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日中戦争とイスラーム 満蒙・アジア地域における統治・懐柔政策 (慶應義塾大学東アジア研究所叢書)
満蒙から東南アジアへと日中戦争が拡大していく課程で戦略的重要性を増していった、イスラーム教徒住民に対する日本の政策的取り組み。その実体を、外交文書・史料等を駆使して、諜報...
日中戦争とイスラーム 満蒙・アジア地域における統治・懐柔政策 (慶應義塾大学東アジア研究所叢書)
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商品説明
満蒙から東南アジアへと日中戦争が拡大していく課程で戦略的重要性を増していった、イスラーム教徒住民に対する日本の政策的取り組み。その実体を、外交文書・史料等を駆使して、諜報・工作活動、統治・支配の面から解明する。【「TRC MARC」の商品解説】
日中戦争期の軍部の対イスラーム政策を実証的に分析。
▼日中戦争期における日本の対イスラーム政策を外務省外交史料館、防衛省防衛資料室、イギリス・パブリック・オフィス所蔵の外交文書、トルコ語史料などの一次資料から実証的に分析。
▼満蒙から東南アジアへと日中戦争が拡大していく過程で戦略的な重要性が高まるイスラーム教徒住民に対する日本の政策的取り組みを諜報・工作活動、統治・支配の面から解明する。【商品解説】
目次
- 序 坂本 勉
- 第1章 アブデュルレシト・イブラヒムの再来日と蒙疆政権下のイスラーム政策 坂本 勉
- はじめに
- 1 再来日までのイブラヒムの歩み
- 2 神田正種の対ソ情報活動と満州事変
- 3 イブラヒムの再来日と対ソ政策の転換
- 4 蒙疆政権の成立過程とイスラーム政策の進展
- 5 善隣協会と西北回教聯合会
- 6 西北工作の挫折
収録作品一覧
戦時日本の対イスラーム政策 | 坂本勉 著 | 1−9 |
---|---|---|
アブデュルレシト・イブラヒムの再来日と蒙疆政権下のイスラーム政策 | 坂本勉 著 | 1−81 |
南満洲鉄道株式会社の諜報ネットワークと情報伝達システム | 白岩一彦 著 | 83−134 |
著者紹介
坂本 勉
- 略歴
- 〈坂本勉〉1945年生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了。同大学文学部教授。著書に「トルコ民族主義」「イスラーム巡礼」など。
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