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紙の本

怪談実話系 書き下ろし怪談文芸競作集 2 (MF文庫ダ・ヴィンチ)

著者 加門 七海 (著),福澤 徹三 (著),平山 夢明 (著),森山 東 (著),立原 透耶 (著),木原 浩勝 (著),小池 壮彦 (著),中山 市朗 (著),安曇 潤平 (著),岩井 志麻子 (著),山田 野理夫 (著),『幽』編集部 (編)

加門七海「いきよう」/福澤徹三「別れのきざし」/平山夢明「お化くず」/森山東「お茶屋怪談」/立原透耶「夢告」/木原浩勝「白いカーテン」/小池壮彦「浜辺の歌」/中山市朗「怪...

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怪談実話系 書き下ろし怪談文芸競作集 2 (MF文庫ダ・ヴィンチ)

税込 649 5pt

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商品説明

加門七海「いきよう」/福澤徹三「別れのきざし」/平山夢明「お化くず」/森山東「お茶屋怪談」/立原透耶「夢告」/木原浩勝「白いカーテン」/小池壮彦「浜辺の歌」/中山市朗「怪談BAR2」/安曇潤平「青い空の記憶」/岩井志麻子「昨日の夢と今日の嘘」/山田野理夫「緑の館」——怪談専門誌『幽』の人気作家11名が腕をふるう、全篇書き下ろしの実話系競作集、第2弾!

収録作品一覧

いきよう 加門七海 著 9−27
別れのきざし 福澤徹三 著 29−48
お化くず 平山夢明 著 49−71

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みんなのレビュー10件

みんなの評価3.4

評価内訳

紙の本

書き手も読み手も新しいことを試みるきっかけとなる1冊

2009/08/19 23:05

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:wildcat - この投稿者のレビュー一覧を見る

そでの部分にある言葉。

『怪談実話系』の最初に書かれていて、
今後シリーズ化され、毎年怪談の季節の声を聞く頃に出版されるとなると
おそらくずっと貫かれていくことになると思われる作品条件。

「内容説明」に書かれていてもよさそうだが、
なかったので、ここに全文引用してみた。

  寄稿のスタイルは、自由。

  与えられた枚数の範囲内であれば、
  ひとつの物語を短篇の形でじっくり綴ろうが、
  いくつかの物語を掌編として連ねようが、どうなとご随意に。

  ただし、そこで語り出される物語は、
  虚実皮膜のリアルサイドに楔を打ち込み、
  亀裂を走らせ、われわれの眼前にある現実(リアル)を
  震撼せしめるものでなければならない・・・・・・。

最終センテンスが印象的だ。

「紀行文に書けなかったもの」、
「怪談としては物足りないけれど個人的に異様なものを感じる
エピソードを集めたもの」、
「怪談話の蒐集で遭遇した、それだけで1本とするにはあまりにも短く、
かつ、どう理解してよいかわからない不可解な話を集めたもの
(『お化くず』)」など、
新しい試みを楽しめた。

これらは、おそらく素材により近い場所に位置するモノ達だろう。

どういうものから怪談が生み出されているのか
垣間見る事が出来たような気がした。

怖い話がコミュニケーションとなっている様子も複数作品で見られた。

誰かが怖い話を語っていると自分にも似た経験があると
思い出して語り出す人が現れ、
それが芋づる式につながっていく。

様々な人のエピソードが語られる。

怖い話を語る人は、必然的に、怖い話を聞く人、蒐める人になってしまう。

蒐めることでコミュニケーションが豊かになってしまったりして・・・。

視える人は、自分の体験で書けるし、
「霊的なものに対して強烈な鈍感さを発揮する」であるために、
「霊感の無さが武器や売り物になる」人
(『昨日の夢と今日の嘘』)もいる。

怖い話を読むことについてのビギナーである私は、
まだ、どういう話と相性が良いのかわからないのだが、
それを探すヒントももらえたように思う。

怖い話は、相性が合うものと合わないものの格差が
大きいジャンルのように感じる。

怖い話だからとひとくくりにして
全く近づかなかった今までがとてももったいなかったなと思うのだが、
かといって、逆に近づきすぎて
生理的に合わないお話だったりすると大変だ。

こういったいろいろな方が参加している作品は、
各著者のスタイルを知ることができるので、
なんとなくこのような雰囲気のものというだけでも、
今後何を読めば自分に合ったものに出逢えるのかのヒントになる。

そして、はっとさせられるような
抜書きしたくなるセンテンスにいくつか出逢った。

経験していなくても内側からわかるような何かがあった。

  ある域のレベルに達した後、さらに高みを目指す者には、
  至高の喜びと共に死の神がそっと近づき、
  そして山登りの原点を思い出して、
  高みを目指すことにそれまでほどの情熱を感じなくなった者は、
  いつしか山との会話が増え、
  その分、本来の山の姿を眺めるようになり、
  そして下界との付き合いも長くなると言われている。

  (安曇潤平『青い空の記憶』)


  手紙を書くにあたって、彼はおのれの身に降りかかった災厄を、
  細部まで思い出す必要に迫られた。

  そして絵空事のような事実を語ろうとするにあたって、
  まずはおのれの理性で、おのれの経験を、
  滞りなく分析したいと熱望したに違いない。

  だが、そのように望めば望むほど、
  かえって現実から目が逸らされていく。

  その矛盾にも気づいたのだろう。

  なぜなら、彼の身に降りそそいだ出来事は、
  どうあっても理性的に語れる性質のものではなかったからだ。

  (小池壮彦『浜辺の歌』)

言葉収集家は、こうやって書き留めたくなるような
言葉を見つけるとそれだけで嬉しい。

それから、赤い風景の表紙の中に見つけた猫。
(でいいんだよね? 人面にも犬にも見えるような?)

この日図書館では、やたらと表紙に猫がいる本ばかりと目が合って、
でも、この本は、実話系の2を新刊書架で発見したとばかりに、
あまり表紙を見ないで手に取ったのだけど。

ここにも猫がいたんだなぁ。

ここまで猫ばかりなら、次は、やっぱり猫がいる
『文豪てのひら怪談』あたりに行ってみるかな。

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2009/08/27 23:09

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2010/01/18 20:48

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2009/12/16 16:07

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2022/07/22 00:16

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