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- カテゴリ:幼児
- 発行年月:2008.6
- 出版社: 岩崎書店
- サイズ:22×25cm/1冊(ページ付なし)
- 利用対象:幼児
- ISBN:978-4-265-06995-8
紙の本
もぐてんさん (キラキラえほん)
著者 やぎ たみこ (作・絵)
ふしぎなおきゃくさまもぐてんさんとがんちゃんかぞくのわすれられないなつのいちにち。異能の新人作家・やぎたみこによるユーモア&ハートウォーミングな家族のお話。【「BOOK」...
もぐてんさん (キラキラえほん)
紙の本 |
セット商品 |
いわさきよみきかせえほん2012心あたたまるおはなし 16巻セット
- 税込価格:23,320円(212pt)
- 発送可能日:購入できません
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商品説明
ふしぎなおきゃくさまもぐてんさんとがんちゃんかぞくのわすれられないなつのいちにち。異能の新人作家・やぎたみこによるユーモア&ハートウォーミングな家族のお話。【「BOOK」データベースの商品解説】
ある夏の朝、がんちゃんとお父さんはお庭に池を作っていました。「うんと掘ったらモグラさんいるかな」 すると突然、大きなもぐらが顔を出して…。不思議なお客様「もぐてんさん」とがんちゃん家族の忘れられない夏の1日。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
やぎ たみこ
- 略歴
- 〈やぎたみこ〉兵庫県生まれ。武蔵野美術短期大学卒。イラストレーターのかたわら絵本を学び、第27回講談社絵本新人賞佳作を受賞。絵本「くうたん」でデビュー。
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紙の本
もぐてんさんはふしぎなもぐら。がんちゃん一家の小さなお庭が大きな遊び場に変身!ていねいに描かれた夏の情景も含めて堪能したい絵本。
2008/07/18 11:12
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:月乃春水 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「もぐてんさん」。奇想天外ってほどじゃありませんが、変わっています。そしてなぜかとても印象に残ります。これはがんちゃんのうちの庭にやってきた、ふしぎなもぐらの名前。
わが家の子どもたちはすぐにおぼえて唱え?はじめ、階段を昇り降りするときに「もぐてんさん、もぐてんさん」なんて言っています。
がんちゃんとおとうさんがお庭に池をつくろうと、スコップで土を掘っています。
「うんと ほったら もぐらさん いるかな」
すると突然大きなもぐらが顔を出し、「ぼくを よびましたか?」
庭であさがおを観察していたおねえさん、家の中を掃除していたおかあさんもびっくり。
このときの表情や姿が見ものです。
ほんとうに驚いたときって、目はまんまる、腰はぬけて座り込み、ことばも出ないんですね。
ふつうのもぐらじゃないもぐてんさんは、人間とおはなしできるだけじゃありません。
得意技は、小さくなったり、大きくなったり、からだの大きさを自由自在にできること。
しかも、自分だけじゃなく、みんなのことも小さくできるんですって!
こんな、ふしぎてすごいお客さまと遊ぶことにしたがんちゃんの家族。
みんなでしたくをはじめます。
がんちゃんとおとうさんは池を完成させて。
小さくなるための準備体操。これがおもしろくって、わが家では独特の節をつけて歌ってみると、大笑い。
ああ、これなら小さくなるよな、と、人が小さくなるという摩訶不思議なことにも納得してしまう、絶妙な体操なんです。
がんちゃんのおとうさん、おかあさん、おねえさんと、もぐてんさんで遊んでいる様子は、とてもほのぼのとして、たのしそうで、おもわず仲間に入れて~と言いたくなってしまいます。
おとうさんとおかあさんが、なにげに仲がよくって、素敵な雰囲気を醸し出している様子も見逃せませんよ!
みんなでのお昼ごはんは…そうか、おかあさんは、お弁当のしたくをしていたんですね。
ちょっとしたハプニングもあり、夜になって、おとうさんからのサプライズもあり…
がんちゃん一家ともぐてんさんのたのしい一日が終わります。
もぐてんさんは土の中に帰りますが、しっかりおみやげも背負っていますよ。
それを見て、「あっ、もぐてんさんの『てん』はてんぷらの『てん』なんじゃない?」と言ったのは、子ども、ではなく母であるわたし…
背負っているのがえび天だと思ったのですが、う~ん、これはエビフライかな?
がんちゃんの家の小さな庭の夏の情景が、とてもていねいに描かれていて好感が持てます。
『異能の新人作家・やぎたみこによるユーモア&ハートウォーミングな家族のお話』とは帯に書かれていたことばですが、「大人もいっしょに楽しめる、子どものための絵本」の制作をつづけているというやぎたみこさん、これから注目していきたい絵本作家です。
もぐてんさんのおはなし、ぜひまた見てみたい。シリーズ化を望みます!
紙の本
郷愁のようななつかしさ
2009/08/16 22:13
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:wildflower - この投稿者のレビュー一覧を見る
岩崎書店刊、08年6月発行。
出版社イチオシ「今月のおすすめ」になっています。
千葉県松戸市在住の作家 やぎたみこさんの作品です。
作者のやぎたみこさんは「大人もいっしょに楽しめる
子どものための絵本」をつくりつづけておられるそうですが
たしかにどっちの目線でも楽しめます。
対象はおよそ3歳から5歳。
その時期はある意味で
親子で同じ、素朴なあそびができる一番の時期かもしれません。
*****
緑いっぱいの田舎の初夏を思わせる一軒家に
おとうさんと、おかあさん、おねえちゃんと僕(がんちゃん)が
住んでいます。
池を掘ろうとしたとき、きゅうにぬうっと出てきたのが
ふしぎなもぐらのもぐてんさん。
なぜか、ひと語をしゃべります。
びっくりして声も出ません、のシーン
家族みんなが目を点にした顔が、ナイスです。
かわいらしいという絵ではないのですが
ふしぎなおかしみが、ある絵柄です。
なんといっても、流行らせたいのが
もぐてんさんの不思議な体操。
「みぎて くるくる ひだりて くるくる
あたまもくるくる おしりもくるくる
りょうてひらいて くるくるまわって
まわってまわって どんどんまわって
そしてすっかりちいさくなりました。」
目を回して倒れてしまいそうな唄にあわせて
くるくるしているうちに
見馴れた世界はぐいっと大きくなっていました。
*****
お人形セットのちいさなものを
集めて愉しんだちいさな頃をちらっと思い出します。
あれは、なんでもかんでも華奢でちいさくできていました。
こんどは自分がちいさくなったなら?
聳え立つような家のものたち。
みなれた動物も植物も、家のものも。
くるんと発想を変えてみたら
なんて愉しくてどきどきするんでしょう。
おかあさんやおとうさんまで
なんだかさりげなく、童心に返っているようにも
見えました。
お弁当に花火あそび、水遊び。
見慣れたような夏のことがうんと新鮮に見えてきます。
日差しのくっきりしたようすが絵によく出ています。
さりげないけど、なんだかほんわりなごんでしまいました。
なんといっても「この夏のうち」にぜひ、
読んでみていただきたいと思う作品です。
紙の本
ふしぎ
2019/10/16 21:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ウッドチャック - この投稿者のレビュー一覧を見る
不思議な能力を持つ、もぐらのもぐてんさん。
夢があって、面白かったです。
小さくなったり大きくなったりできたらいいなぁとワクワクしながら読みました。