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あかいハリネズミ あかいハリネズミ
もんちや/抱きしめてくれる誰かは、きっとどこかに
読む前に抱いた疑問。なぜ『あかいハリネズミ』なのか?ハリネズミは赤くないのに。そのタイトルに惹かれて手に取りました。ハリネズミはトゲトゲで、誰にも抱きしめてもらえない。それでも抱きしめてくれる人が友達だと。お母さんハリネズミはそう言ってこの世を去ってしまいます。それがハリネズミの旅の始まり。道中、抱きしめてくれる人は誰もいません。自分が傷つくのは嫌だから。だけど彼を利用したいから。みんな、自分のために彼を避けたり騙したり…。誰も抱きしめてくれる人なんていない。この世の中に友達なんていない。そう絶望して疲れ果てたハリネズミ。このお話に登場するのは動物たちですが、人と人との関係にそっくりです。誰も…  全文読む 評価する

マルタ・サギーは探偵ですか? マルタ・サギーは探偵ですか?
もんちや/都合の良すぎる展開
マルタが蓑崎に戻されてから7年後のお話。興信所の所員として働きながら、オスタスに戻る方法を探し続ける丸太青年の姿が切ないです。しかし気になったのは、丸太青年を取り巻く人々です。野梨原さんが作り出すキャラクターに見られる、軽妙で寛容な強さと言いますか…。「まーいーんだけどさー」とか言いつつ、理不尽や不可解なことを受け入れる性質というのがあります。こういったキャラクターは1作品に1人いると、作品に華があり話をスムーズに展開させてくれます。しかし今回登場した人々は、漏れなくそういった性格の持ち主。そんな彼らが展開する会話は実にこじつけがましくご都合的で、読んでいて違和感を覚えました。会話だけで無理や…  全文読む 評価する

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