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IT戦国時代
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日経コンピュータ/2002/06/17
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日本が今直面している問題をIT政策を中心にまとめ,その解決策を探った一冊。日本経済復活の糸口を考えるヒントになる。 著者は,OECD科学技術産業局長として,1990年代後半の日本を海外から客観的に観察した経験を基に論を進める。他の先進国における政府/企業の動きと,日本政府や民間企業の立ち振る舞いを比較しながら,日本経済低迷の原因と対処法を浮き彫りにする。固有名詞や数字がきちんと記載されており,IT産業の流れを知るという意味でも役立つ。 「IT戦国時代を生き抜くには,不確実性の中で意思決定をする決断力と,状況の変化に応じて,戦略を変更できる柔軟性が必要」という著者のあとがきには共感できる。Co…
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EJBコンポーネントによるWebシステム構築技法
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日経コンピュータ/2002/06/03
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EJBコンポーネントを駆使したWebシステムの構築技法を解説。Java/EJBの基本技術,コンポーネント指向モデリングの技法,情報システム開発に関する実践技術という三つの観点から,説明している。 EJBコンポーネント指向の背景と技術概要,フレームワークに基づくEJBコンポーネント指向システムの開発の実際や事例,コンポーネント・システムの生産性を評価する技法や,コンポーネント流通に向けた課題などにも触れている。 日立製作所に在籍する現役の技術者らが執筆を分担している。初心者だけでなく,ベテラン・エンジニアやシステム設計者,管理者などが,それぞれの興味に応じて必要部分を選んで読めるように工夫して…
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オンライン・コミュニティ
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日経コンピュータ/2002/06/17
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オンライン・コミュニティ形成の課題と将来のあるべき姿を考察した本。eコマース,非営利オンライン活動,教育コミュニティなど,各分野の専門家19人による最新レポートを紹介する。実践的な内容とは言えないが,インターネット上のコミュニティとは何なのかを深く考えさせられる。 第1部では,オンライン・コミュニティ・サイトの隆盛,消滅,破たんを例に,ビジネスモデルとしての難しさを説明する。第2部は,教育コミュニティの可能性を軸に,バーチャル大学をはじめとする,コースウエア・モデルに伴う諸問題を取り上げる。第3部は,オンライン・コミュニティをeコマースを超えて活用するために何ができるのかを考える。Copyr…
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経営は人づくりにあり
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日経コンピュータ/2002/06/03
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不況下で着実に業績を伸ばしている日立ソフトウェアエンジニアリングの経営の秘密に迫ったノンフィクション。 日立ソフトの二代目社長として登板し,親会社を超える優良企業に育てあげた佐藤孜つとむ・現会長の半生を通じて,同社を成功に導いた氏の人生観や経営に関する考え方を浮き彫りにする。 IBMスパイ事件の影響で意気消沈する日立ソフトの社員が,強い意志と大胆さ,東北人らしい粘り強さを持つ佐藤氏の下で変わっていく姿は,読んでいて気持ちがいい。単なるビジネス書の範疇を超え,生き方のヒントまで教えてくれる。 著者は,佐藤氏と旧制弘前高校のクラスメートであったこともあり,描き方はまるで小説仕立てだ。Copyri…
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CNCネットワーク革命
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日経コンピュータ/2002/06/17
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10年ほど昔,東京大学教授の月尾嘉男氏が「ギガの時代」というコンセプトを唱えたことがあった。「パソコンのプロセサの動作周波数,メモリー容量,通信速度がギガヘルツ,ギガバイト,ギガビット/秒をそれぞれ超えると,インターネット経由で高品位な動画像を自由に扱う環境が整う。だからコミュニケーションに質的な変化が生じて,生活やビジネスが決定的に変わるだろう」という主張だった。ただし,10年前の時点では月尾氏にも「どう変わるのか」という具体的なイメージはなかった。 現在,プロセサとメモリーはこの条件を満たしつつある。通信速度も1ケタ低いが100Mビット/秒の光ファイバが家庭に入りつつある。本書は,こうし…
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システム開発のためのビジネスプロセスと会計の接点
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日経コンピュータ/2002/06/17
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業務の流れと会計制度との関連を理解するための解説書。業務システムを開発するために必要な知識の中でも,「会計」の比重は大きい。それにもかかわらず,開発プロジェクトにおける知識量は慢性的に不足している。SEとしてシステム開発に携わった後,公認会計士として活動している著者が,専門家の立場から業務プロセスと会計ルールの接点を詳説した。 想定読者であるシステム・エンジニアの理解度を重視する著者の姿勢には好感が持てる。例えば,さまざまな会計業務を説明する際に,「会計の全体像」,「業務プロセスの理解」,「業務と会計の接点」という三つの視点から記述することで,必要な知識を過不足なく学習できるように工夫してい…
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テストプロセス改善
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日経コンピュータ/2002/06/17
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ソフトウエアのテスト・プロセスを改善するための実務書。テストの概念そのものの見直しを求めた上で,プロセス改善の必要性を考察。さらにCMM(能力成熟度モデル)と同様の手法でテスト・プロセスの改善を試みる「TPIモデル」の全体像と具体的な利用方法を解説する。ITシステムのテスト担当者には,参考になるだろう。 大規模化,複雑化するITシステムにおいて,品質は重大な意味を持つ。テスト作業をより徹底的かつ効率よく実施する指針として,著者はTPIモデルを提唱している。TPIモデルとは,リードタイム,コスト,品質などの観点からテスト・プロセス改善を進めるアプローチ。現行のテスト・プロセスの長所と短所を明ら…
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ブロードバンド時代の制度設計
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日経コンピュータ/2002/06/03
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日米を代表する情報通信の研究者8人が,ブロードバンド時代にふさわしい規制政策のあり方を書き下ろした論文集。技術を社会の中でよりよく生かす制度の設計を目指して,産業論の観点から規制改革の本質に迫った。 通信と放送の融合を目指した「水平分離」論を巡る,日本政府とマスメディアの論争は,米国では30年以上も昔に起こった話である。この規制改革に関する象徴的なエピソードを踏まえ,インターネット規制,電波行政,ユニバーサル・サービスとデジタルデバイド政策,インターネット・ガバナンスの意義と変容,次世代インフラとしてIPv6などを取り上げる。米国での例を参考に,産業育成の仕組みとしての政府のあり方を探る。C…
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ソフトウェア職人気質
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日経コンピュータ/2002/06/03
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スペースシャトルの設計とワープロ・ソフトの開発は違う。当たり前のように思うかもしれないが,これらを一緒くたに扱ってきたのが従来のソフトウエア工学だった,と著者は喝破する。代わって著者はソフトウエア職人気質という“思想”を提示し,生産性向上のための新たなシステムと人材育成手法を示唆する。 従来のソフトウエア工学は,ソフトウエアを「工業生産物」としてとらえてきた。その開発は「工場内の流れ作業」であり,「いくらでも代替可能な開発者が定量的に投下できる」と見なしていた。重んじられるのは開発者よりも管理者であり,経験や熟練よりも資格の有無であった。 宇宙開発や軍事開発など,国家的な巨大プロジェクトでは…
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ソフトウェア品質管理のためのプロジェクトマネジメント
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日経コンピュータ/2002/06/03
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ソフトウエア品質管理手法としての「モダン・プロジェクトマネジメント」について解説した一冊。納期,予算,機能で評価していた旧来のソフトウエア開発マネジメント手法から,企業組織をも含む開発プロセスの継続的改善をベースとした近代的管理手法への転換を促す。 第1章では,日本のソフトウエア産業が諸外国から立ち遅れた背景の説明を通じてモダン・プロジェクトマネジメント導入の重要性を説く。以降,旧来のマネジメント手法が,国際標準として進化していく流れを簡潔に説明。本書のキーワードであるCMM(能力成熟度モデル)の詳細とCMM認定取得の実際を紹介する。最終章ではアジア市場の動向をながめながら,今後の日本のある…
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ITガバナンス
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日経コンピュータ/2002/05/20
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「ITガバナンス」の入門書。日本IBMに在籍する3人のベテラン・コンサルタントが,ITをビジネスに活用する際に陥りやすい罠や成功の秘けつを,自らの経験に基づいて解説する。著者らはITガバナンスを「企業におけるIT戦略の策定から実践までの一連の活動をコントロールし,ITのあるべき姿を実現するためのマネジメント・プロセス」と定義する。 ITガバナンスの目的,企業における現状と課題,実践のためのポイントなどを順を追って説明している。最後に日本IBMにおける取り組みを紹介する。 図版が豊富に掲載されている。その半面,具体的な事例の記述はあまりなく,ところどころ現実味が感じられなかったのは残念だ。Cop…
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追われ者
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日経コンピュータ/2002/05/20
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こうしてボクは上場企業社長の座を追い落とされた 元クレイフィッシュ社長の松島 庸氏が,自ら創業したベンチャー企業を史上最年少で上場させた末,「社内クーデターによって」社長の座を追われるまでの顛末と反省を書きつづったビジネス書。「事実は小説より奇なり」を地でいく内容である。“未熟さ”と“冷静さ”を併せ持った著者のキャラクタが浮かび上がってくる。 若者たちが肩を寄せ合い起業したベンチャーが世間の荒波と戦いながら成長していく過程や,出資元の光通信の業績悪化とともに急坂を転げ落ちていく様子を巧みな文章で描写している。 ただし「満足に調査もせず」に,光通信の出資を受け入れたことを,「若さゆえの過ち」と見…
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情報技術と経済文化
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日経コンピュータ/2002/05/20
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「経済」と「文化」の領域を結合するという大胆な発想を掲げ,コンピュータを媒介とした文理融合の道を探った一冊。スタンフォード大学教授で,米スタンフォード日本センター理事長でもある著者は,原子力関連の科学者ヴァネヴァー・ブッシュが1945年に提唱した「メメックス」を引き合いに出して,論を進める。 メメックスは文書など相互参照を可能する機器の構想。著者は「知の組み換え」が進む現代では,「あらゆる要素の関係性をたどられるようにコンピュータの使い方を変えなければならない」として,「現代社会にはメメックス的思考が必要」と訴える。 メメックス的発想の生かし方も,豊富な事例や実験結果を基に説明している。Co…
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21世紀日本の情報戦略
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日経コンピュータ/2002/05/20
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日本の情報化指針を示す好著 TRONの提唱者として知られる著者が,日本の情報化の現状と課題に鋭く踏み込んだ一冊。「日本は国家として明確な情報化戦略を持つべき」とする著者の憂いが本書の端々から伝わってくる。 例えば本書では,米国の「情報スーパーハイウエイ構想」と,日本版スーパーハイウエイ構想「情報通信社会基盤プログラム」を比較している。米国の構想は「ライバルをたたきつぶしてでも,米国を世界一の強国にする」というビジョンがあったのに対して,日本は「いつでも,どこでも,だれでも豊かな情報基盤を利用できる状況を作り出す」ことを目標にしていた,と指摘する。 何という違いだろうか。米国が「目的」を明確に掲…
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ビジネスインテリジェンス
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日経コンピュータ/2002/05/20
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データを知識と利益に変える情報戦略 高度なデータ分析や仮説検証を可能にする「ビジネス・インテリジェンス(BI)」の全体像を,豊富な事例を挙げながら解説。BIツールの代表的なベンダー,仏ビジネス・オブジェクツの創業者である著者は,企業におけるインテリジェンス(情報)の重要性を強調した上で,BIの活用法を説く。 著者は,BIを企業における意思決定を支援する「エンタープライズ・インテリジェンス」,・データを駆使して顧客との関係を強化する「カスタマ・インテリジェンス」,・データをマーケティングに生かす「eコマース・インテリジェンス」の3パターンに分類し,それぞれ活用法を説明している。住友商事をはじめと…
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Eラーニング戦略
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日経コンピュータ/2002/05/06
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コンピュータを利用した学習手法「eラーニング」をビジネスに生かすための戦略論をまとめている。eラーニング戦略を成功させるためには,経営者の強力な支援のもと,テクノロジを積極的に活用することが必要と著者は説く。所定の効果を上げるには,利用者の継続的な学習が必要なことも指摘する。 著者はeラーニングの負の部分にも冷静に光を当てている。過去の失敗例を惜しげもなく示した上で,従来型の学習方法からも目を背けないように忠告する。随所に掲載されている,各企業のeラーニング担当者のエッセイ(主に苦労話)も参考になる。 人材育成担当リーダーだけでなく,企業の経営者にもぜひ読んでほしい。Copyright (c)…
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SEのためのプロジェクト管理心得ノート
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日経コンピュータ/2002/05/06
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システム開発におけるプロジェクトマネジメントのノウハウを具体的に示した一冊。日本IBMのSE部長だった著者らが,即効性のある工夫を紹介している。システム開発プロジェクトにおけるトラブルの予防・収拾に役立つ。 著者らは仕様の調整や体制整備,進ちょく管理などにおける人的側面に特に焦点を当てて,プロジェクトマネジメントのコツを説明する。システム開発の各工程をテーマに分け,具体的な事例を掲げての説明は明快でわかりやすく,奥が深い。 第1章の「プロジェクトが失敗する時」というタイトルを読んで,頭をかいてしまうSEも多いのではないだろうか。具体的な技術論は,他の書籍にゆずっているのが,少々残念である。Co…
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知っておきたい情報モラルQ&A
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日経コンピュータ/2002/05/06
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インターネット時代の著作権について理解を深めるための入門書。コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)でユーザーの質問に直接答えてきた2人の著者が,86の“素朴な疑問”を厳選したFAQ集である。 それぞれの疑問は,いずれも私たちが現実に直面,または素通りしてしまう著作権問題に関するものだ。図版・写真・音楽・文章などの私的利用から,学校,家庭,企業における著作権問題まで,取り上げる範囲は幅広い。 著作権に関連する法律の細かい条文を知るのではなく,法律を支える考え方,その背景にある「情報モラル」を身に付けることの大切さを説いている点は好感が持てる。著作権法について勉強を始めるのに良い。Copy…
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デジタル・サイバー・リアル
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日経コンピュータ/2002/05/06
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独立行政法人の産業技術総合研究所(旧工業技術院)の研究内容を,分かりやすいかたちで外部に紹介するシリーズの第1巻。本書は「サイバーアシスト研究センター」と「デジタルヒューマン研究ラボ」の取り組みを扱っている。 前者はデジタル世界と実世界が融合する,新たな社会情報基盤の構築をテーマに,情報処理の将来像を研究している。後者は人間自身をモデル化し,プログラムやハードウエアとして再現することを通じて,より良い機器/システム設計のあり方を探っている。 ユビキタス・ネットワークの将来像やロボットについての説明もあるので,一般の読者も興味を持って読み進めることができる。Copyright (c)1998-2…
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なぜITは社会を変えないのか
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日経コンピュータ/2002/05/06
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デジタルデバイド(情報格差),ホームオフィス,ペーパーレス社会,バーチャルカンパニにデジタルユニバーシティ—ポジディブ,ネガティブを問わず,「IT(情報技術)が我々の社会をこう変える」という類いの予言は数えきれない。 しかし,上に挙げたような予言は,今のところ一つも実現していないようだ。それはなぜか? 本書は「グラフィカル・ユーザー・インタフェース(GUI)」の発明で有名な,米ゼロックス パロアルト研究センター(PARC)の研究員2人がこの疑問について考察した労作である。著者らは,IT普及の過程で批判され,ないがしろにされたり,捨て去るべきものと断じられた従来の社会制度や道具,組織,システムに…
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ITコーディネータ実践の手引き
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日経コンピュータ/2002/04/22
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「ITコーディネータ」の資格取得に必要な知識を,実務経験豊富な2人のコンサルタントがわかりやすくまとめた。ITコーディネータ協会の認定教材にもなっており,資格取得にチャレンジする人にとっては,良い入門書となる ITコーディネータは経営者の立場から情報化戦略を指南する専門家を認定する資格。習得すべき知識が膨大なこともあり,資格取得には大変な労力が必要になる。 本書は資格取得に必要な知識体系の全体像とポイントを実践的に解説している。資格制度の概要だけでなく,求められる能力やコンサルティングの具体的なノウハウも学ぶことができる。用語集や参考文献の掲載があるのも親切だ。Copyright (c)199…
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暗号化
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日経コンピュータ/2002/04/22
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インターネット上の電子商取引を見ればわかるように,今や「暗号」は市民生活に欠かせない技術である。しかし米国政府は,ほんの20〜30年前まで暗号を軍事技術と見なしており,暗号技術の発表はもちろんのこと,研究も制限していた。この政府の規制をうち破って,革新的な暗号方式を開発/商用化したのはだれか—。その答えは,「公開鍵暗号」をめぐる人間ドラマと,「市民の自由」と「権力による情報操作」の闘いを描いた本書が教えてくれる。 1970年代,米国の暗号研究者の前には情報収集を任務とする政府機関「国家安全保障局(NSA)」が柔らかくも不気味に立ちふさがっていた。NSAの業務には盗聴はもちろんのこと,暗号技術の…
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情報デザイン
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日経コンピュータ/2002/04/22
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「情報」が身の周りにあふれかえる中,欲しい情報や正しい情報を得る術を人々は必ずしも心得ていない。だれもがわかりやすく情報を取得できるようにするには,単にデザインを工夫するだけでは不十分だ。情報を整理,表現,表示する「情報デザイン」の意識が必要になる。 本書は,この情報デザインの基本的な考え方や実践手法を解説している。アンドレアス・シュナイダー多摩美術大学助教授をはじめとする専門家15人の情報デザイン向上へのアプローチや,代表的なプロジェクトを主に紹介している。 Webサイト・デザインやユーザー・インタフェースの専門家だけでなく,企業や公的機関のリーダーが読んでも刺激を受ける記述が多い。Copy…
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ネットワーク技術を内包する現代の情報処理
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日経コンピュータ/2002/04/22
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「情報処理技術」の今日的な意義を解説した一冊。「旧来からある『情報処理』は,ネットワーク技術の台頭により,位置づけがあいまいになった」という著者の問題意識が全編を貫いている。 内容自体は基本をしっかりと押さえている。従来の情報処理の必須分野に加えて,ネットワークとインターネットの技術にも重点をおいて解説している。具体的には,コンピュータの仕組み,ソフトウエアの概念,データ構造とアルゴリズム,システム開発,ファイルとデータベース,情報処理システムの信頼性,情報ネットワーク,インターネットの情報処理という構成になっている。多数の図版を使った簡潔な説明は,初心者にもわかりやすい。Copyright …
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バランスト・スコアカードによる戦略マネジメント
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日経コンピュータ/2002/04/22
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「バランスト・スコアカード(BSC)」の手法を使って,企業戦略を立案/実践するための方策をまとめた実用書。BSC導入の手順や実践的なノウハウが多数掲載されている。図解も多く,理解しやすい。 BSCとは,財務上の指標に加えて,顧客満足度や業務プロセスといった非財務面の指標を数値化し,経営判断に役立てる経営管理手法のこと。財務指標からは見えない,企業の本当の成長力を見抜く経営指標として,注目を集めている。 本書では「財務」,「顧客」,「業務」,「学習と成長」という四つの視点からBSCを解説する。それぞれの視点から戦略目標,指標,目標値,施策を設定することが企業ビジョンの実現に役立つと説く。Copy…
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今すぐ始めるセキュリティ対策
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日経コンピュータ/2002/04/08
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常時接続が当たり前になり,ブロードバンド化が急速に進む中,いっそう高いセキュリティ意識が求められている。強固なファイアウオールを築いているサーバーでさえスキあらば侵入されるご時世に,インターネットに無防備にさらされているパソコンなどひとたまりもない。 本書は,コンピュータ・ウイルス,不正アクセス,Webページ改ざん,DoS攻撃,パスワード解析,スパム・メールといった危険や迷惑行為を紹介し,悪意に満ちた行為からパソコンやデータを守る具体策を示している。 主にセキュリティ関連の知識が乏しい個人ユーザーを対象にしている。一読すると,ユーザーの無関心こそが問題であることが実感できる。Copyright…
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ザ・ゴール
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日経コンピュータ/2002/04/08
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ビジネスや人生の局面で難題にぶつかる。あるいは何か重大な決断を迫られる。多かれ少なかれ,人はこうした場面を迎える。 そんなときの問題解決手法についてヒントを与えてくれるのが本書『ザ・ゴール2』である。著者はイスラエル出身の物理学者エリヤフ・ゴールドラット博士。自らが提唱する「TOC(セオリー・オブ・コンストレインツ=制約条件の理論)」を小説仕立てで,平易に解説している。 著者は前作『ザ・ゴール』で,やはり小説の形を借りて,TOCを工場の生産管理へどのように適用し,どのような成功をもたらすかを示した。昨年出版された同書がベストセラーになったことは記憶に新しい。 その続編である本書は,TOCが生産…
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新リレーションとモデルのためのIT企業戦略とデジタル社会
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日経コンピュータ/2002/04/08
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「ITをリレーションシップ・マネジメントに役立てる」。このテーマに呼応した31人の社長や大学教授らによるレポートをまとめている。 12章に分けて掲載しているレポートの内容は多岐にわたる。個人対個人,個人対社会,個人対企業のリレーションシップをそれぞれ扱っているだけでなく,電子商取引からプライバシ問題にいたる各種問題を論じる。既存のポータル・サイトの発展経緯や傾向を分析したレポートもある。 編者はITビジネス成功のカギは「どうやってリピータを増やすかにある」と見ており,それには各種の要素を密接に結びつける仕組みが必要と説く。本書を精読すれば,そのためのヒントや問題点が明らかになるだろう。Copy…
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プロジェクト発想法
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日経コンピュータ/2002/04/08
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プロジェクトマネジメント全般について考察した一冊。環境,発想・企画,フレームワークの設定,組織作り,役割分担,日程・予算,リスクへの備えなどのテーマを挙げて,議論を展開している。通読すると「プロジェクトこれ人生なり」という著者のメッセージとともに,プロジェクトマネジメントの本質が見えてくる。 著者はプロジェクトを「特定の商品やサービスを作るための期限限定の努力」と定義。さらに,「ものづくり(目的達成のための設計・製作)」,「ことづくり(人や資金,設備などの調達)」,「ひとづくり(優秀な人材の教育・育成)」の三つを相互にうまく結びつけることがプロジェクト成功には,不可欠と主張している。Copyr…
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モバイルインターネット最前線
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日経コンピュータ/2002/04/08
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約20年前にスタートした携帯電話(当時は自動車電話)は,すでに国内契約者数が7000万を超えるなど,興隆を極めている。本書は,携帯電話の最新規格である「IMT−2000」の概略を紹介している。IMT−2000は2GHz帯の電波を使い,2Mビット/秒程度の高速データ伝送を実現する,世界統一規格を目指している。NTTドコモの「FOMA」は,IMT−2000を実装した最初のサービスだ。 本書は,IMT−2000制定までの歴史,規格の技術的詳細,新たに実現されるサービスの中味などを紹介している。記述はいくぶん専門的だが,図や表を多く掲載することで理解しやすいように配慮している。IMT−2000を根本か…
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