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極短小説 極短小説
ニガナ/厳選されたジェリー・ビーンズみたいな。
五十五語で描かれた極短小説集。この本の特徴その1は、表題の通り「極短い」というコトです。見開きでイラストと物語りが1作ずつという構成になっているので、少しだけ何か読みたい気分の時に最適。訳者の浅倉久志さんが自ら条件を課し、原文を損なわないように短く訳したという努力や苦労が感じとれます。1作ごとに描かれているシンプルな和田誠さんのイラストも、内容と合っていてポストカードブックになっていても良かったかもしれません(予算があればの話ですかね)。特徴その2は、一般に募集されたコンテストの入選作を集めた本だというコトです。原書は2册出版されていて、本書はその2册の中から英語で読まないと分かりにくい作品な…  全文読む 評価する

源氏の男はみんなサイテー 源氏の男はみんなサイテー
ニガナ/スッキリしたっ。
タイトルの通り源氏物語の男達がどれだけサイテーで(マザコン、ジコチュー、プライドが高く小心、粘着質 などなど…)、また、そうなってしまったのは親子関係にも原因があることの検証を物語りのストーリー順に語られている。登場人物の分かりにくい不幸も含めて、現代人である私達と共通するとことが多いのでは?という古典エッセイ。「源氏物語」というと、私はマンガの「あさきゆめみし」しか読んだことがない。しかも、ずいぶん昔の十代の頃。昔の話だし、まだ男女についてリアルに知らないし。ということを抜きにしても、登場人物にまったく共感しなかった。本書の作者も前書きで同じようなことを書いているけど、疑問だらけ。この物語り…  全文読む 評価する

死刑囚最後の晩餐 死刑囚最後の晩餐
ニガナ/判定、ビミョー。
装丁がすごく良いと思いました。タイトルからして、おもしろそうな匂いがしたのでプラス装丁で選びました。食べ物の簡単なイラストに、どのくらいの量を食べたり飲んだりしたのかを書いてあるので、言葉の羅列だけよりも想像もしやすく。期待通り? うわぁー、さすがアメリカ人。食べ過ぎでしょ、いくらなんでも。という感じの食事もあれば、なんでこれを選んだの?という意外な選択もあり。特殊な「最後の晩餐」から個人的に色々なことを考えたり、読み取ったりできるので、データ本としておもしろいと思います。残念なのは「食」以外について。簡単に死刑囚のプロフィールと事件の概要が書いてある部分。下世話だったり、なにか被害者に恨みで…  全文読む 評価する

エレガンス エレガンス
ニガナ/現実を直視する→ショック→どうする?
見ないように、気付かないようにしていたけれど、勇気を出して見てみたら、くたびれた妊婦に見える自分。ショックだ。痩せていた昔はイイ感じだったドレスもピチピチだし流行遅れ。うすうす気付いてはいた、あらゆることが見えてきてしまう。夫に愛されていないかもしれない。ということも。そんな主人公が古本屋で出会った『エレガンス』という魅力的な本。ダイエット本を買っただけでは痩せないように、その哲学がすぐ身に着くはずもなく。時には投げ出して流行に走ったり、依存しすぎてまわりが見えなくなったり。「エレガンス」は難しい。エレガントな女性になりたいと願っても(とくに大人の女性といわれるような年齢になれば)まず、本とは…  全文読む 評価する

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