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わたしの妹は耳がきこえません わたしの妹は耳がきこえません
まざあぐうす/耳がきこえない妹のことを姉が愛情をこめて語る絵本
 I have a sister. My sister is deaf. という原題そのままの日本語訳タイトル。 ページを開くと、姉妹の姿が鉛筆画で繊細に描かれています。耳が聞こえない妹の音のない世界がモノクロの鉛筆画によって視覚的に伝わってくるようです。「わたしの妹は耳がきこえません」という事実をくり返し述べながら、耳が不自由な妹のことを姉が語っていきます。 妹は、ピアノを弾いて、ピアノの低い音の響きを感じることが大好き、でも、歌うことはできない。ピョンピョンとびやとんぼがえり、ろくぼくのてっぺんまで登るのが大好き、でも、「あぶない!」という声はきこえない。くちびると指ではなしかけると理解で…  全文読む 評価する

指で見る 指で見る
まざあぐうす/目の不自由な子どもたちの世界を鮮やかに、あたたかく映し出す写真集
 スウェーデンの写真家トーマス・ベリイマンは半年間、トムテポーダ学校の目の不自由な子どもたちと寝食をともにして、子どもたちの様々な姿をカメラにおさめました。本書の中で7才から11才の11人の目の不自由な子どもたちを写真で紹介しています。写真には、ベリイマンと子どもたちの対話が添えられ、どうして目が見えなくなったのかや目が不自由で困ること、将来の夢や希望、そして、大人にしてほしいことなどを率直に子どもたちに尋ねています。 初めに、何のために写真を撮るのかを子どもたちに説明したところ、子ども達が「カメラをいろんなところにすえて、ぼくたちがやること全部写したらいいよ」と言いました。本書の一枚目の写真…  全文読む 評価する

ぼく、哀れみなんかいらないよ ぼく、哀れみなんかいらないよ
まざあぐうす/障害を抱えていてもいなくても、生きている、ただそれだけで尊いという命の賛歌
 本書の主人公ベンは、ダウン症という染色体に異常のある障害を抱えた十六歳の少年。双子の妹ベスと四人家族。   父は、障害を抱えている息子のベンを一人前の人間として真剣に向き合い、人間的な成長を願って「決して途中で放棄しないこと」「哀れみなんていらないよ」という精神を叩き込む。ベンは、そんな強い精神を持ちながら、同時に、生まれた中で一番弱っている子犬をもらってくるようなやさしい気持ちも自ら育んでいる。    感謝祭の日、四人の乗った車が追突され、一家に悲劇が襲った。母と妹が死に父は重傷を負う。ベンだけがかすり傷を負うのみで助かった。生死をさまよう父のもとに、ベンは必死で通い続けるが、そのベンを、…  全文読む 評価する

生きる力をありがとう 生きる力をありがとう
まざあぐうす/障がいをテーマとした児童文学作品を産み出した原点を知ることができるノンフィクションとして貴重な一冊
 本書の作者である佐藤洲男さんは新潟県の北部で小学校の教師をしていました。教師を天職と思い、喜びと希望に満ち溢れていた教師生活十五年目に進行性筋ジストロフィーという難病に冒されました。あと数年しか社会生活ができないだろうと宣告された作者は、何と、その後十五年もの間教師生活を続けることができたのです。1951年以来通算30年間の教職人生を送っています。  転機となったのは、「佐藤学級」と名付けられた障害児学級の子ども達との出会いでした。  作者は、教室に畳コーナーを作って、紙芝居をしたり、さいころをころがしたり、カルタ取りをして、楽しく遊びながら学ぶという独特の教育方法で障がいを抱えた子ども達と…  全文読む 評価する

100かぞえたら さあ さがそ 100かぞえたら さあ さがそ
まざあぐうす/聴覚障害のある子ども達をめぐる、楽しく、切ない詩集~「詩」という一つの文学のジャンルに、障がいをテーマとした児童文学作品の新たな可能性
 タイトルとなっている「100かぞえたら さあ さがそ」は、耳のきこえない五人のこどもたちがかくれんぼをする時のことば。本書は、長年ろう学校で障害児教育に携わってきた作者が、聴覚障害のある子ども達と共に過ごす中で、感じたこと、気づいたことを子ども達の心になってうたった詩集です。 耳が不自由な「ぼく」にことばを教え続けた母さん。ことばがなかなか覚えられないと、よくほっぺをぶたれた。そんな母さんが、「じょうはつしちゃんたんだよ」と父さんが言った。”じょうはつ”したら空気になる。「母さんの空気 すいたいな」と「ぼく」が言う。「母さんの 空気」という詩がぐっと胸に沁みて涙が止まりませんでした。 「民主…  全文読む 評価する

ぼく耳がきこえないんだ ぼく耳がきこえないんだ
まざあぐうす/難聴の子ども達の存在を知り、どのようにサポートしたらよいのかを知ることが大切
 生まれつき耳がよく聞こえないマークという男の子のある夏の日の川遊びのトラブルをとおして、マークがどのようにして人の話を理解しようとするのか、また、どのようにことばを学んでいるのかなどが、わかりやすく描かれた絵本。偕成社の<ハンディを負った子を理解するための本>の一冊として1979年に刊行されました。 作者はフレディ・ブルーム。1979年当時ロンドン在住。難聴の娘を持ち、どんな子も最大限の能力が発揮できる社会になるように願いながら、世界中をまわって、講演をつづけていました。難聴児協会発行の雑誌『トーク』の編集者。イラストは、マイケル・チャールトン。同じく<ハンディを負った子を理解するための本>…  全文読む 評価する

はせがわくんきらいや はせがわくんきらいや
まざあぐうす/障がいをテーマとした児童文学作品の新たな可能性
 主人公の「はせがわくん」は、絵本の作者である長谷川集平氏のこと。 「ぼくは、はせがわくんが、きらいです。はせがわくんといたら、おもしろくないです。なにしてもへたやし、かっこわるいです。はなたらすし、はあ、がたがたやし、てえとあしひょろひょろやし、めえどこむいとんかわからん。」 作者は、病弱でひ弱だった幼い頃の自分のことを、友達の目線で切り離して語っています。 「あの子は、赤ちゃんの時、ヒ素という毒のはいったミルクのんだの。それから、体こわしてしもたのよ。」と真実をありのままに語る母親、「はせがわくん泣かんときいな。わろうてみいな。もっと太りいな。」と心底願う友達、作者の故郷のことばが、リズミ…  全文読む 評価する

わたしたちのトビアス わたしたちのトビアス
まざあぐうす/ダウン症という障がいに限らず、障がい児・者と共に生きていくことについて、新たな視点が与えられる絵本
 スベドベリ―家に五番目に生まれた男の子トビアスは、ダウン症という障がいを抱えていました。ダウン症は染色体の数が通常よりひとつ多いことにより起こります。両親はトビアスがダウン症であることをを子どもたちに語り、トビアスのような子どもたちのための特別な施設にトビアスをあずけることを相談しました。すると、子どもたちは、大反対。 弟であるトビアスの障がいを知らされたきょうだいたちは、「トビアスに手がかかるなら、わたしたちみんなで、てつだうのがあたりまえでしょう」と言い、それぞれが障がいについて考えるようになりました。そして、「ふつうでない弟がいてよかった」と思います。なぜなら、「ふつうでないとはどうい…  全文読む 評価する

ヒルベルという子がいた ヒルベルという子がいた
まざあぐうす/だいじなのは、ヒルベルのような、病院や施設でくらさなくちゃならない病気の子どものことを、きみたちが知るということなんだよ。
 本書は「ヒルベルって、ほんとうに悪い子だよ。」というホーム(施設)の子ども達のことばで始まり、「あの子は、その後どうなったのかしら」とヒルベルを回想するマイヤー先生のことばで終わる物語。決して、ハッピーエンドではありません。 主人公のヒルベルというのはあだ名で、本当の名まえはカルロットー。ドイツ語でヒルンは脳とか知能を、ヴィルベルは渦とか混乱を意味します。あだ名の通り、ヒルベルは脳に障がいを抱えていました。出産の時の外傷のために、原因不明の頭痛や発作を起こし、ことばもうまく話せません。父親は不明で、母親にも見捨てられて、町はずれにある施設に収容されている10歳の少年。 施設から脱走したり、施…  全文読む 評価する

みんなみんなぼくのともだち みんなみんなぼくのともだち
まざあぐうす/「みんなみんなぼくのともだち」と思えるような学校や地域こそが、本当の意味で幸せな社会なのではないでしょうか。
からだが よわくても、ちえが おくれていても、どんな 子どもでも、みんな おなじ人間。うつくしい 心をもった人間や。そして、ぼくのともだちや。だから、ぼくわるくちをいう ともだちを、「かわいそうやなあ。」と おもっているんや。 深い慈しみに満ちたこの詞の作者は福井義人君。小学校三年生の時に書きました。義人君は、知能に重い障害を持つ子ども達の施設「止揚学園」で生まれ、学園の子ども達と共に育ちました。学園の創立者である福井達雨氏の長男です。 1980年に出版された本書は、精神年齢推定六か月くらいの園児たちの絵と義人君が小学校三年生のときに書いた日記を組み合わせて作られました。絵本を開くと、学園の子…  全文読む 評価する

わたしいややねん わたしいややねん
まざあぐうす/車いすを描くという斬新なアイデアで、障がいを抱えた著者の思いを訴え、読者に問題を投げかける本書を再び多くの人に読んでほしい
 セピア色やモノクロの車いすが、折りたたまれたり、倒れたり、風呂敷に包まれて見えなくなったり、画面いっぱいに大きくなったり…、絵本の表紙から裏表紙まで描かれているのは車いすだけ。描いたのは、友人として長年著者である吉村敬子さんの車いすを押し続けた画家松下香住さん。各ページには著者の思いが関西弁で一文ずつ添えられている。「わたし でかけるのん いややねん」に始まり、「そやけど なんで わたしが 強ならなあかんねんやろーか」で終わる。 なぜ、人は車いすに乗っている自分をじろじろ見るのだろう? なぜ、障害を抱えた自分が強くならなくてはならないのだろう? 違うのは車いすを使わなくてはならないということ…  全文読む 評価する

車いすのレイチェル 車いすのレイチェル
まざあぐうす/障害児・者をテーマとした児童文学作品の課題の提示
 レイチェルは足が不自由な女の子。 車いすを使って、みんなと同じ小学校に通っています。スクールバスにいっしょに乗ることができないので、お母さんが車で送り迎えをしていますが、授業時間も、そうじの時間もみんなと同じように過ごします。モルモットにえさをやる係もします。ときどき、友だちに車いすを押してもらうこともありますが、スロープはレイチェルの車いすも、みんなと同じように通っていきます。表紙にはレイチェルが車いすにすわって、手を上げている姿が生き生きと描かれています。授業でも積極的に発言している様子が伺われます。 家庭でも家族といっしょに同じように過ごし、旅行もします。ガールスカウトの活動にも加わり…  全文読む 評価する

ボスがきた ボスがきた
まざあぐうす/知能に重い障害を持つ子どもが描いた画期的な絵本
 この絵本の舞台は、知能に重い障害を持つ子ども達の施設「止揚学園」。 昭和37年(1962年)、多くの人の協力を得て、福井達雨氏により設立されました。共同体制を持つ施設で、障害児差別に対する抵抗運動、教育運動を起こすなど、真摯な活動を続けています。  ある日、止揚学園にコリ―の子犬がもらわれて来ました。ボスと名付け、子ども達はうれしくてたまりませんが、ボスは元気がなく、ごはんも食べないし、声も出しません。主人公のいっちゃんは、小さい時に、両親と離れて、この止揚学園にきたので、ボスがさびしくてごはんを食べない気持ちがよく分かります。 いっちゃんや学園の子ども達とボスのほのぼのとしたふれあいが描か…  全文読む 評価する

発達障害 母たちの奮闘記 発達障害 母たちの奮闘記
まざあぐうす/無理解の壁に挑み、発達障害への本質的な理解を促す良書
 もし、電車の中で、唐突に中年の女性の髪の毛に触れる少年がいたら、あなたはどのように感じますか? また、もし、学校の近くの畑で芋をぜんぶ掘り返している少年を見かけたら…?  少年の奇異で突飛な行動に驚き、どう対処してよいのか分からないというのが世間一般の反応ではないだろうか。この少年のように、外見的には「普通」であっても、社会生活、特に他者とのコミュニケーションに支障を来す障害、それが発達障害だ。 近年、学問的な研究が進み、2005年の発達障害者支援法の施行をきっかけに、社会的な認知が始まったが、軽度精神発達遅滞、広汎性発達障害(PDD)、学習障害(LD)、注意欠陥・多動性障害(ADHD)等の…  全文読む 評価する

ぴっつんつん ぴっつんつん
まざあぐうす/ことばの世界を楽しく、豊かに!~雨の音をユニークなオノマトペで表現した絵本~
 雨の音って、どんな風に聞こえますか? わたしは、佐野洋子さんの絵本『おじさんのかさ』の「あめが ふったら ポンポロロン  あめが ふったら ピッチャンチャン」という歌を雨が降るたびに思い出します。 『ぴっつんつん』は、「あめが つんつん ぴっつんつん」という語りではじまり、「ぴっつん つつーん ぴっ つん つん」で終わります。「じゃぶじゃぶ ばちゃばちゃ」や「べちゃべちゃ びちゃびちゃ ぐちゃんぐちゃん」のような音のあとに、「ぴっつんつん」とリズミカルなオノマトペが続きます。「べちゃべちゃ びちゃびちゃ」という雨の音なら、私もよく聞きます。でも、「ぴっつんつん」と聞こえたことはありません。 …  全文読む 評価する

約束 約束
まざあぐうす/無言館への旅~作者が果たした約束、そして、読者に願う約束
 画学生たちに、絵を描き続けることや絵を完成させることが許されない時代がありました。戦地に向かう半日前まで、恋人の姿を必死に描き続けた学生がいました。しかし、その続きを描きたいという願いは叶いませんでした。家族の幸せを願い、一家だんらんを描いた学生がいました。しかし、そのだんらんに戻って来ることはできませんでした。そんな戦没画学生たちの絵画を集めて展示している「無言館」という美術館が、長野県上田市にあります。  本書は、無言館の館主であり、作家である窪島誠一郎氏が、小・中学生に向けて書いた物語。戦争が終わった1945年8月15日の何もない焼け野原から物語は始まります。作者は4歳でした。戦没画学…  全文読む 評価する

シルム シルム
まざあぐうす/あなたも韓国のすもう・シルムを絵本で楽しんでみませんか?
 子どもたちは、男の子も女の子も、力が強くなるとうれしい。 大人も、子どもも、力持ちが大好き。 そして、力が強くなると、どうする? そう、力自慢がしたくなる! そして、力くらべがしたくなる。 レスリングやすもう。 私たちは大昔から力くらべを楽しんで来た。  お隣の国韓国の人々が昔から楽しんで来たすもう、シルム。 たんごの節句の川べの砂地。 おじいさん、おばあさんから小さな子ども。 大勢の見物客がわいわいどやどややってくる。 あめ売りもいる、牛もいる。 チャンサと呼ばれる力士たちが闘い、最後に残った二人のチャンサ。 大男と小男。 腰には、それぞれ赤と青のサッパをしめている。 おっしゃ! おお…  全文読む 評価する

満月をきれいと僕は言えるぞ 満月をきれいと僕は言えるぞ
まざあぐうす/だれもがいいたいことがある~意思伝達大作戦
 「ロックト・イン・シンドローム」をご存じですか? 日本語で閉じ込め症候群と言われています。思いをしっかりと持っていながら、体のどこも動かないために、自分の思いを伝達する方法がなく、心が閉じ込められた状態です。本書の著者の一人である宮田俊也さん(宮ぷー)は、2009年2月20日突然脳幹出血で倒れ、ロックト・イン・シンドロームに陥りました。本書のもう一人の著者は、宮ぷーの同僚で親友の山元加津子さん(かっこちゃん)。二人とも石川県の特別支援学校の教員です。かっこちゃんは、植物状態となった宮ぷーさんに寄り添い、宮ぷーの意思をレッツ・チャットという意思伝達装置を用いて引き出していきます。どんな状況も「…  全文読む 評価する

和風ヨーガ 和風ヨーガ
まざあぐうす/日本人の風土と体に合った日本人のためのヨーガ
 和風ヨーガとは、本書の副題にもなっている通り、日本人の体と心に合わせた健康術。数あるヨーガの中でも、日本人の風土と体に合った日本人のためのヨーガとして特筆すべき存在です。 その特長は、誰もが和みながら出来ること。和風ヨーガのワークは、経絡にそってツボを押す、なでる、さする、そんな簡単なことのくり返しです。インド由来のヨーガとは異なり、難しいポーズがないので、小さなお子さんでもお年寄りでも、誰にでも出来きます。 その目的は、本来のヨーガと同じく、体の緊張をほぐし、ゆるめることで、自然治癒力を引き出し、体と心を整えるということにありますが、和風ヨーガで最も心がけているのは「体をゆるめる」こと。「…  全文読む 評価する

リタイア犬ポリーの明日 リタイア犬ポリーの明日
まざあぐうす/盲導犬への深い愛と理解によって生み出されたリタイア犬ポリーの物語
 この本は、リタイア犬であるラブラドール・レトリバー“ポリー”の物語。著書『友情の二人五脚ー盲導犬の育成にとりくんだ塩屋賢一の情熱』や『ありがとう盲導犬リチャード』などで盲導犬への深い理解を示す児童文学作家日野多香子さんの新作物語です。 リタイア犬とは、盲導犬の引退後の呼び名。ラブラドール・レトリーバーのポリーはリタイア犬となり、庄司家での生活を始めます。あたたかく迎えられたポリーですが、ボールを投げても拾わない、かけっこをしても走ろうとしない。犬を飼うことを楽しみにしていた小学校三年生の裕之は、そんなポリーの姿に戸惑いを感じますが…。 ポリーの盲導犬としての習性を理解していく裕之、リタイア犬…  全文読む 評価する

もちもちおもち もちもちおもち
まざあぐうす/声に出したくなる、楽しい、おいしいおもちの絵本
 みんな だいすき もちもち おもち まるもち かくもち つきたてもち もちもちもちっと せいぞろい 歯切れのいい文句ではじまるこの絵本、登場するのが全ておもち。  さてさて おもちと いったなら・・・と軽快なリズムの語り口で続きます。 あなたは、どんなおもちが好きですか? あずきの あんこさんから、あべかわ きなこさん、あさくさ のりじろうさん・・・とおもちが続々と登場します。日本が誇るおもち、実にたくさんのおもちがあるんです。私は、はたけ まめのしんさんのずんだもちが好きです。おもちのおうさままで登場しますよ。さて、おもちのおうさまは・・・? ずんだ なんだ まめだ なんだ つぶした えだ…  全文読む 評価する

お正月さんありがとう お正月さんありがとう
まざあぐうす/日本のお正月の原風景~お正月を迎える家族の喜びに満ちた絵本
 雪をかぶった山が見える里で、あやちゃんは家族とお正月を迎えようとしています。あやちゃんが大好きなおじいちゃんは、夏から病気でずっと寝ています。そのおじいちゃんが、あやちゃんに、「らいねんも レンゲばたけに いこうな」と言いました。すると、どこからかくすくす笑う声が聞こえてきました。さて、笑ったのは誰でしょう? あやちゃんが、おじいちゃんの部屋の窓をあけて、おじいちゃんと二人でお正月さんを呼びます。そして、 「ことしも おじいちゃんと レンゲばたけに いくんだもーん」と叫びました。今度は、誰も笑いません。お正月さんが来てくれたからです。すると、おじいちゃんが、あやちゃんの肩によりそって・・・。…  全文読む 評価する

韓国のお正月 韓国のお正月
まざあぐうす/韓国のダイナミックなお正月
 お隣の国韓国でも、お正月(旧暦)はだいじな行事のひとつです。 絵本のページを開くと、おじいちゃんの家。晴れ着を着て、ご先祖様へのお供えをテーブルに並べて、しんせきの人達をお迎えします。茶礼、新年のあいさつ(歳拝)、おじいちゃんとおばあちゃんのいいお話(徳談)、お正月の料理を作る台所の様子、ご先祖様のお墓参り、そして、お正月の遊び・・・。1960年生まれの作家イ・サンヒが幼い頃の記憶のままのに語ったお正月。 絵本の表紙に大きなタコをあげている子ども達の絵が描かれています。そりすべりやコマ回しをしている子ども達もいます。ノルティギというシーソー遊びでは、おばさん達も遊んでいますよ。ホン・ソンジュ…  全文読む 評価する

十長生をたずねて 十長生をたずねて
まざあぐうす/韓国の人々が文化として受け継いできた十長生が個性的に表現された絵本
 「十長生」を集めておじいちゃんに持っていってあげたい!  この絵本は、大好きなおじいちゃんのために、十長生を集める旅に出かける女の子の物語。おじいちゃんは、病気になって、遠くの病院に入院しています。  お隣の国韓国では、長生きしたり、病気にならない十のものを「十長生」(韓国語でシプチャンセン)と呼び、古くから生活の中の道具に刻んできました。絵本の中のおじいちゃんとおばあちゃんの部屋の枕や壁、机の上や裁縫箱の中を見てください。不老長寿や健康を願う韓国の人々の気持ちが生活の中で息づいていることが分かるでしょう。おじいちゃんの回復を願う女の子の前に、十長生が次々と姿を現します。十長生が全部集まった…  全文読む 評価する

動物園ものがたり 動物園ものがたり
まざあぐうす/家族愛、動物愛、そして、地球への愛に満ちたものがたり
 『動物園ものがたり』の舞台は、高いビルがたちならぶ、大きな町の一角にあるこんもりとしたみどりの森の動物園です。そこにやって来た8歳の女の子のまぁちゃん、まぁちゃんのおとうさんとおかあさん、おじいさんとおばあさん、そして、カバの飼育係の井上くんと小林さん。登場人物全員が主人公という珍しいものがたりです。 まぁちゃんは、自分からまい子になってしまいました。おとうさんとおかあさんが、けんかばかりしていることをとても悲しんでいます。おとうさんとおかあさんも、いい父親、母親になりたいのにけんかばかりして、お互いに悲しんでいます。 手をつないだ、おじいさんとおばあさんは、出会ってから50年になる仲良し夫…  全文読む 評価する

ともだちのしるしだよ ともだちのしるしだよ
まざあぐうす/子ども達に国際理解を促し、戦争と平和について考える機会を与えてくれる絵本
 緑のない山々、砂煙があがりそうな土、立ちならぶ粗末なテント…。 絵本の舞台はアフガニスタンとパキスタンの国境にあるベシャワールの難民キャンプ。表紙には、頭をスカーフで覆った二人の女の子が一足のサンダルを片足ずつはいて仲よく歩いている姿が描かれています。 名まえは、リナとフェローザ、二人は救援物資の中から偶然同じサンダルを片方ずつ手にしました。リナは戦争で父と姉を亡くし、幼い弟を背負って母親と逃げて来ました。もう2年間も靴をはいていませんでした。フェローザは家族を戦争で亡くし、祖母と二人だけ、その足はひびわれて腫れていました。 「はじめまして、こんにちは」とあいさつするリナにフェローザはことば…  全文読む 評価する

ヘンゼルとグレーテル ヘンゼルとグレーテル
まざあぐうす/グリム童話の魅力が現代に脈々と生き続けていることを感じさせてくれる絵本
 19世紀の初めにグリム兄弟が人々の間に語り伝えられてきた話を集めて書きしるした『グリムの昔話』(原題:子どもと家庭のメルヘン)には200あまりの話がおさめられていますが、「ヘンゼルとグレーテル」は、その中でも代表的な話のひとつです。 「ヘンゼルとグレーテル」と言えば、まず、お菓子の家、ヘンゼルをかまどの火で焼いて食べようとする怖ろしい魔女、二人の子ども達を森の奥に捨てる残酷な継母、そして、その背景にある貧しさと飢え…。 本書の画家カトリーン・ブラントは、1967年に最初の絵本『こびととくつや』を出版し、翌年ドイツ児童図書賞を受賞、2004年に『魚師とおかみさん』を出版後、長い年月を経て、本書…  全文読む 評価する

この絵本が好き! この絵本が好き!
まざあぐうす/2009年に刊行された絵本のガイドブック 絵本の今を知りたいあなたへ、また、絵本を深く広く味わいたいあなたへお薦めの一冊
 本書は、「別冊太陽」の絵本シリーズの中で2003年度版から始まり今年で8年目を迎える毎年恒例の絵本ガイドブック。 「2009年の絵本ベスト28(国内絵本13冊/海外翻訳絵本15冊)」の発表と総評、そして、「絵本好き108名のアンケート」の一挙掲載をメインとして、「現代の絵本界を牽引する作家たち 太田大八 モーリス・センダック」や<没後三十年> 「瀬田貞二の絵本世界」の特集の他、特別企画「絵本のことば」や追悼記事(かがくいひろし・滝平二郎)など、2009年に刊行された絵本の情報が満載されています。 国内絵本1位は『いそっぷのおはなし』、海外翻訳絵本の1位は『ないしょのおともだち』。 2009年…  全文読む 評価する

はこちゃんのおひなさま はこちゃんのおひなさま
まざあぐうす/おひな祭りにお勧めの一冊~おひなさまを通して、戦争を知らない子ども達に、戦争について考える機会を提供してくれる貴重な物語
 幼いはこちゃんは、おひなさまが大好きでした。  戦争が激しくなって、本土にも空襲が始まった昭和19年、はこちゃんは遠い親戚の家に疎開しなくてはならなくなりました。大好きなおひなさまを持って行きたいというはこちゃんの願いはかないません。持ち物はわずかな着がえだけ、はこちゃんは親戚のおじさんの家でわがままも言わず、じっとがまんの日々を過ごしていました。  とうとう熱を出して寝込んでしまったはこちゃんの元に、お父さんとお母さんとお兄ちゃんがおひなさまを持ってやってきました。家族全員とおひなさまがそろってひと安心という時、東京大空襲ではこちゃん一家は・・・。  危うく戦火をのがれたおひなさまを、はこ…  全文読む 評価する

障害の重い子とともにことばを育む 障害の重い子とともにことばを育む
まざあぐうす/障害の重い子ども達のことばを育むために~表情や発声、からだの動きや身振り、体調(発熱)、そして、パニックやいたずらに至るまですべてが子どもたちの全身をかけたことばなのです
 心身に重い障害を抱えて生まれてきた子ども達は、様々な痛みや不快感に耐え、自らの生命維持のために多くのエネルギーを費やさなくてはならず、言葉を発することや書くことに多大な困難を生じます。また、ことばを発することや書くことができても、ことばをコミュニケーションの手段として用いることができないことが多いのです。 本書は、「障害児のためのことばあそび」の実践を通して、どんなに障害が重い子でも、大人のかかわり方次第で自分の中のことばに気付いていくことができるという確信を得た小川原芳江氏や佐藤真理子氏を中心とする「あ」の会のメンバー(養護学校・小学校教師、保育士、看護師、施設職員、保護者)が、「子どもの…  全文読む 評価する

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