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神栖麗奈は此処にいる 神栖麗奈は此処にいる
華雅美 由沙/アナタにとって、必要な(けれど、どうしても会えない)人は誰ですか?
神栖麗奈とは、どうしても大切で、必要で、会いたいと願う、そんな人物が彼/彼女を望む人物の目の前に現れる、そんな『現象』の名前です。出現条件は、存在を信じること、神栖麗奈について、誰かに聞いたことがあること、そしてもちろん、会いたい人がいること、そんなところです。しかし、神栖麗奈とは現象で、現象に過ぎず、それ以上でもそれ以下でもありません。故に、神栖麗奈という存在はいずれ、疑われ、破綻する。会いたい、けれど会えない、そんな人物を望み、しかし、結局は神栖麗奈を望んでいたにすぎない、そんな願望者はその事実に絶望する。そう、決まっているものなのではないでしょうか。けれども、神栖麗奈は連鎖します。情報か…  全文読む 評価する

トリプルプレイ助悪郎 トリプルプレイ助悪郎
華雅美 由沙/してやられた……
私がこの本を読み終わって、一番最初に持った感想はソレでした。なんというか、久々に西尾維新さんのマジメな推理小説を読んだ、というか。いや、まぁ、確かに戯言シリーズの最初の方は、結構マジメに推理小説書いてあったんですけど、私はあれは、ってか、後半はモロに人外バトルの小説だと思ってるので。まず、この『トリプルプレイ助悪郎』ですが、この著作の前には『ダブルダウン勘繰郎』と言う、いわばシリーズの1作目が存在します。もっとも、シリーズといっても、共通しているのは、どちらも『JDC』が存在する、清涼院流水さんとのトリビュート作品だ、ということくらいで、登場人物などに一切のかぶりはありませんが。で、正直、『ダ…  全文読む 評価する

福音の少年 福音の少年
華雅美 由沙/明日のことは分からない。本当に
主人公は2人。柏木陽と、永見明帆です。普通の生徒と優等生。少しイメージは違うものの、普通に過ごそうとしている2人の少年。でも、それは、過ごそうと『している』にすぎない。2人はおなじく、心に言い表せないものを抱えていて、周りとの違和感を隠そうと奮闘している。そんな2人が出会ったのは、1瞬にして訪れた、束縛からの解放。一夜にして、アパートと共に燃えた、家族と恋人。なくしたものは違うけれど、2人が一様に、違和感を感じる対象が死んでしまった。自分たちを迎えに来る。夢や電話の声に、漠然とした不安を感じながら、2人はアパート消失の謎を探り出す。一見、ありえなさそうな話かもしれない。そんな、大人が何かを感じ…  全文読む 評価する

クビキリサイクル クビキリサイクル
華雅美 由沙/戯言シリーズについて
戯言シリーズとは、先ほど、『戯言遣い』と評される語り手、『いーちゃん(本名不詳)』が戯言を交えながら、身の回りの事件を解き明かしていくという、ミステリー……なのでしょう。多分。なぜ、名言できないか、というと、巻を重ねるにつれ、内容が『ミステリー』よりも、『人外バトル』を中心にしているような気がするからです。濃いキャラばかりなシリーズで、新しく登場したキャラを立たせたい故に、そのキャラが人外になってしまったのか、それとも、もとよりそのつもりだったのかは、甚だ疑問ではありますが。ともかく。ミステリーを読みたい読者は、『ネコソギラジカル』を読むと正直がっかりするかもしれません。それまでに、読むのをや…  全文読む 評価する

キノの旅 キノの旅
華雅美 由沙/感動
まず、『世界は美しくなんかない』で衝撃を受けました。でも、『それゆえに美しい』のだそうで。これでもまた衝撃を受けました。キノの旅に出てくる国や人々は全てが魅力的でした。だから、どんどん虜になっていくんですよね。キノの旅は巻数は結構ありますが、話は一話で完結しているので、普段あまり本を読まない人でも無理せず読むことができるのではないでしょうか。時間軸がバラバラで、複雑と思われる人もいらっしゃるかもしれませんが、それだから、キノの師匠の話やキノの昔話が読めるので、得といえば得かもしれません。キノと相棒エルメスの他愛ない会話や、理不尽なキノの師匠のお話、それを受け継いだキノの多少無理のある行動など、…  全文読む 評価する

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