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枝元なほみの料理がピッとうまくなる
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喜八/「超」お勧めです
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『枝元なほみの料理がピッとうまくなる』は「超」お勧めです。料理にまつわるヒントの数々、個性的なレシピ集、自伝的エッセイと盛り沢山。全てのページに「実用的に役立つ情報」と「感動」があります。特に自伝的エッセイ部分が猛烈に面白い!テレビのみで枝元なほみさんを知っている人は目からウロコが落ちるんじゃないかな~。巻末の伊藤比呂美さん(詩人・作家)による「解説 反家庭革命軍」も凄すぎます。文庫としてはちょっと高価ですけど(※税込み882円)、自信をもってお勧めできる一冊です。枝元なほみさんのあだ名は20代のころから現在までずっと《ねこちゃん》だそうです。そして「ねこちゃん」こと枝元なほみさんは「猫を拾う…
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つながりの作法
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喜八/『つながりの作法』読解のヒントを3つ紹介します
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綾屋紗月+熊谷晋一郎『つながりの作法 同じでもなく違うでもなく』NHK出版生活人新書(2010)読解のヒント3つを紹介します。(1) 195ページで綾屋紗月さんが「アイツ」と書いたのは誰のことか? (2) 熊谷晋一郎さんは自分の文体が嫌い。(3) 執筆過程で綾屋さんと熊谷さんの意見が真っ向から対立した部分があった!【1】 第六章195ページで綾屋紗月さんが「アイツ」と書いのは誰のことか?→ ずばり、熊谷晋一郎さんのことです。この点は綾屋さん・熊谷さんに直接確認をとりました。またウェブで書くことの許可も得ました。【2】 熊谷晋一郎さんは自分の文体が嫌い。→ 自分(熊谷)は脳性まひという病気の特徴…
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リハビリの夜
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喜八/協応構造のほどけと結びなおし
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名著です。 2010年9月09日「第5回バリアフリーシンポジウム:痛みはなくすべきか?-「回復」を再考する」の会場(東京大学先端科学技術研究センター4号館2階講堂)で『リハビリの夜』著者・熊谷晋一郎さんに挨拶する機会がありました。 その際、「弊ブログで『リハビリの夜』を紹介しようと思っているのですが、これがなかなか難しくて…」と愚痴をこぼしました。 すると熊谷さんは「そうですね。結局『本を全部読んでください』ということになってしまうかもしれません」ということを仰っていました。 なので「とにかく『リハビリの夜』を読み通してみてください」と、たまたまこの書評を読んでくださっている方に申し上げたい…
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反撃カルチャー
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喜八/雨宮処凛さんはきわめてプロフェッショナルな方
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2006年頃から始まった「貧乏人の反乱」「労働/生存運動」「プレカリアート運動」は労働の改善と生存だけを求めているのではない。これら一連の運動──労働組合の立ち上げ・サウンドデモ・裁判・路上での鍋会等々──は「文化運動」である。これが『反撃カルチャー』著者・雨宮処凛さんの主張です。プレカリアート運動の考察、「だめ連」の先駆性、メディアアクティビストたちの挑戦、麻生邸見学ツアー不当逮捕事件、サウンドデモ、年越し派遣村、若者たちの内なる新自由主義、宮下公園ナイキ化計画、「自由と生存の家」、フラッシュモブ、インディーズメーデー、レイブ、ゴス、秋葉原事件、『フリーターズフリー』、「女性と貧困ネットワー…
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目立つ力
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喜八/勝間和代さんの「立体名刺」戦略
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本書の冒頭直後(6頁)に「立体名刺」という表現があります。「おぉー! これだ!」と思いましたね。この言葉を知っただけでも「定価777円」の価値は充分にありました。「立体名刺」とは何か?『目立つ力』から、著者・勝間和代さんの言葉を借りて説明しましょう。 《具体的には、日々、デジカメで撮った写真を Flickr(フリッカー)にアップし、動画をユーチューブなどにアップ、自分のプロフィルは mixi(ミクシィ)や Facebook(フェイスブック)に登録し、ちょっとしたつぶやきをツイッターに送り、さらにそういったさまざまなコンテンツを自分のブログに統合して、不特定多数の訪問者に見せ、コミュニケーション…
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効率が10倍アップする新・知的生産術
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喜八/「情報のGive5乗」原則
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この本を読んで、一番強い印象を受けたのが「情報のGive5乗(Give & Give & Give & Give & Give)」原則でした。「Give & Take」ではなくて、有益な情報をドンドンドンドンドンと自分から積極的に発信する。そうすることで、不思議なほど、他の人たちから有益な情報が集まるようになる。この「情報のGive5乗」という考え方を知ったとき、「なるほど!」と目からウロコが数枚落ちる思いがしました(勝間風レトリック)。ケチケチしていないで、ジャンジャン情報を発信する。それも「5乗」に達するくらいの量を惜しみなく他者に分け与える。さすれ…
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貧困のリアル
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喜八/貧困問題の入門書として最適
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『貧困のリアル』では稲葉剛《いなばつよし》さん「自立生活サポートセンター・もやい」代表理事)と冨樫匡孝《とがしまさたか》さん(「もやい」スタッフ)の2人が「貧困問題」全般を分かりやすく解説されています。 ホームレス(状態の人)・野宿者・ネットカフェ難民・生活困窮者・ワーキングプア・非正規労働・派遣切り・ハウジングプア(住まいの貧困)・貧困ビジネス・生活保護・「自己責任」論・子どもの貧困・若者の貧困・「もやい」の活動(入居支援・生活相談・交流事業)などが広く語られています。 貧困問題の入門書として最適、です。 表紙もお洒落ですし(特に「帯」の著者2人の写真)、値段も高くはない(税込み750円)の…
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どんとこい、貧困!
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喜八/自己責任論はかならず「上から目線」になる
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「労働/生存運動」の理論的・精神的支柱、湯浅誠さん(「NPO法人自立生活サポートセンターもやい」事務局長)の新著『どんとこい、貧困!』理論社(2009)。全編の白眉!と私が感じたのは『自己責任論は「上から目線」』という章でした。その一部を引用させていただきます(153-154頁)。《「上から目線」という言葉がある。人を見下したような、自分が相手より上に立っていることを前提にしたような考え方・発言という意味だが、自己責任論をふりかざす人たちに共通しているのが、その「上から目線」だ。というか、自己責任論はかならず「上から目線」になる。「上から目線」のないところに、自己責任論は生じない。 なぜなら、…
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汚名
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喜八/「夫婦愛」の物語
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『汚名 国家に人生を奪われた男の告白』は政治家・鈴木宗男(衆議院議員・新党「大地」代表)による政治闘争の記録です。権力中枢から狙い撃ちにされ、ありとあらゆる謀略攻撃を受けながらも生き残り、いまもしぶとくしたたかに戦い続けている鈴木宗男さん。その戦いの軌跡を書き記した1冊です。と同時に『汚名』は「愛」を描いた本でもあります。・親子の愛情(ご母堂、3人のお子さんたち)・同志愛・友情(佐藤優外交官)。・上司と部下の絆《きずな》(佐藤玲子秘書)。これらの「愛」が描き出された本なのです。そして『汚名』最大の主題(テーマ)は「夫婦愛」です。「政治家・鈴木宗男」を支え続けてくれた典子夫人との「夫婦愛」を無骨…
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マスコミはなぜ「マスゴミ」と呼ばれるのか
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喜八/警世の書であり、マスメディアに関係する全ての人にとって必読の書
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著者の日隅一雄さんは元「産経新聞」記者で現在は弁護士として活躍されている「ヤメ記者弁護士」です。噂に聞くところでは、日々のハードワークは友人知人から「過労死」を心配されるほどなのだとか。けれども、2010年の通常国会に上程される予定の「情報通信法案(別名:インターネット規制法)」を阻止するまでは全力で突っ走る覚悟だそうです。それにしても、日本の「マスコミ」は何故「マスゴミ」という悪罵《あくば》を投げつけられるほどの惨状を呈しているのでしょうね?日隅一雄さんは端的に「問題はシステム自体にある」と指摘されています。日本にはマスメディアに対する独自の規制システムが存在する。我々日本人が「ごく当たり前…
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英語は楽しく使うもの
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喜八/実用的で平明で、とても有難い本
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インターネットを利用して、英語を毎日楽しく使う。そうすることで、より英語が使えるようになりましょう。(しかも、あまりおカネを使わずに)という、実用的で平明で、とても有難い本です。著者の松本青也さんは、愛知淑徳大学の教授で、米国コロンビア大学大学院を卒業した「応用言語学修士」です。私(喜八)も「毎日」「楽しく」「(ほぼ)無料で」英語を使って、英語によるコミュニケーション・スキルを身につけたい、と思いました。そうして、いずれは外国の素敵な女性とお友達に・・・(私はコレばっかりですが。汗)。『英語は楽しく使うもの』では「使える」ウェブサイトが数多く紹介されていますが、その中でも私が大いに利用させても…
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新しい株式投資論
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喜八/自信をもって推薦します
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米国のサブプライムローン破綻から始まった世界同時不況。 どれくらい続くのか予想もできませんが、世界経済が景気低迷期に入った可能性はきわめて高いのでしょう。 こういうときは、もっとも信頼するエコノミスト・山崎元《やまざき・はじめ》さんの名著『新しい株式投資論 「合理的へそ曲がり」のすすめ』を紐解いて、「株式投資というゲームを楽しみつつ、最後は勝つ!」という基本を固めることにします。 ちなみに山崎元氏は「もし私が政治家であったら、ぜひとも『相談役』になって欲しい」エコノミストです(私は政治家ではありません)。 本書『新しい株式投資論』でもっとも注目すべきは、218頁の「不美人投票」です。 これは…
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勝間和代の日本を変えよう
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喜八/政治家・勝間和代?
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勝間和代さんのお噂は、ずっと以前、20年近く前に聞いたことがあります。 というのは、そのころ親しい友人が公認会計士で、勝間さんと同じ某監査法人に所属していたのです。 彼女(友人)から「公認会計士二次試験に、史上最年少の19歳・大学在学中、合格した物凄く頭のいい子が入ってきた」と聞いたような気がするのです。 もしかしたら「同じ現場(クライアント)で働いた」という話もあったかもしれません。 とはいえ、この辺は記憶がさだかではないのですが・・・(汗)。 『勝間和代の日本を変えよう』には、雨宮処凛さん(作家)・西原理恵子さん(漫画家・エッセイスト)と勝間さんの対談もあります。 これまた面白くて濃くて…
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「生きづらさ」について
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喜八/「生きづらさ」を抱えた全ての方に、一読をお勧めしたい一冊
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『「生きづらさ」について』は読み応えのある部分、考えさせれる部分がたっぷり詰まっていて、なんともお買い得な本でありました。たとえば、雨宮処凛さんによって提出される次の問い(97頁)。《自己責任にいくのと、ナショナリズムにいくのと、どっちがマシですかね(笑)。》(笑)が付けられてはいるものの、大変に重い問いかけです。「『自己責任』という万能呪文」の重圧を個人で全て引き受けさせられ、過労死・自殺・餓死に追い込まれるか。あるいは「ネットウヨク」といわれるような過激なナショナリストになるか。どちらがいいのか?極端にいえば、こういうことだと思います。これに対して「左翼」を自認する萱野稔人さん(津田塾大学…
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失敗の愛国心
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喜八/「いじめられっ子」だった鈴木邦男さん
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マスメディアからは「新右翼」と形容されることもある鈴木邦男さん(民族派団体「一水会」最高顧問)が、きわめて率直に自身の「愛国運動史」について書かれています。 鈴木さんの本を(おそらく)20冊近く読んでいる私にとってはいつもの「鈴木邦男節《ぶし》」に感ぜられますが、本書が想定している15歳前後の若い人が読んだら「『右翼』って、こういう人だったのか?!」と驚くかもしれませんね。 ちなみに私(喜八)が『失敗の愛国心』でもっとも感動した部分は、巻末に収録されている「谷川俊太郎さんからの四つの質問への鈴木邦男さんのこたえ」でした(ぜひ読んでみてください)。それと、鈴木邦男さんがかつて高校生の頃「いじめ…
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オリガ・モリソヴナの反語法
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喜八/掛け値なしの大傑作小説
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これは本当に本当に「凄い」小説でした。こうして話題にしているだけでも、思わず胸が詰まり身体全体がワナワナと震えてくるような大傑作です。この言葉はけっして大袈裟ではありません。なんて私(喜八)が力みかえって言わなくとも、すでに多くの教養・学識深き方々が米原万里作『オリガ・モリソヴナの反語法』の素晴らしさを認めていらっしゃいますね。『オリガ・モリソヴナの反語法』を読んでみようと思ったのも、亀山郁夫さん(ロシア文学研究者)と佐藤優さん(起訴休職外務事務官・作家)の共著『ロシア闇と魂の国家』文春新書(2008)の中で『オリガ・モリソヴナの反語法』が絶賛されていたためです。「なにはともあれ、読まねばなる…
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大和ごころ入門
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喜八/スリリングな「思想の対決」
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『大和ごころ入門』扶桑社(2008)。村上正邦さん(元労働大臣)と佐藤優さん(起訴休職外務事務官・作家)の対談本です。村上正邦さんは「KSD事件」で、佐藤優さんは「鈴木宗男問題」で「国策捜査」の対象となり、「かなり疑問のある裁判」を経て(※)、それぞれ有罪となりました。村上正邦さんは先日最高裁で有罪・実刑が確定。佐藤優さんは一・二審で執行猶予付き有罪判決を受け現在上告中です。(※検察官がひとたび「有罪」とスジを書いたら即「有罪判決」となるのが日本の司法なのか?と思ってしまいます)村上正邦さんといえば「憲法改正(大日本帝国憲法への回帰)」を主張し、「元号法制化」「国旗・国歌法制化」に奔走し、天皇…
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Harry Potter and the deathly hallows
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喜八/ルーナ&ネビル・ファン
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「かなり面白い。シリーズ中、最高の面白さではないだろうか」と思いました。 本音を言えば、どんな話だったか誰彼かまわずに話したいのですが・・・。 そのような「ネタばれ」行為は多くの「ポッター・ファン」の怨嗟《えんさ》の対象となり、いかなる災難が我が身に降りかからないとも限りません。不本意ながら、口を噤《つぐ》むことにしましょう。 以前に自分のホームページで書いた予想が若干当たったことは言わせてください(笑)。シリーズ6巻・7巻では、ルーナ・ラブグッド、ネビル・ロングボトム、ジニー・ウィーズリーが活躍するという予想です。 ルーナとネビルは全登場人物中で私(喜八)がもっとも好ましく思う少年少女です。…
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セル
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喜八/ゾンビ小説の「亜種」
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本書はゾンビ小説の「亜種」と言えます。スティーブン・キング言うところの「携帯狂人」は死んではいないけれど、正常人にとってきわめて危険であるという点でゾンビに近い存在と見なせるだろうと思います。 訳者・白石朗氏の「あとがき」によると、『セル』出版に先立ちキングは "ゾンビ小説の登場人物になる権利" をチャリティ・オークションにかけ、それをある女性が約2000ドルで落札、さらに権利を兄に譲渡したことで登場人物のひとり「レイ・ホイゼンガ」が誕生したそうです。つまり、著者自身が「ゾンビ小説」と公認していることになりますね。 また、本書がリチャード・マシスンとジョージ・…
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生き地獄天国
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喜八/ダメでも別にいい。好きなように生きればいい
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このごろは雨宮処凛さんのことを「プレカリアートのマリア」と形容する向きもあるのだとか。どうやらこれは朝日新聞による命名のようです。 私(喜八)の見るところでは「マリア」というのは、どうも雨宮さんのガラではありません。むしろ「観音菩薩」あるいは「マリア観音」の呼称が似合いそうな雨宮処凛さんです(「敵」にとっては「鬼子母神」か?)。 「雨宮処凛のロリータ・ファッションは甲冑《かっちゅう》だ。戦闘服なのだ」という意見もあるみたいです。これは正鵠《せいこく》を射ていると思います。悪意むき出しの輩《やから》が闊歩する「娑婆」に討って出るための鎧《よろい》としてのロリータ。 本書『生き地獄天…
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デモナータ
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喜八/絶望的とも見える窮地に追い込まれるグレブス
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主人公は1・3巻に続いてグルービッチ・グレイディ(グレブス)少年です。第3巻『スローター』で描かれた大虐殺の約1年後、グレブスと従兄弟(?)のビルE・スプリーン(ビリー・スプリーン)は平穏な学校生活を送っています。 両親と姉が殺害され、その後精神病院に長く入院し、さらには映画村での大虐殺にも遭遇するという悲惨な過去をもつグレブス。そんな彼にもどうにか仲間・友達ができつつあります。 なかでも「親友」といえるのはロック・ゴッセル。アマチュア・レスリングの強豪選手でもあるロックは典型的な「体育会系」。粗忽なところもありますが、グレブスとは気が合います。ロックがビルEを毎日のようにか…
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デモナータ
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喜八/シリーズ中の異色作
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シリーズ中の異色作です。舞台は5世紀のアイルランド。主人公は「プリーステス(女性魔法使い)」修行中の少女ベック。幼いときに母親を亡くし、老プリーステスバンバの弟子として成長してきました。 ベックの暮らしているアイルランドには大変な問題がありました。悪魔たちによる侵略です。人々は集落のまわりに城壁を築き、悪魔たちの襲撃を防いでいました。が、悪魔の力は人間より遥かに強いため、多くの部族・集落が全滅するという悲劇が続いています。 ある日、非常に俊足だけれど普通に話をすることができない謎の少年ブランが、ベックたちマッコン族が暮らす砦にたどりつきます。少年はどうやら自分の部族が危機に陥っていること、…
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小泉政治全面批判
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喜八/「郵政民営化」は国民生活破壊法
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政治評論家森田実氏が、小泉・竹中政権による2005年の「郵政解散総選挙」が如何にいかがわしく如何に有権者を馬鹿にしたものであったかを如実に描いています。それにしても日本には「小泉・竹中改革」を、いまだに評価する「識者」があまた存在する。あまりの恥知らずな買弁ぶりには怒りを覚えるしかありません。 小泉・竹中政権による「カイカク(改革)」こそが「善」だ! 小泉・竹中様(および「バック」のアメリカ様)に反対する者はすべからく「悪」だ! こういった悪質なプロパガンダ報道(洗脳報道)がそれこそ暴風雨のように吹き荒れた。それが「郵政解散総選挙」ではなかったでしょうか。 本書によると簡易保険・郵貯資金350…
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参議院なんかいらない
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喜八/「異色の鼎談」本
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元・参議院議員、平野貞夫氏・村上正邦氏・筆坂秀世氏の鼎談《けいだん》です。 平野貞夫氏は衆議院事務局に33年間勤務した後、参議院議員を2期12年務め引退。自他ともに認める、小沢一郎民主党代表の「側近」「参謀」として知られています。至誠と老獪を同時に持ち合わせた、一筋縄ではいかない人物です。 村上正邦氏はバリバリの右派、伝統保守政治家です。かつては「参院の天皇」という異名をとるほどの政治的影響力をもった自民党所属議員でしたが、「KSD事件」により議員を辞職。いまも裁判で戦われています。 この2人に「日本共産党ナンバー4」と目されていた筆坂秀世氏(現在は離党)が加わったのが『参議院なんかいらない』…
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ワーキングプアの反撃
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喜八/雨宮処凛さんは素晴らしい!
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雨宮処凛(あまみやかりん)さんと福島みずほさんの対談本です。非常に興味深く読みました。 雨宮処凛さんは20代の頃「反米右翼」団体に属し、民族派パンクロックバンド「維新赤誠塾」ではヴォーカルをつとめ、「ミニスカ右翼」と呼ばれていました。現在は小説家・著述家として旺盛な活動を展開し、さらには「プレカリアート(不安定なプロレタリアート)」支援運動に邁進《まいしん》されています。 福島みずほさんは言わずと知れた「社民党」党首です。なぜか日本国内の「いわゆる右派」男性からは憎悪と侮蔑の対象とされることが多いようです。では、どうして福島みずほさんは嫌われるのか? 「社民党」であることが原因なのか? フェミ…
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デモナータ
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喜八/ダレン・シャンのシリーズ作品は巻が進むにつれて面白さが増す傾向がある
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『デモナータ 1 ロード・ロス(Lord Loss)』。 ダレン・シャン作「デモナータ(The Demonata)」シリーズ第1巻です(橋本恵訳)。 主人公はグルービッチ・グレイディ(グレブス)少年。中学生くらいでしょうか(?)。年齢のわりには大柄。赤毛。友人たちに対する見栄でタバコを吸って、それが見つかり、大目玉を食らうような普通の男の子です。ただし、(告げ口をした)姉グレテルダへの復讐に「くさりはじめたネズミの死骸」を使うような、ちょっと常軌を逸した部分もあります。 大のチェス好きの両親と姉、それにグルービッチ(グレブス)の4人家族は平穏に幸せに過ごしていました。しかし、両親と姉の…
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世界金融経済の「支配者」
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喜八/現在もっとも信頼できる経済ジャーナリストのひとり
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『世界金融経済の「支配者」—その七つの謎』著者の東谷暁さんは「現在もっとも信頼できる経済ジャーナリストのひとり」だとつねづね私(喜八)は思っています。 『エコノミストは信用できるか』(2003)では、日本の経済学者・エコノミストの多くが状況次第で自分の意見をコロコロ変える節操のない人たちであることを実証。『日本経済新聞は信用できるか』(2004)では、日本で唯一の経済専門全国紙が、やはり状況次第で意見を180度変える、信頼のおけないメディアであることを実証。『民営化という虚妄』(2005)では、いわゆる「郵政民営化」推進派の論拠が、いかにあやふやなものであるかを論破してきました。 と言うと、…
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デモナータ
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喜八/続きを読むのが待ち遠しいシリーズ
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主人公は第1作とは変わって、コーネリアス・フレック少年(通称カーネル)。「宙を動く、色とりどりの奇妙な光」が見えるため、同級生など周囲の人たちからは「いかれている」「変人」と見なされています。そのため、カーネルには友達がいません。いつも独りぼっちです。また、彼には生まれつき髪の毛がありません。 るとき、カーネルは不思議な光の中から怪物(悪魔)が出現するのを目撃してしまいます。そして、気を失います。カーネルがふたたび意識を取り戻すと大騒ぎになっていました。彼は数日間行方不明状態になっていたのです。行方不明になっていた間の記憶をカーネルは失っていました。 その後、カーネルにもよく分からない事…
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デモナータ
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喜八/悪魔軍団と人間たちの壮絶な戦い
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若き天才ホラー小説家ダレン・シャンによる「デモナータ(The Demonata)」シリーズ第3作『デモナータ 3 スローター(Slawter)』の翻訳です(橋本恵訳)。 作家ダレン・シャンといえば、自分と同名の少年ヴァンパイアを主人公とした「ダレン・シャン・サーガ(全12巻)」で世界的大ヒットを飛ばした後も、その創作意欲は衰えることがなく「デモナータ」も快調に出版され続けています。 子供向けに書かれた「ダレン・シャン」のことはまったく知らなかったのですが、知人に勧められて第1巻『奇怪なサーカス』を読んでみたら、「なかなかイケル」。それで2巻目以降も読み進めると、巻を追うごとに面白さが増し…
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夜の記憶
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喜八/驚愕の暗黒ミステリ
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ロシア語同時通訳者であり作家であった米原万里さん(1950-2006)の書評集『打ちのめされるようなすごい本』文藝春秋(2006)で激賞されていたのが、本書『夜の記憶』です。 米国のミステリ作家トマス・H・クックによる『夜の記憶』は、たしかに「打ちのめされるようなすごい」小説でした。そして、米原万里さんが保証されているように、非常に怖い本でもあります。恐怖への耐性が弱い方(怖がりの方)にはお勧めできかねる「暗黒ミステリ」とも言えるでしょう。 主人公は45歳の独身男性ポール・グレーヴズ。彼の職業は「ミステリ作家」です。彼がこれまで書いてきた15編の長編小説には常に同じ者たちが登場します。残…
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