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ふおんコネクト!
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放浪紳士/みんな、繋がってる?
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超高密度かつ圧倒的なセンスで放つ、ざら初コミックス!……とのこと(帯より)。まんがタイムきららに連載中(08年9月時点)の4コママンガ、「ふおんコネクト!」のコミックス第一巻。素人目に見ても「う~ん……」といってしまいそうな作家が増えつつあるきららの中で、その描き込みの緻密さやネタの細やかさなどでひときわ異彩を放つ本作品は、4コマや軽いノリが好きなら買って損なし。トラブルメーカーの主人公(?)境ふおん、株長者の完璧超人三日科交流、普通のシスコン三日科通果、オタクの童顔教師英夕。魅力あふれるキャラクターのみならず、話の中にちりばめられたネタは細かく、元ネタがわかれば「おいおい、ここでこのネタを使…
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ナルキッソス
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放浪紳士/どこまでも西へ――
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インターネット及び同人にて人気を博した「ナルキッソス」のノベライズ版である。ワタシはナルキッソスのゲーム版を一通りクリアしているため、それと比較しつつ書評を行わせていただく。ストーリーとオチ自体にはゲームに比べて大きな変更は無く、強いて変更点を言うならば「ナルキッソス2」に登場するキャラクターが登場してくる程度である。よって、正直ゲームをプレイした者がわざわざ小説版を買う必要があるのか?といわれればその意味は薄い。そもそもナルキッソスはゲーム中のBGMや効果音、背景などを上手く用いて感動を倍増させていたため、それらが無くなった小説版ではやや味気なくなったな、というのがワタシの印象。挿絵も変更さ…
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東京深川三代目
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放浪紳士/人情あり□。
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『こちら葛飾区亀有公園前派出所』でおなじみ、秋元治氏の著作。発行されたのは1991年と、10年以上昔。しかし、今読んでも面白いのは流石、秋元氏といったところか。立花工務店の一人娘、立花静という女子高校生が主人公。全五話が収録されている。最後には+αとして『こちら葛飾区亀有公園前派出所』より、立花静が登場していた回の『両さんの大工入門』を収録。勿論下町の風景の細かさや美しさは健在であり、魅力的な登場人物たちがコミカルに物語を彩っている。オチも全て綺麗に纏まっているので心地よい。『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の読者ならば、是非オススメしたい一冊だ。
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失われた町
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放浪紳士/失われない何か。
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2007年の本屋大賞における、第九位作品。失われる町、タイトル通りのことが起こる世界の中の物語。高校生の少女、写真家の男、仕事に生きる女性……あらゆる人々が、失われる町という共通点を持って繰り広げる。形式は典型的な群像劇であり、多くの物語を読みたい人、もしくは頭をフル回転させて話を考えたい人にはオススメできる。ただ、登場人物が多すぎる感は否めない。それぞれが目まぐるしく登場して物語をかき回すせいで、誰が本当の主人公なのかわからない。誰でも主人公になりえるといえば聞こえは良いのだが……物語としても纏まりがなく、内容を掴み辛かった。
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人類は衰退しました
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放浪紳士/妖精は繁栄しました
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ガガガ文庫という新たなるレーベルから生まれた一冊。作者である「田中ロミオ」氏はCROSS†CHANNELという一部のユーザーの間で絶大なる人気を誇るアダルトゲームのシナリオライターだ。登場人物は主人公とおじいさん、そして妖精がメイン。物語のキモでもある妖精たちは皆、陽気で呑気な子ばかり。時折入る挿絵のタッチは優しく繊細であり、見る人をほんわかさせてくれる。文章自体は一人称の視点で勧められる、かの有名な『涼宮ハルヒ』シリーズと似たタイプだ。(尤も、内容の方向性は全然違うが)可愛らしい女の子の視点というのが中々にも面白い。そういえば、今までこういった視点のモノはあまり見なかったかもしれない。私の読…
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狂乱家族日記
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放浪紳士/仮初めの、本当の絆。
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千年前に現れ、滅ぼされた破壊の化身『閻禍』による最期の言葉。それは「千年後に自分の>が世界に絶望をもたらす」という、呪詛の言葉だった。そして一つ屋根の下に集められた人々——即ち。凰火、凶華、銀夏、千花、優歌、帝架、雹霞、月香。普通の人など殆どいない。彼等に与えられた、世界をかけた大作戦。それこそが、『なごやか家族作戦』!前文が長くなったが、日日日(アキラ)氏著のライトノベル、狂乱家族日記 1さつめ。上で説明したように、フィクション街道まっしぐらな作品だ。一見すれば所謂『萌え系』なのだが、意外や意外。随分とアクション要素が盛り込まれたハードな作品。予想をいい意味で裏切ってくれる、日日日氏の味がよ…
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ラジオガール・ウィズ・ジャミング
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放浪紳士/Youlookonlaughing...?
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第十二回電撃小説対象にて落選した作品に、大幅な手直しを加えた作品。全体を包む雰囲気はコミカルだがシリアスであり、別段悪くは無い。だがしかし惜しむらくは読者を惹きこむ力が足りないことだと、私は思う。レコリスにダニエル、ドロン大尉にオルソン曹長などと、魅力を引き出せるキャラクター達が出ているにも関わらず魅力を発揮し切れていない。では、そろそろ内容を紹介しよう。あらゆるメディアに厳重すぎるほどの情報管制が敷かれた西部シムカベル市。政治はおろか明日の天気さえも知らされないその町を、通信機器を背負って駆け抜ける一人の怪人ジャック。その怪人こそが海賊放送局『J・O・L』。ラジオという手段を以って市民に情報…
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ミミズクと夜の王
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放浪紳士/進むべき道
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第13回電撃小説大賞にて<大賞>を受賞した作品。騎士に王、魔物と、ファンタジー一色の作品。両手両足に手錠をつけた少女『ミミズク』を主人公として、森の魔物の王である『夜の王』との交流を描く。ミミズクは常に明るい可愛らしい少女なのだが、言動や行動の一つ一つがどこか壊れている。彼女の夜の王への想い、夜の王の対応、騎士の葛藤、王の決断。ある種、王道ファンタジーとも呼べるような内容なのだが、私の感想を一言で言ってしまえば「ずるい」。 これに尽きる。突出した能力を持つ主人公と、敵。男の子と女の子のラブラブしたラブコメ。この作品はそのような捻りが全く無いのだ。オチも中盤辺りで読めてしまう。読み手が望んでいた…
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DDD
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放浪紳士/怪奇。
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PCの所謂『エロゲー』や『ギャルゲー』をやったことのある人ならば一度は耳にしたであろう、アダルトゲーム会社のType-Moon。アダルト伝奇ノベルという新境地を開拓した、Type-Moonメインライターの奈須きのこ氏による伝奇モノ。主人公は隻腕の青年、石杖所在。彼を主軸にした“悪魔憑き”の物語で、奈須テイスト溢れる逸品だ。講談社BOXにはライノベル界で言わずと知れた西尾維新氏や、独特の世界に定評のある清涼院流水氏の作品もあるが、私としては断然こっちを推したい。しかし、そもそもがアダルトゲームのシナリオライターなので、近づき難い感は拭えないかもしれない。だがそのような小さなことを気にしていたので…
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ハンター大全
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放浪紳士/正しい武具のえらびかた。
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大人気ゲーム、モンスターハンター2を網羅した資料集。モンスターの設定資料から武具のイラストまで、モンスターハンター2にのめりこんだ人間ならば楽しめること請け合いの一冊。ゲーム中でまだ製作できない防具のグラフィックを確認できるため、キャラクターのコーディネイトには必携。また、ポツポツとイメージイラストのようなものもあるのだが、それが何故かモンスターハンター2ゲーム中の所謂『濃い画風』ではなく、普通のイラストだったりする。ゲームのクリアには別段必要ないのだが、モンスターハンターシリーズが好きなら持っておいて損はないだろう。
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連射王
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放浪紳士/発射オーライ。
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何事に対しても本気になれない野球部員の主人公が、ゲームセンターで出会った『大連射』というシューティングゲーム(以下STG)。難易度が高いといわれるSTGをワンコインで、しかもVERY HARDをクリアした“竹さん”。主人公は“竹さん”のプレイを見て、遂には自分の本気をゲームに見つける…ゲームを題材にした、少しゆがんだ青春物語。主人公は類稀なる野球の才能を持つ野球部員。彼を中心にしたあらゆる人間関係がリアルに描かれており、本当に現実の町の中であるんじゃないかと思えてしまう。作品の随所にはSTGへの解説があり、ゲーマーでなくても作品を楽しめる。この作品の魅力は『ゲーム』ではなく、『ゲームを中心に展…
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ハヤテのごとく!
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放浪紳士/疾風!
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近年の『萌え』系路線コミック。金を湯水のごとく使う両親を持ち、親の借金1億5千万を抱える苦労少年、綾崎ハヤテを中心に描かれるギャグコミック。メインヒロインのナギや伊澄、咲夜やヒナギクといった、『典型的ギャルゲー』に登場するような面子が揃い踏み。うまく噛み合っているようで噛み合っていないハヤテとナギの掛け合い、その結果生まれた誤解の為に走り回るハヤテ… ドタバタと走り回るハヤテの姿がコミカルでとても良い。また、この作品の楽しみ方の一つとして『パロディ』の元ネタを探すこともあると思う。第一巻の中では「S●NYだ!! きっとS●NYが出した新型ア●ボやプ●ステ5に違いない!」、「戦うならせめて僕の手…
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とくまでやる
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放浪紳士/新感覚ッ!
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2Pで1日が経過するという、斬新なスタイルの一冊。これは私の独り言なのだが、著者コメントがある作品の書評をさせていただくという行動にある種の恐ろしさを感じている。閑話休題。2Pで1日が進む、という他に例を見ない小説、もとい『大説』。発想は面白いのだが、この1日を“前日の解説もしくは回想”に費やしてしまっているように思える所が若干見受けられた上、どうにも文章を狭いスペースに詰め込もうとしている感じが拭えなかったのが残念。2Pで1日経過するというルールを最後まで通したことには好感が持てるのだが…さて、この大説で特筆すべき点はあらゆる名前だろう。まずタイトルである『とくまでやる』。これは主人公の『出…
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大人たばこ養成講座
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放浪紳士/喫煙マナーを守りましょう
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喫煙する際のマナーについて説くガイドブック(?)…なのだが、どうにもどこかズレている。アクの強いキャラクター達が登場し、2P見開きで『良き喫煙者』となるべき要素をコミカルに指南してくれる。しかしこれは反則だ。だって、煙草を吸う際に必要なマナーが少ししか描かれていないのだから!例えばもしもあなたが銭湯に行ったとして、『コーヒー牛乳を飲む際には腰に手を当てましょう』と張り紙がしてあったらどう思うだろう?「バカにしてるのか?」と思うかもしれない。「おいおい… アホだなぁ」と笑うかもしれない。もしもあなたが後者の人間だというのならば、この本はきっとあなたに少しばかりの笑いをもたらしてくれるだろう。傑作…
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二四〇九階の彼女
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放浪紳士/〇へ向かう物語
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塔で交わされたある約束のため、塔を下り続ける少年サドリの物語。一話完結の短編スタイルのお話。主人公は二四〇九階の女性と交わした約束のため、海を見るために塔の最下層まで向かうというお話。だが、どうにも読了後の印象は『キノの旅』の二番煎じのような印象しか取れなかった。数多の世界を旅するというストーリーで人気を博した『キノの旅』と、数多の階を降りていくというストーリーの本作。物語としては両者ともありがち、というか一種の王道的なモノであると思うので盗作ではない。しかし同じ電撃文庫の『キノの旅』があまりにも有名であるが故に、本作の独創性が感じられなかった。それでも決して面白くないわけではない。『戦争を繰…
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ギロチンマシン中村奈々子
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放浪紳士/ギロチンめったぎり?
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全編通して軽いノリで進み続けるSFアクションラブコメノベル。人類の敵となったロボットの首領チェシャ・キャットを破壊するために、ろぼっとばかりの島に忍び込んだ主人公が出会う、中村奈々子とは!?内容の感想としてはまず「笑える」。(ロボットの)学園で恐れられているギロチンマシン、中村奈々子の主人公に対する情愛が引き起こさせる素っ頓狂な行動やら、中盤に登場した『赤ずきん』のブッ飛びすぎな言動行動。そして謎の保険医ロリエの手術。とにかくあらゆるところに笑いがちりばめられていて、笑い無しに読むことが出来なかった。しかし、そのギャグの中にも物語の真理へ近づくためのキーワードは数多く隠れている。ギロチンマシン…
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浪漫倶楽部(ブレイドコミックス)
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放浪紳士/あの夢、覚えてますか?
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ネオ・ヴェネツィアを舞台とした人気作『ARIA』も著している漫画家、天野こずえ氏の既存作改訂版である『浪漫倶楽部』。作品自体は平成7年に連載開始したもので、中々古い。内容はギャグを一部に配し、全体的に切ないストーリーで送られる。主人公の火鳥が所属する『浪漫倶楽部』の活動をメインに、ユーモア溢れる部員達が織り成す正に”浪漫”溢れるストーリー。画はかなり古く、最近の画が大好きで古い画なんて面白くない!と決め付けてしまっているような人にとって読む価値は無いかもしれない。しかし私は、この作品を呼んでからそんな人をとても哀れに想うようになったのだ。この作品は確かに古い、しかし、それでもこの作品は『面白い…
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空の境界
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放浪紳士/すべてを、殺せ。
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ありとあらゆるモノの死が見える『直死の魔眼』。生死の境を彷徨い続けることによってこの化け物染みた眼を手に入れた少女、両儀 式。そんな彼女を好いている黒桐 幹也。第一巻は全五章から成っている。同人界に突如現れた成人指定ゲーム『月姫』にて恐ろしいほどのブームを巻き起こし、数多くの賛否をを受けた奈須きのこ氏の著作。奈須きのこ氏は氏のあらゆる作品において通ずる一つの世界を持っており、この作品を読むことによって深い世界観の一部に触れることが出来るだろう。あらゆるモノに線として死を見出す力。それは、あらゆるモノの命を断ち切る力に他ならない。浮遊し、浮遊へと誘う女。あらゆるモノを『捻る』力。因果の終焉を目指…
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吉永さん家のガーゴイル
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放浪紳士/石造りの『門番』
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アニメ化までされた経緯のある人気作品。コミカルテイストに描かれるご町内の様子がウリ。冒頭からいきなりチェンソーを振り回す元気な小学生『双葉』と、チェンソーで斬り付けられてもキズ一つ付かない門番『ガーゴイル』の二人を主役にしたご町内ハッピーコメディ。シリアスなシーンにも決してコミカルさを忘れない、軽い文章が読む者を笑わせてくれる。何事にも動じない門番ガーゴイルが、他人からとある物を貰ったをきっかけに人の心について考えるようになる。所々に入る日向悠二氏の臨場感溢れる挿絵もまた、このストーリーを逸品とするスパイスであろう。この書評を書いている時には11巻まで続刊中。段々と感情を理解していくガーゴイル…
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狼と香辛料
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放浪紳士/豊穣神と、商人と。
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一人で行商をして七年。二十五歳の行商人ロレンスは商売のため、荷馬車に乗って世界を回っている。商売の為に寄った村での祭り。荷物にまぎれていた少女。その少女は、この辺りの豊作の神と同じ名前、『ホロ』と名乗った———電撃小説大賞にて銀賞を勝ち取った作品。馬車を操る行商人ロレンスと見目麗しき少女ホロとのお話。第三幕終盤から始まるロレンスの儲け話はかなり作りこまれており、よくある『お宝で一稼ぎ』のような薄っぺらい話ではなく、地味ながらも納得がいく話であるのが好印象。敵に捕らわれたホロ、それを助けたいが為に走るロレンス。最初はホロのことを疑っていたロレンスが段々と信頼し、旅のパートナーとしていく。ホロを救…
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お留守バンシー
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放浪紳士/はじめてのおるすばん…書評タイトルに深い意味は無いですが。
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評価だけ先に言うなら可もなく不可もなく、といったところ。十九世紀の世界を舞台にしたライトノベルで、主人公はバンシーのアリア。物語を彩るのはヴァンパイア、デュラハン、リビングデッドのフンデルボッチ、ガーゴイル、ウィッチ、サキュバス。そしてさらにはクルセイダーまでが登場するという、これだけ挙げれば昔から伝わる王道中世モノだ。だがしかし、先にあげたとおり主人公はバンシー。これだけからこの物語が『王道』では無いことを察していただきたい。クルセイダーから逃れるため、アリア達を城に置いて単身逃走するヴァンパイア。そして留守を任せられたアリアは城を守るために奮闘する。マジメだがちょっと抜けたアリアの留守番物…
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フォーソルティアの風
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放浪紳士/投げっぱなしジャーマン
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正直、これを買ったことを後悔した。イラストに関してはかなり質のよいもの。挿絵もかなり良質で、とっつきやすい部類に入る。(尤も、地味な上手さなので印象は薄いが…)肝心な内容は『空』を舞台にしたボーイ・ミーツ・ガール。主人公のソラとヒロインのギンが織り成す冒険物語…のはずなのだが、興奮するポイントが無かった。迫力を出して描くべき空中戦も何か淡白で、迫力不足な感じは否めない。また、物語のキモである機体を浮かす存在であり、タイトルにも書かれている『フォーソルティア粒子』も、その名の由来やら原理やらの説明も無く、作者のご都合主義な感じがした。折角独特な世界を持っているんだから、もっと世界観を深く描けばよ…
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