私もこどもの頃たき火が大好きだった。燃やすゴミがなくなると、庭のひのきの落ち葉をかき集め、たき火が少しでも長引くように工夫したものだった。このお話はひとことでいってしまえば、火を見ると欲情してしまう困った性癖の少年と、人間関係が極端に淡泊な、しがない小説家の出会いの物語。ところどころにエロはちりばめられているけれど(それもとてもいいけれど)、やおいにありがちな「バリバリスーパーマン攻め、なよっとしたちょとかわいい子受け」という、『「こんなヤツらなんかいねーよコンビ」の痴話げんか風マンガ』という感じではないのが良い。つまり、生活感あふれている感じが良い。さらに、社会的少数派としての悲哀が得かかれ…
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