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09/12/24
「能力」をほめるのではなく、
「努力」をほめる。
なんでも前向きにとらえられる心のあり方。
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ヒトの能力を決定付けるものは生まれか育ちか?
能力の定義によって結論は変わってくると思います。
個人的にはインプット能力は生まれ属性、アウトプット能力は育ち属性かと。
インプットしてあるそのモノよりも、何をアウトプットするかの方がより重要さを増していく時勢の中で、“マインドセット”(心持ち)の重要性が良く理解できました。
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マインドセットの変化とは、ものごとの見方が根底から変化することを指す。
変わるということの意味を問う一冊。能力をほめるのでなく、努力をほめる。
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皆、やればできる!
その事を科学的に証明し、「今まで出来なかった」人が「できる!」ようになる方法を示す、貴重な一冊。巷に溢れる自己啓発書とは一線を画します。
この本のメッセージを要約すると、
「能力・才能は伸ばすことが出来る。決して固定的なものではない。」
才能というものがあるとするならば、
粘り強く努力を続ける能力の事である。
そして才能が開花する(結果が出る)のには、時間がかかることを知っておく。
自分の能力や価値を証明するのではなく、色んな事を学び自分を向上させる事、努力することそのもの、そして努力の結果を重視する。
それこそが能力の向上、知性の増加、幸福感の増量に繋がるのである。
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かなり重要。スタンフォードの有名な研究者で、どういう知能観を持っているかで、知能の伸びが変わってくる。読む価値大きいが、ではどうやってメンタル変えるかについて手薄。
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「やればできる!」の研究は中原先生のブログで紹介されていたもの。訳書の割には非常に読みやすい分かりやすい文体ですらすら読めた。
ひとことで言っちゃえば、同じできごとでも人によって捉え方は全然異なる。
難しいパズルを解く・・・一見、タイヘンでつまらないことのようだけど、難しい問題を解ける!これが解けた時にはきっとアタマがよくなっているって思う子供たちがいる。
マインドセットをしなやかに持ちましょうよ、というお話。
アタリマエのことで、いろんなところで語られている話だけど、あらためてそうだよなーって思う。
能力に限界はないのだ、伸びようと思うこと、いろんなことを吸収できるしなやかなマインドセットを持つこと、それこそが能力を伸ばすことになる。
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パーソナリティ、社会心理学、発達心理学の分野の世界的研究者の1人、キャロル・S・ドゥエックの著書。
とても平易な文章や身近な例でわかりやすく書かれた本。
「こちこち」と「しなやか」の二極にあえて振り切った議論で非常に理解しやすいです。
逆に、セルフコントロールについて知見のある人からすると既知のことが多く物足りなく感じるかもしれません。
私個人としては、小さい子供がいるので、これからどう育てようか、と考えるときに
参考になりました。良い結果が得られたときも「頭の良さ」ではなく、「努力」をほめようと思います。
また、部下育成の観点としても参考になります。「こちこち」的な人材観ではなく、失敗も許容しながら努力を推奨していきたいと考えます。そのために、「結果」をほめるのではなく、結果に至るまでの「プロセス」を褒めることでさらなる努力を喚起したいと思います。
いずれにしても、平易に書かれた分だけ、メッセージが残りやすい著書でした。
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フランスのことわざ。全てを理解することは、すべてを赦すことである。能力は努力で変えられる。成功することで成功にしがみ付く。成功を捨て、失敗と挑戦を。
わかりやすいが、買う必要は無い。
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人間のタイプを「こちこちマインドセット」と「しなやかマインドセット」に大別する。成功は持って生まれた個人の能力だけで決まるものではないという主張。
しかし、成功の基準が「ビル・ゲイツになる」であればそこに努力の入り込む隙間はない。環境の一要因として、努力が挙げられるだけであり、本質的に努力というのは(最終的に)結果が出て初めて認められるものでしかない。
やはり「努力すれば(誰でも)なんとかなる」というマッチョ思想は嫌いだ。
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人間の能力は一生変わらないという「こちこちマインドセット(fixed-mindset)」と努力しだいで伸ばせるという「しなやかマインドセット(frowth-mindset)」について。読むと元気が出るような内容で翻訳も読みやすい。
こちこちマインドセットの場合、物事が即座に、完璧にできないといけない。泥臭い努力などなく苦労せずに完璧であるべきである、という思いから抑うつ的になる。努力せずにうまくいくのが当然、と思うことは、人間関係において必要である絶ゆまぬ軌道修正を怠ることになり、社会生活もうまくいかなくなる。
子供に「頭が良い」と言うのはこちこちマインドセットを刷り込むようなもので、その子は自分を賢く見せようとしておろかな振る舞いに出る。失敗するのは頭が悪い証拠だ、と思うようになりチャレンジ精神を失う。「自分は今、努力してどんどん良くなっている」という実感が持てるようなほめ方、努力や取り組みの姿勢をほめる。
失敗を何かのせいにしない限り、その人は失敗者ではない。つまり、じぶんが間違いを犯したことを認め、そこから教訓を得て成長することが重要だ。
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教育者向けなマインドセットコーチング本。
同じ事柄でも、
良い悪いと考える両極端ステレオタイプの「コチコチマインドセット」。
悪い結果だとしても、結果に至るプロセスや、やったことに目を向け次に活かすことを考える「しなやかマインドセット」。
しなやかマインドセットで物事を捉えて、前向きに努力して良い方向に進んでいこう的な本。
しなやかマインドセットの考え方や導き方を各種ケーススタディを記載。
良い本、微妙な本と意見が分かれそうな一冊。
自分としては後者。
文調がまどろっこしい。書き口が小難しい。完結さに欠ける。
等により面白味が感じ取れなかった。
逆に、メンタルや教育に絡む職種の方であれば、各ケースに対して興味深く感じられる事もあるかなと思われる。
タイミングとしても、直前に読んだ本がライトな切り口のビジネス本だった事も微妙本として受け取れた要因かもしれない。
■前読みの本:
ぶっちぎり理論38
http://booklog.jp/item/1/447801566X
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becoming is better than being
しなやかマインドセット
こちこちマインドセット
ほめるだけではだめ
努力をほめる
優秀であることをほめるとそうでない時に自分で受け入れられない
頭の良さをほめると、学習意欲が損なわれ、ひいては成績も低下する
ハイム•ギノット
ほめるときは、子ども自身の特性をではなく、努力して成し遂げたことをほめるべきだ
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以前、読破していたが再読。
「こちこちマインドセット」と「しなやかマインドセット」。マインドセット(心の持ち方)をしなやかにしよう。
さまざまな事例を挙げながらわかりやすく解説。人は、生涯を通じて発達する。成長することができるのだ。教員として親として、自らのマインドセットを再度確認。
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そういえば身の回りでも、一緒にテスト勉強していて、
「いける!」
「考えれば何とかなる!」
なんて前向きなヤツがいたな。
俺と同じ内部生のそいつは、見る見るうちに周りの外部生よりも良い成績を取っていた。そういう些細な考え方って差を生むのかなぁ。。
って、ずーっと気になっていた事が、この本を読んで合点がいった。
自分を振り返るとテスト・成績を気にしてばかり。プロセスには目を背けてばかり。ネガティブを極端に考えては無気力になったり。
そんな自分に気づけたと同時に、自信をもらった。
とにかく「成長しよう」と願いながら過ごしていこう。
「自分がどう見られるか」の自己防衛じゃなくて、
一か八か動き出さなきゃ。
あとは、視点を
「評価を下す者・下される者」から「学ぶ者・学びを助ける者」へと転換する。
「人は変われる」と信じるか諦めるか
そこが分かれ目なのだから。
何があっても前者を選んでいきたい。
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「どう生きるべきか?」というテーマについて書かれた本だとも言えると思う。
一生学び続ける人になるために重要なヒントがたくさん詰っている。
個人的には、子育ての悩みに対して、とても多くのヒントがありました。