現実はそこまで進んでいるのか――。これが一言での感想。大部なので、まずは、各章の「まとめ」を読んで、興味のある箇所から読むことを勧める。具体的なエピソードが豊富なので、つい引き込まれる。訳も――次の一点がひっかかったのを除けば――読みやすかった。頻出するキーワードが「絶対計算」。しかし、この訳語では意味不明。調べてみたら原語はSuper Crunchingだった。すごいnumber crunch(数値計算)という意味だろう。そもそもsuperは相対的な比較のなかで位置づけられる形容詞だ。絶対という意味はない。Superに絶対の語を充てるのはいかがか。「巨大計算」とか「超強力計算」、「究極計算」…
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