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うつくしい子ども うつくしい子ども
海の王子さま/オトナの階段上る、キミはまだ?
タイトルは「うつくしい子ども」です。そういえば、「みにくいアヒルの子」という童話がありました。主人公のあだ名はジャガ。妹や弟に比べたらぜんぜん美しくないジャガがどうやって美しくなっていくのか。その過程が、階段を一段一段上るように描かれていました。そこがよかった。石田衣良がますます好きになれた一冊です。  全文読む 評価する

キッパリ! キッパリ!
海の王子さま/ま、デキるところから。ぼちぼちキッパリ。
「たった5分間で自分を変える方法」がキーワードなんだけれども、どれも難しいものではなくって。「脱いだ靴は、そろえる」とか、「テレビのスイッチを切る」とか。そういった、意識すればすぐに実行可能なことばかり。そして、それぞれのトピックは見開きでまとめられていて、お約束の4コマイラストも(←このごろ、こういう本が増えてません?)。 天コブ(「天高くコブシを突き上げる」の略)のポーズで、ちょっとでも気分よく、元気よく毎日を送れたらいいですね。ここのところ、毎日ココロは曇り空。そんなアナタにこそオススメの一冊です。  全文読む 評価する

ぐるぐるまわるすべり台 ぐるぐるまわるすべり台
海の王子さま/こんなにも優しくて乾いた毎日
僕にとっては、初めての中村航でした。「ぐるぐるまわるすべり台」と「月に吠える」の2編が収められています。どちらも“中村航らしい”作品でした。これまで中村航を読んだことがないのに、「らしい」なんていう表現を使うのはおかしいかもしれないけれども。どちらも、同じような特徴を持った作品でした。まとめてしまえば、乾いた優しさと音楽に対する熱い思いというところでしょうか。 会社勤めをするようになって、僕はバンド活動からすっかり縁遠い毎日を送るようになってしまいました。3年くらい前、まだ僕が学生だった頃にも、音楽活動にどっぷりだったワケではないけれども、その頃にこの作品と出会っていたら、恐らく、もっとのめり…  全文読む 評価する

旅日記 旅日記
海の王子さま/冷たい風の吹く僻地へと旅に出よう
スイス生まれの著者デビッド・ゾペティという 非日本語ネイティブ が、僻地への思いを 日本語で つづった一冊。 まだ飛行機に力のなかった時代、カラチやシンガポールを経由してジュネーブから成田までウサギを連れてくる話だとか。そう、出版が2001年8月で、1980〜90年代のエピソードが多いので、ライブな感覚はないです。現実味が少し色褪せた感じ。それでも、ゾペティの綺麗な日本語は僕を ぐいぐい と旅に引き込んでいきました。 東京のど真ん中で夏の暑さにヤラれそうになったら。アラスカへ、ノルウェーへ、アリューシャンへ飛んでいってしまいましょう。 この「旅日記」よりも先に出版されている「いちげんさん」も気…  全文読む 評価する

ダーリンは外国人 ダーリンは外国人
海の王子さま/トニーカムバック!カムバックトニ〜ィ!
前著「<a href="/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/?aid=&bibid=02259207&volno=0000" target="_blank">ダーリンは外国人」の、ほんとうに続編という感じで。前作を読んでからの方が、トニーの習性(?)などが分かって、より楽しめると思います。もちろん、「ダー2」から読んでも格段困ることもないとは思いますが。どうせなら、両方読んで、楽しんでくださいませ。 で、「ダー2」は終わり方がちょっとだけ感動的。こんなにいいエンドにしたら、「ダーリンは外国人3」は絶対に期待できないよなぁ、という気すらします。たぶん、「ダー3」の企画がな…  全文読む 評価する

探偵伯爵と僕 探偵伯爵と僕
海の王子さま/こどもに読んでもらいたいもの感じて欲しいことこどもの定義って?
炎天下の公園で暑苦しい不思議な身なりをした 探偵伯爵 に出会った 僕 と、僕 の周りから消えていく 友達。こどもの夏休みの宿題“風”に書かれた小説で、ぎゃふん。再三のことではありますが、またもや「さすが」と言わずにはいられない作品です。森ファンも、そうでない人も、ぜひぜひ! それにしても、森博嗣。作品の中でこれまでに何人も殺している身ながら、「人が人を殺すことは悪いことか?」にとても拘っていらっしゃる気がする。のは、気のせい? 今回も、その話は出てきます。虫は殺すのに、犬や猫は殺さないの? どうしてだろう? どうして、人を殺しちゃいけないの? 最後の方に出てくる「一番大事なことは」と「その次に…  全文読む 評価する

選択の瞬間 選択の瞬間
海の王子さま/雨が降るなら「ふだんのおこない」を見直してみよう
人生というのは選択の瞬間に満ちていて、大きな失敗は小さな選択の誤りが重なって生じるものですよ。ほんとうに自分が目指している通りになるためには、まずオートパイロットによる行動をやめて、きちんと選択をしていかなくてはなりません。その選択の瞬間に問うべき質問は…というお話。 「なかなか思ったとおりにならない!」というのは、何か大きなミスをしているからではなくって、それこそ 普段の行い なんだなぁと思いました。明確な ビジョン があって、それに向けた努力もしているツモリ。なのに「なんだか思ったとおりにいかない!」とお悩みの方には、オススメな一冊です。  全文読む 評価する

希望の国のエクソダス 希望の国のエクソダス
海の王子さま/とても壮大な
パキスタンのナマムギ事件で始まる物語は全国的な中学生の集団不登校問題に発展し、国会を巻き込み、経済を巻き込み、ネットワークは成長を遂げ、やがて梅雨のない北海道に…という壮大なお話。それを雑誌記者の視点から描いています。 そんな中学生騒動の中にあっても、おとなにはおとなの生活があって。僕は毎月のお食事シーンが好きでした。食事やその場での会話、話をしながらの考察や逡巡がいきいきと描かれていて。特に懐石料理がよかったです。そういうウンチクは、さすが村上龍ですね(あまりいい意味ではありません) 。残念だったのが、ストーリィがリアルに未来を描こうとしていたこと。出版されてから時間とともに、そのリアリティ…  全文読む 評価する

4TEEN 4TEEN
海の王子さま/橋の上を颯爽と吹き抜ける潮の匂いのしない海風のように
中央区月島を舞台に走り回る14歳の中学2年生4人組。あ、4人のティーンだから「4TEEN」なのかな。(複数形の“s”がないとか、細かいことは気にしないことにします。) 4人のキャラクタは、おおよそジャイアン、スネ夫、出来杉くん、大原正太(オバQ)。4人がそれぞれ何かをしでかす、あるいは、クラスの変わったヤツが絡んで何かをしでかしてくれる。そんな短編が8編。とてもお約束なチーム構成です。そのへんは、ちょっとだけゲンナリ。 けれども、舞台として描かれている地域が、とても身近なところで。親近感を持って読むことができました。また、小道具としての自転車が非常に活きていて、全体的に文章にスピード感が出てい…  全文読む 評価する

偏愛マップ 偏愛マップ
海の王子さま/おいらのマップを見てくれないかい?
自分が偏愛するものを1枚の紙の上にちりばめていく“偏愛マップ”を作って見せ合うことで、お互いをよりよく知りましょうというお話。面識のない(はじめましてな)人とから、職場で毎日いっしょに仕事をしている人とまで、あらゆる人を相手に使えるツールです。きっと、偏愛っていうのがいいんですね。「あんまりメジャーではないけど」なんていう心配もなく、好きなことを書ける。から、マップを交換したお互いがいろんな発見をするのですね。 セミナーかなにかの機会でもない限り、人を集めてそれぞれの偏愛マップを交換し合うんあんて難しいと思います。けど、便利なツールっぽいですねぇ。自分のWebサイトを持っている人は 自己紹介 …  全文読む 評価する

英語ができない私をせめないで! 英語ができない私をせめないで!
海の王子さま/体当たりで、とにかく何かをやってみよう!
「<a href="/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/?aid=&bibid=02420042&volno=0000" target="_blank">ダーリンは外国人」でお馴染み(!)の小栗左多里が英語をマスターしようと英会話学校に通ってみたり、ネットでの学習を試してみたり、ラジオに挑戦してみたり。外国人(英語ネイティブ?)で語学マニアのダーリン トニー の力を借りたりもしつつ、体当たりで英語を勉強します。 日本で日本語で生活をしながら外国語を話せるなるのって、なかなかタイヘンです。自分にあった勉強法を見つけて、コツコツとやっていくしかないのかなぁ。 ま、そんな内容…  全文読む 評価する

週末ライターで稼ぐ 週末ライターで稼ぐ
海の王子さま/やってみますか?週末ライター
文章を書いてお金を貰う上での必要事項が、もれなく網羅されています。「本当に漏れはないの?」とツッコマれると、経験ゼロな僕には不安しか残りませんけれども…。広い範囲で網羅されています、というところでしょうか。 そう、文章書きって週末起業が可能なのですよね。会社を辞めなくても プロの文章書き になることは可能なのです。しかも、初期投資は限りなくゼロ。とてもおもしろそうでございます。 もちろん、週末ライターは(原則として)週末にしか活動できないという制限があって、編集者さんとの打ち合わせの調整なんかで苦労は絶えないんだろうけれども。それはシゴトを掛け持つ以上、しかたのないことでしょう。そして、本業へ…  全文読む 評価する

社バイブル 社バイブル
海の王子さま/さぁ、オフィスで踊ろう!
新卒で会社に入って2〜3年目、入社当時のハツラツとした鉄壁のスマイルが剥げ剥げになった僕のような会社員には、もってこいの一冊です。そう、会社は舞台なんです。そこで繰り広げられる不条理劇を盛り上げるのもシラケさせるのも、楽しむのも楽しまないのも僕次第。舞台で踊っていたいなら、フテ腐れている暇はありません。 一日の流れを追って、「さぁ、こんな場面ではっ!?」というケースごとの対処法を紹介していて、とても読みやすかったです。内容は、ちょっとイヤらしささえ感じるくらいの、上司との付き合い方(作法?)でしたが。書かれている通りに演じるのも、それをアレンジして演じるのも役者次第だと、僕は思います。ポイント…  全文読む 評価する

人生の物語を書きたいあなたへ 人生の物語を書きたいあなたへ
海の王子さま/ウェブ日記を、もっと豊かに書くためには。
僕のような 日記書き にもヒントになることがたくさん書かれていました。それは、表現の方法といった小手先ワザだけではなくて、執筆の時間の見つけ方、題材の選び方や話題の広げ方まで。そう、必要なのは多くのネタを用意することじゃなくって、優れたネタを掘り下げる力だったんですね。そんなことを感じました。 ついでに、本の後半で書き上げた作品をいよいよ世に出そうとする段では、んもぉ、ドキドキです。ウェブ日記なら、ボタンひとつで ぽんっ と世に出てしまいますが、作品を出版のルートに乗せるのって簡単ではないですよね。んでも、それはそれでおもしろそう。 人生の回想録を書こうとしている人はもちろん、いまいちノリノリ…  全文読む 評価する

蹴りたい背中 蹴りたい背中
海の王子さま/汗臭いあの頃の
「愛おしいよりも、いじめたいよりも、もっと乱暴な、この気持ち」という帯のコピーそのままの「蹴りたい」という思い。それは愛情表現なんですか? それとも、そうではない何かなのですか? 僕には分からないけれども。「もっと惨めになれ」というところなんかにも、そうだよね!そうだよね!って共感する読者はいるのでしょうか。 その気持ちには共感できなかったけれども。以前読んだ「<a href="/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/?aid=&bibid=02076686&volno=0000" target="_blank">インストール」よりも、ずっと楽しく、ずっとのめり込んで読めま…  全文読む 評価する

ビーンズ! ビーンズ!
海の王子さま/情熱だぞ!
基本に忠実であること、情熱を持ってシゴトに取り組むことが大事なんだって。そんな、あまりに基本的で もう聞き飽きたよ! というお話が、コーヒーショップを営むジャックとコンサルに訪れたキャロルの会話によって 物語 として編まれていきます。聞き飽きたはずのお話なのに、引き寄せられる、引き寄せられる。 そう。シゴトって 情熱 なのですよね。自分の思い入れがなければ、サービスは薄っぺらになります。薄っぺいサービスには、お客さまはついてきてくださらない。多くのお客さまに愛していただくためには、愛されるサービスを提供するには、情熱が必要。 翻って、ちょっとだけ考えてみよう。僕は、いまの仕事に情熱を傾けている…  全文読む 評価する

ルーシーの膝 ルーシーの膝
海の王子さま/彼女を掘り出した夜は、何で乾杯しましたか?
アウストラロピテクスの「ルーシー」って、ビートルズの名曲“Lucy in the Sky with Diamonds”から取られたのですね。ルーシーの骨を発掘した夜の、アフリカの闇を照らす焚き火の炎とビートルズのメロディ。なんか、すてきだなぁ。 アウストラロピテクスやなんかの古人類学に関する学術的なお話に加えて、著者の 祖先 に対する熱い思いが感じられる一冊。お手軽、お気軽ではないのですが、学問に対する研究者の思いを味わえるというところがオススメです。 オモ事件なんて、知っていたってこれっぽっちも人生が豊かになるワケはないのですが。オモ事件を訴えることで明るく開けてゆく数百万年前の闇を感じられ…  全文読む 評価する

バカの壁 バカの壁
海の王子さま/不愉快だけどヒントは多いぜ
「まえがき」にあるように、著者が話したことを編集部の人が文章化したとのことで。ず〜っと 話し言葉 で綴られています。僕は養老先生の授業を受けたことはありませんけれども、読んでいるうちに、大学で講義を聴いているような気分になってしまいました。文章にすると、少し調子が強すぎるのかな?という気もしましたが。 「バカの壁」という遠慮のないタイトルの通り、ワリと強い調子(で、かつ話し言葉)で全編を語りきっています。「まえがき」を読まずに本文だけ読んだら、きっと僕は著者のことを遠慮のない人、押しの強い人、頑固な人だと思ったでしょう。 正直なところ、あまり 思いやり を感じさせる文体(語調?)ではないので、…  全文読む 評価する

デジタル時代のクリエイターに求められる条件 デジタル時代のクリエイターに求められる条件
海の王子さま/デジタルとかアナログとか、そういうのを超えて。
「デジタル時代の」というタイトルの通り、そして、僕の期待を少しだけ裏切って。「クリエイターに求められる条件」が「デジタル時代」であってもアナログのことを忘れるわけにはいかんのだよー、ワシの若い頃はな〜。そんな内容でした。 もちろん、これからクリエイタになろうと思っている人にとっては、参考になることが多いでしょう。そういう人にはオススメな一冊かもしれません。(そういえば、どうして僕はこんな本を読んだんだろう?) ただ、デジタルかアナログかってのは メソッド の違いであって。もちろん、そこから出てくる成果や結論には違いはあるだろうし、多くの場合はデジタルで処理した方が能率的だったりするんだろうけれ…  全文読む 評価する

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海の王子さま/才気あふれるお子さまの遊び?
「蹴りたい背中」で芥川賞を射止めた 綿矢りさ の作品。著者は現在、高校3年生なのだそうです。へぇー、そうなんですか。高校生としてはよく書けている小説かもしれません。視線も新鮮だし。けど、書店に並んでしまえば小説は小説。著者の属性はオマケの情報にしか過ぎません。つまり、肝心なのは中身。芥川賞作家の作品ですよ!と期待して読んだ僕がバカだったのかもしれません。 僕だったらどうする?ということを考えながら、僕は小説を楽しみます。(同時に、このとき著者は何を考えていたんだろう?ということも考えると、読む楽しみはずっと大きくなります。) 「インストール」に出てくるのは、登校拒否な高校生 私 と大人びた小学…  全文読む 評価する

宇宙「96%の謎」 宇宙「96%の謎」
海の王子さま/物理学の不思議な距離感
僕らの宇宙は、何とも言いようのない広大な空間です。太陽系ですら広大だというのに(という前に、広大な太平洋の上で何人の船乗りたちが海に沈んでいったか、広大なサハラ砂漠の中で何人の行商人たちが砂に埋もれていったか。。。。)、その太陽系は銀河系のちっぽけな部分に過ぎなくって、銀河系はほかの銀河と銀河団を作っていて、銀河団は超銀河団を構成していて、さらにグレートウォールという構造が。。。。うわぁ、広すぎます、宇宙。 そんな広い広い宇宙も、最初はほんの一点でした。という、有名なビッグバン理論。だからなのでしょうか、広い広い宇宙を語るのに、分子や原子よりももっともっと小さな世界の話をしなければなりません。…  全文読む 評価する

墜ちていく僕たち 墜ちていく僕たち
海の王子さま/ファイブ・レイヤード・僕たち
「堕ちていく僕たち」、「舞い上がる俺たち」、「どうしようもない私たち」、「どうしたの、君たち」、「そこはかとなく怪しい人たち」という5編からなる短編集。。。。だと思ったら、大間違い。きちんと、この順序で物語は展開していくのです。いえ、展開していくというよりかは、継承されていくと表現した方が正しいのかもしれません。だから、「5編からなる」というよりは「5層からなる」、そんな一冊です。 「僕たち」がどう「堕ちて」しまうのか、「俺たち」がどう「舞い上が」ってしまうのかは読んでのお楽しみとして。「堕ちていく〜」と「舞い上がる〜」は、「動詞+代名詞(一人称複数)」という形式なのに、それ以降は形容詞だった…  全文読む 評価する

迷宮百年の睡魔 迷宮百年の睡魔
海の王子さま/拭い去るのではなく上塗るのなら
ルナティックシティを舞台に展開した前作「<a href="/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/?aid=&bibid=02404290&volno=0000" target="_blank">女王の百年密室」の続編的な存在の「迷宮百年の睡魔」。出た当初から書店の本棚で目にするたびにずっと気になっていたこの作品を、ようやく手に取ることができました。また会えましたね、ミチル&ロイディ。このふたり(?)の関係の背景については「迷宮百年の睡魔」でも何度か描かれているけれども、ふたりの関係と構造がどうなっているのか、その具体的な説明は出てきませんでした。かなりギリギリまで迫った箇…  全文読む 評価する

博士の愛した数式 博士の愛した数式
海の王子さま/友愛数のマジック
何年も前の事故以来、新しい記憶が80分間しか維持できなくなってしまった数学者“博士”と、博士の元へ通う家政婦“私”、その“私”の10歳になる息子“ルート”のココロアタタマル物語。博士と私、博士とルート、私とルート。この3つの関係が数々の数学ネタや野球の話によって描かれていきます。 短時間で記憶が消えてしまうハナシと言えば、映画「メメント」(僕は観てないから映画の詳しいストーリィは知りません)。「メメント」に比べれば、(たぶん)もっとのんびりとした、(おそらく)ずっと穏やかで優しい気分になれるストーリィです。博士と接することで私が変わっていく、博士と接することでルートが変わっていく、私やルートと…  全文読む 評価する

四季 四季
海の王子さま/四季シリーズは、楽しいか?
僕は前作「四季 春」を読んでから 夏 をスっ飛ばして「四季 秋」を読んでしまったので、途中がスッポリと抜け落ちたようになっていました。ナニがイケなかったのか?って、書店の品揃え。ちょうど、このあいだは「四季 夏」が本棚になかったのです。で、ようやく手に入れて読むことができた「四季 夏」。なるほど、なるほど。こうやって四季シリーズは繋がるのですね。四季シリーズは春、夏、秋の順で読んだ方がずっと楽しめます。(教訓) それにしても、こんなに豪華に絢爛にふんだんに惜しみなく おなじみのキャラクタ を登場させてしまって、大丈夫なのでしょうか。4冊目となる(であろう)「四季 冬」では、いったいどんなことに…  全文読む 評価する

独り暮らしをつくる100 独り暮らしをつくる100
海の王子さま/ひとり暮らし、楽しんでますか?
不動産屋さんからもらった間取り図を見つめながら夢を膨らませる、初めてのひとり暮らし前夜。そんな人が読んだら、きっと、絶対、次の日からのひとり暮らしが ぐっ と豊かになります。それはもぉ、お約束。 部屋がこんなんだったら、こっち向きにベッドを置いてみようか。寝るスペースと食事をするスペースはこうやって分けてみる? そろえなきゃいけない小物って、こんなんだっけ? そんなひとり暮らしの知恵が満載。これからひとり暮らしを始める人だけでなく、ひとり暮らしにいまいち楽しさを見出せない人、自分の部屋作りにどうしても納得ができない人にもオススメです。 あるいは、そのずっしりとした質感から、プレゼントとしても喜…  全文読む 評価する

ねじとねじ回し ねじとねじ回し
海の王子さま/「ねじとねじ回し」をネタに1冊の本を書き上げることが可能なのか!?
「ねじとねじ回し」というタイトルの通り、「ねじとねじ回し」について語られた1冊でした。なんでも、ここ1000年間で最大の発明はねじとねじ回しなんだとか。うん、たしかに、ねじとねじ回しがなかったらいまの僕たちの暮らしはあり得ない。 たとえばさぁ、小さなころ。不思議に思いませんでしたか? どうして、ネジにはプラスとマイナスがあるんだろう? どうしてマインナスのネジはネジのアタマいっぱいに溝が彫ってあるのに、どうしてプラスのネジはネジのアタマの中央に ちょこん と少しだけ溝が掘り込まれているんだろう?そもそも、どうしてプラスのネジ回しって先が屋根のように尖っているんだろう? 先っぽが「×」のカタチに…  全文読む 評価する

ウェブログ・ハンドブック ウェブログ・ハンドブック
海の王子さま/おもしろい、けどイタく読みにくい。
ブログって、どんなものなんだろう?という疑問に答える一冊。ブログと非ブログの違いは何だろう? どうしてブログがおもしろいんだろう? ブログの魅力って何だろう? ブログを楽しむにはどうすればいいんだろう? そんな疑問にビシバシと答えを示してくれます。僕はブログを知らないワケではないし、実際にツールを使ってみたことはある。けれども、とても発見の多い本でした。特にブログを ウェブ日記の新たな形態 としか認識できていないのなら、認識を変えるためにも読んでみるベシ!なのです。 んでもね、んでもね。日本語がヘタなんです、この本。著者は外国人で、日本語版を出版するにあたって翻訳をしてくれた人がいるのですが。…  全文読む 評価する

ZOKU ZOKU
海の王子さま/悪役もちょっとだけ主役
悪の組織 ZOKU と正義の見方 TAI の戦いの日々。アンパンマンとバイキンマン、ヤッターマンとドクロベエ(の手下たち)、タケシたちとロケット団。どの悪役も突然悪事を働くものだけれども、その行為の裏には企画やら調達やら、見えない苦労がずいぶんとあるようです。そんな憎めない 悪役 に少しだけ光を与えた一冊。「人が嫌がることをやるからお金がもらえるんです」なんて言いながら、きっと、いつも以上に楽しんで書いたんだろうなぁ。そんな 楽しい気持ち が伝わってくるようです。もちろん、森博嗣らしい「ぎゃふん」もしっかり内蔵。特にメカ好きにはオススメです。  全文読む 評価する

新ネットワーク思考 新ネットワーク思考
海の王子さま/この世界はネットワークに満ちている!
僕にとってネットワークといえばコンピュータのそれなんだけれども、この本はもっと広い意味で、高速道路のネットワーク、航空会社のネットワーク、細胞内の化学反応に関与する分子ネットワーク、ハリウッドの共演関係に関するネットワーク、テロ組織の組織構成というネットワーク、などなど。おおよそ ノード (“何か”)と リンク (何かと何かを結びつける“関係”)から形成されるものを幅広く ネットワーク として捉えています。 それぞれにどんな特徴があって、どうやって成長し、どのように維持されるのか、どうやったら分断できるのか。とてもとても興味深く読めました。なるほどなるほど。だから、人気者はますます人気者になる…  全文読む 評価する

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