独自資源
マインドフロー
コンセプトと価値と独自資源とサイクル:大事というのことがよくわかる
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なぜ、あの商品ばかり売れるのか?数々の企業で成果をあげたトップコンサルタントの最新マーケティング理論を、ストーリー化して実況中継。とあるイタリアンレストラン、突然社長を任された若手女性社員が『どんな業界でも役立つすごい売り方』を学び、ライバル店に立ち向かいます。ストーリー+解説でマーケティング戦略が丸ごと頭に入るため、すぐに実践可能!
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【読書メモ】
●戦略BASiCS
・Battlefield:戦場
・Asset:独自資源
・Strength:強み・差別化
・Customer:顧客ターゲット
・Selling message:メッセージ
●強みを考える前に競合を考える必要がある。強み・弱みは、「誰と比べて」という競合との一貫性を見落としやすいので注意しよう。
●顧客ターゲットを考える際は「20代女性」などでは止めず、「どんな20代女性か」ということまで具体的に考えよう。「どんな仕事をしているか」「夜はどこで遊ぶか」「読む雑誌は」など具体的に、だ。渋谷で飛び回る20歳の女子大生、夜にビジネススクールで学ぶ26歳のキャリア女性、29歳で子供がいる専業主婦、彼女たちはみな20代女性だが、それぞれニーズが違う。
●3つの差別化軸
1)手軽軸-早い、安い、便利
2)商品軸-高品質・新技術
3)密着軸-顧客の個別ニーズに対応
この差別化軸は、4P(Product・Promotion・Place・Price)という実行段階で具現化される。
●戦略→数字→実行→評価(せ・す・じ・評価)
●指標で戦略を自律的に実行する…「どの数字を目指せば自分たちの戦略が実行されるのか?」と考える…戦略指標を人事・評価と連動させよう
●マインドフロー
「認知」→「興味」→「行動」→「比較」→「購買」→「利用」→「愛情」
…一般的に、下の関門の打ち手ほど費用対効果が高い。
●弱みは強み
●できない理由が事前に分かることは、そう考えれば強みになる。…問題点を思いついたら、どう解決するか考えればいい。
●差別化軸ごとのワナ
・商品軸のワナ:お客様にとって無価値な品質競争
・手軽軸のワナ:価格競争のワナ
・密着軸のワナ:バラツキのワナ→仕組化で対応する
●プロダクトフロー
「あげる商品」→「売れる商品」→「売りたい商品」
●「そーれ・しちりあーの」がやったこと
・本格オープン前のソフトオープン期間
・大規模な告知や販促はしない(マインドフロー下部の「利用」「愛情」をまず固める)
・お客さまを名前で呼んで迎える
・予約時に禁煙席かどうかを聞いておく
・オープンキッチンで料理の様子を見せる
・水はセルフサービスでスタッフの手間を省く
・メニューに食前酒をすすめるページを設ける
・「あっさり系」「しっかり系」とメニューに表記
・メニューは写真で分量等、実物をイメージしやすいように
・料理のボリュームを★の数で表わし、お腹の減り具合に合わせて選択できるように
・肉の焼き加減やスパゲッティのゆで加減が選べる
・料理によっては写真の代わりに「?」マークで興味を引く
・ホールスタッフもすべての料理を自分で試食して理解を深める
・注文後もメニューを一つ置いておく
・料理教室で食べた料理の作り方を学べるように
・日本人好みの味付けを提案
・ワインケーキにサービス用にワインを付け、お試しで飲めるように。
・ブログを開設して、料理へのこだわりや予約混雑��況、地図、スタッフ紹介など掲載
・レシートと一緒にブログの案内を手渡す
・大きな黒板メニューを店の前に置き、時間帯で出すものを変える
・開店前の朝会で「提供価値」をスタッフ全員のかけ声で浸透させる
●ビジネスは競「争」というより競「走」
●密着軸戦略
・顧客との関係を深める
・開発者が直接顧客の声を聞ける仕組み
・顧客に生産現場を見せる
・カスタマイズ
・従業員応対によるお客様との密着感
・戦略を徹底的に実行するための戦略指標と朝会
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物語を通じてマーケティング戦略の理論とその活用法を学べる。
BASiCS(戦場・競合、独自資源と強み・差別化、顧客・ターゲット、メッセージ)、差別化軸(手軽軸、商品軸、密着軸)、4P(商品、広告・販促、販路・流通、価格)、売上5原則(新規顧客獲得、既存顧客維持、購買頻度向上、購買点数向上、単価アップ)、顧客のマインドフロー(認知、興味、行動、比較、購買、利用、愛情)などのフレームワークを用いて、一貫性のある戦略を構築していく。
【ポイント】
・本当の戦場とは「顧客にとっての価値」であり、競合とは「その価値を求める顧客の頭に浮かぶ選択肢の集合」
・強み・差別化とは、顧客が競合ではなく自社を選ぶ理由。
・独自資源とは、強み・差別化を長期的に可能とする、強みの源泉。仕組みは強力な独自資源。人材こそはもっとも重要な独自資源。
・メッセージは戦略に一貫性を持たせ、何をして何をしない、という事業領域を決め、広告や従業員応対などの行動を統括する。
・マインドフローでボトルネックを見つけ、下流から手を打つ。
・商品軸の罠は自己満足とこだわりの押し付け。密着軸の罠はバラツキ。手軽軸の罠はむやみな価格競争(というより、一度踏み込むと元に引き返すのが難しい)。
・数字を社内の共通言語にして数字で引っ張る。
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☆自社の戦略Basicsを徹底的に考えろ!
戦場・競合
自社とその商品はどけで戦っているのか、競合相手は誰なのか。
独自資源・強み、差別化
顧客が競合ではなく自社を選ぶ理由が強み、差別化。
独自資源はその強み、差別化を長期的に可能にする、強みの資源。
顧客ターゲット
迷ったら常にお客様に戻ろう。顧客ターゲットを考える際は「20代女性」などで止めず、具体的に考えよう。「どんな仕事をしているか」「夜はどこで遊ぶか」「読む雑誌は」など。戦略Basicsでいちばん重要なのは4要素の一貫性だが、一貫性の中核は顧客だ。自社がつきあいたい顧客を選び、そして顧客は自社の強みを重視してくれるという、相思相愛の関係にしよう。
メッセージ
競合に対して独自資源に支えられた強みを顧客にどう伝えるか。
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■戦略立案→実行→効果測定
■品質勝負で値引きは圧倒的矛盾
■フレームワークやロジカルシンキング、解を導くための様々な手段が共有されている。それを覚える事が大事なのではなく、それが自分にどう関係あって、どういう意味を持つ?
■業界の定義ができなければ、業界内競合がなんなのかわかるはずがない。
■強み弱みが何かは、競合次第で変わるから、まずは競合を定義しなくちゃわからない。
■強み弱みはおきゃくさまが誰かによっても変わる。
■戦略basics
1 戦場、競合battleefield
戦場が決まれば競合も決まる。本当の戦場は「顧客にとっての価値」であり、競合とは「その価値を求める顧客の頭に浮かぶ選択しの集合」戦場も競合も顧客が決める。
2 独自資源asset
3 強み、差別化stregth
独自資源=顧客が競合ではなくて自社を選ぶ理由。
強み、差別化
→目に見える価値
・ハード資源/設備など目に見えるもの
・ソフト資源/ノウハウ、企業文化など目に見えないもの
4 顧客ターゲット
迷ったら常にお客様に戻る。顧客が競合も、強みも、決める。
5 メッセージ
戦略をどう実行するのか。行動計画まで落とし込む。
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ノウハウを書いた本だが非常に読みやすく、受け入れやすい本だった。
差別化戦略や、BASICSの部分もストーリーが平易でありわかりやすい。しかし、簡単に書いてある分、実際にやるのとは違い、実践ではそううまくいかないだろうと感じます。
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「新人OL、つぶれかけの会社をまかされる」の続き、見たいな本。もちろん同じ著者です。続きがあるってことで、読みたくなって即購入。読み始めたら一気に読了。こちらも大変面白かったです。「戦略って何」っていうの解きほぐすのに凄くためになったと思います。「戦略」「戦術」「作戦」「行動」の全てが一貫していることの大切さがよく読み取れる本だったと思います。本書に登場する「マインドフロー」は、とっても応用範囲の広いツールだったんで、どんどん試して使いこなせるようにならないとな、って思いました。