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めしもり山のまねっこ木
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ひろぽん/夢なんか叶わなくってもいいんだよ、逃げたっていいんだよ
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川を越え、野原を越えてずんずん山道をいくと、めしもりやまがあって、そのうらには、まねっこ木がそびえ立っている。まねっこ木の前に立つと、その木はいろんなものに姿を変える。ニンくんが立つと消防車に、あさがおの水やり係のクミちゃんが立つと大きなくるま付きのじょうろに、・・・。ところがコウタくんがまねっこ木の前に立つと、木は大蛇に…。 帯のキャッチコピーには「夢のコラボレーション」とあり、まさにその通り、絵も文も圧倒的な勢いで最後まで突き進む。だが、表面的にはいろいろ唐突に展開するのだ。まねっこ木は何を体現してくれてんの? なんでまねっこ木が変身したものにみんな姿が突然変わんの? なんでコウタはそ…
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もうひとつの島の時間
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ひろぽん/場所も時間も色もそぎ落とされて
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『島の時間』(06.クレオ)に続く、琉球諸島を撮りためた写真集である。前作と編集方針が少し違うようで、モノクロームにて統一されている。1983年から2008年のあいだに琉球諸島16の島々で撮影したという大枠なデータしかなく、私は初め、無意識に、この写真はいつごろのものか、どこで撮ったか推測しようとしていた。でも、これがわからない。何度も見返すうちに、場所や時間なんかとっても小さなことで、厳然と、綿々とそこにある島の暮らし、人の暮らしを見つめるのにそんなものは必要ないことがわかってくる。 庭の片隅の資材にまぎれてちょこんと在る白骨化した山羊の角の見開き対ページには、灌木の中の初々しい子山羊。こ…
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野菜万歳
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ひろぽん/野菜のハナシ、てんこもり!
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編集を担った会の年報第30号ということで、長編論文ばっかりだったらどうしよう、と不安もよぎったが、なんの、全くの杞憂。野菜万歳と書いて「やさいまんさい」と読まし、「ばんざい・マンザイ・満載」と3通りの読み方そのとおり、野菜への賛歌が面白おかしくてんこもりであった。野菜ジュース飲み比べレポートあり、料理人側からの寄稿あり、トウガラシ考、うどんや大豆の話・・・。なかでも、食糧生産史上欠くことのできない下肥と、女性の立小便をからめたレポートの切り口は面白かった。女のタチションって、何なん?とがっちり惹きつけておき、汚れネタであるにもかかわらず、読後はご先祖様たちのささやかで等身大の叡智に誇りを覚え…
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自衛隊レディース
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ひろぽん/すばらしき大和撫子
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不肖・宮嶋、満を持して女性自衛官写真集第2弾。撮りためた自衛隊で活躍する数々の美女を不肖節でコメントしまくる。今回は航空自衛隊に限ったので「空飛ぶ大和撫子」。 配下の方々に花になってもらい、周りも被写体もセッティングされたポーズで遊んでみたり、ネクタイを締めた正装系の制服では緊張した面持ちの方もいらっしゃるが、訓練服や普段のリラックスした姿はどなたの表情もなんとすばらしいことよ。なんと輝かしく清々しく颯爽としたことよ。なんと頼もしいことよ。 当方、不肖ファンとは言え、コアなミリタリーものは不得手。宮嶋茂樹の撮影でなければ絶対手にしないジャンルだ。しかし、自衛隊世界の端くれを垣間見…
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不肖・宮嶋メディアのウソ、教えたる!
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ひろぽん/素語り「情報対処術」
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本シリーズ「14歳の渡世術」のキャッチコピーは「中学生から大人まで」。そこそこメディア露出度のある濃い執筆陣で固めてある。その中の一冊ということで、十代に語りかけるメッセージ形式をとり、いつもの不肖節は無し。 ともかく、メディアという得体の知れないものの受け止め方だけにとどまらず、ありとあらゆる情報に対する姿勢、とどのつまり、自分に必要なものは自分の目で足で五感でついでに第六感も総動員してオノレの身をもって体得せよ、バーチャルな世界に閉じこもるなかれ、という宮嶋氏のポリシーが述べられる。 確かに普段不肖宮嶋シリーズに慣れ親しんでいる者にとっては当初戸惑ったし、突っ込みどころもあるが、主旨は素直…
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島の時間
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ひろぽん/湧き立つ匂い
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ひょんなきっかけで手にすることになったこの写真集、それぞれのページからはまるで匂いが湧き立ってくるようだ。草いきれのなかの水牛や、じゃれあうネコの動物臭。築百年ものの住宅の生活臭。鴨居にかけられた紅型の晴れ着からは樟脳の香り。たすきがけして祭の身支度を整える青年の顔からはドーランの匂い。そして土手で足を投げ出し、おそらく祭を見物しているのであろう、おっちゃんやおばちゃんの足の裏の匂いまでしてきそうだ(そんなに臭そうじゃないよ)。 南国八重山諸島の日常を切り取った本書は氏の初の写真集となるそうである。00〜05年に3度にわたって開催された個展「島の時間1〜3」の集大成といったところなのでしょう…
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不肖・宮嶋青春記
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ひろぽん/トークショーなるファンブックと質疑応答マニュアル
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おなじみの不肖節が役者で言うところの舞台や映画であるならば、花田編集長相手にくっちゃべったハナシの再録である本著は、役者が素顔らしきものをさらす「トークショー」にあたる。よって、ぼそぼそした語り口に終始し、不肖節は無し。ネタもあとがきにあるとおり、既出モノが多い。 じゃあ、この本の意義ってなんだ。 ひとつは、講演会後などで必ず聞かれるであろう、「自分は写真をやりたいが、一言アドバイスを」という問いに、「覚悟せなあかんことは、これに大体のこと書いたから」と手渡せるような質疑応答マニュアルだ。『青少年に的を絞った』『マスコミの学校叢書』とはそういうことだろう。 ふたつめは、前述、素顔らしきものを…
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