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となりのこども となりのこども
うっちー/日常と異世界をいとも軽々と行き来する…まさしく「こども」の世界。
ここに描かれた7つの短編は、ごくふつうの日常の中の子どもを描きながら、どれも、ふと、異世界に踏み入りそうなミステリーの味わいを持つ。しかし、また、不思議に、結末では、異世界からぐっと現実(あるいは、この世)につなぎとめられるのだ。それだけ、日常のすぐとなりに、異世界は広がっている、ということか。 なにより、みごとだと思うのは、そうして描かれた7つの短編が、少しずつ連なり、絡まり、関わり、ひとつの「今の子ども」という世界をみごとに表しているというところである。それは、また、私たちの世界は、どうしたって、一人ずつがバラバラであるのではなく、少しずつずれながらではあるが、関わり合いながら生きていって…  全文読む 評価する

サンネンイチゴ サンネンイチゴ
うっちー/なんともいえずいい!楽しくさわやかな青春小説。
自分の町で、近所の仲間と遊ぶのって、ほんとうに楽しかったなぁと、あらためて思ってしまった。「今」の世の中や子どもを描きながらも、どこか懐かしさを漂わせる、なんとも気持ちの良い小説なのだ。この懐かしさというのは、路地裏の遊びや隠れ家ごっこでワクワクしたころの、あの思い! 目立たず、「小心者で存在感のかけらもない」と自分のことに自信が持てないでいる女子中学生ナオミは、ひょんなことから、学年きってのトラブルメーカーであるアサミと、その彼ヅカちゃんと親しくなってしまう。彼らは、この町に出没し、横行する「スプレーギャング」や「マスコット狩り」といった奴らから、街を守ろうとしていたのだ。 アサミの兄は、こ…  全文読む 評価する

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