フランスは沸騰している。2005年5月29日に行われた欧州憲法批准をめぐる国民投票は、投票率69%、反対票55%と推進派にとっては大差のついた負けだった。それは、欧州では1年前は誰しも予想しなかった結果であった。国民運動連合、フランス民主連合といった与党はもとより、最大野党の社会党や緑の党まで批准に賛成していた中での否決だった。既存の政治に対する不信を国民投票でフランス人が爆発させたと言える。 2005年の秋にフランス全土で起きた移民2・3世を中心とした暴動もフランスの沸騰を表している。 2006年春に政府が推進したCPE(初期雇用契約)の導入をめぐってはゼネストが2度実施されたほか、学生た…
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