紙の本
ついつい買って読んでしまう「勝間本」。
2009/04/26 21:28
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:龍. - この投稿者のレビュー一覧を見る
ついつい買って読んでしまう「勝間本」。
本書は、「投資」について、専門家4名との対談を中心に編集されている本です。
「お金の教科書」というだけあって、構成は教科書的です。専門用語の解説が欄外にあり、章の終りにはサマリー付きです。
一時間目は金融について、竹中平蔵氏。
二時間目は投資信託について、竹川美奈子氏。
三時間目は株式投資について、太田忠氏。
四時間目は社会的責任投資について、河口真理子氏。
いずれもその分野におけるスペシャリストですが、勝間さんがそのどの分野についても対等にお話をしていることは驚きです。証券アナリストの経歴があるにしても、知識の広さと深さには感服します。
内容ですが、いたってオーソドックス。
一般の投資家が市場でリターンを得るためには・・・
・金融の勉強をすること
・投機ではなく投資
・分散投資(銘柄も時間も)
これにつきます。
「おわりに」のところで、著者は「この本などで得た知識でぜひ実践してください」と言っています。
日本人の投資に対する意識を変えたいという思いなのでしょう。
著者のこの本を出版した目的意識が、明確に伝わってきました。
ぜひ実践しましょう。
龍.
http://ameblo.jp/12484/
紙の本
金融リテラシーをどうやって身に付けるかが問題
2024/03/28 23:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぶんてつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本は勝間さんが金融や資産運用のプロである竹中平蔵さん、竹川美奈子さん、太田忠さん、河口真理子との対談を通じて、投資をする際に知っておくべき経済のしくみや投資判断等を磨くための基礎となるキーワードを提供してくれる。
金融の理論や実践的なスキルを身に着けたいのであれば他の入門書の方が良いと思われる。
しかし、この本は「お金の学校」としては悪くない。
むしろ私にはとても興味深い授業を展開してくれている。
例えば、格差を生み出し痛みだけを国民に与えた張本人とされている竹中平蔵さんの次の言葉は私にとっては新鮮で意外感があった。
『改革をしたから格差が拡大したというようなバカな議論は、もうやめたほうがいいですよ。だって日本は、改革する前から格差が拡大しているし、改革が終わったあとも格差が拡大しているのです。日本の改革と関係ない外国でも格差が拡大しているわけですよね』
今まで、竹中さんは改革を途中でやめてしまったから日本は悪くなってしまったのであって、改革を徹底すれば格差はなくなるかのような発言をしていたが、この本の中では、格差が拡大していることを認めている。
また、「ばらまき」の定義も簡潔で参考になる。
『本来、別のやり方で解決すべき問題を財政の資金に頼ること。これがばらまきです』
そして、インフレターゲットというのは当然やるべきで、そういった目標がない日本銀行は責任を負うことがないので最強の中央銀行であるとも言っている。
今まで、何だか責任逃れのような言い訳ばかりすると思っていた竹中さんが政治家になる前のような明瞭なものの言い方に戻っていた。
最も分かりやすかったのが制度に関する次の言葉。
『私は、制度を考える場合の基本中の基本は、民主主義社会において「複雑な制度は悪い制度である」ということだと思います』
他の3人の人たちも、それぞれ自分の得意な分野の話を分かりやすく語っていて参考になる点が多かった。
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(2009/4/14読了)投資初心者が概観するには良いかもしれません。ただ、結局は投資する余力を持てるだけの収入がないとね、というところが大前提なので、薄給正社員・薄給非正規雇用者・ワーキングプアには縁遠い世界・・・。最低でも月3万とか5万とか無いと分散投資もできないし、老後資金にも不足しますが、それだけの余力がある身分じゃないのがツライ。
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かつまーんの最近の本出すペースがやばいっす。
このしとやっぱ変人だわ。すげ。
今回の本は4章+まとめで構成されてますが、
それぞれ対談形式。
?竹中平蔵
要はもっと金融のこと勉強しなされ。という内容。
確かにアメリカとかと比べると、
金融機関にいる人も僕も含めレベルが相対的に低いと思われますから、
教育レベルで見直しはやらないとっす。
教育するためにはやばいと思った大人は金つっこんで勉強しないとです。
?竹川美奈子
投資信託の先生。
日本人の投資家は投機目的が多いってことをおっしゃっております。
かつまーんに言わせると、投機ってのはボラティティ狙いだと。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%A9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3
そして、すげー参考になったのは、
仕組み化するということ。
個人投資家が、結局プロとかがうごめく中で勝負するのは厳しいですから、
インデックスってのを利用して毎月積み立てで投資する。
深く悩むより、実行できる仕組み化が重要。
?太田忠
アナリストの人。
時間分散はやっぱ重要だよね。投機狙いだとこの意識が薄れるぜ。
この人も、もっと金融のこと勉強しろ。って。
?川口真理子
CSRの第一人者。
社会分配とかをやっぱり意識して投資していかないと、
いつまでたっても世界は苦しいですよねー。
まぁ環境はオバマっちが押しまくっているので、
僕はもはやバブルだと勝手におもっております。
それにしても、後半に出てくる雇用問題はきびしーですねー。
今20後半〜30前半のひとは5〜10年後にはホームレスってか。
ホワイトは全員下げて、非正規を雇用って構造が簡単なのかね?
やっぱりダレてるホワイトカラーは最低でも給与さげるべきです。
そして焦らせるべきです。
大企業は雇用対策必須!!
?ホームルーム
ま、金融のこと僕ももっと勉強して、
本質的な所の意義をわかった上で、
世の中に貢献したいっす。
素敵な本でした。
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今までの勝間本の焼き直しに過ぎない、読むに値しない本。
単純に誰でもわかりやすく書くことで対象者を広げようとしているのだろうが
いい加減貯金は底がついただろうし
底の浅さが見えてきた良い例。
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★読む目的 !
投資について考える!
★読書方法
並列読書
★メインブランチ
『はじめに』 『過去』 『未来』 『おわりに』
★INPUT
・株価下落などでパニックになるようでは、リスクを取りすぎてる証拠。投資信託はお勧
めを購入するのではなく、信託報酬・手数料が安いインデックスFを選ぶこと。アクティ
ブFは、高い利回りを目的に運用しているので手数料が高い(FMの手腕が問われる)
・テクニカル分析は駄目。何の根拠もないから。素人は個別銘柄に手を出すべきでない。
プロの独占場に、素人がお金を持って中に入るようなもの。プロは素人からお金をゲット
しているため。財務諸表が読め、豆にチェックできるなら参入もありかも。
・個人投資家が負けるパターン:成長株をピーク時に購入し、株価下落し塩漬け(損切り
ルールなし) 勝パターン:B/S、P/Lよりバリュー株を見つける(損切りルールあり)
・投資で一番大事なのは、タイミングの分散。素人の王道は、インデックスを毎月一定
額(ドルコスト平均)購入。バランス型(株70%未満+公社債)が無難。
・αとβ:βは市場全体の動向との連動性。αは市場平均リターンより上回ってる部分。
FM(ファンドマネージャー)の腕前はαで決まる。αの決め手は、市場に対し優位的な
情報量をどれだけ持っているかと、タイミングを含んだ運用がどれだけ上手だったか。
★ウガンダの感想
自分の経験から言うと、投資は『猫の金玉!』です。過ぎ去ってみないと、なかなか実態
がわからないもの。振り返ってみてから、『あぁ、そういうことか・・・』みたいな感じです!
つまり、圧倒的に情報量が足りてないのかも知れませんね!トホホです。
★一言で言うなら
『どれだけのリターンを手に入れたいのか!』
★OUTPUT
・『国内―国外』『株―債権』のバランスを取り分散投資する。
・口座を4つ設ける:?生活用(引き落とし、支払関係)?貯蓄用(最低生活費4か月分、
教育費・住宅費)?プール用(思わぬ出費、旅行・遊び)?投資用 ??は自動引き
落としにし?はボーナスなどの臨時収入時に
・キャピタルゲインばかり狙わない。 何のために投資をするのか、よく考える。お金を通
して何をしたいのか。社会のどのように影響し、企業の活動理念についても吟味する。
その他、環境問題・少子化労働問題・国際貢献なども見る。
・お金が貯まったら投資するのではなく、ドルコスト平均でリスクを回避する。
・8:1:1の法則:収入の8割で暮らし、1割は自己投資。残りの1割は金融投資。
★BookCrossingしたい度
『★★★☆☆』
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正直、『お金は銀行に預けるな』とまったく同じ内容。最後まで読んだのは失敗だったかも。ただ、内容は悪くないので勝間本初心者にはおすすめです(2009.06.03)
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私が身につけなきゃいけないなーと思ってることがほぼ書いてある本。
ただ、やはり初心者には難しくて、半分もわかってないと思う・・・
索引が充実してるので、何回も読んで理解しようと思います。
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投資には素人だが、投資信託に興味を持ち、勉強して納得したものを選びたいと思っている私が読んで、さらに、もっともっと勉強しなくては安易に手を出せないなと尻込みしてしまった。
楽しんで勉強することを推奨されているし、ある程度、お金にも時間にも余裕があってファンダメンタルズ分析のできる個人投資家のほうがリターンも良いというアンケート結果が出ているそうだ。
一般個人にとって、まだまだ難易度が高い投資だが、それこそ、学校でも中学生ぐらいから、もっとお金のことを学べる環境があればいいのに。
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長期運用・分散投資や金融及び投資の目的についてサラッと書かれています。
あまり内容は深くないのですが、対談形式で読みやすい本ですよ。
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読みかけなんですけど、★ゼロです。
著者の出版記念対談&サイン目当てで買った本。
ご本人もインタビューのまとめだからなのか
全くブログでの販促活動なし。
著者の気持ちが入っていない本でがっかり。
金融リテラシーを身につけるにはインタビュー本は
不適当。それは私の目利きの問題ですが。
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金融リテラシーの本です。『お金は銀行に預けるな』よりもだいぶ内容が広く、深くなっている上対談形式なので、正直わかりにくいです。。
『お金は銀行に預けるな』の次に読むといいかもしれませんが、自分みたいに大学で経済を全く扱わないと捉えにくいですね。
ただ分からないは分からないなりに読んでいけば、6割くらいは理解できますし、何が分からないのかを追っていけば、今後の勉強もしやすいと思います。
『口座を4つ持て(生活用、貯蓄用、投資用、プール用)』
など簡単に役に立つものも中にはあります。
今後も金融は継続して勉強したいと思います。
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勝間さんと4人の先生との対談形式で金融を勉強しましょうという本。1時間目の竹中平蔵さん、2時間目の竹川美奈子さんはかなり読みやすく分かりやすい。3時間目太田忠さんの話は投資の一歩踏み込んだ話。4時間目の河口真理子さんで企業のSRIや投資、社会全体を通したお金や金融の概念的な話。日本人のお金に対する感情や気質といった解説もおもしろいです。最後に、番外編で質問コーナー。みんなが気になってる「塩漬け投信をどうするか?」という質問がありましたが、結局答えにはなってないです。勉強せずに買うからそういうことになるんだ、と。各自、勉強しなおしてください、と。
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4週間かけてやっと読み終えた。
読むための時間配分が大切。
本は金融のことがわかりやすくかかれてあり、非常にためになった。
もう少し勉強してみたい。
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金融と自分の生活をつなげる4時間の授業。
一時間目:竹中平蔵、二時間目:竹川美奈子、三時間目:太田忠、四時間目:、河口真理子氏、ホームルーム:勝間和代