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アルゼンチンババア
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yaeba/どうして人は遺跡を作るのか?
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18歳の女子高生・みつこの母の死から物語は始まる。母の死後、墓石職人の父が「アルゼンチンババア」と呼ばれる、街でも有名な風変わりな女性の住むビルに出入りしていると知り、みつこはそのビルを訪ねる。みつこと父、そしてアルゼンチンババアと猫たち。通称「アルゼンチンビル」で繰り広げられる、風変わりで優しい関係。母を亡くした後、父が「曼荼羅」について、みつこに話す場面がある。「宇宙は、平面じゃなくて、時間もないんだ。それで、何層にもなっているんだよ。その何層にもっていうのが、からくり箱みたいに時間も何もかもひっくるめて全部つながっていて、理屈じゃないし、絵にもできないんだ。どの部分も全ての部分に通じてい…
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はじめてのタロット
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yaeba/偶然は必然であり、必然は偶然である
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夢で懐かしい友達に会った翌日、道街でその友達とばったり会った、など不思議な体験をしたことはありませんか?本来なら無関係なはずの二つの出来事が意味を持ってつながっているかのように感じられるこの現象を、心理学者ユングは「シンクロニシティ」と名づけています。鏡リュウジ氏は当書の中で、タロット占いが当たる理由のひとつとして、この「シンクロニシティ」を挙げています。偶然に引き出されたカードの中に、現実の出来事があらわれる、と。わたしはまさに、この「シンクロニシティ」によって、当書に出会いました。先日、初めてお金を払ってタロット占いを経験し、自分でもタロット占いをしてみたいと興味をもっていました。あるお店…
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図書館の神様
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yaeba/のばしきらない
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「人生立ち直り小説」と、テーマは重いけれど、軽やかに読める青春小説。海辺の町が舞台になっており、爽やかな風が全体に漂っている。主人公の清は肩に力が入りすぎていて、一生懸命すぎて、それゆえに辛い事件を背負い込んでしまった。それ以降怠惰になって、田舎町でのらりくらりと国語教師をしている。そんな怠惰な生活の中で、人との出会いにより新しい自分と出会い、そして人との別れにより新しい自分への出発ができ、清は前に進んでいく。これを読みながら、太極拳の先生の言葉を思い出した。「全部のばしきらないで下さい。手も足もすこし余裕を残して、のばしきらないのが、完全な状態です。そうしないと怪我をしますよ」のばしきるとプ…
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いわさきちひろ
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yaeba/純粋で、優しくて、強い
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純粋さ、優しさ、強さちひろの絵に描かれた瞳にじっと見つめられると、自分の中のそれらが じわりじわりと あふれ出してくる。いつの間にか、大人になると失ってしまう、強さ。人は大人になるたび、迷いやすく、弱くなっていく。子供はか弱いけれど、純粋ゆえのまっすぐな強さ、迷いのない強さを持つ(同時に、心細さもあわせもっているけれど)。ちひろの絵には、そんな子ども時代の感情を思い出させる力がある。そして、ちひろの描く純粋さや強さにリアリティがある理由は、少女時代から戦争、結婚、と人生の変化を経てもなお変わることなく持ち続けた、「ちひろ自身の純粋さや強さ」ゆえであると、この本を読むことで悟った。彼女の人生を知…
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少年文芸
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yaeba/ゴッチャリ感がたまらない!
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谷川俊太郎の詩に西原理恵子のイラスト!町田康の詩に舞城王太郎の切り絵!田口犬男の詩に吉田戦車のカエルの絵!と、ビッグネームがずらりと並ぶ文芸誌の創刊号!これは見逃せない、と読みました。詩と小説とマンガを3本柱としており、かなりの読み応えがあります。上記のようなコラボレーション作品は、アートとアートが出会い新たな世界を生み出していますし、個人的に好きなアーティスト(石原まこちん、西岡兄弟)の作品もチェックできました。さそうあきら、こうの史代、近藤聡乃、島田虎之助、といったアックス系マンガ家の参加にも驚きです。また、かなりの数のアーティストが参加しているので、これまで知らずにいた人の作品にも出会う…
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思いつき大百科辞典
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yaeba/たまらなく軽やかな大辞典☆
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「頭に浮かんできた言葉を思いつくままに、順番にかいていった百科事典」とあるとおり、あいうえお順に色んな言葉とイラストがズッシリ詰まっています。雑誌『pooka』の人気連載をまとめた一冊で、ズシっと重くて、ビニールのカバーが、百科事典風です!付録でついてくるポスターもうれしい。(あ)あたり(い)イヒヒヒヒ(う)ウスターソース(え)えんえい(お)おっかないっというように、いろんな言葉がごっちゃまぜ!100%ORANGEの可愛いイラストがたくさん見られる、贅沢な画集でもあります。ことばをこれから覚える子どもにも、ことばをすでに覚えてしまった大人にも、ことばとの素敵な出会をもたらしてくれます。この世界…
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熱い書評から親しむ感動の名著
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yaeba/読書とは何か。
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名作がほんの数ページに要約された「あらすじ本」がベストセラーとなっています。以前、私も書店で立ち読みしたことがあります。「タイトルは知っていてもストーリーは知らない名作が数分で読める」という手軽さが人気なのでしょうが、私にはそれを購入する意欲は全く湧きませんでした。というより、それに違和感を覚えずにはいられませんでした。数ページのあらすじを読んだだけで名作は理解できるものなのか、読書とはそんなお手軽なものだったのか、果たしてそれは「読んだ」ことになるのかと。それから少し経った頃、すばる舎さんよりこの作品への参加依頼のメールを頂きました。企画主旨は以下の通りです。「一冊の本とじっくり向き合うこと…
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質問力
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yaeba/早速試してみたくなる本
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コミュニケーション力が大切、コミュニケーション力をつけよう、とよく言われているけれど、「コミュニケーション力」というものは目には見えない曖昧な力です。どうやって鍛えたらいいのか分からない、という人が大半でしょう。その方法を具体的に提示しているのがズバリこの本です。「質問力」を意識することによって相手とレベルの高い会話がができ、優れた人から話を聞くことによって自分自身が成長できると斎藤氏は述べています。谷川俊太郎、手塚治虫、黒柳徹子、村上龍、河合隼雄、ダニエルキイス、宇多田ヒカルら対話名人の名対話を引用して質問力向上のテクニックが説明されており、その対話の鮮やかさに感嘆すると共に納得させられます…
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デイズニューヨーク
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yaeba/何を残すかではなく、どう感じるか。
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1968年長野生まれ。新聞社にカメラマンとして入社、三年半で退社。アジアをめぐる旅で出会った日本の若者を撮った『アジアン・ジャパニーズ』でデビュー。その後も、旅をしたり、日本に戻ってきたり、作品を発表したり、をくり返している。彼は「旅人としての視点」をもちつづけている。旅人はいつも、街を注意深く考察しながら歩く。今の自分の歩いている場所はこの街のどこに位置するのか、どんな場所なのか、考え、感じる。きっと彼は日本にいても、どこにいても、「旅人」なのだ。その場所の風景、そこに生きる人々、そして自分自身をいつも見つめている。今回の作品『days newyork』は2000年〜2002年にかけての1年…
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舞姫
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yaeba/陰と陽、黒と白…妖しさと美しさ
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主人公はバレエ教室の娘、六花(ゆき)。六花は何をやってもトロく、いつも一歳上の優秀な姉、千花(ちか)に頼ってばかりいる。六花は「自分は足が180°開脚できない体質」という、バレリーナとしては致命的な欠陥を知りショックを受ける。踊ることをあきらめかけていた六花の前に、転校生空美が現れる。空美の家庭環境はかなり劣悪で、貧しい。荒んだ環境の中で、バレエを踊る時間こそが生きている時間なのだ。そんな空美の天才的なバレエを見て、六花は再び踊りはじめる。4巻は3人のバレエコンクール結果発表から始まる。この漫画にはいくつかの対立構造がある。まず、六花と千花の性格。同じ環境で育ちながらも、その性格は対照的である…
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One piece
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yaeba/ONEFORALL,ALLFORONE.
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様々な個性と能力を持った仲間達が、伝説の大宝「ONE PIECE」めざして真っ直ぐに航海していく、愉快な海賊冒険漫画。単純で、でも人として大切なことが沢山つまっている大好きな作品。読みながら、私の大好きなスポーツ・ラグビーに似ていると思った。ラガーマンは実に様々な体型をしていて、ポジションごとにそれを活かした役割をする。スクラムでは巨体の選手たちがガッチリと組んで力を押し合い、スクラムハーフの小柄な選手がスクラムの中に入りこんでパスを出す。司令塔のスタンドオフがゲームを組み立てる。センターが豪快なタックルを繰り広げ、足の速く小柄なウイングがトライに向かって走りこむ。そしてトライ、得点! キック…
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にんげんだもの
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yaeba/言葉の力
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ふらりと出かけた秩父で、相田みつをギャラリーに入った。そして、この人の言葉に出会った。大正13年生まれの彼の言葉は少しも古臭くなく、今を生きる私にもストレートに届いてきた。いつの時代でも、人の悩みって変らないものだと感じた。ギャラリーで、いくつもの言葉が私の胸を打った。たとえば、「いまここ」という太い文字。いつも今ではない「いつか」、ここではない「どこか」を夢見ている私にとって、太く描かれた「いまここ」の文字はズシリときた。すっかりみつをの詩に魅せられた私は、この詩集を購入した。この中には「ただいるだけで」という私の好きな詩がある。「ただいるだけで」あなたがそこにただいるだけでその場の空気があ…
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ZOO
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yaeba/笑い、スリル、暴力、感動、メルヘン、ブラック、驚き、恐怖!!!
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乙一の作品はこれまでのどの作品も好きだったけど、「乙一天才!」と思ったのは、彼のhpの日記を読んでからだ。夢なんだか現実なんだか区別のつかないような日記が、毎日毎日つづられていた。その内容がものすごく面白くて、私は夢中になって読んでいた。「乙一」の日記をその頭の中を自由にのぞけることが嬉しくて、物語を読むかのように味わって読んだ。乙一はエッセイを出しても結構いけるんじゃないかなと思ったりした。しかしある日、その日記がなくなってしまった。とっても残念だった。そして、この『ZOO』が発売された。「天才的!才能が溢れ出してくる感じ。どんどん成長しているなこの人は」と感動すると共に、あの日記が思い出さ…
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GOTH
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yaeba/乙一の第二歩目
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GOTHとは、人間を処刑する道具や拷問の方法を知りたがり、殺人者の心を覗き込む者、人間の暗黒部分に惹かれる者たちのこと——。主人公「僕」は、クラスメイトの前では普通の男子高生の仮面をかぶり、冗談を言い、笑顔を振りまく。だがその仮面の下にはGOTHという素顔を隠し持っている。そしてクラスメイトの女子、森野夜もまたGOTHであるが、彼女は仮面をかぶらず、愛想を振り撒かない。だから友人がいない。GOTHという共通点を持った二人は惹かれあい、行動を共にする。「僕」とクラスメイトの森野夜という二人のGOTHを中心に、6つの短編が語られていく。最終話・6話はすべてのまとめとなっており、主人公である「僕」と…
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ノンデザイナーズ・デザインブック
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yaeba/文書を作っていて、何だかしっくりこない時に…
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WORDで文書を作り、プリントアウトした後、「あれ? 何だかしっくりこない…。なんとなく格好悪い…」と思うことがある。そしてなんとなく整えていくうちに、ようやく納得できる文書になる。先日も1ページに様々な情報を載せようとして、見づらい文書になってしまった。悪戦苦闘の後、2ページにしたら空白が増えて読みやすくなり、解決。その時、ふとこの本のことを思い出した。これは2年前に知り合いのDTPオペレーターに教わった本。デザイナーでない人のためのデザインの本だ。久しぶりに読み返してみると、そこには「何だかしっくりこない」「なんとなく格好悪い」の理由と改善点が書かれていた。著者は「整列」「コントラスト」「…
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ラジカルヒステリーツアー
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yaeba/鉛筆は単に「下書きの道具」ではない。
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「キンシオタニ。東京生まれ、イラストレーター・詩人」と著者紹介にある。確かに、イラストも描き、詩も書く。だが、彼はそうした枠でくくることができないアーティストだと私は思う。彼の思考や物の見方自体、キンシオタニ氏の生き様自体がアート的なのだ。そして彼はその思考をさまざまな媒体を使って表現する。この作品は彼の多面性がよく表れている、贅沢な作品だ。イラストあり、詩もあり、小話あり、小説あり、ポストカードあり…。彼はまた様々なツールを使う。これまでにも筆、マーカー、写真とのコラージュ(この手法を使った作品『空中散歩』が私は好きだ)、版画などさまざまな手法を試みてきた。そして今回は、「鉛筆」という新ツー…
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短編集
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yaeba/私達は、それぞれの瞬間に、それぞれの気持ちをもっている。
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何をしていても楽しい、恋のはじめのドキドキ感。誕生日にふと感じる、将来への焦燥。三角関係の、それぞれの複雑な心情。強がっていた心がプツンと弱ってしまう瞬間。ごくささやかな、一瞬の心情が散りばめられた作品集——まるで「感情のコラージュ」というのが第一印象。だが、この『短篇集』は単なる短篇の羅列ではなく、全体でひとつのまとまりを持っているように感じる。全てを通して読み終えたときにこそ、この作品の味わいが分かるだろう。そして、それぞれの作品には、ごくささやかな感情が表現されている。例えば、恋の始まりのドキドキ感を描いた作品のタイトルは「そして恋は始まっていく」だ。「そして恋は始まる」でも「そして恋は…
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サマー・バレンタイン
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yaeba/満たされているのに、迫り来る不安を感じたら…
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会社で働いて、友達と遊んで、オケイコに通って、飲み会に行って、デートして……24歳OLの主人公・詩織はそこそこ快適な毎日を過ごしている。だが、「皮膚の内側がひりひりするような感じ」や「暗い洞窟の前に立った時のような不安」を不意に感じて泣きたくなる時がある。満たされているのに迫りくる不安と孤独。自分はこれでいいのか?と自問自答を繰り返す日々…。だが、高校時代の仲間達との6年ぶりの再会を通じて、詩織は昔の自分を思い出す。そして、現在の自分自身を正面から見つめられるようになり、自分の気持ちに正直に行動できるようになっていく……。文章とストーリーはごく平易だが、それゆえ、心に染みる個所がいくつもある。…
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エースをねらえ!
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yaeba/女の子たちの理想の構造
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有望なテニスプレーヤーだった宗方は、ある時、自分の余命が短いことを知る。そして自分の全てを注ぎ込むことのできる素直なプレーヤー・岡ひろみと出会う。宗方コーチの情熱的な指導に対し、周りはひがんだり、変な目でみたりする。しかし、ひろみの努力と上達を認め、次第に皆がひろみを応援するようになる。お蝶夫人という素敵な先輩の指導を受け、藤堂先輩ら素敵な男性陣や友達に温かく見守られ、強力なライバル達と戦いぬく。そしてひろみは日本のトップへ、世界へと羽ばたいていく。コーチからひろみへと、テニスの技が伝えつがれていくのだけれど、そこに「技」だけじゃなく「優しさ」がある。コーチの指導は厳しい。しかし、その根底には…
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六星占術による天王星人の運命
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yaeba/「細木数子」って知っていますか?
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細木数子さんとは、「世界一売れた占い本の著者」として『ギネスブック』に載った、有名な占い師です。先日、私は初めてその名を知りました。友人から「よく当たるよ〜」と興奮気味に話をされ、(ちょっと宗教っぽいなぁ…)と冷めた目で見ていました。が、翌日、別の人からもその名を聞き、さすがに気になったので、疑い半分、自分の運命を調べてみることにしました。細木数子さんは、生年月日から6つの星人に分類する「六星占術」による占いをします。土星人・金星人・火星人・天王星人・木星人・水星人の六星人にわけられます。そして干支によってさらに+(プラス)とー(マイナス)に分けられるので、12のパターンにわかれます。星人ごと…
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新訳チェブラーシュカ
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yaeba/いつだって、いっしょうけんめい。
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上目づかいのクリクリとした目。まん丸で大きな丸い耳。目の上にポツンとある、マロまゆげ。ある熱帯の森に住んでいた、その動物は名前がありませんでした。ある日、彼は輸出用のオレンジの箱に入ったまま眠り込んでしまい、目覚めると知らない国に着いていました。ずっと箱の中にいたため、手足がしびれてバタバタと転んでばかり。そして彼は「チェブラーシュカ(ロシア語で「ころんでばかりいる」という意味)」と名づけられたのです。自分の知らない街でも、自分の知り合いがまったくいない状況でも、自分が何者かわからなくても、チェブラーシュカは一生懸命に生きていきます。色んな難題に、小さなチェブラーシュカは体いっぱい精いっぱい立…
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暗いところで待ち合わせ
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yaeba/気配を書ける作家
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先月はじめて乙一氏の本(『失踪HOLIDAY』を読んだ。あまりに面白かったので、その他の作品も一気に読んでしまった。乙一作品にはいくつか共通している点がある。以下は私が感じる共通点であり、乙一作品を面白くしている要素でもある。1 主人公が内気で社会とうまく馴染めない2 動きがほとんどないのに(大した事件はおこらないのに)、展開がおもしろい3 面白い比喩をつかう4 微妙な感情の表現がうまい5 ラストで謎が一気に明らかになる6 意外な人がキーパーソン7 読み始めたら止まらない。通勤電車で読んでいても眠くならない。『暗いところで待ち合わせ』は以上の要素をどれも備えている。内気な青年と盲目の女性のコミ…
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ハリー・ポッターと炎のゴブレット
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yaeba/夢中!ノンストップ!
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読み終えた! 上巻の途中までは人の名前や過去の出来事などを思い出しながら、ゆっくりゆっくり読んでいたけれど、1巻の後半から夢中になり、ラストまでノンストップで読んでしまった。今回はクィディッチ・ワールドカップや魔法学校対抗試合などイベント盛り沢山。そうしたイベントもさることながら、私が一番ドキドキしたのは「ハリーと親友ロンとのケンカ」の場面。意地をはって仲直りできないハリーとロン。その間に立って、オロオロするハーマイオニー。二人が仲直りして、本当によかった。やっぱりこの「三人組」でなければダメ。ハリーは対抗試合の代表に選ばれ、ロンとハーマイオニー、先生、しもべ妖精らに協力してもらいながら、難解…
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いつか記憶からこぼれおちるとしても
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yaeba/あなたは覚えていますか?
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補助バック、テスト前のノートコピー、黒板消しクリーナー、色つきリップ、コロン、校門での制服チェック、席がえ、プリクラ交換、パックジュース、放課後のケンタッキー、雨に濡れた制服の憂鬱、うまくたるませた靴下…。上に書き出した単語は、この本を読んで思い出したものだ。それと同時に高校生の日々、あの頃の気持ちもよみがえってきた。制服を着て、高校に通って、授業を受けて、放課後に遊びに行って…。この本には11人の女子高生それぞれの生活が書かれている。ぬるま湯につかったごく普通の高校生活に思えるけれど、一人一人事情があり、それぞれ悩みを抱えている……両親の不和であったり、微妙な友人関係であったり、ちょっと太目…
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失踪HOLIDAY
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yaeba/かなり気になる作家・乙一
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「乙一」という名前を初めて本屋で見つけたとき、なんとなく気になった。「誰だこれ?」プロフィールを立ち読みした。——1978年生まれ、『夏と花火と私の死体』で第6回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞を17歳で受賞、衝撃のデビュー。現代日本ホラー小説界の若き俊英として注目を集めている——1978年生まれか……。読むか読むまいか、悩む。『夏と花火と私の死体』のあとがき(小野不由美さんによる)を読んでみる。——氏は明らかに非凡だ。にもかかわらず氏は、きわめて凡庸な小市民の、日常的な感性の発露としか思えない表現をすることがある……非日常のくせに、極めて日常的、その日常的な表現がものすごく「浮く」。忘れが…
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はじめてのビーズアクセサリー
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yaeba/不器用な私でもできた!
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最近流行のビーズアクセサリー作り。作ってみたいとは思いつつも、難しそうでなかなか挑戦できずにいました。が、友人から「簡単にできるよ」と聞き、この本とビーズを購入。作ってみました…。と、思ったよりずっと簡単に作ることができました!この本はタイトル通り初心者向きに作られているので、図も親切で写真も豊富。初心者の私にとって、ありがたい一冊です。そして今、炬燵に入りつつ、ビーズ作りに夢中になっています。作品が完成するごとに、幸福をかみしめています…。
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井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室
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yaeba/自分にしか分からないことを誰にでも分かる文章で書く
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実際に行われた講義を本にまとめたもので、書評を書き始めたばかりの私にとって非常にタイムリーな一冊でした。作文のコツは「自分にしか分からないことを誰にでも分かる文章で書く」ことだと井上さんは述べています。「自分にしか分からないこと」とは、自分の意見でありオリジナリティーです。そして「誰にでも分かる文章で書く」とは、言葉使い・文法・段落といった技法です。オリジナリティーと技法を身につけることを目的に講義は進んでいきます。講義の内容は、「が」と「は」の違い、句読点の打ち方など、知っているようで知らないことばかり。後半には、実際に講義を受けた方の作文が載っており、それに対する井上さんのコメント・添削が…
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Arms
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yaeba/戦闘マシーンか、人間か。
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人類の運命を背負って生まれた四人の少年・少女達。仲間と共に、大切な人を守る為、人類を守る為、巨大な悪の組織と戦う。この四人は「ARMS」という兵器を体に移植されている。通常は、ごく普通の少年少女であるが、「大切な人を守りたい」というような純粋な願いを強く思ったとき、自分の中にあるARMSが「力がほしいか?」と問いかけ、発動する。彼らは人間以上の能力をもって生まれた。でも、自分の意志をなくしたまま先に進めば、人間以上ではなく人間以外になってしまう。「力に支配されたくない」。完全に兵器にならぬよう、自分の心や意志を保ったまま、彼らは必死に戦っていく。戦いのシーンの連続の連続で一見すると残虐だけれど…
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ジョジョの奇妙な冒険
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yaeba/友情、努力、勝利!スカッとする!
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壮大なスケールのストーリーの中に「友情・努力・勝利」というジャンプの基本精神がバッチリ入っている。悪に対し、仲間と協力して戦う、そして勝利! このストーリー展開にスカッとする。悪に対して戦いつづけるジョジョ一族…。ジョジョ一族は「絶対的な正義」、それに対して敵が「絶対的な悪」として描かれているからこそ面白い。とはいえ、敵もジョジョ一族と戦って負けた後には紳士的な敬礼を払ったり、目的が一致した場合にはジョジョの仲間に加わることもある。そんな騎士的精神がかっこいい。効果音や台詞も独特で面白い。少年ジャンプだからといって、侮ることなかれ。立派な大人のマンガで、老若男女誰が読んでも楽しめます。私の職場…
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ドーナッツ!
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yaeba/2002年、最高に愛らしい本
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100%Orangeとは二人組のイラストレーター。以前は雑貨屋にてグッズ・絵本販売などをしていましたが、ここ最近注目されつつあり、「Spoon」のイラスト、PARCOのポスター、小説版『アメリ』のカバーイラストなど、メジャー度が高まってきています。この作品は、ネット上で連載中のウェブ絵本を「絵本」にしたもので、「ドーナッツタウン」という街に住む主人公「マイボー」と愉快な仲間達のキュートな生活を描いています。キャラクターがどれも愛らしい。・マイボー:ボーリング場で働いている。頭が「ボーリング球」。・ハローさん:常にウサギのマペットを持った留学生。・タケノコ先生:マイボーの家に生えてきたタケノコ。…
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