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中村屋のボース
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あわ はちすけ/日本に帰化したあるインド解放運動家の伝記
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20世紀初頭は帝国主義国家が覇権を争う時代であった。当然帝国はその本質上植民地や植民地化を競う。西洋列強による中国への侵略、ロシアの中国東北部への進出、フランス、オランダのインドシナ半島の制圧、またロシアへの防衛本能から帝国主義化して獲得した日本の朝鮮半島支配。そしてこの本の主人公の故国、英国領インドの実態などである。そんな歴史的背景のもと大正から戦前の昭和にかけて一人のインド解放運動家が日本での活動を展開する。その終始一貫した故国の植民地解放に対する情熱と行動力が当時の日本の政治、軍事風土や社会とどう交わったのか?それがこの著書のテーマである。内容的にはラース・ビハリー・ボースの伝記であるが…
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レイテ戦記
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あわ はちすけ/大岡さん渾身の戦記文学
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とにかく大部な本である。細かな戦闘過程や場所が絶えず出てくるのでそのつど地図や軍隊用語の確認が欠かせない。だから3巻までくるとレイテ島だけでなくフィリピン諸島の島々や主要市街の名前と位置関係がほぼ頭の中で確認できるまでになってくるし軍隊の活動単位(軍団から分隊まで)も把握できるようになる。この戦記は敗色が濃くなりつつある昭和19年(1944年)の4月から日本陸軍第16師団のレイテ島進出の頃から書き始められる。そして大本営のレイテ決戦に対応した10月の米軍のレイテ上陸から非常に具体的な記述に入る。戦闘や作戦描写が細かくしかもジャーナリスティックになる。やがて各部隊は翌20年はじめサンイシドロ半島…
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辺境・近境
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あわ はちすけ/ほっとする7つの旅行記
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アメリカ、日本、メキシコ、中国国境の読みやすい、しかも面白く著者の優しさがにじみ出ている旅行記である。面白いといってもこれらの旅自体が半端な観光旅行や、何か一般受けするものだけを探して歩く旅の類ではない。まず文章からしてありきたりの熟語で簡単に概念付けたりはしない。丁寧で示唆に富んでより具体的で自分の皮膚感覚での言葉を使う。ムラカミ独自の文体といってしまうとそれまでだが。 旅の内容も命がけでとは言わないまでもムラカミ的にいえばけっこうむむむむむ!というようなスリリングな旅内容である。市民マラソンをやっているようにアウトドア派のラディカルなようすが文章の合間に浮かんでくる。同じノンフィクション…
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