サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 4 87件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2009.1
  • 出版社: 小学館
  • サイズ:20cm/510p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-09-379797-9

紙の本

希望ケ丘の人びと

著者 重松 清 (著)

いじめ、学級崩壊、モンスター・ペアレント、家族の死…。70年代初めに開発された街・希望ヶ丘…そこは、2年前にガンで逝った妻のふるさとだった…。亡き妻の思い出のニュータウン...

もっと見る

希望ケ丘の人びと

税込 1,870 17pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

いじめ、学級崩壊、モンスター・ペアレント、家族の死…。70年代初めに開発された街・希望ヶ丘…そこは、2年前にガンで逝った妻のふるさとだった…。亡き妻の思い出のニュータウンに暮らす父子を描く感動長編。【「BOOK」データベースの商品解説】

70年代初めに開発された街・希望ケ丘。そこは、2年前にガンで逝った妻のふるさとだった−。そこに引っ越してきた父と子の、かけがえのない日常を描く感動長編。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

重松 清

略歴
〈重松清〉1963年岡山県生まれ。早稲田大学卒業後、出版社勤務を経て執筆活動に入る。「ナイフ」で坪田譲治文学賞、「エイジ」で山本周五郎賞、「ビタミンF」で直木賞を受賞。

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー87件

みんなの評価4.0

評価内訳

紙の本

重松さんから新年早々ビッグなお年玉が届きました。重松節炸裂作品。

2009/01/30 18:08

8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:トラキチ - この投稿者のレビュー一覧を見る

「週刊ポスト」に連載されたものを加筆改稿。

主人公の田島は40歳で娘の美嘉(中三)と息子の亮太(小五)がいる。
2年前に妻をガンで亡くし現在は3人家族いわゆる父子家庭。
物語はかつて転勤族だった亡き妻・圭子が小学校5年から中学卒業までの5年間を過ごした街に引っ越してくるところからはじまる。
子どもたちのために、そして亡き妻のために。
その街の名は“希望ヶ丘”。

主人公は会社を早期退職してフランチャイズ制の進学塾の教室長として再出発するのであるが・・・

2段組みで510ページ。
いろんなエピソードが読者を待っています。
登場人物も本当に個性的かつ魅力的。
主な登場人物は裏の主人公でもあるエーちゃんとその娘マリア。
そして書道教室の瑞雲先生とその妻チヨ、そして彼らの孫であるショボ。
モンスターペアレントである宮嶋夫婦とその息子である泰斗。
圭子のかつての親友フーセンこと藤村香織さんとその旦那。
中学教師の吉田と野々宮。
あとは栄冠ゼミナールの加納君。

いろんなところで登場人物が噛み合ってそれぞれの人が生き生きと描かれています。

私が思うに“重松節”も2種類あって重い重松節と軽い重松節。
前者は重過ぎて読者を選ぶ(過去の代表例『疾走』)重松節。
後者は誰でも読める(過去の代表例『いとしのヒナゴン』)重松節。

この作品は後者の重松節。
もちろんテーマは非常に重いんだけど、週刊誌連載ということで巧みにスパイスが用いられていて読みやすい読み物に仕上がっている。
いわば主人公である私(田島)がもっとも平凡であり、他の登場人物が生き生きと個性的に描かれている。
少なくとも男性読者は読者は主人公の立場になって本書の中に入っていくことを余儀なくされる。
女性読者は天国にいる圭子のように温かく見守りながら読んで欲しいな。

初出が大衆週刊誌であっても、やはり本書の内容は“人生の教科書”的内容。

作中で重松さんがわれわれ読者に警告してくれるのは次のことである。
そう現代人は“正しさがあって優しさがない”

“正しさがあって優しさがない”人の代表例として吉田先生。
もちろん、教師だって昔より大変なのは読者も知っているし重松さんはもっとわかっている。
だけど敢てエーちゃんの対極の人間として吉田先生を描いている。

逆に“正しさはないかもしれないが優しさに満ちている”人の代表例としてエーちゃん。
このエーちゃんがこの物語全体を支配している。

読めばすぐおわかりになるのであろうが敢えて書かせていただくと、前者(吉田先生)が悪い意味合いでの“現実”としての描写。
後者(エーちゃん)は理想としての描写。
私的には“エーちゃん=希望”であると読み取っています。
重松さんの矢沢永吉(エーちゃんのモデル)に対する強いリスペクトが表れた作品でもある。


重松さんは本作にて読者に問う。

親とはなんだ。
家族とはなんだ。
幸せとはなんだ。

希望を持って生きればその答えは自ずと出てくるはずだと。

最後にマリアが日本を離れてアメリカへ渡るシーンがある。
これはやはり現代日本社会に対する重松さんなりの批判が込められていると書きとめておきたい。

総括したい。

私が一番感動したのは物語全体を支配している、やはり亡き妻に対する愛情である。
ニュータウンに引っ越ししたこと自体、子どもたちの希望でもあるのだが、やはり圭子が喜ぶからという気持ちが強いと感じた。
この読者を包み込んでしまう優しさは重松作品でしか味わえない。

暗澹たる時代だからこそこういった物語が人々を癒す。
重松作品としてはご多分に漏れず心に残る言葉のオンパレード。
楽しみながらもハッとさせられる。

その結果、これだけ胸をなでおろされる作品はお目にかかれないと強く感じるんだよね。

そう、この心地よい胸の苦しさは重松作品でしか味わえないと断言したい。

最後にもっとも本作で重松さんが言いたかったことは次の3行に集約されている。

「だが、親は誰でも、子どもが生まれたときに思うのだ。
この子を一生、幸せにしてやりたい。
この子を一生、守り抜いてやりたい。」<本文より引用>

今年のナンバーワンは決まったかな。

ぜひ皆さん手に取ってください。


このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

書評詩 小石の影

2009/03/09 08:28

6人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 大きな石には影ができるのは当然かもしれない
 でも
 小石にだって 
 影はできる

 大きな石が目の前にあったら
 人が何人も集まって それをうんうんいって運ぶだろう
 でも
 小石だったら
 ぽんと足で蹴りあげて
 おしまい

 この星は
 ずっと昔に燃える火の玉で
 それが 何億年もかけて
 石の星になった

 石は
 土になり
 水がわき
 木々を育て
 私たちをつくった

 私たちが
 みんなちがうように
 石たちも みんなちがう

 そして

 石たちが
 みんなちがうように
 私たちも みんなちがう

 大きな石には影ができるのは当然かもしれない
 でも
 小石にだって 
 影はできる

 ◆この書評詩のこぼれ話はblog「ほん☆たす」で。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

少々凝り過ぎかも・・・

2009/11/18 18:00

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゆこりん - この投稿者のレビュー一覧を見る

「話題がてんこ盛り。」まずそう感じた。今の世の中の
いろいろな問題を含んでいる。それがごちゃごちゃに
ならずにきちんと整理整頓されてこの作品の中に収まって
いるのには感心させられるが、少々欲張りすぎかも・・・。
「理想」と「現実」にはギャップがあり、世の中は思い通りに
ならない厳しいものだということはよく分かる。登場人物
たちがそういう厳しい現実にさらされる場面では、読み手も
喜怒哀楽が激しくなってしまう。けれど、ちょっと話ができ
過ぎていて不自然ではないのか?ストーリーを凝るのはいい
けれど、読み手がうなづけるような地に足をつけた話でなければ、
心の底から共感はできない。「泣かせよう。」「感動させよう。」
そういう意図が見え隠れする文章は、逆に興ざめしてしまう。
その点が少々残念だが、全体的には面白い作品に仕上がって
いると思う。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

一番妻のことが気になっているのは

2017/10/22 22:11

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:L - この投稿者のレビュー一覧を見る

子どもたちは「お母さんが過ごしたとだから」というけれど、一番彼女のことが気になっているのは夫じゃないかと感じました。そして、エーちゃんは自由奔放でうらやましく感じるところもあるけれど、成人男性には思えなかった。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2009/01/27 11:09

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/02/25 04:07

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/03/02 08:19

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/03/04 00:14

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/03/07 17:05

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/03/09 09:05

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/03/22 10:04

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/03/28 21:38

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/10/16 09:00

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/04/27 18:46

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/05/08 13:49

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。