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奇術探偵曾我佳城全集
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Lady/豪華なプレゼント
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ずっしりと重たいこの本は、内容もさることながら、作りが豪華で贅沢です。ページをめくるのが、まるでプレゼントの包み紙をあけるようで、わくわくします。それだけでも嬉しいです。さて、中身ですが、ものすごくびっくり、という感じの超本格推理、というわけではありません。が、奇術を見せられているようで、子どものころにルパンなどを読んでどきどきした感じがよみがえります。まだ、ミステリー読みとしてすれていなかった、無邪気に怪盗ものを楽しんでいた日々を思い出すのに、最適です。
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じてん・英米のキャラクター
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Lady/海外の作品を読むよい足掛かりに
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たとえば日本で「桔梗屋さん」といえば、誰でも「ああ、あの一休さんに出てくる」と、すぐに頭に浮かぶけれど、外国の人にはなかなかわからない、という、テレビや漫画や物語のキャラクターがあるように、外国では常識だけれども日本人にはわかりにくい、というキャラクターについて、徹底的に網羅した辞典です。こんな辞書が一冊あると、翻訳ばかりでなく、海外作品を読む時に、とても重宝します。説明がかなり詳しいので、ちょっとした雑学事典としてもすぐれものです。読み物としても楽しいので、プレゼントにも!
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スコットランド「ケルト」紀行
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Lady/日本ではなかなか知ることのできない地域の紀行分
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スコットランドとはいえ、ヘブリディーズという地域は、日本のガイドブックにあまりくわしくのっていない、へんぴな地方です。ここについて調べるために、いろいろな本を読みましたが、はっきり言ってあまり役にたちませんでした。地名を知りたいのに、その発音がかなりめちゃくちゃなものが多いのです。でも、この本はかなり(すべてというわけではありませんが)正確で、参考になりました。また、ヘブリディーズの土地の歴史や、現在の姿をレポートしてくれているので、とてもよいハンドブックになります。
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イタリア讃歌
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Lady/あらゆる年代の人の手作り旅行に
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熟年の旅、というサブタイトルがついているので、これは年寄り向けの本かな、と思ったのですが、実際に読んでみると、自分で一から十まで、つまりホテルの予約から、列車の切符を予約したり、買ったりするところまで、すべて自分でやるためのハウツー本であることがわかりました。そして、定年後に誰でもできるフリーの海外旅行、というのがコンセプトなので、それこそ子供にでもできるような、最低限のコツを教えてくれています。イタリア、とありますが、イタリア旅行の日記を例にあげているだけなので、行き先がイタリアでなくても、手作り旅行を計画している人には、とてもお役立ちな本です。
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日本語使いさばき辞典
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Lady/とても役にたつ類語辞典
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類語辞典も、最近は数がふえてきて、いろいろ出ていますが、これはそれらのうちでも、かなりユニークなものです。あつかっている語の数は、それほど多くありませんが、ほかの類語辞典にはのっていない語が、かなりたくさんあります。たいていの類語辞典は、ありとあらゆる日本語の単語の類語を集めていますが、これは、たとえば「雨」「年」「親類」など、日本語のなかでも語彙の豊富なものについて、重点的に類語をあげています。読み物としても楽しく、プロ、アマとわずに、持っていて損のない辞書です。
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サラディナーサ(白泉社文庫)
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Lady/フェリペ二世時代のスペインの歴史
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日の沈まない帝国、と呼ばれた時代の、世界中に植民地を持っていたスペイン大帝国を舞台に、くりひろげられる、わくわくする冒険ものです。ハプスブルグ家、イングランドのエリザベス女王との関わりなどを、王家の血筋をひく主人公サラディナーサを中心に、わかりやすく説明してくれているので、歴史が頭にすっとはいってきます。海賊の大貴族サラディナーサ姫が、どの国の国王とも対等にわたりあい、天才的な海戦術で、あらゆる艦隊を撃破していくさまは、とても小気味がいいです。ヨーロッパ近代史に興味のある人におすすめです。
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アルカサル−王城−
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Lady/歴史ファンに超おすすめ!
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中世スペイン、カスティリア王ドン・ペドロの生涯を描く、歴史絵巻。この本を読むまで、スペインに興味をまったく持っていなかったのですが、これを読んでから、スペインという国にひかれるようになりました。ドン・ペドロのたてたお城は、いまもセビリヤに建っています。ここで、王権争いのさまざまな陰謀がめぐらされたかと思うと、ぜひぜひ行ってみたいと思うようになり、ついに、わたしはスペインのこのお城を訪ねてしまいました。この作品を読んで、セビリヤやグラナダの中世の歴史を勉強していったので、現地についてからも、ガイドブックなしで楽しんでいました。スペイン旅行の前には、ぜひ読んでほしいです。
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13月の悲劇
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Lady/いま見ても恐い絵柄
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謎めいた女学院に転校してきた主人公の少女は、奇妙な礼拝、恐ろしいシスターたち、無気力な生徒たちに出会って、これからどう生活していけばいいのかと恐怖します。一度、学院にはいったら、卒業まで一歩も外に出ることが許されず、外に手紙を出したりすることもできず、まるで刑務所のようなところです。少女は、この学院の謎をとくために、恐ろしさをこらえながら、禁忌とされている場所に忍び込みます。そして・・当時としてはかなりショッキングな絵だったのではないでしょうか。いま見ても、子供ならおびえそうな迫力のあるホラーです。ストーリーテラーとしての作者の力量が発揮されています。
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エコエコアザラク
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Lady/元祖ホラーコミック!
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いまもホラーコミックブームですが、30年前に大ヒットしたこの作品を、わたしはリアルタイムで、雑誌連載で読んでいました。当時の恐怖をもう一度味わいと思って、購入しました。あらためて読んで驚いたのですが、主人公の黒井ミサの美しさ、恐ろしさに、まったくふるくささがなく、幻滅を感じませんでした。特に、前半は、あくまで大魔女としての残酷さを前面におしだしているので、現代の過激な絵柄の漫画を見なれた眼にも、それは恐ろしく感じます。いまの若い人にも読んでほしい傑作です!
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恐るべきさぬきうどん
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Lady/このガイドブックにのっているお店にいきました
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正当派のグルメガイドブックというよりも、うどん研究部の部活動で作った研究論文というノリ。メンバーが、「これは〜で修行したうどんだ!」などとあてるところが、いかにも麺グルメで、マニアのすごさを感じる。たしかに、ちょっとかわったうどんも多い。それでも、これを参考にはいったお店に、はずれはありませんでした(まあ、あまりにもかわったものを食べなかったせいもあるかもしれないけれど)。文庫なので携帯に便利だし、うどんを待つ間に読むのもまたたのし。
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ガラスの麒麟
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Lady/電車の中では読めない
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女子高校生が殺された事件を核に、いろいろな人たちの視点から書かれる短編で、リレーされていく、連作短編集です。加納 朋子さんの作品は、メルヘンのような味わいがあるので、これもそんな感じだろうと読み始めて、内容のハードさに驚きました。現代人たちが共通してかかえている不安、「自分はなんのために生きているのだろう」という疑問を、女子高生の眼を通して描いています。彼女が存在したことによって、さまざまな影響が波及したことを考えれば、彼女が存在したことには意味がある、と納得することができます。特に、彼女によって救われた人もいるのですから。家で読んで正解でした。涙と鼻水をたらしっぱなしでした。
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まほろ市の殺人
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Lady/夏に読むのがふさわしい、ぞっとする事件!
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著者の作品が好きだったので、400円文庫は少々割高な気がしましたが、購入しました。ところが、読んでみてびっくり。事件のスケールの大きさ、不気味さは、400円ではお買得です。学生たちが集まってだべっている喫茶店で、事件がとかれるのですが、年若い名探偵が、実にあざやかな解決を見せてくれます。そこにいたるまで、この短い物語の中に、ちゃんと伏線が用意されています。これは買いです!
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路地裏の大英帝国
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Lady/イギリス生活史という学問ジャンルの草分け
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この本の初版が出るまでは、イギリス文化研究というのは、文学などの高尚な分野にかぎられていたそうです。が、タイトルを見てわかるとおり、この本には、当時の庶民たちのダメダメぶりや、日常生活などについて、書かれています。でも、文学を本当に理解するためには、こういう「くだらない知識」「一般庶民の文化」について、知らなければいけません。研究者、翻訳家などのプロにもおすすめですし、イギリスに興味を持つ人、ミステリーのファンにも読んでほしいです。いまはイギリス生活史の本は多く出ていますが、ルーツとなったこの本にも、まだまだ読む価値があります。
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レコンキスタ
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Lady/クリス登場!
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ツーリング・エクスプレスが最終回を迎えて、がっかりしていましたが、特別編として続編が始まったので、嬉しいです。これはその特別編の2冊目。本編のほうでは、幼い幼児だったあの天才少年ゾフィー・クリスティーネが、財団トップとして大活躍をします。大好きなシャルルを迎えて、妹や弟たちと楽しい時をすごしていたのですが、彼らは思いもよらない事件にまきこまれます。もちろんディーンはシャルル救出にむかいますが、その様子が、これまでの残忍な殺し屋ではなく、シャルル以外の子供に対する愛情のようなものが、見えるように変化してきています。シャルルとの愛の生活が彼をかえたのかも。驚きなのは、クリスがあんなに大きくなってい…
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虹の戦
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Lady/理想の濃姫
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大河ドラマの濃姫は、信長にないがしろにされていたり、どこかイメージが違っていたりで、わたしはあまり好きではありません。むかし、山岡荘八の「織田信長」で、信長の分身ともいえる、純真で一途な濃姫が、わたしにとっての原体験なので、それ以外の濃姫は違う! と思ってしまうのです。わたしと同じく山岡荘八の濃姫が大好きなかた。この作品に出てくる濃姫はまさにそんな、信長の半身ともいえるすばらしいパートナーです。欲をいえば、本能寺の変までずーっと描いてほしかった。そんなすばらしいお話です。
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魔女メディア
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Lady/なつかしい傑作
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美内 すずえといえば、「ガラスの仮面」しかない、と、失礼にも思っていました。ところが、偶然、この文庫を見かけて驚きました。「わたしが子供のころに大好きだった<魔女メディア>は、美内 すずえが描いていたのか!」あわてて読んでみましたが、たいてい、昔読んだことがあってなつかしさのあまり買ったものは、「子供のころはあんなにおもしろいと思ったのに」とがっかりするのですが、これは、全然そんなことは思いませんでした。むしろ、「こんなにおもしろい話だったのか」とあらためて著者の天才ぶりに舌をまきました。昔の少女漫画が好きな人、ホラー好きなかたにおすすめです。
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複製症候群
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Lady/ミステリーでありながら青春小説
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なにやらうさんくさいタイトルだったので、存在は長いこと知っていたものの、いままで手にとることのなかった本でした。が、読んでみて驚き。コピー人間がぼこぼこできてしまう閉じられた空間内で殺人が起きる、という異常な状況において、高校生たちが脱出法を考え、殺人犯を探します。これだけでも魅力的なミステリーですが、高校生たちが、自分たちの内面をさぐり、互いの心をさぐりあう過程が、青春小説としても楽しく読めます。実際、ついつい夢中になって、行きも帰りも電車を乗り過ごしそうになったわたし。おすすめです。
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14歳(小学館文庫)
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Lady/命の大切さ
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この本を読み始めた時には、単に著者の作品の集大成だな、くらいにしか思っていませんでした。「洗礼」「漂流教室」などに見られたテーマがもりこまれて、人間のさがを描き、ほろびていく文明からなんとかして助かろうという子供達の努力を語り、まさに総ざらえだな、という感じでした。でも、違いました。最終巻の最後のエピソードを読んだ時、あるコマにきて、やっと作者のメッセージがわかりました。人は宇宙であり、宇宙は人である、というのは、手塚治虫の「<a href="/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/?aid=&bibid=01852192&volno=0000" target="_blan…
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ダーティペア独裁者の遺産
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Lady/やっぱりオリジナルシリーズが最高!
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オリジナルのコンビのシリーズが終了して、フラッシュになってしまった時、イメージがあまりにも違うので悲しかったのですが、ふたたびオリジナルのふたりに出会えて嬉しいです。やっぱり女らしいケイさんのほうがすてき。今回はダーティーペアのルーキー時代の話なので、たのもしい相棒のムギはいません。でもふたりだけでも十分に破壊的。物語りが始まってまもなく、いろんなものをぶっこわしてくれます。続編が読みたいです!
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こどもの歴史
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Lady/イギリスの文化を楽しく追える一冊!
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タイトルは「こどもの歴史」となっているけれども、イギリスの文化史を、中世からずっとたどって読むことのできる本。イラストが多く、当時のこどもがどんなものを着たり、食べたり、どんなふに遊んだりしていたのかが、よくわかる。また、中世で使われていたスラングが、現代の英語として定着する過程なども説明されていて、語源を知ることができておもしろい。楽しく読めて、教科書のような感じがしないので、イギリスに興味のある人にはおすすめ!
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殺意は幽霊館から
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Lady/シリーズファンには嬉しいボーナス
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天才・竜之介くんのシリーズは、子供にとっても読みやすい、親しめるミステリーでありながら、大人が読んでも、むむっと唸る、蘊蓄と論理に満ちた本格ミステリーです。今回はそのシリーズのバカンス編、ということで、ちょっとした夏休み気分。温泉旅行に出かけたいつもの三人組が、ひょんなことから幽霊館の殺人事件にまきこまれて、あわや、犯人にされてしまいそうになります。幽霊大嫌いで、びくびくしっぱなしの竜之介くん。犯行現場に近付くのもイヤという状態で、はたして謎をとくことができるのか? 漫画ちっくで楽しいながらも、最後の論理の美しさは見物です。
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OL委員会秘宝館スペシャル
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Lady/日本を知ろう!
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「おじさん改造講座」と同じく、全国に散らばるメンバーから寄せられる、「うちの田舎の結婚式」「葬式」「しきたり」「食べ物」などのデータを集めた本です。田舎自慢を歌っているためか、「土葬」とか「へその緒を埋める習慣がある」とか、そんな習慣が日本にあるのか、というものばかりが寄せられていて、これは本当に日本なのか? と思わず首をひねります。読みやすく笑える本という体裁はとっていますが、すぐれた民俗学だと思います。日本人なら読みましょう。
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400年の遺言
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Lady/完全無欠な本格ミステリー!!
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読み終わるまで1週間かかりました。いやー、読みごたえがありました。ミステリーとして優れているばかりでなく、知的好奇心を満足させてくれて、さらにさらに、あの遺言と、最後のあのせりふで、泣かせてくれて…柄刀さんの作品はどれも好きですが、わたしはこれがいちばん好きかも!これだけ楽しませてもらって、このお値段。お買得です!
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小さなお茶会(白泉社文庫)
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Lady/心が疲れた時の特効薬!
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雑誌連載時からのファンです。当時、わたしはこの連載が楽しみで、最終回になった時には、「ああ、いちばんのお楽しみがなくなってしまった」と嘆いたものでした(あの「ガラスの仮面」や「紅い牙」などが連載中だったにもかかわらず!)。もっぷとぷりんの仲良し猫夫婦が、毎日の平凡な生活をゆったりと楽しみながら、生活に幸せを見つけて暮らしていきます。日々の忙しさに心がとげとげしくなっていても、この優しいお話を読むだけで、ふっと力がぬけて、なごみます。心が疲れている時にどうぞ!
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シャンペン・シャワー(白泉社文庫)
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Lady/サッカーをテーマにした心の支えになる物語
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雑誌連載当時は、サッカーなんてまったくわからなかったわたしですが、この作品は、ルールもなにもわからないのに、すんなり楽しめました。作者本人がサッカーファンで、細部までしっかり頭にはいっているために、専門的なことを描いても、素人にわかりやすいように語ってくれているからです。ワールドカップが始まって急に読みたくなり、速攻、買ってしまいました。サッカーがテーマですが、ど田舎から都会のサッカーチームにはいった主人公の少年が、プロの世界でとまどいながら、一人前になっていく過程で、先輩たちから、さまざまな言葉をかけられます。そのメッセージは、多くの悩める読者を救うはずです。
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料理人
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Lady/狙いがわかるとぞっとする不思議ストーリー
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名作、という評判だけは聞いた事があったのですが、やっと手にとりました。読みはじめると、はて。平和な町の田舎紳士の屋敷に、ひょろりとした料理人が現われる。彼の作る絶品料理に、誰も彼もが夢中になる。というだけの話?これのどこがミステリーだ、と首をひねりながら読んでいたのですが、次第に漂いはじめる不吉な予感。最後まで、ページをめくる手がとまりませんでした。なるほど。名作ミステリーです。
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ああ言えばこう食う
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Lady/上品でユーモラスなエッセイ
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お題が決まっている中で、しかもひとつのテーマについて、ふたりの視点から見つめて描く、というおもしろい形式。失礼ながら、壇ふみさんの書いたものを読んだのは初めてで、その文の美しさに舌を巻いた。どんなに下品なテーマでも、上品な香りが漂うというのはすばらしい。女同士の友情は続かない、というのは定説になっているようだが、そんなことはない。わたしにだって、似たような悪友はいる。気取りを捨てる事が秘訣、というのは、このおふたりのエッセイを読むとよくわかる。
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有閑倶楽部
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Lady/ミステリー好きにもおすすめのシリーズ!
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財閥令嬢、警視総監の息子、大病院の息子、など、金と権力を思いのままに使うことのできる高校生6人組が、その知恵と財力を使って、この世の悪、理不尽を成敗していく、という痛快連作短編集。内容は、ミステリーあり、ホラーあり、オカルトあり、コンゲームあり、と、バラエティーに富んでいます。彼らが事件を解いていく過程もおもしろいですが、魅力的なレギュラーが増えてきて、ときどきひょっこり顔を出すのがまた、シリーズの楽しみでもあります。ギャグ漫画ですが、上品なユーモアに満ちた作品です。おすすめ!
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BASARA(小学館文庫)
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Lady/近未来ものの最高傑作!
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現代の世界がなんらかの原因によって滅び、また中世に戻ってしまったという設定の日本が舞台。主人公の更紗は、親のかたきをうつために、運命の少年となって、王を倒す旅にでる。このクーデターまでの長い道のり、仲間を集めて、少しずつ力をつけていく過程が、実にはらはらする。見ていておもしろいのが、現代の建物が遺跡となって、未来の登場人物に使われているところ。たしかに、いまの建造物は石というかコンクリートでできているから、ローマの遺跡のように、いつまでも残るに違いない。想像力をかきたてる傑作です。
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アメリカ日常語辞典
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Lady/とてもおもしろい読み物風の辞書!
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むかしむかし「100万人の英語」ラジオ放送があって、そのテキストに、田崎先生のアメリカ情報エッセイが連載されていました。アメリカの駄菓子や、おもちゃや、ナンバープレート、といった、アメリカ人なら子供のころから馴染みのあるものが、写真つきで解説されていて、このコーナーを読むのが、毎月の楽しみでした。大人になってから、「あの田崎先生の本がある!」と買ったこの辞書は、当時のエッセイを、テーマ別ではなく、アルファベット順に並べて、より調べものをしやすくしたものでした。小中学生からプロまで、ぜひ持っていたい辞書です。
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