サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 3.8 72件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2009/04/27
  • 出版社: 文藝春秋
  • サイズ:20cm/251p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-16-328110-0

紙の本

運命の人 1

著者 山崎 豊子 (著)

毎朝新聞政治部記者、弓成亮太。政治家・官僚に食い込む力量は天下一品、自他共に認める特ダネ記者だ。昭和46年春、大詰めを迎えた沖縄返還交渉の取材の中で、弓成はある密約が結ば...

もっと見る

運命の人 1

税込 1,676 15pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

毎朝新聞政治部記者、弓成亮太。政治家・官僚に食い込む力量は天下一品、自他共に認める特ダネ記者だ。昭和46年春、大詰めを迎えた沖縄返還交渉の取材の中で、弓成はある密約が結ばれようとしていることに気づいた。熾烈なスクープ合戦の中、確証を求める弓成に蠱惑的な女性の影が—。【「BOOK」データベースの商品解説】

【毎日出版文化賞(第63回)】政治家・官僚に食い込む力量は天下一品、自他共に認める特ダネ記者の弓成亮太。昭和46年春、大詰めを迎えた沖縄返還交渉の取材の中で、弓成はある密約が結ばれようとしていることに気づくが…。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

山崎 豊子

略歴
〈山崎豊子〉大阪市生まれ。京都女子大学国文科卒業後、毎日新聞大阪本社に入社。「花のれん」で第39回直木賞受賞。他の著書に「沈まぬ太陽」「大地の子」など。

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー72件

みんなの評価3.8

評価内訳

紙の本

山崎豊子の作品はいつごろからか、新刊が出るたびに読むようになっていたから、この作品も内容はまったく知らないまま手に取った。

2009/06/07 00:38

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:よっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

昭和46年、毎朝新聞政治部、外務省詰キャップ・弓成亮太。今でもそうだろうが新聞社では出世街道をトップで走る役職である。それだけの実績を上げている敏腕記者。昼となく夜となく、ゴルフだ宴席だ。相手の自宅で懇親の酒を酌み交わす。彼の仕事ぶりが綿密に描かれる。個人的に親密になるため、世間から見たら胡散臭いやり方で官僚の上層部へ食い込み、特定の政治家の懐に飛び込み、都合よく情報を両者に橋渡しすることで彼らから頼られ、、また世論を一定の方向へ持っていける力量が買われている。新聞社のいちばんの課題は販売部数であるから、とにかく他社の一足先をいく大ニュースの連打が何よりも価値がある。自信まんまんとして社内での態度もでかいのだが、このようなやりくちでスクープをものにできるところ、彼の傲慢振りに口を出すものはいない。

10年ぶりの山崎豊子。
2000年初頭までの新聞記者は本当にこんな存在であったと、つきあいの多かった何人かの記者を思い浮かべ、懐かしさがこみ上げてきた。最近はどうか、世間をアッと言わせて朝刊トップを飾るスクープが影を潜めてしまって久しいと気づけば、あのころは旧きよき時代だったのかもしれない。

『華麗なる一族』、サラリーマンになって間もないころ、銀行ってところは裏でこんなことをしているんだぞって細々と指摘されなるほどと、週刊新潮を毎号読んでいた。サラリーマンはみんな読んでいた。
『不毛地帯』、総合商社のえげつないビジネス戦争もロッキード事件の同時進行もあってかひどく刺激的だった。
『白い巨塔』も医療界の内幕を暴いてくれて、まるで知らなかったなぁとそのインモラルな内部事情に驚かされたものだ。
政官財の癒着を暴露した面白さがあって、しかも単なる企業暴露小説でないところは、夢を追う男たち、というよりも野心をギラギラさせた男たちの戦いぶり。その栄光とか挫折を描いて、多くのサラリーマンはその人間ドラマを身近に感じ、魅了されたのだと思う。
松本清張の場合は政官財のこの構図を告発する姿勢が鮮明であって、最後まで一貫していたが、同じ新聞記者出身でも山崎豊子は告発する立場ではなく、むしろ過酷なリアリティをそのまま受け入れ、それをバックグラウンドにして燃焼する男たちにスポットを当てていた。

当時、政治経済の深層にあるインフォーマルなコミュニケーションは矛盾を露呈することなく、いやその構図によるところがかなりあって、GNPは世界に冠たる日本へと押し上がっていった、そんな時代だったのかもしれない。

もはや、遠い過ぎ去った時代である。だから懐かしさを感じたものの『運命の人』、昭和46年の新聞記者を主人公とするこれは、いささか時代遅れの素材なのではないだろうか。第一巻の印象がこれだった。

それとも現代のわれわれが共感するメッセージはこれから明らかにされるのだろうか。期待して読んでいこう。

それにしても著者は84歳である。このエネルギッシュな創作活動には頭が下がる。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2009/05/14 15:57

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/06/04 09:27

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/06/09 10:33

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/06/10 13:23

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/07/06 15:52

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/07/23 22:08

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/07/25 15:03

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/08/14 00:05

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/08/23 23:18

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/08/26 18:19

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/08/27 15:57

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/09/28 00:43

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/10/24 20:03

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/11/11 04:51

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。