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天才アームストロングのたった一つの噓
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やすみつ/「もし完璧な嘘発見器があったら」という素朴なテーマの、できのよいSF
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内容は、天才主人公の、100%の嘘発見器「トゥルース・マシン」開発をめぐる物語。21世紀前半と設定されている時代は、20世紀の続き以外のナニモノでもない。1990年代の実際の事件に続けて2000年代、2010年代の事件の記録を書かれると、なかなかリアリティがある。と言うか、「1995年東京でアサハラ・ショーコーが地下鉄に毒ガスを撒いた」という事件記述も妙にフィクションの臭いになってしまう。その中で本来最もリアリティの無い「天才」主人公と「トゥルース・マシン」を上手に組み込んでいるのが上手さだろう。一例を挙げると、優秀な技術者を「マイクロソフト社から」ヘッドハンティングしている。20年後の世界な…
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センスある日本語表現のために
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やすみつ/例示はたくさん。で、結論が無い。
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「卓球」と「ピンポン」、「酔う」と「酔っ払う」、「死ぬ」と「亡くなる」などなど、意味する領域はほとんど同じでも、聞き手(読み手)の受ける印象は異なる。これを語感と言っているが‥‥。という内容。例示が豊富でそれぞれはそれなりに興味深く読んだのであるが、その先、上記の「‥‥」の部分を期待したらほとんど無かった。だからどうだ、という結論があまり見えずに期待はずれ。
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リプレイ
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やすみつ/主人公がバカでないところがよい
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主人公は心臓発作で48歳に死んだ。と思ったら23歳の自分の中に蘇った。記憶はそのままで人生をやり直すことができる。さあ、何をすべきか。凡百の物語にあるような、無能だったり欲深だったり迂闊だったりして状況に正しく対処できないような情けない主人公ではない。十分な理性と知性を持った我々がするであろうことを、主人公はする。例えば自分の知っている‘未来の知識’を元に(競馬や野球賭博や株式で)資産を増やす。当然のことだ。十分注意深ければうまくやっていけるはずだし、実際その通りになる。しかし‥‥。欲を出したらひどいしっぺ返しがありましたというような、中国の故事みたいな単純な教訓話ではむろん終わらない。次々に…
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そして誰もいなくなった
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やすみつ/ネタを知っていても、読むべき。
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初読である。あらすじは知っている。犯人というかメイントリックもおよそわかっているつもりであった。そんな状況で読んで楽しめるだろうかと危ぶみながら読んだが、結果としては、十分楽しめた。犯人、わからなかったし。(笑)名作である由、改めて賛意を示す。ところで原題は「Ten Little Niggers」ということだが、この邦題はすばらしい。
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猿の証言
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やすみつ/ウンチクが楽しかった
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猿と人間との境界や、猿にとっての言語というあたりの蘊蓄が満載で、猿の‘証言’は信用できるかというタイトルにつながる話。ミステリとして蘊蓄がうるさいという指摘は当たっているだろう。しかし、私自身の興味はストーリーより上記の蘊蓄に向いてしまったので、結果オーライ。NHKブックスの「言語という本能」を思い起こしたが、案の定、参考文献の最初に載っていた。
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プラスティック
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やすみつ/予想した展開もあるが、結局予想を超える
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登場人物が代わる代わる証言する、その証言だけで組み立てられている。読んでいくこちらは、こいつの言うことは額面通りに受け取れないなと思ったり、やがてこいつとこいつはもしかして‥‥と思ったりもするが、文章の作成者は読者のそれらの想像も承知した上で組み立てており、最終的な真相は‥‥というもの。結論を言ってしまえば、某超有名作家の某超有名作品がネタと言うか、それで全てなわけだが、元ネタを知らずに本作を読むと衝撃的、かも。読み終わると、アイディアを徹底したところに感心する。
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ターン
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やすみつ/SFとしては破綻しているが、楽しく読めた
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ある時刻で1日前に戻り同じ1日を繰り返す世界に一人取り残された主人公。そもそもどうしてこんなことが起こったのかということだけではなく、最後まで解けない謎がいくつも残るのだけど、前作と同様作者はそんなことには頓着しないらしい。あとがきで言い訳している「時間の重なり」の問題も、時間SFとしては致命的な欠点(全く破綻している)だが、それも強引に通してくるのだね。冒頭から登場している「声」についても、何だかその処理が中途半端だと思う。しかし結局私は本作は素直に読んで十分満足できた。とんでもない目に遭っている主人公の行動、というのが本作の焦点だと思うし、その点でよくできていると思うのだ。同じ北村薫の「覆…
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東大講義人間の現在
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やすみつ/知的な人間でありたいと思う人間は、読むべき。耳が痛いが。
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大学に入る前、あるいはせいぜい教養部にいた頃に読むべき本。高いレベルの知識欲を刺激される。勉強しなさいというお説教は、しんどいのだけど。曰く、高校までで学ぶ科学知識は、ほとんど19世紀までのもの。現代人が知っておくべき重要度としてはその後の時代の科学の方がそれまでの科学の何倍も重要。したがって高校科学までの知識の人はその後の科学を自力で勉強しなければならない。例えば高校で物理を選択しなかった、生物を選択しなかったという人は中学レベルであるのだから、言わずもがなである。曰く、理系の人間にとって例えば熱力学の第2法則を知っているかというのは、文系の人間にとってシェイクスピアを読んだことがあるかとい…
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時に架ける橋
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やすみつ/もっとロマンチックでもいいかなあ
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古屋敷の地下道を抜けると過去の世界という、陳腐ながらそそる舞台設定。時を超えた愛などという、これも陳腐きわまりないうたい文句。ロマンチックに流れるのもシュミではないのであまり期待せずに読んだが、あれれ期待はずれ。やっぱり陳腐だ。もっとロマンチックにしてもいいのではないか。ガジェットとして、掃除するマイクロロボットが記憶に残る。
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新刊めったくたガイド大全
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やすみつ/こんな書評が書きたい
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「本の雑誌」の新刊ガイドコラムをまとめたもの。1970年代から90年代まで、当時の「新刊」を巡る状況が楽しい。毎年出るディック・フランシスの新刊に一喜一憂している。有望な新人作家として、岡嶋二人が出て、大沢在昌が出て、東野圭吾が出てくる。楽しくなる。やっと出てきた、宮部みゆき。当時の評価を現時点で振り返ることにより、北上次郎が評価されるのだ。怖くないのだろうか。もっとも、評価は良くも悪くも筆者の趣味丸出しであるので、構わないのだろう。良い理由も悪い理由もはっきりしていているので、同じ超オススメでもこちらがさらに選択できる余地がある。こんな書評が書きたい。好き嫌いという物差しですら、自分でわから…
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株主代表訴訟
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やすみつ/「監査役」の本来の活躍はカッコいいものなのだ
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前作「株主総会」に続き、楽しめた。「監査役」は飾りだけではない、商法で規定され期待されている本来の活躍はこのようなものだという、爽快な一冊。「法は権利の上に眠る者を守らず」というようなカッコいいセリフが、法律の世界にはあるのだなあ。
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日曜の夜は出たくない
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やすみつ/一般ウケはしないのではないか
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あー、これはダメだ。本格ミステリマニア好みの内容なんだろうか。ひとつひとつの短編はそれなりだったが、最後にそれらをまとめた謎解きというのが、全く受け付けない。さらにこんな仕掛けもこんな仕掛けも、と言われても、言われなければ絶対誰も気が付かないような、込み入った種明かし。これ、楽しいのか?
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私は臓器を提供しない
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やすみつ/無邪気な善意だけでは見逃す現実があるようだ
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脳死に至った場合に臓器を提供するドナーカードだが、「臓器を提供しない」それぞれ個人的な理由を述べている。自分の臓器を提供すると言う人にどうこう言う筋合いは無いのだが、提供しないと言う人の意見もそれぞれの根拠があり、重い。少なくとも、無邪気な善意で臓器提供を思っている人にもう一度考えさせる説得力はある。
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駅弁の丸かじり
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やすみつ/こんなに庶民的な視点なのに、他の追随を許さない
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日常的な内容、それも地べたを這うような視点からの日常記述が面白い。ここでしか得られない、そうそう!という共感は貴重だと思うのだが、面白く読んだ後、貧乏くさくなってしまうのが難。(苦笑)
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奇跡の人
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やすみつ/いささか期待はずれ
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「ホワイトアウト」がよかったので、期待しながら読んだ。が、期待はずれだったなあ。主人公の境遇は同情すべきものだが、だからといってその行動はちょっとおかしいぞという違和感ありありで、ついに最後まで共感を感じることができなかった。だから最後に謎が解けてもさほどの満足が得られず。
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あかピンク
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やすみつ/元気で前向きな、女性達のリアルな現在。
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短編集。ハッピーエンドだったり、別れたり。死別をテーマに重かったり。現代女性の恋愛ってことで、リアルな内容なのではないかなあと思う。元気で前向きな主人公達は、いつも好感を持てる。オーソドックスだが現代的。このようなストーリーって、小説も含めてあんまり他で読めないような気がするのだが、入江作品に近いものがあれば、知りたいものだ。
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蛇神さまといっしょ
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やすみつ/明るい学園コメディ。設定はオカルトチックだが。
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この作者、霊とか神様とか明るく扱うのが大得意。今回も蛇神さまが現れる学園コメディと、藤子不二雄テイストにあふれる内容。わりと話が二転三転するので、月刊連載ペースで読むのがベストなのかもしれない。何か、途中でテーマが変わっちゃったりとかしかねないのが、ちょっと残念。せっかく気に入ったキャラクター達も、これも作者の癖なのか、せいぜい1、2巻の長さであっさり終わってしまうのがちょっと残念。
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恋愛の取説
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やすみつ/前作の方が楽しかった
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発行元は違うが「人生テスト」の続編。性格を王様・軍人・学者・職人の4タイプに分割した、心理遊びの本。私は占いやオカルト全般が大嫌いなのだが、結構面白く読める。当然、科学的な根拠は全く無いが、それなりに当たっているような気がするのが不思議。もっと学問ぶっているエニアグラムとかなんとかよりは、いいんじゃないかな。今回、さらに細かく12タイプに分類したが、細かくするとその分、当たっている感じが薄れたような気がする。また、実用のためと銘打っているだけあって、自分の関係するページ以外があまり興味が湧かない。能書きをたれている前作の方が、読んで楽しかった私は、学者タイプ。
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昔ばなしは今ばなし
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やすみつ/昔話のすすめ
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タイトル通り、現代こそ昔話を読み聞かせようという内容。さらに進んで人形劇をするところまで紹介している。著者は、サークルを作って、地域でお話を十数年行っている人。白雪姫やかちかち山、3匹の子豚などの昔話に対して、オリジナルの内容にこだわっているところが特徴。でもオリジナルの内容の本って、探しにくい上に、どんなのがオリジナルか普通は知らないのが難しいところ。
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孫を育てる愛の知恵
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やすみつ/あくまでも常識的な内容
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祖父母の立場から書かれた育児書(育孫書?)は珍しいと思ったので買ってみた。あまり口出ししないようになどと、もっともな内容ではあるが、そう面白くはない。後半のジジ・ババ度判定テストは、思いつきを書いているだけで、まともな問題として成り立っていない。
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学校の失敗
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やすみつ/教師の授業力、という視点
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学級崩壊と言われるが、教師の授業する力が低いのが大きな原因である、という主張。例えば、とび箱をとべない子供を3分でとばせることは誰でもできると言い、教える手順を知ってさえいればいいのにそのような情報はどこにもなく、結果として日本中でとび箱で苦労している教師と生徒がたくさんいるということになる。ノウハウのドキュメント化は、教育技術に限らず、うちの会社でも言われているけど、難しいよね。タイトルからは想像しなかった内容であった。
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話を聞かない男、地図が読めない女
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やすみつ/面白い。ただし科学的かどうかは疑問。
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1年以上前のベストセラー。あまりにも今さらだが、読んだ。ベストセラーの後追いをするのがシャクで、ずっと我慢していたのだが、内容が面白いことは立ち読みでわかっていた。男の脳と女の脳は作りが違うのだから、性質も違う。違うことを理解しよう、という内容。男は一度にひとつのことしかできないから、新聞を読んでいるときに話しかけても聞くことができない。女は空間把握能力が弱いから、自分の向いている方向に地図をくるくる回さないと読めない。非常に面白かった。オススメできる。ただし、科学的な立場のふりをしているが、よく読むとまともな根拠を示しているわけではない。内容は楽しめたが、あまり鵜呑みにすべきではない点、要注…
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ブリジット・ジョーンズの日記
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やすみつ/男性から見ると
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通勤路にある映画のポスターの胸の谷間を毎日見ているせいで、つい買ってしまったのだが、結論として男性にはお勧めしない。イギリスの普通のOLが恋や仕事やダイエットに失敗しながらなんとかやっているという話で、普通のOLに大人気らしいが、読むと普通以下の「ややダメ」OLのような気がする。アホが失敗するのには共感できない。身内の母親がうっとうしいのも、狙いだろうが、読んでてブルーになる。ラストはそれなりだが、読み通すのがつらかった。
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ふれあいの囲碁ゲーム
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やすみつ/囲碁がつなぐ、心のふれあい
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小さな子供や障害児、お年寄りなどに囲碁を教えると、驚くほど興味を持ち、楽しんでくれるという内容。著者はプロの棋士だが、囲碁というゲームがそれほどの魅力を持つことに改めて感心している。本当に囲碁が特別なのかなあ。しかし、この本のタイトルは悪い。「ポン抜きゲーム」という言葉は本文に出てこない(!)のだ。内容からすると、相手の石をいくつか(例えば3つ)取ったら勝ち、とするルールの囲碁を指すようだが。実に楽しそうなので、私もパソコンの囲碁ゲームを買ってやってみた。9×9の九路盤でコンピュータを弱くしたが、あまり面白くない。じっくり考えるのが億劫でどんどん置くとあっさり負けるし、途中いい線行っていると思…
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ふとふり返ると
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やすみつ/みんないい顔をしている
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近所の街中(まちなか)の人たち(子供など)をスケッチした画集。スケッチとはいえ、丁寧に書き込まれた、いーい感じの絵。どの人もどの子もいい顔をしている。
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常識の世界地図
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やすみつ/自分と違う「常識」を知る
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テロがらみで、イスラム過激派の話題が増えているが、命を惜しまない過激派でなくても、そもそもイスラムの考え方がよくわからない。世界にはいろいろな「常識」がある、という興味深い話。ブタを食べなかったり牛を食べなかったりするが、理由は全く異なり、イスラム教徒はブタを不浄なものであるという理由で食べず、ヒンズー教徒は牛を聖なるものとして口にしない。なるほど。その他、顔を隠したり、足の裏を見せなかったり、世界には、我々の知らない常識がたくさんある。読んでいて楽しい。しかし本気でこんなことを考えている人たちがいるというのは、やはり容易には納得しがたい。自分と違う「常識」があることは、強く意識しないと忘れて…
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孔子
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やすみつ/孔子、いいことを言うなあ
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孔子である。論語である。教養として(あるいは俗な知識として)この手の「古典」に触れておきたいというつもりで読んでみた。本書は、特に孔子の人間像に注目した、論語の解説書。わりと読みやすかった。が、ちびちび読んで読み終わるのにやはり何ヶ月かかかった。それにしても論語、1行目からいいことが書いてある。「子曰はく、学んで時にこれを習ふ、亦た説(よろこ)ばしからずや」。いい言葉だ。座右の銘にしようと思う。しかし、ここまで気に入っても覚えきれずに忘れてしまうのが、情けない。学べ学べ。
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いんげんだもの
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やすみつ/タイトルに拍手
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「喰わない女は信用できない よう子」「だからね いい人ってのはつまんない人なの! としえ」OL委員会が贈る、実践的(?)人生訓(??)。なによりもタイトルに拍手。「にんじんだもの」に続く第2弾が可能だとは思わなかった。内容は、それほど見るものなし。ごく私的な内容であるのは構わないので、ウソでも「実践的人生訓」を意識した文面にしてほしい。清水ちなみだけに、募集の仕方が悪いとは思えないのだが、投稿者がアホなのだろうか。
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オトコとオンナの深い穴
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やすみつ/いささか淡白
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性に関するイラストエッセイ。風俗産業のレポートが中心。テーマの割には下品にならず、節度あるまともな感想で、まあ読めるのだが、いささか物足りない感じが残った。イラスト中心なせいかと最初思ったが、作者本人のこのテーマに対する興味が薄いのだろうと思う。薄いと言うより人並みなのだろうが、人並み以上の興味があれば違っていたように思う。本書カバーイラストは、確信犯だがやっぱり趣味が悪い。表紙裏にとどめておけばよかったのに。タイトルも(本人は気に入っているようだが)今ひとつ。
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清水ちなみ改造講座
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やすみつ/清水ちなみのできるまで
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非常にカッコイイ、と思う。面白い文章を書ける人は、頭がいい。面白い文章を書けるくらいに頭の良い人が好きなのだ。表紙のイラスト(安彦麻理絵)も、カバー折り返しの著者写真も、いい感じである。タイトルの意味するところは、清水ちなみの名前で今の仕事を始めるまでの話といったところなのだが、途中からそのテーマの焦点がぼけている。結局は、あまり内容の無いエッセイになっているようだが、仕方がない。私自身は、作者本人に興味があるので、単なるエッセイは望むところなのだ。
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