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「平穏死」のすすめ 「平穏死」のすすめ
ふるふる/将来死ぬ予定のある人は読んだほうがいい
通常、老衰などで口から食べ物が入れられなくなると、鼻から管を通したり胃に穴を開けて管を通すことが行われているそうだ。そのような無理な延命をやらずに、平穏に死んでいくほうがいいとのこと。餓死するような形になるのだが、点滴などで水ぶくれにならずに済むので死に顔もきれいだそうだ。確かに、自分の経験からも一番空腹を感じるのは満腹の状態から普通の状態になる時で、それを過ぎてかなり空腹になっているはずの時には苦しさを感じなくなる。老衰の状態で餓死するのも、それほど苦しくはないのかもしれない。意識も朦朧として痛みや苦しみも感じなくなるのだろう。逆に、無駄な延命措置をされ続けるのはある種の拷問を受けているよう…  全文読む 評価する

バブルは別の顔をしてやってくる バブルは別の顔をしてやってくる
ふるふる/バブルについて淡々と書かれている本
正しいことが書かれているのだが、読んでいて面白く感じるような本ではない。面白さでは、有名経済評論家たちの独断と偏見に満ちたものにはかなわない。彼らのようにもっと著者の主張をはっきりと書いたほうが面白く読めると思うが。「100年に一度の経済危機」という言葉は、グリーンスパンが自己弁護をする場面で発したのが最初らしい。それを麻生総理が何度も使用したことで、日本で、とくにマスコミの世界では当然のこととされるようになった。しかし、もし今回の不況がそれほどのものでないのに、100年に一度の大規模な経済対策を行ったとしたらどうなるだろう。当然、再びバブルが到来し、またはじけることになる。例えて言うならば、…  全文読む 評価する

死国 死国
ふるふる/初めて「坂東眞砂子」作品を読みました
文章はさすがに上手いです。後に直木賞を受賞するだけのことはあります。読むのが初めてなので、これはミステリー作品なのかホラー作品なのかわからずに読み進めました。中ごろまではわからなかったです。それまでにも確かに怪しい場面が何度かありましたが、気のせいだと済ませられる程度の怪しさでした。しかし、その後はっきりと超常現象が現れて、やっとこれはホラー作品なのだとわかりました。なかなかの怖さです。四国は死国。行くのがちょっと怖くなりそうな気がします。おそらく四国各県の観光関係の人たちは、苦々しい思いでこの作品を読んだのではないでしょうか。さらに映画化までされましたし。普通のミステリー好きの私としては、中…  全文読む 評価する

告白 告白
ふるふる/20年ほど前の邦銀海外支店の様子などがわかって面白い
著者が大和銀行頭取に「告白」した意図は、アメリカ当局にはばれないようにして、大和銀行の損失を最小限に抑えたいとのことのようだ。はっきりとは書いてないがこのような意図があったように読める。そうなれば、著者自身も解雇程度で済むかもしれないし。しかし、銀行の首脳部は意図したような行動をとらず、ある程度の隠蔽工作をした後アメリカ当局に申告するという、最悪とまではいかないまでもかなり悪い方法をとってしまった。その結果、著者の無断取引による1000億円以外に、400億円もの罰金をアメリカに支払うことになった。現在、2010年の日本では、大阪の検察による証拠の改ざんとその隠蔽が大問題になっている。特に組織的…  全文読む 評価する

鳩山首相、こうすれば日本は晴れる! 鳩山首相、こうすれば日本は晴れる!
ふるふる/すでに鳩山首相ではないが、本書の有用性に変わりはない
本書にあるような思い切った政策が必要な日本だが、なかなかできないだろう。例えて言うならば、歯が痛くもないのに歯医者に行っていやな歯の治療をしようとする人がいないように、何かとてつもない痛みが日本社会に襲ってくるまでは、このような改革はできないように思う。それだけの覚悟が、多くの政治家にはないし、多くの国民にもない。残念なことではあるが。著者の主張で最初に出てくるのは年金問題だ。年金は全額税負担にしてその代わりに消費税を20%にする。そうすると、意外にも消費者が使えるお金は増えるという。それは、それまで給与から差し引かれていた年金の掛け金と、企業が負担していた掛け金が給与としてもらえるからだとの…  全文読む 評価する

最上階ペンタグラム 最上階ペンタグラム
ふるふる/表題作は、人気作家の有栖川有栖氏に「常識をふまえて小説を書くことを望む」と評された作品
四編の連作(少し長めの)短編集どんな作品なのだろうと、二番目に出てくる表題作も読んでみた。確かにそのように評される面がある。荒唐無稽な舞台設定と物語の進行。犯人がある証拠物をわざわざ隠すことをしなければ、犯人は分からなかったのではないか。ただ、ユーモア小説としてみるとなかなか良くできている。なにかしら、魅力がある作品や作家だ。また、デビュー作ということもあるのか、読み進めるうちに次第に作品が良くなって行っている気がする。だんだん著者の荒唐無稽な世界になれてきたのかもしれない。特に最終作品の「葬送シャレード」はサスペンスタッチでかなり良かったように思う。このレベルの作品を量産するようになれば、有…  全文読む 評価する

ヘンな感じの日本人 ヘンな感じの日本人
ふるふる/ほとんどヨーロッパ人になりかけの日本人による日本人論
個人の体験を基に書かれた50ほどのエッセイ。さわやかな内容だ。印象に残ったものとしては、現地の言葉が話せなかった留学生が孤立したまま日本に帰国し、後に自殺してしまった話だ。絵の勉強だから、少々言葉が話せなくても何とかなると考えたようだが、観光ならともかく留学となると現地の言葉が話せないとなかなか難しいようだ。また、ベルギー国内の民族対立もフランス語しか話せないその留学生には不幸だったのかもしれない。消費税の話も印象的だ。ある日本人が「消費税が5%に上がっちゃってまいるよ」と言うとそれを聞いたヨーロッパ在住の二人が「アホ言うんじゃないよ!」と怒った。ヨーロッパの消費税は約20%だ。その消費税をヨ…  全文読む 評価する

迷惑メールは誰が出す? 迷惑メールは誰が出す?
ふるふる/迷惑メールは社会の大迷惑
数年前、利用していたプロバイダーからメールのアカウントの設定の変更の通知が来た。smtpをsmtp-authにするものだ。その時には上手くいったのだが、その後に再設定をしたときにはどうしてもうまくいかず、-authをはずしてあれこれやって何とか設定できた。いったい何のための設定の変更だったのかとずっと疑問だったが、この本を読んではじめて解った。通常、メールは受信の時にはパスワードで認証をしているが、送信の時には事実上認証をしていない。そのため外部から盗聴されたり、さらにパソコンを乗っ取られた時には、迷惑メールを大量に発送させられたりすることがあるとのこと。そこで、送信時にも認証を行うための変更…  全文読む 評価する

トムラウシ山遭難はなぜ起きたのか トムラウシ山遭難はなぜ起きたのか
ふるふる/遭難から一年、事件の真相が明らかに
第一章では遭難事件の様子が時系列で記述されている。見る人によって真実が違うという事実も明かされている。読んでいて切迫感が伝わってくる。同じような内容は、ネットでも「トムラウシ山遭難事故調査報告書」として公開されているので参考になる。第二章ではガイドの一人のインタビューが載っている。事故から一年、ガイドで生き残ったということでずいぶんつらい思いをしているようだ。このガイドは事故当時の報道で、ツアー客を待たずにどんどん山を下っていったとされた人物だ。そこにどんな(ガイドにとっての)真実があったのかが述べられている。この人は三番手のガイドだったのだが、尾根に残ってツアー客とビバークして遭難死した一番…  全文読む 評価する

賢者の贈り物 賢者の贈り物
ふるふる/昔話などをモチーフにした短編集
この著者の文章は読みやすく、心理の描写が上手いので感情移入しやすい。もう一つの特徴は、文中での時間経過は一分程度なのに、それを読むのに五分や十分かかることがよくあること。「扉は閉ざされたまま」を読んだ方はよく分かると思う。昔のアニメ「巨人の星」の対決シーンのようだと言えようか。モチーフは昔話などだが、現代の日本の若者たちの話になっている。多くの話が、読後感がいい内容になっているので安心して読める。殺人事件は起こらない。読み終わって考えてしまうのは、玉手箱の中味は何なのだろうかということ。やはり玉手箱なのだから「けむり」なのだろうか。分からない。また、その短編では浦島太郎役の人と乙姫様の人が三日…  全文読む 評価する

江戸狼奇談 江戸狼奇談
ふるふる/江戸時代後期の有名人が活躍する6編の短編集  ミステリーでもある
フィクションではあるが、有名人たちが生き生きと活躍して謎を解いていく。なかなかおもしろい。高野長英の最期はひょっとしたらこの小説のようなものだったかも、と思わせる話。読んでいる間中、強烈なにおいが漂って来る気がする話。全体的に大人向きの短編集だ。  全文読む 評価する

日本経済の真実 日本経済の真実
ふるふる/小泉改革で格差が広がったというのはウソだ、と分かりやすいデータで証明している
小泉改革を評価し、その後の自民党や最近の民主党の社会主義的な経済運営を批判している。テレビに出演する経済評論家などを、匿名ながらも辛口に批判しており、テレビ局で出会った時に気まずいのではないかと心配になってしまう。極めつけは、地方のシャッター通りの商店主を批判しているところだ。商店主たちは金持ちなので、店舗を叩き売らなくてもいいのでシャッター通りになってしまうとのこと。確かに店舗を格安で購入できれば、新しい事業や商売で利益を あげられるだろう。ほかの本でも、シャツター通りの地価は意外に下がらないというのを読んだことがある。かなりの反論や批判が出そうな部分だ。著者はそういう批判を覚悟で、国を憂う…  全文読む 評価する

日本破綻 日本破綻
ふるふる/日本には資本主義革命が必要である
うちの近所のおばあさんから相談を受けた。日本がハイパーインフレになった時にどうすればいいかと。地方の田舎のお年寄りまで日本経済の今後を心配してると思うと、来るところまで来ているなと感じた。そのおばあさんはいろいろな本を読んでいて特別に関心が高いようだが、年寄り仲間でもその問題についていろいろと話し合ったりしているそうだ。本書は、財政赤字から来るハイパーインフレの恐れを警告し、そうならないためにはどのようにすればよいかを述べている。著者の主張はこうだ。まず、外貨預金を無税にするなどして(ほかにもいろいろ書いてある)円安にする。それによって輸出産業を中心として景気が回復してくる。そうすると税収など…  全文読む 評価する

国債大暴落の恐怖 国債大暴落の恐怖
ふるふる/国債の暴落で最初に破綻するのは「ゆうちょ銀行」
そのような日本経済のホラー話(ほら話ではない)が、いくつかのシナリオで書かれている。最後は民衆の暴動が起こるところまでがリアルに書かれていて、ある面非常に恐ろしいシナリオだ。実現してほしくないが、その可能性がかなりあるように思えるところが恐ろしい。著者はその財政問題の解決策も提示している。簡単に言うと(簡単にしか言えないが)次のようなやり方だ。消費税は毎年2%ずつ引き上げ25%にする。ただし、食品と衣類は除く。国債を300兆円買い取るが、市場に出回ったその代金は「日本再生ファンド」を作ってそこに吸収させインフレを防ぐ。残りの300兆円は自然償還させる等するので、インフレになるようなインパクトは…  全文読む 評価する

民主党政権で日本経済が危ない!本当の理由 民主党政権で日本経済が危ない!本当の理由
ふるふる/「日本に財政破綻はない。国債は売れる限りはどんどん刷れ。」という内容の本
日本の財政を憂慮している人が読むと、すっきりした気分に成れるかもしれない。国の借金を国内でまかなっているような国は、破綻することはない。国がどんどん国債を刷ってお金を使い、金利が上昇すれば国債を中央銀行に引き取らせて事実上金利の支払を免れる。それらによって、GDPが増加し、インフレにもなる。それで膨大な借金は「希薄化」され、消えていく。確かにそのような方法があると私も思うし、最終的にはそうならざるを得ないとも思う。ただ、著者はそのデメリットを書いていない。おそらく、知らないのではなく意図的に書かなかったのだろう。デメリットとして考えられるのは、預貯金の「希薄化」だ。インフレ、場合によってはハイ…  全文読む 評価する

藤巻健史の「金融情報」はこう読め! 藤巻健史の「金融情報」はこう読め!
ふるふる/財政破綻時に利益を得る方法
経済、特に金融に関する誤解についていろいろと書かれているのが前の3分の2くらいの部分。特に印象に残ったのは、リスクを取らないことのリスクについてのところだ。アメリカの銀行(半分証券会社のようなものか)は日常的にトレーディングで大きな収益を得ている。その代わりにリーマンのように破綻してしまうところも出てくる。しかし、金融危機後、いち早く巨大な利益を上げてきている。リスクを取らないほうがいいと言っていると収益も上がらす、そのため倒産リスクという一番大きなリスクが生じてしまう。残りの3分の1の部分は、日本の財政破綻の問題とその対処方法が書かれている。特に、財政破綻が顕在化した時に、どのように個人が利…  全文読む 評価する

「宝くじは、有楽町チャンスセンター1番窓口で買え!」は本当か? 「宝くじは、有楽町チャンスセンター1番窓口で買え!」は本当か?
ふるふる/「そろそろベストセラーがほしい年頃である」(著者略歴より)オジサンが書いている
読者を楽しませようというサービス精神にあふれている著者による本。上記のように、著者略歴からそれは発揮されている。藤巻健やツチヤ教授という感じか。一番印象に残ったのは、居酒屋の話しだ。焼酎の判別が80%の確率でできる人がある前提条件の下で出した答えが、41%の確率でしか正しくないというものだ。感覚的には変だと思うが、説明を読むと納得せざるを得ない。それでもそうかなあと思ってしまう。ただ、読者にわかりやすく書こうとしてか、全体的な印象としては内容が薄いような気がする。  全文読む 評価する

政策論争のデタラメ 政策論争のデタラメ
ふるふる/「ニュースキャスターを信じるな」と本の帯にある
日本の五つの問題について論じている。それぞれ鋭い視点が伺え、非常に内容が濃い。しかも、それぞれの問題について、著者の解決策が述べられている。例えば第四章で郵政改革と小泉元首相について述べている。私とは違い、著者は元首相に少し批判的な考えを持っているようだ。しかし、私から見ても著者の小泉論はおもしろく、的を射ていると思う。郵政民営化については、今までの郵政民営化は本当の改革ではないと言っている。著者の考えは、信書のみ国営で残し他は時間をかけて廃止していくというものだ。郵貯も簡保も民間企業に自然に移っていくのを促していく。まさに究極の郵政民営化だ。小泉内閣時代の郵政解散選挙で、もし民主党の岡田代表…  全文読む 評価する

政権交代バブル 政権交代バブル
ふるふる/最近の竹中平蔵は怒ってます
政権交代バブルとは、政権交代によって成立した鳩山内閣(民主党内閣)はその実力によって多数の議席を獲得したのではなく、自民党に吹いた強烈な逆風によって結果的に得られたものだということ。確かに、今回の政権交代をもたらした衆議院選挙は、多くの人にとって民主党に投票するしかなかった。もともと小泉竹中構造改革路線に反対の人は民主党に入れたはずだ。一方、構造改革路線に賛成だった人も民主党に入れざるを得なかった。それは、安倍内閣では郵政民営化に反対し続けた人を復党させたし、麻生総理は自分は郵政民営化には賛成ではなかったと言い放った。もっとも民主党も民営化には反対だったが。自民党があまりにひどすぎた。二度にわ…  全文読む 評価する

逆説の日本史 逆説の日本史
ふるふる/ケネディが上杉鷹山を尊敬していると言ったのは都市伝説だった
これには驚きました。日時が特定できる資料がないそうです。今回の本の終わりの二章は文化史になっていて、やや退屈に感じました。前半の四章は四人の大名を取り上げており、いつもながらのユニークな視点からの記述で面白く読めました。特に良かったのは、上杉鷹山の章です。米沢藩の財政改革を行った大名です。ある面では、大河ドラマの直江兼続の後始末をしたとも言えます。どのような改革にも反対はつきもので、上杉鷹山の改革にも強力な反対がありました。しかも、上杉家の重臣らからでした。最後に鷹山は彼らを厳罰に処して改革を進めます。それだけ財政状況が厳しく、鷹山の改革を支持する家臣がより多かったということです。現在の日本は…  全文読む 評価する

超三流主義 超三流主義
ふるふる/読んで楽しい本です
具体的な節約術などがいろいろ書かれています。買い物、住宅費、生活術など。例えば、ティッシュペーパーは一たん取りだし、半分に切って戻せば節約になるそうです。私も実際にやってみました。確かに今までよりかなり長持ちします。ただ、ハサミで切るとき一度には切れないので、四つか五つに分けて切る必要があります。また、切り口が引っ付いてしまうことがあり離れにくくなるので、箱の中に戻す時に元々中心にあった切り口が箱の外側に来るようにした方が取り出しやすくなります。著者は女の子を牛丼の吉野家に連れて行ったら、その子ににののしられたことがあるそうです。そこで、ローコストで幸せを感じてくれる女の子を選ぼうと決意したそ…  全文読む 評価する

若者は、選挙に行かないせいで、四〇〇〇万円も損してる!? 若者は、選挙に行かないせいで、四〇〇〇万円も損してる!?
ふるふる/若者よ、投票に行こう
長い題名にある様に、政治に無関心な若者たちは大いに損をしているとのこと。政治家は、投票率の高い高齢者向けの政策を多く実施するからだ。そこで著者は、若者たちはとにかく投票するべきだと主張する。政治がよく分からなくてもとりあえず投票に行く方が良いとのこと。その際の投票のやり方もいろいろと書いてある。例えば候補者の顔で決めるなど。ここに書いてなかったものでは、とりあえず野党に投票するというのも、私はいいのではないかと思う。そういう他の著者の本も出ていたはずだ。教科書に出ている政治の話は、こうあるべきだという話にすぎず、実際の政治は全く違う原理で動いているということも詳しく書かれている。小選挙区選出の…  全文読む 評価する

星守る犬 星守る犬
ふるふる/中年男性の心に染み入る話です
新聞記事によると、後半に出てくる海岸線は、著者の妻の故郷である広島県の竹原から呉にかけての瀬戸内海がモデルとのこと。ほんとに、いい話です。真似したくなるけど真似しちゃいけませんね。著者自身の生活は家庭円満のようです。  全文読む 評価する

超円高社会 超円高社会
ふるふる/「御成敗式目」が今でも有効か、と法制局に問い合わせた著者が書いた本
回答は当然、無効だとのこと。ということは、政府が変わればそれまでの法律や債務が無効になるということだ。現在、日本政府は1000兆円を超える債務を抱えているはずだが、徳川幕府から明治政府に政府が変わってしまうようなことが起こると、それらも無効になってしまう。すごい財政再建策だ。言葉を変えると革命ということになるのだろう。国会議員の先生方は、みなさん失業ということになる。そうならないようにがんばって欲しいものだ。そもそも日本政府は、これからも永続するであろう日本(国)の中の一法人にすぎない。その一法人が滅んでも日本(国)そのものは続いて行くということだ。このような、著者の独断と偏見に満ちたユニーク…  全文読む 評価する

9割の病気は自分で治せる 9割の病気は自分で治せる
ふるふる/医師による日本の医療に対する批判
風邪はもちろん、高血圧、高脂血症、糖尿病、肥満などは自分で治せる。あるいは、自分でなくては根本的には治せない。これらの病気に医師が時間をかけ、薬を長期間にわたり投与することが日本の医療を悪くしている。本当に医師の関与が必要な患者との、充分な問診時間などがとれなくなっている。薬による血圧の下げすぎやコレステロールの下げすぎはいけない。このような内容の本。ただ、それらに対する具体的な対策は書いていない。私の意見は医療費の自己負担を五割に引き上げることだ。現在のように自己負担が一般三割、高齢者一割、地域によっては小学生無料では、患者の方に薬を減らそうとか、風邪ぐらいなら家で休んでいようという気持ちに…  全文読む 評価する

壺霊 壺霊
ふるふる/プロローグはいいのだが
プロローグの怪しげな雰囲気はとてもよい。著者の7作目の「戸隠伝説殺人事件」のような感じだ。元が新聞連載小説のためか、上下巻は少し長すぎるように感じた。保津川の川下りの場面など、必要なのかなと思った。  全文読む 評価する

富裕層が日本をダメにした! 富裕層が日本をダメにした!
ふるふる/精神科医による日本社会全般に対する提言
必ずしもデータや専門性に基づいた提言ではなく、著者の思想を述べたものと言える。著者は基本的に、小泉・竹中構造改革路線に反対してる。アメリカの言いなりになってしまっているとのことだ。私は逆の考えを持っているので、本書の内容には納得できないところがいろいろとあった。ただ、「ゆとり教育」を批判しているところは納得できた。あれは間違いなく失われた30年といえる行為だった。授業時間を減らしたのも大きかったが、国民の意識の中にそんなに勉強しなくてもいいんだというものを生じさせたことがより大きかったと思う。その教育の目標であった「生きる力」というのはイデオロギーにすぎなかったのではないか。幻ではなかったか。…  全文読む 評価する

ポックリ死ぬためのコツ ポックリ死ぬためのコツ
ふるふる/ポックリ死ぬために健康に注意しよう、という本
高齢者医療に関わってきた医師による本。読みやすくわかりやすい。経験を基に書いているので説得力がある。なかなかの良書だ。当然、早く死にましょうというような内容ではない。高齢者のボケの効用が書かれており、なるほどと思った。高齢者の終末期医療で過度な延命治療を求めるのは、普段介護してきた家族ではなく、遠くから駆けつけた介護経験のない別の家族だとのこと。厳しい言葉だ。  全文読む 評価する

100年に1度のチャンスを摑め! 100年に1度のチャンスを摑め!
ふるふる/本の帯には、カッコいい藤巻氏が写っている
小泉・竹中構造改革路線は、最近何かとマスコミで批判されている。特に格差社会について。著者は改革路線支持者のようで、それらに真っ向から反論している。四年前の郵政民営化選挙であれだけ多くの国民の支持を得たが、国民の意識は変わってしまったのだろうか。それともマスコミが批判しているだけなのだろうか。財政赤字の問題について、著者は「穏やかな資産インフレ、消費税引き上げ、歳出削減」しかないと言っている。ただ、その穏やかな資産インフレをどのように起こすかは書かれていない。ぜひ知りたい。歳出削減について、まず歳出削減をしてから増税、という政治家がかなりいる。しかし、歳出削減は永遠に行うべきことで終わりは無いも…  全文読む 評価する

アダルトビデオ革命史 アダルトビデオ革命史
ふるふる/残念ながら、本書には写真類は一切載っていない
アダルトビデオの歴史をまじめに詳しく記述している。ビデオ製作者の、結構熱い思いが伝わってくる。最後の方で、モザイクの問題が書かれている。日本では無修正のものは猥褻であるとして取り締まられるのだが、インターネットの世界ではサーバーが海外にあれば合法的に日本で無修正のものがみられる。これは確かに矛盾している。著者は警察の取り締まりに不満を持っているようだ。しかし、根本的な問題は刑法に猥褻に関する罪があることで、警察はそれに従って取り締まっているのに過ぎない。裁判所も同じことだ。やってる人たちも変だと感じているかもしれない。矛盾を根本的に解決するには、刑法の猥褻に関する罪を無くすことだろう。それは国…  全文読む 評価する

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