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ポチの群れ(エメラルドコミックス)
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浅葱 翔/人間は不思議どす
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舞台は中山家。お母はん(美鳥)とお兄はん(宣之)親子に、お兄はんと番いのお姉はん(及里)。この3人をゆる~く見守るのが、京都弁の思考を持つ犬、ポチ(雑種・♂)。そんな彼の目には3人の行動はとても不思議に映ります。というのもポチは犬。その常識に当てはめれば人間の行動は奇妙な事ばかり。喧嘩しあう2人がお腹を見せ合っていたり(ただ向かい合っているだけだがポチにはそう見える)涙を舐めていたら『ウロコ』が出てきたり(コンタクトレンズが取れた)…描かれる日常は『喧嘩する2人(主に嫁姑)』と『仲裁しようとするもう1人(残り1人)』が多いのですがコミカルな絵柄とシュールな犬の語りでほのぼのと脚色されていますし…
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アール・グレイと消えた首飾り
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浅葱 翔/『お茶』も『探偵』も味わえず
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豪奢な結婚指輪の紛失を機に発覚する連続貴金属盗難事件を軸に主人公セオドシアとボーイフレンドのジョリーのロマンスやお茶とハーブの入浴剤<T・バス>、<禅>をイメージしたお茶会など事件も恋愛も仕事も盛り沢山の内容…のはずがどこか内容にまとまりがありません。というのも、主人公セオドシアは常に事件の事で頭がいっぱいでありコンサートでのデートや、盆栽や生け花が飾られた日本風のお茶会といったコージー・ミステリーに見られる『事件の合間に見られる平和な日常』をこちらが味わう前に見事にぶつ切りにしてくれます。かといって、事件の謎解きが味わえるかというと証拠もないのに突飛な場所に犯人が潜んでいたと推理してみたり行…
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やっぱりあぶない、IH調理器
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浅葱 翔/消費者の意識向上に一役。ただそれだけ
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本著者は身の回りの品に焦点を当て、この物体が如何に危険な代物でありそれを利用する消費者がどれだけ無知であるかを力説する人です。今回のテーマは『身の回りの電磁波』。何から発せられ、またどのように危険であるかを本書で述べています。引用された実験データは文字だけの表現に止めずグラフを大きく用いたり実験者の要旨は赤文字で強調するなど、読者が理解しやすいような工夫が見られます。その為『大変理解しやすい』のですが、残念な事に『論拠が薄弱』で信憑性がありません。多岐に渡るデータの大半は『題名』『論文掲載年月日』『掲載雑誌』等、論文検索に重要な情報を載せていません。論文にはその実験がどういう意図を持って行われ…
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なぜあらそうの?
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浅葱 翔/滑稽な争いに見出した一筋の光は、悲しい現実
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カエルの持っていた花をネズミが奪った。全てはそこから始まりました。 『花』が欲しいだけなら、ネズミの周りにも生えていたのにネズミは敢えて『カエルが持っていた』花を奪いました。仕掛けたネズミが悪いのは確かです。ただ、カエルはネズミから花を奪い返すとともにネズミの持っていた『傘』をも奪いました。その上、その傘の内側を花でいっぱいにして浮かれていました。そこには一輪の花を持って和んでいたカエルの姿はもうどこにもありませんでした。そして滑稽な争いが始まり、結果、花は失われました。目的の為に手段を選ばず、手段に溺れ目的を忘れた者達の末路を文字を使わずに剽軽な絵柄と大胆な展開で表現した本作。その登場人物達…
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グリーン・ティーは裏切らない
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浅葱 翔/『お茶>探偵』が『お茶≫探偵』に
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前作『ダージリンは死を招く』と同様に様々なお茶や料理で楽しませる内容となっていますがその中でもティー・ブレンダーで主人公セオドシアの良き理解者であるドレイトンが抹茶を点てた事にはとりわけ感動を覚えました。しかし、茶釜は鉄のティーポットで、茶碗は陶器のティーカップ。茶筅なんか竹の泡立て器といった表現に。言い得て妙ですが、これを見た茶器を知らない人達が一体どんなものを想像するのかを考えると笑いが抑えきれなかったのは確かです。試しに自分で描いてみたらえらい物が出来上がりました。さて、彼女の探偵としての能力についてですが、今作の彼女は前作以上に疑問符が付くもののように思います。1つは『犯人逮捕に至るま…
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ダージリンは死を招く
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浅葱 翔/『お茶と探偵』というよりは『お茶>探偵』
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ティーショップを営む女性、セオドシア・ブラウニングが持ち前の知識と広告代理店勤務時代に培った行動力を駆使して身近に起こった殺人事件に挑む話です。ティーショップの経営者が主人公ですからそれはそれは様々なお茶やお菓子がわんさか出てきます。それを彩る食器類もそれに負けず劣らずの素敵な物。本書を傍らにスケッチしたりお菓子・茶辞典を引っ張り出したりとなかなか大忙しだったのですが肝心の彼女自身の探偵能力は……。順を追って説明しましょう。彼女の出張ティーサロンでカップを持ったまま死んでいる男が発見されその殺害容疑が自分の従業員に掛けられたセオドシア。従業員に嫌疑を掛けた警察なんて当てに出来ないしこのままでは…
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東京魔人学園外法帖血風録皆伝書
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浅葱 翔/ゲームのメーカー元が監修した本…なんですよね?
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端的に評価するならば、非常に『残念な』本と言えます。 収録されているポスターは、キャラクターデザインを手がけた小林美智さんの書き下ろし。これが何故、新たに加えられた「北欧の神々」編の敵キャラクターなのか。製作者サイドの意図がいまいち掴めません。でもまだこれは良い方でしょう。 問題は『ストーリー攻略を徹底解析』と銘打っているにも関わらず記載通りに進めていっても登場人物を仲間に出来ない場合がある事です。そのキャラは登場してから二話ほど進めないと仲間になりませんが味方になるかどうかは登場してからの選択肢にかかっています。一話のクリア時間は、人にもよると思いますが30分から40分程度。仲間にするのを…
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わかってほしい
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浅葱 翔/筆者の思いを、無力なぬいぐるみに託して…
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32pというわずかなページ数。その中で描かれるのは赤一色の異質な背景に、ぽつんと置かれたクマのぬいぐるみ。ページをめくる毎にそれは殴られ、放り出され、傷ついてゆく。その様は可哀相という感情を通り越し、不快感を与える程です。白抜きで書かれた『前向きに生きようとする思い』黒抜きで書かれた『恨みを返そうとする思い』そのどちらもが、最終的には『愛されたい』という一つの思いに繋がってゆく虐待を受けた筆者だからこそ書ける事なのでしょう虐待を行う人達に積極的に働きかけるような本ではありません。虐待を受けた側が抱える心理を淡々と描いた絵本です。
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ジルオールインフィニット究極攻略
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浅葱 翔/全エンディングへのシナリオフローは便利
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全48種類のエンディングを目指したい方なら、どのイベントをこなせば良いかが分かりやすいシナリオフロー型の記載は便利です。陥りやすい注意点も補足されている為、いくつかのエンディング条件を同時進行で満たす事もできるでしょう。 ただ攻略を見る時は注意してください。全エンディングまでの道程だけでなく、エンディングそのものが全部記載されています。 強いて欠点をあげるならば、細かな攻略情報はジルオールインフィニットコンプリートガイド 上、ジルオールインフィニットコンプリートガイド 下の二冊、製作秘話はジルオールインフィニット公式設定集始原口伝に内容の質・量ともに劣ります。 よって、エンディングが制覇した…
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野菜がクスリになる44の食べ方
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浅葱 翔/そう言えば書いてありましたね、『食べ方』について
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同著者により執筆された野菜がクスリになる50の食べ方が、文庫化に改編したのが本書です。 題名に嘘はありません。44つのレシピはきちんと記載されています。しかし触れるのは極あっさりであり、頁数に換算すると1頁1レシピの合計44頁しかありません。では後の250頁、本文の大半を占めるのは何かと言うと、野菜中に含まれる成分や摂取した場合の身体変化についての臨床データ等です。 裏づけがあるのとないのとでは記載内容の真実味が異なってくるのは分かりますが、この題名を読んでまさか本書が『食べ方』よりもむしろ『野菜がクスリになる』事の説明に重きを置いているとは思わないのではないでしょうか。
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有馬隼人の楽しい!はじめてのアメフト
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浅葱 翔/君もアメフトをやってみないかい?
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アメリカンフットボール、通称アメフトの魅力を多くの人に分かってもらうために現役選手である著者がペンを取っています。 『できるだけわかりやすく』『アメフトの楽しさ』を知ってもらう。本文中の言葉そのままに、説明文は豊富な写真・イラストが添えられ非常に分かりやすく、アメフト初心者である僕にもすんなりと理解する事が出来ました。また著者のアメフトへの深い情熱が感じられるような逸話が所々に挿入され、それに触発されじゃあ試しに試合観戦でも行ってみるかとなれば、もう貴方はアメフトの虜になる…はずです。 文字の大きさやルビの振り具合、また巻末に掲載される全国高校&フラッグフットボール(簡単に言えばアメフトから…
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20代からの気のきいた「マナー」がわかる本
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浅葱 翔/非常に端的にまとめられています…が一節で台無し
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著者がビジネスコンサルタントとして活躍する為か、マナーとは言ってもビジネス面を重要視して書かれている感がありますが、本文は例を交えつつも端的にまとめられており、また文末に『鉄則』と称して今までの話の結論を述べるため、非常に分かりやすいです。ただ本文は著者の知識・経験論により成り立っているため、既にある程度マナーを理解した方向けだと思われます。 ただ、僕はこの本を他の方にお勧めする事はないと思います。読了まである一節がどうしても頭から離れなかった為です。次に挙げるのはその本文を意訳したものです。『ナイフとフォークの使い方はヨーロッパ式とアメリカ式があるが、効率、格好の面から見てヨーロッパ式の方…
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ジルオールインフィニット公式設定集始原口伝
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浅葱 翔/帯に嘘・偽りなし
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帯にある通り『神話』『地誌』『人物』の3つに対して詳細な解説が掲載されています。以下は帯から 『神話』:創生神話「始原口伝」と、バイアシオンの神々を公開 『地誌』:各都市の歴史や、文化を徹底解説する資料群 『人物』:60人を超える主要人物たちの美麗設定画とエピソード 本当にこの通りです。説明を加えるとするならば、『地誌』ではまずバイアシオン大陸の概要(どのような種族がいるか、文化・技術レベル等)があり、次に各都市の紹介をしています。『人物』の美麗設定画というのは正面・背面の2つ、専用武器があればそれも併せて、エピソードは本ゲーム中における各キャラクターの台詞をそれぞれ3つ抜き出し、そこからキ…
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ちょー薔薇色の人生
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浅葱 翔/癖はあるけれど、読んでみると面白い
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本編・外伝を含めると20冊を超える『ちょーシリーズ』の最終巻で、親世代に端を発したある事件もここにきてようやく終わりを迎えました。 主要人物達は全て自分の望みに率直に行動しました。これだけ書くと随分身勝手な人物ばかりがいる様に聞こえそうですが、言い換えれば『自分の望みを叶える為の努力を惜しまない』人物ばかりでした。『世界を救う』という偉業を成し遂げた彼らですが、どちらかと言えば『家族・友人を助けるついでに、世界を救いました』という彼らでした。 そんな変わっているけれど、素敵な登場人物達。この事件が終わった後も続くであろう彼らの生に幸せな未来があると思わせてくれる『何か』が読了後の余韻から感じ…
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相性事典
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浅葱 翔/コワイくらい当たる…かどうかは人それぞれです
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同著者による誕生日事典の姉妹本です。前回と異なり1年を48の期間に分けてそれらすべての組み合わせの相性を占うという形を取っています。厚さは前回のものと同程度ですが48期間それぞれの説明に4頁、合計200頁近くが割かれており、相性の部分は1頁に2つ、見開きで4つの組み合わせが残りの600頁に渡って掲載されています。 誕生日事典と比較すると、『他人との関係はどうなのか』というところに重きを置いています。どの組み合わせにおいてもベスト/ワーストな間柄が書かれており、どれにおいても上手くいく組み合わせはないと暗に主張しているところがひどく現実的で好感が持てました。 ただ間柄のベスト/ワーストは書いて…
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誕生日事典
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浅葱 翔/要は『使い方』
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数秘術の中でも誕生日から算出されるNature number。大アルカナを用いたタロット占い。黄道12星座・支配惑星を組み合わせた占星術。それらで著名人を分析し、その日生まれの人に共通すると思われる行動様式や心の動きを抽出しています。その他に長所/短所、陥りやすい健康上の問題点、前述した人物像に対する助言などが、見開き1頁で1日分掲載されています。この誕生日部分を「各論」とするならば、「総論」に当たる部分で理論の解説を行っています。分量的には100頁近くが割かれており、どういったものに基づいてこの本が書かれたのかが気になる方も幾分納得されるかと思います。 『辞典』の名が表わすように本文は80…
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366日誕生石の本
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浅葱 翔/様々な宝石が掲載
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1頁毎に1つの宝石が紹介されており、それとともにその日に関連した出来事・有名人、『花言葉』ならぬ『宝石言葉』、宝石の手入れの仕方や性質などが掲載されています。 有名なものから店頭ではあまりみかけないようなものまで、様々な種類の宝石が掲載されています。最初の数頁には366日分の宝石がカラー写真でありますので、名前だけではどのようなものだか分からない…といった事はありません。宝石好きの方なら、最初の数頁だけでもワクワクしながら見る事が出来るでしょう。 ただ、366個の宝石があるかというとそれは違います。同じ宝石でもカットや読み方の違いで別の日の誕生石になったり、はたまた『角』や『隕石』といったも…
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俺の屍を越えてゆけ
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浅葱 翔/上手く出来ている…出来ているけど……
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プレイステーション用ソフト『俺の屍を越えてゆけ』を小説化したものです。ゲームの内容をそのまま小説化したというものではなく、本編の少し前に一体何が起きたのかという事を中心に展開していきます。 総監督者:桝田 省治氏が後付けで作った設定を、本一冊にまでまとめ上げた著者の手腕は素晴らしいです。これを読めば、本編では少ししか語られる事のなかった設定をすんなりと理解する事が出来るでしょう。さすがに全てというのは無理だったようですが、本来焦点の当たる事のない神々を軸にして話は進んでいきますので、ゲーム本編で神様が好きだった人は手にとってみるのをお勧めします。 ただ、『俺の屍を越えてゆけ』の設定に対して非…
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出身県でわかる人の性格
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浅葱 翔/全部の県を述べるのに、この頁数で足りています?
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『この県に長く住んでいる人間はこういう性格をしていると言えそうだ』といった事を著者が調べた根拠に基づいて述べています。その根拠は地域・温度の関係から考察したもの、偉人たちの生涯を分析した結果、その県がどういった有名人を輩出しているか…など多岐に渡っていますし、この試み自体非常に興味深い物だと思います。 ですが、47都道府県全部を述べるにはこの頁数は少なかったのではないでしょうか。限りある頁数では端折らなければならない部分が生じます。根拠が薄くなれば信憑性が薄くなるのでそれは避けなければなりません。ではどうしたか。その県出身者の一部を取り出して語っている部分があります。そうすれば抽出した人間像だ…
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ジャングルはいつもハレのちグゥ(ガンガンコミックス
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浅葱 翔/玩ばれるハレにほくそ笑むグゥ
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内容はジャングルに住む苦労少年『ハレ』と、その家に居候する得体の知れない不思議毒舌少女『グゥ』の波乱万丈・抱腹絶倒生活。玩ばれるハレにほくそ笑むグゥの掛け合いは、さながら長年連れ添った夫婦の様で絶妙なボケ/ツッコミを繰り広げてくれます。そこかしこに散りばめられた毒や時々出てくる際どい冗談は、これは本当に少年誌で許容されるのか!?と疑問に思ってしまうようなギリギリの線ですが、そこは愛らしくユーモラスな登場人物達に言わせる事で緩衝されて嫌味にならない程度に収まっていると思います。ただ、万人受けする内容ではないので1つ手にとって見て、面白いと感じれば通して読んでみてはいかがでしょうか。 全10巻です…
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俺の屍を越えてゆけ公式指南書
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浅葱 翔/攻略+αの情報量
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奥義・術・装備・道具の詳細、投資の仕組み、神々の遺伝情報、迷宮・鬼の解説など攻略に必要な情報から、一族の顔や遺言集、開発者の1人である桝田省治氏による設定解説や制作秘話なども掲載されています。ゲーム内ではほとんど明かされませんから、これを読んで色々と想像してみるのも面白いかもしれません。 内容的には★5ですが、神々の開放条件が一部伏字になっているものがあります。推測は可能ですが、攻略情報を期待して買う訳ですからこれは不快に感じとられかねない部分でしょう。よって、★1つ減点しました。
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トリックスターズ
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浅葱 翔/推理物と魔術物を混合した意欲作ですが…
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論理的な推理物と超自然的な魔術物、これらを合わせた意欲作だと僕は認識しました。両者を読んだ事がある人ならば、随所に散りばめられた単語に思わずニヤリとしてしまう事でしょう。巧みにMisreadを誘う情報の開示/隠蔽の手技は見事ですし、魔術師の数を少なくする事で現代を舞台に置いた際の違和感を少なくしていると思います。 ただ純粋な推理物・魔術物と比べると見劣りのする箇所はあります。まず推理は可能ですが、魔術という読者側に背景の無い要素が組み込まれている為に、犯人・犯行を絞り込む事は出来ません。これは推理物としては致命的です。また、魔術を使用している際の描写が割とあっさりとしている為、魔術物として見る…
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Missing
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浅葱 翔/全ては集約される…がしかし
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布石の置き方は見事だったように思います。既存の12巻に出て来る異界の物語は全て13巻に関わりがあり、逆を言えば12巻のうちどれか1つを省いたならば登場人物の行動が本文とはまた違ったものになった事でしょう。神隠し・呪い・首くくり・目隠し・合わせ鏡・生贄・座敷童、これら異界の物語は全て必然であり、またその話に巻き込まれた人間達も全てとは言えませんが必然であったのでしょう。 しかし、ここで個人的な意見になりますがそんな必然性を考えた場合、果たして『近藤 武巳』は必要な人間であったのか…という事が僕の頭に浮かびました。そう感じた最たる理由は彼が神降ろしの物語がどんな結末を迎えたかを朧気にしか知らない…
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