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商品説明
利益の生み出し方について悩んでいるビジネスパーソンに、「利益=(単価−獲得コスト−原価)×顧客数」という、勝間式「万能利益の方程式」を活用し、会社の利益を最大化する方法を紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
勝間 和代
- 略歴
- 〈勝間和代〉東京都生まれ。早稲田大学ファイナンスMBA。同大学大学院商学研究科博士後期課程在学中。経済評論家、公認会計士。著書に「無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法」など。
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紙の本
「職務経歴書」の書き方は勝間に学べ!
2009/04/05 08:37
6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
余談から書く。
就職活動に必要な応募書類といえば、「履歴書」「職務経歴書」だが、これらは自分を売り込む重要なツールである。
なかでも「職務経歴書」は今まで経験した職務内容を記載する書類で、自分に何が出来て、どのような実績があるかを的確にまとめるのが大事だといわれている。
しかし、実際に書いてみるとわかるが、なかなかうまく書けないのである。現実にはある程度の期間仕事をしてきたわけだから、なんらかの実績があるはずなのに、自分で文章にまとめるとなるとこれが書けない。自分の「売り」を書くことに抵抗が出てしまう。
そもそも終身雇用であった日本的風土に自分を売り込むという思考がなかったから、なじみがうすいのだろうか。それとも日本人の照れ性のあらわれだろうか。
2008年4月に刊行された本書の「はじめに」で書かれている内容は、こういうふうにして職務経歴をまとめあげるということがよくわかる、見本のような文章である。
勝間はその中で「また自慢話かとうんざりされる方もいらっしゃるとは思いますが」と書いているが、「職務経歴書」をうまく書けない人は勝間の売り込み方が「自慢話」に見えてしまうのではないだろうか。勝間の反人気のありようはこういう点ではないかしら。
そういう意味では、反勝間は日本的な従来型思考であり、勝間容認派は米国的な現代風思考と大きく分類できるように思える。
余談が長くなった。
本書は勝間のこれまでの会計士、経営コンサルタント、証券アナリストとしての経験を生かした「利益の生み出し方」の本である。
単に流行の書き手の本と片付けてしまうには惜しい。
むしろ、この本をきっかけにして、企業活動において、どのように利益を創造し、利益幅を改善していくか、自ら学んでいくことが大切である。(そのために、自作の中で関連書を紹介するスタイルは勝間本の魅力のひとつである)
「利益の生み出し方」として、勝間が推奨する方程式は、「利益=(顧客当たり単価-顧客当たり獲得コスト-顧客当たり原価)×顧客数」という、いたってシンプルなものだ。
しかし、それぞれの変数はそれぞれに幅と深みがあるから、実際に経営という観点から見た場合、ことはそれほど簡単ではない。
それに利益というのは売上と違って管理数値としてマネジメントしにくい面もある。
だからこそ、単に勝間本の一冊としてではなく、深く何度も読みこなす必要がある。
副題の「商売は粉もの屋に学べ!」だが、先の方程式のどの変数にかかるものか。わからない人は、ぜひこの本で勉強して、自分を売り込む材料にするといいだろう。
◆この書評のこぼれ話はblog「ほん☆たす」で。
紙の本
最近の理論が網羅されていて読みやすい。
2010/05/17 23:01
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まっくす - この投稿者のレビュー一覧を見る
利益というものがどういうものか考える機会になった。
やはり一番は人件費がコスト増加をまねくことか
当たり前だがなかなかできていない
紙の本
とても簡単な「利益の方程式」
2023/10/19 18:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぶんてつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
勝間さんの提案する「利益の方程式」とは、利益=(単価-獲得コスト-原価)×顧客数と、いたってシンプルなものである。
この顧客当たり単価、顧客当たり獲得コスト、顧客当たり原価、顧客数の4つの要素をコントロールすることで、誰でも簡単に利益の最大化が実現できるようになるという。
それでは、他の要素は一切考慮しないでよいかといえば、当然そうではないのだが、ここで問題なのは利益を具体的に考えることである。
他にも重要なことがあるという指摘は、勝間さんがシンプルに利益について考えてもらいたいというメッセージを受け取り損ねているとしか思えない。
ではなぜシンプルに考える必要があるのか。
それは実際に利益を考えて行動してもらうためである。
算数で言えば、式は立ててあげたので、とにかく手を動かして計算しなさいよというところか。(頭の中でとか、座ったままでとかではもちろんない)
もっと直接的に表現すれば、社員1人1人が利益について考えて行動しなさいということである。
だから、この本の中の原則についても、「どうやって」というところに力点がある。
そして、最後は「明日からできる行動習慣」として体に身に付けてしまいなさいというところへ行き着く。
もし、あえてこの本の欠点を指摘するとするなら、サブタイトルの「粉もの屋」の事例があまり活かされていない点だろうか。