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絶対可憐チルドレン 絶対可憐チルドレン
さとぴー/2008年春TVアニメ化
アニメ化によってより多くの読者を獲得するのだろう事を、喜びたいと思います。 チルドレンの3人、そして皆本と敵対しているようで微妙な関係にある兵部など、キャラクターが巻を重ねるにつけより活き活きとしていている事が魅力的な本作をアニメ化するのですから、きっとこれらのキャラをうまく活かした作品になることでしょう。楽しみです。 単行本帯に「大ブレイク」とあった頃にアニメになるのかな?とも思いましたが、11巻という巻数を重ねた今のほうが、原作の世界設定がはっきりしている分、より面白いアニメになるかもしれませんね。  全文読む 評価する

3月の風は3ノット 3月の風は3ノット
さとぴー/「黄いろのトマト」「十力の金剛石」を初収録。
少年達の日常の中にある「冒険」を描いた作品を中心に編纂されている。1981年に出版された「3月の風は3ノット」の単行本と収録作品はほぼ同じであり、元の単行本の雰囲気を尊重して収録順も基本的に同じであるが、カラーページを完全再現しており、アンソロジー「宮澤賢治漫画館」にのみ収録されていた「黄いろのトマト」「十力の金剛石」の2作品を個人集として初収録。「宮澤賢治漫画館2」の「黄いろのトマト」のカラー口絵も今回の単行本に収録されている。また、数多くの短編集に数編のみ収録され、断片的にしか知られていなかった高二コース連載作品「イラストファンタジィ」も全19編収録された。村上知彦氏の解説では、表題作「3…  全文読む 評価する

便利屋みみちゃん 便利屋みみちゃん
さとぴー/スクラップ学園を一般向けにした感じ
スクラップ学園をほんの少し、一般向けにしたような、軽快なギャグ作品。 4ページの連載だったと聞き、最初は四コマかと思ったのですが、考えてみれば「やけくそ天使」も「美美」もこのくらい短いページの連載でした。 みみちゃんは毎回コスプレするので、表紙のメイド服で毎回登場する訳ではなく、時には看護婦さん時には女子高生です。性格も猫山美亜をやわらかくした感じ?  全文読む 評価する

愛ある限り戦いましょう! 愛ある限り戦いましょう!
さとぴー/アイドル路線の不思議コメディシリーズ6作
不思議コメディがアイドル路線に転換して以降の「魔法少女ちゅうかなぱいぱい!」「美少女仮面ポワトリン」「有言実行三姉妹シュシュトリアン」など6作品の解説、原作者石ノ森章太郎氏による設定、グラビア的カラー写真で構成されている。「ポワトリン」の口上も、「シュシュトリアン」の格言も全話解説ページで確認できる。  全文読む 評価する

ハニー・ハニーのすてきな冒険 ハニー・ハニーのすてきな冒険
さとぴー/カラーページも再現、すてきな復刊
ハニー・ハニーと猫のミミーが世界をかけめぐるテンポのいい作品です。 フェニックスや、フローレル姫とのかけあいも良いです。全1冊、400頁を超えていますが、おそらく一気に読めてしまうのではないかと思います。 初出が1966年りぼんですから40年前の作品ですが、良い作品はいつまでも輝きを失いません。 今回が初のカラーページの再現版での出版です。 巻末には、こち亀秋本治さんによる解説漫画4頁があります。  全文読む 評価する

石の花 石の花
さとぴー/短編の名手坂口尚の初長編作品
坂口尚という作家と触れるにはまずこの本が一番よい入門書になっているように思える。歴史大河ロマンといえば簡単だが、坂口尚の真骨頂である、ファンタジーを私は、主人公の少年クリロ達の対独パルチザン戦の描写の中にもついついみてしまう。例えば、銃撃され疲れ切った兵士たちの上を、低空から大空へと舞い上がっていく鳥が描かれていたりする。時折現実からはなれた幻想的な場面があり第一話にしか実際には登場しないフンベルバルディング先生が姿をあらわす。それは草原であったりもするのだが、広い草原に先生とクリロは2人だけで会話している。「ここは広い草原だね」「広すぎる!」。これらは、短編作品でみせたファンタジーを“戦争も…  全文読む 評価する

石の花 石の花
さとぴー/1996年坂口尚追悼出版だった「石の花」は今ではロングセラーとなっている。
最初の出版が、坂口尚が急逝した翌年1996だったので、2005年の今からみて単純な引き算をしてみるともう9年。いまなお講談社漫画文庫として「石の花」が流通しているのは、おそらくは、内容をすすめている人がインターネット上に多いという事もあるのだろう。坂口尚ファンサイトを運営しているもので、坂口尚情報をさがしてみると、ほとんどの方が、「石の花」を勧めている。歴史大河ロマンといえば簡単だが、坂口尚の真骨頂であるファンタジーを私は、主人公の少年クリロ達の対独パルチザン戦の描写の中にもついついみてしまう。例えば、戦争ものなのに、銃撃され疲れ切った部隊の兵士たちの上を、低空から大空へとまいあがっていく鳥が…  全文読む 評価する

るくるく るくるく
さとぴー/“るく”のちょっぴり怖い表情もいい。
もう15回以上第3巻を読んだ。1巻2巻も、もちろん楽しんだが、第3巻はそれ以上に楽しめる単行本なのではないだろうか。お約束通りではないひねりがある。中だれ気味という事もない。梵堤寺の天使ヨフィエルの人間ぽさも面白い。“るく”は悪魔だが、地獄をこれ以上人であふれさせる訳にはいかないと人間界にやって来たが、なぜか、六文の家に女の子として同居している。ここまでなら、“突然女の子と一緒に暮らすことになった男の子の話”となりそうだが「あさりよしとお」は、単純なお約束ではすまさないつもりのようだ。というより、もともとそういう作家であるのは自明の事なのかもしれない。“るく”は、人間界での生活になじんできてい…  全文読む 評価する

石の花 愛蔵版 石の花 愛蔵版
さとぴー/石の花愛蔵版/これまでの版と比較して
潮出版社希望コミックス新潮社 新版「石の花」講談社漫画文庫講談社KCDXワイド版と今回で4度目の出版となる坂口尚の代表作ともいえる「石の花」。中には、すでに新潮社のハードカバー版をもっているから今回出版された石の花愛蔵版はちょっとという方もいるかもしれないし、潮出版社版があるからという方も中にはいるかもしれない。その為、それぞれの違いを簡単に紹介しておきたい。1.潮版→新潮社版1400頁加筆改稿 全面リライト ページ数も増えている。2.新潮社版→講談社漫画文庫基本的には新潮社版を元に再編集された文庫版。新潮社版との違いは、新潮社版でページ順が入れ替わってしまっていた部分が潮版と同じに編集修正?…  全文読む 評価する

ウルトラ博物館 ウルトラ博物館
さとぴー/坂口尚のウルトラマン
「<a href="/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/?aid=&bibid=01858128&volno=0000" target="_blank">あっかんべェ一休」や「<a href="/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/?aid=&bibid=02249095&volno=0000" target="_blank">石の花」「<a href="/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/?aid=&bibid=01995262&volno=0000" target="_blank">坂口尚短編集」などで知られている坂口尚…  全文読む 評価する

韃靼タイフーン(MFコミックス) 韃靼タイフーン(MFコミックス)
さとぴー/魅力的なデコ
政治軍事といった要素がもりこまれ、今の世界情勢を考えると実際にありえそうな展開も。しかし、感情表現のデフォルメによるコミカルさなどによって作品の重さの部分を緩和させ、時々にシリアスだったり凄惨であってもいっきに読ませる作品だと思う。函館編での高校生のごく普通の少女デコ。彼女の時に切実で、時に突き抜けた性格は魅力的。彼女の視点から物語が展開している点もいい。安彦さんの作品で、近未来とはいってもほぼ今といってもいい時代設定で、学生達(やがて成長していくが)を主役的に扱った作品は今のところ、この作品だけかもしれない。なんといってもデコは性格もふくめて魅力的なので、それだけでも読んでみて欲しいと思った…  全文読む 評価する

地球防衛少女イコちゃん(Jets comics) 地球防衛少女イコちゃん(Jets comics)
さとぴー/あさりよしとお版「イコちゃん」
あさりよしとお版「イコちゃん」はもっと知られても良いのではないかと思う。実写版「地球防衛少女イコちゃん」は河崎実氏のサイトで概略を確認できるので、参考にしても良いかもしれません。あさり版は、イコちゃん第1作をベースにした、テンポのよいSFギャク作品としてしあがっていると思います。一話完結方式で描かれており、脱帽状態です。なぜなら、あの映像作品をどうやってコミックにしたのだろう?映像作品のままなのだろうか?という疑問をもちつつ読み始めると、確かに「イコちゃん」だけれども、間違いなく「あさりよしとお」氏の作品としてしあがっていたからです。最後に書評というよりは、詳細になりますが、以前の単行本は第1…  全文読む 評価する

坂口尚短編集 坂口尚短編集
さとぴー/漫画表現の限界にチャレンジしつづけてきた坂口尚
漫画表現の限界にチャレンジしつづけてきた坂口尚の伝説的傑作『魚の少年』が収録されている。1970年代後半“高野文子”“大友克洋”をはじめ、「マンガニューウェーブ」といわれる一時代が築かれたが、その自由な表現の元をたどれば、“手塚治虫”が発行していた、“COM”という名の雑誌に執筆していた、“岡田史子”“矢代まさこ”にならんで、坂口尚にたどりつくのではないだろうか。坂口は、1970年代後半のその「マンガニューウェーブ」という波の中で、この短編集シリーズの第1巻にあたる『<a href="/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/?aid=&bibid=01951555&voln…  全文読む 評価する

ただいま寄生虫 ただいま寄生虫
さとぴー/“幸村いづみ”高二16才
“幸村いづみ”は高二の16才。まきこまれた状況と、どこにでもいる女の子というギャップが面白いし、なによりも表情がいい。表紙カバーに使われている戦士姿は、確かに普通の特撮ヒロインならぴったりなのだけれども、むしろとりまく状況が笑える作品だと思う。「<a href="/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/?aid=&bibid=02277399&volno=0000" target="_blank">地球防衛少女イコちゃん」全2巻白泉社の巻末紹介で知った本なのだけれども「寄生中」というタイトルで“ひいて”しまい、読もうという気がおきなかった作品だったので、すすめてくれた知人に…  全文読む 評価する

坂口尚短編集 坂口尚短編集
さとぴー/第2巻以外全部
短編を中心に編纂して欲しかった。「紀元ギルシア」は中編作品なので、短編集とは別な形で出版されるべきだったのかもしれない。珠玉の短編「エストレリータ(小さな星)」が収録されているとすすめたくても若干無理がある。第2巻目だったためこの第2巻を読んで続刊の購入をやめた方がいるかもしれない。だから「1巻」の次は「第2巻」ではなく、この『「第2巻」以外』全部を読んでから全巻そろえるかどうか検討してみてもいいのではないだろうか?  全文読む 評価する

坂口尚短編集 坂口尚短編集
さとぴー/「ほんとうに『はばたき』(「午后の風」収録作品)が好きですねぇ…」と言われる事がある。
'78年'79年は坂口尚の漫画家としてのカムバックの年だった。坂口尚は24時間スペシャルアニメ「バンダーブック」「マリンエクスプレス」「フウムーン」等手塚プロのアニメーターとして活躍しながら同時進行でマンガ作品を発表していた。その時期の作品を主にあつめた単行本がこの「午后の風」だ。「シリーズ午后の風」と同時期に発表された作品を中心に全16編の短編で構成されている。「野の花」の冒頭のカラー頁、「おるごおおる」のカラーページの再現や4ページすべてがカラー作品「はばたき」の初収録等が話題となった。「ほんとうに『はばたき』(「午后の風」収録作品)が好きですねぇ…」と言われる事がある。4ページしかない短…  全文読む 評価する

バージョン(講談社漫画文庫) バージョン(講談社漫画文庫)
さとぴー/短編星の界扉絵ギャラリーを収録した文庫版
大沢木四郎(おおさわぎしろ)八方塞(フサガリさん)等のネーミングからもわかるように坂口尚長編三部作の中では、エンターテイメント作品である。イルカや鯨の跳躍、オーストラリアの大地や海の空気を感じる絵がいい。電柱だらけの東京の街も坂口尚が描くとなんともいえず美しく感じる。後半部分のイマジネーションの交錯には圧倒された。「<a href="/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/?aid=&bibid=01367215&volno=0000" target="_blank">パラサイト・イヴ」(角川ホラー文庫)巻末でも紹介され、坂口尚の「VERSION」への関心が高まったが一時期…  全文読む 評価する

12色物語 12色物語
さとぴー/12色のイメージカラー
坂口尚の短編は、「シリーズ霧の中」「シリーズ<a href="/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/?aid=&bibid=01951555&volno=0000" target="_blank">午后の風」などそれぞれ独立した短編をシリーズとして発表したものがある。この「12色物語」もまた「シリーズ12色物語」として発表された短編連作であり、とりわけても人の生き方を描いた作品として知られている。一編ごとにイメージカラーを決め、それぞれの物語にモノクロのスミだけで、色を表現するという試みをした作品でもある。12色のイメージカラーと物語、ヒトコマヒトコマ丁寧に描かれた美しい…  全文読む 評価する

一番湯のカナタ 一番湯のカナタ
さとぴー/数回読み返し状態です。
「一番湯のカナタ」購入してからまだ2−3日ですが、すでに5回以上読みふけってます。何度読んでも笑えるもので、つい手が単行本に状態です。表情、心理描写のデフォルメも面白いし、椎名パワー炸裂といった印象。舞台が現代の日本のお茶の間レトロSFマンガにして、同じく銭湯を舞台にした懐かしのテレビドラマ「昭和元年時間ですよ」や、いろいろなアニメ作品のパロディ的部分は元を知っているとより笑えるネタかもですね。こうしたオマージュ的な遊びのある作品はかなり好きな私です。笑いで、むしゃくしゃしたを吹き飛ばしてくれる作品に出会え幸せになれました。何度も購入どうしようかな?と迷っていた読者が読んでみてこれはと推薦した…  全文読む 評価する

坂口尚短編集 坂口尚短編集
さとぴー/坂口尚短編作品のみどころが…
 先ほど、bk1さんから本が届きました。今回の短編集は、第1巻「午后の風」以来のすべて短編作品「全13編」「初収録5編」。 散発的に発表されていたため、ファンも今回収録された作品を読む事ができず、雑誌を探していた状態のものや、再録があまりなく、入手困難だった作品がこぞって収録された事を考えると貴重な一冊だと思います。 ■内容 「色えんぴつ」「小春日和」などのほっとする内容の作品あり、激しさの中の静かな情緒を描いた「線香花火」あり、読後の余韻が良いですね。 印刷のクオリティの高さは、これまでの坂口尚短編集でも感じていましたが、「絆」「灯」はこれまで見落としていた部分の描写に目が止まり、見入ってし…  全文読む 評価する

坂口尚短編集 坂口尚短編集
さとぴー/COM時代の作品の評価を再認識
 この一冊「闇の箱」には表題作「闇の箱」の初収録と雑誌COMでのデビュー作「おさらばしろ!」初収録から始まる「SERIES霧の中」の短編が収録された。 正直な話、最初は今の若い世代にどう見えるのか、自称ファン歴の長いつもりでいるものとしては気がかりだったが、「今」の読者にも、今だからこそ、より一層斬新な作品と感じられる収録作品だという事を偶然しり、驚いたりうれしがったりしている。 「闇の箱」そのものが、存在は知っていたけれども読む機会に恵まれなかった往年のファンに応えてくれた一冊であるし、収録作「しおり」の印刷など、従来の単行本ではわからなかった細い描線がしっかりと繊細な印刷と紙質により再現さ…  全文読む 評価する

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