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イカルス・ガール
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小棗/もうちょっと、が届かない怖さと不思議。
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奥に階段の見える光の差し込む廊下に、赤と白の風船を持った黒いウサギ(?)がぽつんといる。ふんわりとした牧野千穂さんのカバーイラに一目惚れして買ってしまいました。「土曜日の夜。あたしたちは<落ち始めた>。したに」「リリカルでパワフル、ちょっぴり怖いファンタジーの傑作!」という帯の文句にも興味をひかれて。8歳のジェスの自分探しの物語、とあるけれど、自分を探す、という能動よりも、居場所のわからない不安やふたつの血による価値観や宗教観による混乱という受動のほうを強く感じます。自分を形作れない、どうしたらいいのかわからないジェス。そんなジェスが出会ったティリティリはジェス以外には見えないみたいで、そして…
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お楽しみはこれからだ!
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小棗/おおむね密室‥‥。
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言葉の拾い方や描写の仕方で、なんだか翻訳モノを読んでいるような気になりました。元ロンドン警視庁の主任警部で現在は写真家の叔父・エドワードが何を考えてそんな生活をしているのか、彼のケイトに対する借りとは何か、得意だった推理が「出来ない」のは何故なのか、事件そのものよりそっちのほうに興味が。いっそ事件はなくてもいいんじゃないのと思ったりして‥‥いやいや。ケイトのロマンスを期待しつつ、躱され続けました。がくり。古い映画を観ないので「お楽しみはこれからだ!」の台詞自体にピンときません。『アルレッキーノの柩』と同じ世界なので、このままぐるぐると繋がっていったらおもしろいかも。「なぜ人物の写真を撮ることに…
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アルレッキーノの柩
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小棗/ホームズの雰囲気が好きなら。
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ヴィクトリア朝ロンドン。主人である鷲見新平の旅行中、留守を預かる藤十郎は金欠で下宿を追い出されて途方に暮れていた。トラファルガ−広場でため息をつくこと十三回。そのため息が原因で、赤眼鏡の公爵に連れられて、報酬と引き換えに《十二人の道化クラブ》で起きた怪事件の調査を引き受けることに。あらすじに「古き良き探偵小説の香り息づく本格ミステリ」とありました。探偵小説の香り息づく‥‥微妙な表現ですね(苦笑)。主人公の藤十郎は十二番めの道化として事件に巻き込まれつつ過去の記憶に苛まれる、御手洗シリーズの石岡くんのような役割か。探偵役は、新平さんなのかなぁ。彼がその能力を持っていることに間違いはありませんが、…
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